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Yamareco

記録ID: 2351620
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【過去レコ】北アルプス/笠ヶ岳

1991年08月16日(金) 〜 1991年08月17日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
27.4km
登り
2,336m
下り
2,323m
天候 16日/曇りのち晴れ
17日/快晴
アクセス
利用交通機関:
自家用車
標高差1100mを一気に登り杓子平まで上がると視界が開けますが、ガスがかかって遠くまでは見えませんでした
2020年05月20日 08:44撮影
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5/20 8:44
標高差1100mを一気に登り杓子平まで上がると視界が開けますが、ガスがかかって遠くまでは見えませんでした
杓子平のお花畑
2020年05月20日 08:46撮影
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5/20 8:46
杓子平のお花畑
抜戸岳の肩まで登り、笠ヶ岳を望む
きょうは笠ヶ岳のキャンプ場でテン泊です
2020年05月20日 08:47撮影
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5/20 8:47
抜戸岳の肩まで登り、笠ヶ岳を望む
きょうは笠ヶ岳のキャンプ場でテン泊です
翌日、感動劇場の幕開けです
2020年05月20日 08:19撮影
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5/20 8:19
翌日、感動劇場の幕開けです
日の出前の雲海に浮かぶ乗鞍岳と御嶽山
2020年05月20日 08:21撮影
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日の出前の雲海に浮かぶ乗鞍岳と御嶽山
槍ヶ岳のシルエットが……涙が出てきました
2020年05月20日 08:22撮影
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5/20 8:22
槍ヶ岳のシルエットが……涙が出てきました
霞沢岳の向こうに南アルプス、その左肩に富士山、右端は中央アルプスですね
2020年05月20日 08:23撮影
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5/20 8:23
霞沢岳の向こうに南アルプス、その左肩に富士山、右端は中央アルプスですね
穂高のシルエットも
2020年05月20日 08:24撮影
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穂高のシルエットも
徐々にそれは白み始め
2020年05月20日 08:22撮影
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徐々にそれは白み始め
槍の肩から日が昇ります
数日早かったら穂先からの日の出だったでしょうか
2020年05月20日 08:25撮影
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槍の肩から日が昇ります
数日早かったら穂先からの日の出だったでしょうか
ああぁ、涙が止まりません
2020年05月20日 08:26撮影
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5/20 8:26
ああぁ、涙が止まりません
今までで最も感激した一日の幕開けです
2020年05月20日 08:28撮影
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5/20 8:28
今までで最も感激した一日の幕開けです
奥は立山と劒岳、左に薬師岳、その手前は黒部五郎岳、右は赤牛岳と水晶岳
で合ってるかな?
2020年05月20日 08:29撮影
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5/20 8:29
奥は立山と劒岳、左に薬師岳、その手前は黒部五郎岳、右は赤牛岳と水晶岳
で合ってるかな?
笠のシルエットと白山
2020年05月20日 08:30撮影
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笠のシルエットと白山
刻々と空の色、山の色が変化する
2020年05月20日 08:31撮影
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刻々と空の色、山の色が変化する
乗鞍岳と御嶽山にも日が当たる
2020年05月20日 08:31撮影
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乗鞍岳と御嶽山にも日が当たる
徐々に雲海が消えていく
霞沢岳の奥に南アルプス
2020年05月20日 08:32撮影
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5/20 8:32
徐々に雲海が消えていく
霞沢岳の奥に南アルプス
南の尾根を見下ろす
2020年05月20日 08:33撮影
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南の尾根を見下ろす
山頂ケルンと乗鞍岳
2020年05月20日 08:34撮影
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山頂ケルンと乗鞍岳
360°気の抜けない展望です
2020年05月20日 08:34撮影
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360°気の抜けない展望です
槍穂と笠ヶ岳テン場
2020年05月20日 08:36撮影
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槍穂と笠ヶ岳テン場
雲海が溶けるように消えていきます
焼岳の奥は中央アルプス、右に乗鞍岳
2020年05月20日 08:37撮影
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雲海が溶けるように消えていきます
焼岳の奥は中央アルプス、右に乗鞍岳
テン場に戻って絶景を見ながらの朝食準備
2020年05月20日 08:38撮影
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5/20 8:38
テン場に戻って絶景を見ながらの朝食準備
雲海がすっかり消えると、非常にクリアな山々が現れました
乗鞍と御嶽
2020年05月20日 08:39撮影
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5/20 8:39
雲海がすっかり消えると、非常にクリアな山々が現れました
乗鞍と御嶽
再び霞沢岳、奥に南アルプスと富士山
手前に新穂高ロープウェイの山上駅が見えています
2020年05月20日 08:40撮影
5/20 8:40
再び霞沢岳、奥に南アルプスと富士山
手前に新穂高ロープウェイの山上駅が見えています
緑の笠がこんもりと
2020年05月20日 08:42撮影
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5/20 8:42
緑の笠がこんもりと
さてさて、出発しますか
右手に穂高を望みながら抜戸岳をめざします
2020年05月20日 08:43撮影
5/20 8:43
さてさて、出発しますか
右手に穂高を望みながら抜戸岳をめざします
イワギキョウも朝日が眩しそう
2020年05月20日 08:06撮影
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5/20 8:06
イワギキョウも朝日が眩しそう
稜線の向こうに槍の穂
2020年05月20日 08:09撮影
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5/20 8:09
稜線の向こうに槍の穂
下界までハッキリ
2020年05月20日 08:10撮影
5/20 8:10
下界までハッキリ
笠ヶ岳を振り返る
2020年05月20日 08:11撮影
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5/20 8:11
笠ヶ岳を振り返る
大ノマ乗越より下るとお花畑
2020年05月20日 08:12撮影
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5/20 8:12
大ノマ乗越より下るとお花畑
縦走路は正面右に常に槍ヶ岳が見える
2020年05月20日 08:13撮影
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5/20 8:13
縦走路は正面右に常に槍ヶ岳が見える
ミヤマリンドウでしょうか
2020年05月20日 08:15撮影
5/20 8:15
ミヤマリンドウでしょうか
コバイケイソウと槍ヶ岳
2020年05月20日 08:16撮影
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5/20 8:16
コバイケイソウと槍ヶ岳
中崎尾根と穂高連峰
2020年05月20日 08:17撮影
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5/20 8:17
中崎尾根と穂高連峰
新穂高まで下りてきました
ちょっとバテた以外は最高の一日でした
2020年05月20日 08:18撮影
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5/20 8:18
新穂高まで下りてきました
ちょっとバテた以外は最高の一日でした

