記録ID: 231600
全員に公開
アルパインクライミング
剱・立山
源次郎尾根〜劒本峰（八ツ峰6峰フェイスより転進）
2012年10月06日(土) 〜
2012年10月07日(日)
富山県
kawamasa
その他1人 - GPS
- 31:45
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,955m
- 下り
- 1,950m
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標高グラフを拡大コースタイム
（10月6日）
8:30 室堂ターミナル
9:05 雷鳥沢キャンプ場
10:35 劒御前小屋
11:05 劒沢キャンプ場 11:20
12:20 平蔵谷出合（源次郎尾根取付・ガチャ装着）12:30
16:00 稜上（ルンゼルートとの合流点手前・ビバーク）
（10月7日）
4:30 起床
6:30 出発
8:30 1峰
9:15 2峰
10:50 劒本峰（黒百合のコルルート経由）
14:35 劒御前小屋
15:25 雷鳥沢キャンプ場
16:15 室堂
8:30 室堂ターミナル
9:05 雷鳥沢キャンプ場
10:35 劒御前小屋
11:05 劒沢キャンプ場 11:20
12:20 平蔵谷出合（源次郎尾根取付・ガチャ装着）12:30
16:00 稜上（ルンゼルートとの合流点手前・ビバーク）
（10月7日）
4:30 起床
6:30 出発
8:30 1峰
9:15 2峰
10:50 劒本峰（黒百合のコルルート経由）
14:35 劒御前小屋
15:25 雷鳥沢キャンプ場
16:15 室堂
| 天候 | 6日 曇り時々晴れ／夕刻より小雨から雪 7日 曇りのち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
●劍沢は平蔵谷出合で左右から大きくクレバスが入っていた。 ●源次郎尾根では2カ所でロープを出した。 ・取付直後（4−） ・2300m付近（3+） 登山靴履いて重荷を背負ってなのでキツメの評価か… ●カニの横這いの通過は雨中であったため、鎖にPASとカラビナをかけて通過した。 ●八峰�峰には1パーティ取付いていたが、雪渓がかなり後退しており、基部までのガレ場がやらしい感じ。 ◆源次郎尾根はバリエーションルートのなかでも初級レベルですが、あくまでもヴァリエーション＝自己責任の世界です。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
扇沢始発に乗る切符を求める人で長蛇の列始発には乗れたが、途中のケーブルカーやらロープウエイやらで順番待ち。室堂に着いたのは30分遅れの8時15分
10/6 5:49
扇沢始発に乗る切符を求める人で長蛇の列
始発には乗れたが、途中のケーブルカーやらロープウエイやらで順番待ち。室堂に着いたのは30分遅れの8時15分
始発には乗れたが、途中のケーブルカーやらロープウエイやらで順番待ち。室堂に着いたのは30分遅れの8時15分
取付きすぐにある岩場（�検檗�フィックスロープはあるがちょっと古い。右手に木の根があるがそれも心もとない。左右の壁を使ってステミング気味にクリア
1
10/8 18:16
取付きすぐにある岩場（�検檗�
フィックスロープはあるがちょっと古い。右手に木の根があるがそれも心もとない。左右の壁を使ってステミング気味にクリア
フィックスロープはあるがちょっと古い。右手に木の根があるがそれも心もとない。左右の壁を使ってステミング気味にクリア
2300m付近にある岩場（��+）最初の一歩がクリアできればあとはスムーズ
ビバーク（左右が切り立ってるので、ハーネスを解除せず、ハイマツ等を支点にロープ等でテント体を確保）
2峰懸垂ポイント
写真は尾根上でお会いした現場監督さん。さわやかな笑顔が魅力的なお方
写真は尾根上でお会いした現場監督さん。さわやかな笑顔が魅力的なお方
懸垂途中にある中間支点
このほかにもいくつかあるが、これが一番しっかりしている感じ
このほかにもいくつかあるが、これが一番しっかりしている感じ
感想
●クンバカルナ（ジャヌー）遠征隊のSさんと劒に。当初は八峰�妻�Cフェイスの剣稜会ルートを予定していたが、2日目の天候とアプローチの長次郎雪渓の状況を鑑みて、源次郎尾根に転進した（Sさん来年行きましょうね）
●源次郎尾根に取付いてほどなく、10メートル弱の壁（�掘棔銑検檗砲�出てくる。ここが技術的には一番難しい箇所だと思う。
●源次郎尾根は地形図上では2350m付近、1峰手前、2峰手前にビバーク適地がありそうだが、実際に行ってみると適地はほとんどない。する場合もメンバー及びテントをロープ等で確保する必要があり、まさしく本当のビバークとなる（積雪期はまた違う状況とは思うが）。
●稜線に出てから1峰までは特に難しい個所はないが、岩場をトラバースするところは濡れているとちょっと難しくなるかもしれない。下まで切れ落ちており、落ちるとただでは済まないので、状況によっては確保した方が無難だろう。
●1峰のクライムダウンはそれほど難しくない。
●2峰は50mロープダブルで下降したが、1本でもクライムダウン可能なテラスに届く。次回行く場合は1本で良いかな。下降途中に中間支点になりそうな複数の残置ハーケンはある。
●2峰から本峰までは特に難しい箇所はない。
●蟹の横這いの下降は鎖はあるものの雨の中だとやらしい感じ。PAS等でクサリにカラビナをかけて対応した。別山尾根の一般登山でもハーネスやPAS、スリング、カラビナを装備した方が良いと思う。
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中々他の方のレコを訪問する余裕がなく、今更のコメントになりました。
先日は私達のレコを訪問していただきありがとうございました。
転進して源次郎尾根に行かれたんですね。
私達は二日目朝のお天気が思わしくなかったので北方稜線は止めて
一般道で池ノ平小屋に回りました。
源次郎稜線上でのビレーしながらのビバークでしたか、ちょうど雪が降ってきた頃でしょうか。
眺望がなくちょっぴり残念でしたが、お疲れさまでした。
もともと稜線上でビバークを想定して源次郎尾根に入ったんですが、予想外に適地が無く、ルンゼルートと尾根ルートが合流するあたりの平坦地？（平坦地とはいっても1.5人用テントが何とか収まる程度の緩斜面）で16時頃にビバークに入りました。
すぐ左は平蔵谷、右は傾斜の強いルンゼになっていて、風でテントが煽られるとかなりヤバそうだったので、ハイマツや岩で、テントとハーネスを連結しながら寝ました（笑）。
夜に雪が降ってきた時はうんざりしましたが、剱本峰まではなんとか天候も持ちました。
バスでは突然お声掛けしてしまって申し訳ありませんでした。山は意外と狭い世界で、けっこう知った人に出会います。noborundaさんであれば、山では毎回のように、知人にお会いするのではありませんか？
精力的に山行を重ねていらっしゃるご様子や、企画力、組織力、統率力、ご人徳、頭が下がります。
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