大峯奥駈道(吉野〜新宮)3泊4日

2020年05月01日(金) 〜 2020年05月04日(月)

• GPS: 43:22
• 距離: 122km
• 登り: 7,577m
• 下り: 7,681m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 0:28
• 合計: 9:38

8:17 近鉄吉野駅
8:29 8:30 吉野山駅
8:36 8:36 金峯山寺
8:48 8:49 上千本口バス停
9:08 9:08 花矢倉展望台
9:18 9:18 高城山
9:24 9:25 奥千本口バス停
9:30 9:30 金峯神社
9:37 9:37 青根ヶ峰
9:53 9:53 試み茶屋跡
10:37 10:37 四寸岩山
10:46 10:46 足摺の宿跡
11:07 11:07 九十丁石
11:16 11:16 二蔵宿小屋
12:10 12:10 五番関
12:41 12:41 今宿跡
13:06 13:07 洞辻茶屋
13:13 13:14 陀羅尼助茶屋
13:36 13:37 鐘掛岩
13:45 13:46 西の覗岩
13:54 13:55 山上ヶ岳
14:11 14:11 投地蔵辻
14:29 14:30 小笹ノ宿
14:53 14:54 阿弥陀ヶ森
14:58 14:59 脇ノ宿跡
15:42 15:45 大普賢岳
15:53 15:53 水太覗
15:58 15:58 弥勒岳
16:12 16:13 サツマコロビ(薩摩転び)
16:18 16:20 国見岳
16:22 16:26 内侍落し(屏風横駈)
16:29 16:33 稚児泊
16:37 16:37 内侍落し(屏風横駈)
16:41 16:41 稚児泊
16:46 16:47 七つ池
17:00 17:02 七曜岳
17:03 17:05 無双洞・和佐又山分岐
17:32 17:32 みなきケルン碑
17:41 17:42 行者還岳分岐
17:53 18:01 行者の水場
18:05 行者還小屋

2日目

• 山行: 11:01
• 休憩: 0:32
• 合計: 11:33

18:05 行者還小屋
4:26 4:26 天川辻
4:47 4:48 R309 90番分岐
4:59 4:59 しなの木出合
5:05 5:05 一ノ垰
5:19 5:20 奥駈道出合
5:33 5:34 弁天ノ森
5:49 5:50 聖宝ノ宿跡
6:25 6:26 弥山小屋
6:29 6:29 弥山
6:39 6:39 弥山小屋
6:56 6:58 大峰山
7:07 7:08 明星ヶ岳
7:23 7:24 禅師ノ森
7:45 7:46 五鈷峰
8:09 8:09 舟ノ垰
8:40 8:41 楊子ノ宿
9:53 9:53 孔雀岳
10:21 10:22 両部分け
10:25 10:26 橡の鼻
10:49 10:50 馬の背
11:07 11:15 釈迦ヶ岳
11:38 11:42 深仙ノ宿
11:59 12:00 大日岳
12:17 12:17 仙人舞台石
12:29 12:29 石楠花岳
12:53 13:01 天狗山
13:11 13:12 奥守岳
13:25 13:25 嫁越峠
13:38 13:38 天狗の稽古場
13:43 13:43 地蔵岳
13:57 13:58 般若岳
14:13 14:13 滝川辻
14:28 14:30 乾光門
14:53 14:58 涅槃岳
15:20 15:20 証誠無漏岳
15:30 15:31 鎖場
15:46 15:47 阿須迦利岳
16:01 持経の宿

