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Yamareco

記録ID: 237355
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

屏風ノ耳、涸沢、蝶ヶ岳〜秋晴れの大展望編〜

2012年10月20日(土) 〜 2012年10月21日(日)
 - 拍手
GPS
34:02
距離
34.7km
登り
2,394m
下り
2,381m

コースタイム

 <10月20日>
  06:08 上高地BT
   ↓
  06:51 明神
   ↓
  07:34 徳沢
   ↓
  07:45 新村橋
   ↓
  10:18 屏風のコル
   ↓
  10:47 屏風の耳、小休憩
   ↓
  12:25 屏風のコル
   ↓
  13:30 涸沢ヒュッテ、小休憩
   ↓
  14:28 北穂途中水場〜涸沢小屋
   ↓
  15:38 本谷橋
   ↓
  16:18 横尾山荘(宿泊)

 <10月21日>
  06:53 横尾
   ↓
  07:15 槍見台
   ↓
  09:01 横尾分岐
   ↓
  09:22 蝶槍、大展望堪能
   ↓
  10:21 横尾分岐
   ↓
  10:53 蝶ヶ岳山頂
   ↓
  11:21 妖精ノ池
   ↓
  11:43 長塀山
   ↓
  13:12 徳沢、休憩
   ↓
  15:03 明神
   ↓
  15:39 河童橋
   ↓
  16:10 上高地BTバス乗車
天候  20日、21日共に晴れ!
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
 沢渡中駐車場を2日間利用(1000円)
コース状況/
危険箇所等
  帰りの温泉:おぶ〜(680円)
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
横尾山荘
上高地BT出発
河童橋の朝の眺め
河童橋の朝の眺め
真っ赤な紅葉
テンションあがる青空と山並み
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テンションあがる青空と山並み
屏風のコルへ向かう
屏風のコルへ向かう
すばらしい紅葉でした
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すばらしい紅葉でした
きれいな黄色に染まってました
1
きれいな黄色に染まってました
登ってきた道を振り返る
2
登ってきた道を振り返る
屏風のコルが見えてきた
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屏風のコルが見えてきた
すばらしくカラフル
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すばらしくカラフル
屏風のコル分岐
紅葉のバックに穂高連峰
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紅葉のバックに穂高連峰
今年は前穂がバッチリ!
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今年は前穂がバッチリ!
空は真っ青でした
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空は真っ青でした
北穂が素晴らしい・・・
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北穂が素晴らしい・・・
涸沢テントは予想より少なめ
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涸沢テントは予想より少なめ
大キレット
北穂アップ
前穂方面アップ
奥穂アップ
蝶ヶ岳アップ
常念岳アップ
穂高4峰バッチリ!
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穂高4峰バッチリ!
今年購入ザックと共に記念撮影
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今年購入ザックと共に記念撮影
8月歩いた前穂〜涸沢岳
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8月歩いた前穂〜涸沢岳
大キレット〜槍
去年とはまた一味違った眺めでした
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去年とはまた一味違った眺めでした
槍沢〜東鎌尾根
槍アップ
槍までの稜線クッキリ
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槍までの稜線クッキリ
この眺めがやっぱり好き
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この眺めがやっぱり好き
常念〜蝶
槍登頂はまだお楽しみに
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槍登頂はまだお楽しみに
コーヒとカロリーメイトを味わいながら
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コーヒとカロリーメイトを味わいながら
コーヒーが最高にうまい!
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コーヒーが最高にうまい!
北穂ドーン!!
黄葉バックに槍
赤く染まる紅葉と奥穂
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赤く染まる紅葉と奥穂
シンボル槍様
ホシガラスさんを発見
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ホシガラスさんを発見
秋色に染まる眺めが格別です
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秋色に染まる眺めが格別です
北穂別アングルより
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北穂別アングルより
赤と黄色のコントラストがお見事
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赤と黄色のコントラストがお見事
屏風方面を振り返る
1
屏風方面を振り返る
ロープ箇所は気をつけましょう
ロープ箇所は気をつけましょう
槍が・・・ちっちゃくなっちゃった!(マギー風に)
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槍が・・・ちっちゃくなっちゃった!(マギー風に)
すんごい紅葉でした
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すんごい紅葉でした
オレンジ色が見事
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オレンジ色が見事
ヒュッテ周りの紅葉はピーク過ぎ
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ヒュッテ周りの紅葉はピーク過ぎ
涸沢岳方面
ヒュッテの小屋閉め始まってました
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ヒュッテの小屋閉め始まってました
ヒュッテ入り口付近はすごい紅葉
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ヒュッテ入り口付近はすごい紅葉
ヒュッテテラスより
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ヒュッテテラスより
涸沢小屋下の紅葉もお見事