感想

今回の登山はお盆の時期ということで、山小屋の混雑が見込まれることから、テントを担いで登ることにした。案の定、新穂高温泉登山口駐車場は超満車、道路にも車があふれている。
つい先日、足のリンパ腺が腫れて歩けない日が続いたので、心配ではあったが、北アルプス3大馬鹿登りといわれる笠新道の急登を順調に登ることができた。
穴毛谷源流部ではガスがかかり、幻想的な風景が見られた。杓子平のお花畑を見ながらさらに登り、新穂高から6時間ほどで小屋前のキャンプ指定地に到着。
雪田脇の絶好の場所にテントを設営。小屋はやはり満員のようだが、テン泊の人は少なく快適。到着と同時に徐々にガスが切れ、よく晴れてきた。
山頂を往復し夕食の準備。暮れゆく山を見ながらの夕食は最高。夜は満点の星空。テントの入口から首だけを出して眺める星空は見飽きることない。

翌朝は最高の気象条件。上空には雲一つなく、下界は雲海。漆黒から紫色、ワインレッドからさらにオレンジ色にと変わりゆく雲海と空の360°劇場は、どんな素晴らしい映画よりも感動を与えてくれるものだ。この静けさも都会では体験できないもの。地球と一体になれる瞬間。これ以上の幸せはないのではないかとさえ思う。
陽は槍の肩から昇りはじめ、山は赤く焼ける。雲海は急速に溶けるように消えはじめる。感動のドラマを見ながらの朝食もまた贅沢この上ない。
正面には槍穂連峰が聳え、右手に目を移すと乗鞍岳、御嶽山が徐々にはっきり姿を現し、北アルプスの山々も目覚めはじめる。
陽が高くなるまでの感動ドラマを充分堪能し、テントをたたみ今日の宿泊地である双六に向かって縦走を開始する。常に正面には槍が聳える素晴らしいロケーションの縦走路だ。高山植物も多く、イワギキョウ・チシマギキョウ・ミヤマリンドウなどの紫色の花が特に目をひく。
しかしこの晴天での縦走は陽をさえぎるものは何もなく、重い荷物も肩に食い込み徐々に辛い縦走となってくる。水分は残り少ない。雪渓にフルーツの缶詰の蜜を垂らし、かき氷をして食べるも、のどの渇きは癒せず。陽は高くなりジリジリと肌を射し汗も吹き出て止まらない。景色で辛さを紛らわすが結構バテてきてしまった。
翌日の天気はよくないという予報なので、途中の大ノマ乗越から下山することにする。バテバテで新穂高温泉に下山し、温泉で疲れを癒やし帰る。

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