3日目

• 山行: 11:26
• 休憩: 0:47
• 合計: 12:13

16:01 持経の宿
5:00 5:01 持経千年檜
5:24 5:25 両又分岐
5:32 5:32 平治宿水場
5:46 5:47 転法輪岳
6:08 6:09 倶利伽羅岳
8:29 8:30 笠捨山
8:43 8:44 葛川辻
9:18 9:29 地蔵岳
9:37 9:39 水場
9:47 9:47 四阿之宿
9:54 9:54 拝み返し
9:58 9:59 檜之宿跡
10:04 10:04 巻道分岐
10:10 10:10 香精山
10:38 10:39 塔ノ谷峠
11:04 11:08 古屋の辻
11:16 11:16 如意宝珠岳
11:24 11:24 蜘蛛ノ口
11:29 11:29 稚児ノ森
11:51 11:52 水呑金剛
12:18 12:23 花折塚
12:39 12:39 玉置山展望台
12:59 13:00 玉置山
13:08 13:29 玉置神社
13:56 13:57 玉置辻
14:50 14:50 大平多山分岐
15:10 15:11 大森山
15:16 15:17 大水ノ森
15:49 15:49 切畑辻
16:20 16:20 五大尊岳（北峰）
16:30 16:31 五大尊岳
17:20 金剛多和

4日目

• 山行: 10:09
• 休憩: 0:01
• 合計: 10:10

17:20 金剛多和
4:45 4:45 大黒天神岳
5:16 5:17 山在峠
5:26 5:27 吹越宿跡
5:48 5:49 吹越峠
5:57 5:58 展望台
6:05 6:06 七越峰広場
7:15 7:16 請川
7:21 7:21 小雲取越登山口(請川)
8:19 8:19 松畑茶屋跡
8:25 8:25 万歳道分岐
12:17 12:18 飛雪の滝
12:24 12:24 飛雪の滝
14:45 新宮駅

天候

1日目 快晴
2日目 快晴
3日目 曇り時々雨
4日目 雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

〇コース状態
・吉野〜八経ヶ岳 危険箇所無し、登山道明瞭
・八経ヶ岳〜釈迦ヶ岳 痩せ尾根注意、急傾斜のトラバース、鎖場、薮こぎあり。
・釈迦ヶ岳〜大日岳 途中がけ崩れあり、登山道明瞭。
・南奥がけ道 急登降多数、地蔵岳の鎖場注意。
・小曇取〜新宮 9割舗装路。国道沿いは自転車、徒歩不可。橋で対岸へ渡ること。

〇水場
五番関付近 ◎
小笹ノ宿付近 ◎
行者還の水場 △
狼平 ◎(登山者情報)
鳥の水 ×
香精水 ×
深仙ノ宿 ◎(徒歩10分先の水場)
持経ノ宿 ◎(400m先)
平時ノ宿 (確認せず)
行仙ノ宿 (確認せず)
玉置神社 (経内にあり、礼節を尽くすこと。)
金剛多和 (確認せず)

〇小屋情報
小笹ノ宿 解放
行者還避難小屋 解放
その他閉鎖、又は原則テント泊。

弥山小屋は5月末日まで閉業(延長の可能性も)。狼平まで水を汲みに行く必要あり。

写真

4/29 18:35

食料類

4/30 20:28

パッケージ開封

4/30 21:25

5日分食料まとめ

4/30 22:02

ザック40L(montbellキトラパック)
初期重量約16kg、4泊5日想定

水5L(最大) 行動時の初期量3L
食料・行動食5.5日分
行動着バックアップ1セット、下着靴下3組
防寒具兼寝着(上下1セット)
雨具上下、手袋
クッカー・ガス缶2個(ジェットボイル)
ライト・バッテリー類(20000mAh)
シュラフ#3・カバー(montbell)
エアマット(Niimo)
テント(MSRハバnx)
トレッキングポール
iPhone11pro
小物類・財布

5/1 9:05

吉野山より

5/1 9:09

金峯寺付近

5/1 9:56

大天井手前。

5/1 11:51

水場

5/1 12:10

女人結界(ここから山上ヶ岳を抜けるまで女性禁制)
今も残る修験場。諸説あるが、男女を分ち山での険しい修行を通じて女性の苦労を学ぶ為だそうです。

5/1 13:06

洞辻茶屋手前、金剛力士像
茶屋は閉業中

5/1 13:29

金掛け岩より

5/1 13:51

大峯山寺総本山

5/1 15:01

稲村方面

5/1 15:43

八経ヶ岳方面

5/1 16:42

大普賢岳

5/1 18:34

夕食①

5/1 18:51

夕食②

5/1 19:19

黄昏時

5/2 4:25

朝4:25頃出発

5/2 5:07

弥山へ向かう尾根からご来光

5/2 6:15

弥山付近からの展望

5/2 6:38

弥山小屋

5/2 6:56

八経ヶ岳〜釈迦までの稜線

5/2 7:33

尾根のトラバース

5/2 8:37

舟ノ峠付近

5/2 11:10

釈迦ヶ岳

5/2 12:04

12:00丁度 これより南奥がけ

5/2 16:27

持経ノ宿から400m先の水場

5/2 18:26

テント設営

5/3 4:58

朝5:00頃朝焼け

5/3 6:31

行仙岳付近より

5/3 9:14

地蔵岳

5/3 12:39

玉置山展望台

日本最大級の鳥居

5/4 10:20

奥がけ道への橋

5/4 12:17

飛雪の滝

5/4 13:57

熊野川河口付近

5/4 14:22

新宮へ至る橋

5/4 15:44

熊野灘(くろしお号)

5/4 18:05

夕時、奥に見えるのは淡路島

5/8 5:15

吉野〜新宮3泊4日、無補給自己完結

大峯奥駈道(北部1.5日、南部1.5日)＋本宮〜新宮1日の合計4日構成。※コースタイム0.6〜0.7程度、行動時間11h/1日、夜間移動無し。

水平移動距離120km、累積標高約9500m
(実測歩行距離約150km)

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

感想

Yuki_deepin_Mt

紀伊半島大縦走第2弾、今回は1300年の歴史を刻む大峯奥駈道をトレースしました。

西日本最難関の縦走路、累積標高は約9000m、距離は約100kmにも及びます。大峰に行けば死者に逢えると言われる程で、険しい山行となりました。

紀伊半島の山々は美しく、豊かな緑、済んだ水、古の人もまた大峰の山々に魅了されたことだと思います。

このご時世なので行くかは悩みましたが、やらずに後悔するくらいなら挑戦してみようと心に決めました。
山は様々な要因で逃げます。健康、時間、天候、廃れていく登山道やアクセス、経済...
行かない理由と同じくらい行く理由があります。

『今しかできないかもしれない』

長期間かけて挑戦ができる機会は限られています。衣食住を背負い、この身1つで縦走したことはかげがえのない経験となりました。

この場を借りて大峯奥駈道を維持してくださってる方々に感謝の気持ちを申し上げます。

コメント

ちゅき

うわー
やりますねぇ。３泊で　そこまで行きましたかーーー

Yuki_deepin_Mt

コメントありがとうございます。
chuniさんありがとうございます。
今までに味わったことが無いほど険しい山行でしたが、とても有意義な時間となりました。

hashimotomaru

さすがです
同じ日に、小笹の宿で一泊しましたが、
一緒に宿泊した登山者から、Astraさんの話題が出てました。
かなりの健脚ですね。
レポも参考になります。鳥の水 、香精水は、まったく出ていなかったですか。

Yuki_deepin_Mt

ありがとうございます。
鳥の水、香精水は全く出てないという事は無かったですが、水場として使うには勢いが弱すぎたので×とさせていただきました。香精水は修験者が時間をかけて一滴一滴を集めて飲み干すという場所だったそうです。

ilovecat

なかなか行けない奥崖道
登山道情報ありがとうございます。
昨年は足の骨を折り、今年はコロナで心が折れなかなか行けない奥崖道です。コメントとても良かったです。
女なので山上ヶ岳迂回が厄介です。奈良県在住なので今日和佐又山ヒュッテから大普賢岳ー七曜岳ー和佐又山ヒュッテ歩きましたも稜線からの登山道はなかなかのものでした。奥崖道記録見て、今日やられて無性に行きたくなりました。