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涸沢小屋下の紅葉もお見事
定番おでん、ジャガイモ崩れ&大根やや固めはご愛敬
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定番おでん、ジャガイモ崩れ&大根やや固めはご愛敬
屏風バックに常念
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屏風バックに常念
前穂北尾根
北穂途中の水場で水補給し、ココアで一服
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北穂途中の水場で水補給し、ココアで一服
涸沢を充分満喫できました
涸沢を充分満喫できました
振り返った眺め
真っ赤な紅葉もまだありました
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真っ赤な紅葉もまだありました
鮮やかなオレンジ色
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鮮やかなオレンジ色
青空に映えます
屏風岩周りにも紅葉がグルリ
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屏風岩周りにも紅葉がグルリ
横尾到着
2日目朝の横尾にてモルゲン
2日目朝の横尾にてモルゲン
槍見台より
槍見台より槍アップ
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槍見台より槍アップ
横尾分岐、気合いで2時間チョイで到着
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横尾分岐、気合いで2時間チョイで到着
稜線からの超絶景
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稜線からの超絶景
霞沢の奥には乗鞍も
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霞沢の奥には乗鞍も
穂高連峰から槍まで
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穂高連峰から槍まで
夏に登れたピークを眺められて感激です
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夏に登れたピークを眺められて感激です
病みつき間違いなし
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病みつき間違いなし
大キレットも歩きたい
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大キレットも歩きたい
槍沢と涸沢の紅葉がお見事
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槍沢と涸沢の紅葉がお見事
槍方面、登頂はお楽しみに
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槍方面、登頂はお楽しみに
屏風岩が立派ですね
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屏風岩が立派ですね
気持ち良すぎてすれ違う人みな笑顔でした
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気持ち良すぎてすれ違う人みな笑顔でした
ザックと記念写真
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ザックと記念写真
空が青すぎですね
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空が青すぎですね
常念方面も凛々しい
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常念方面も凛々しい
来年はこの稜線歩きたい
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来年はこの稜線歩きたい
東鎌尾根
大キレット〜槍までの稜線
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大キレット〜槍までの稜線
槍様の先っぽが雲の影で黒目
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槍様の先っぽが雲の影で黒目
大キレットカッコよし
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大キレットカッコよし
蝶槍最高っす
またまた穂高方面
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またまた穂高方面
ちょっと引いて穂高方面
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ちょっと引いて穂高方面
撮影が楽しすぎる・・・
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撮影が楽しすぎる・・・
気分上々、寒かったけど稜線に長居しちゃいました
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気分上々、寒かったけど稜線に長居しちゃいました
蝶山頂への稜線
赤い色も加わるとまた引き立ちますね
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赤い色も加わるとまた引き立ちますね
雲の影で槍の先っちょが黒くなってました
2
雲の影で槍の先っちょが黒くなってました
ず〜っと眺めていても飽きない・・・
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ず〜っと眺めていても飽きない・・・
カメラバッテリー切れには十分ご用心を
1
カメラバッテリー切れには十分ご用心を
大キレットをアップ
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大キレットをアップ
一見は百聞にしかず
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一見は百聞にしかず
蝶への稜線、なだらかで優しいです
蝶への稜線、なだらかで優しいです
赤が加わると景色がさらに引き立ってる気がする
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赤が加わると景色がさらに引き立ってる気がする
前穂アップ
奥穂アップ
涸沢岳アップ
北穂アップ
槍アップ
常念アップ
霞沢アップ
焼岳アップ
穂高と比べると霞沢と焼岳が小さく見えます
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穂高と比べると霞沢と焼岳が小さく見えます
蝶への稜線を振り返る
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蝶への稜線を振り返る
常念も険しいです
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常念も険しいです
安曇野方面が見えます
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安曇野方面が見えます
蝶ヶ岳ヒュッテ
蝶ヶ岳山頂
山頂より常念を眺める
3
山頂より常念を眺める
山頂からも格別。ヒュッテ泊ればよかった
2
山頂からも格別。ヒュッテ泊ればよかった
来年こそは常念へ
2
来年こそは常念へ
蝶の標識を加えて
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蝶の標識を加えて
徳澤へ下山、最後の見納め、ありがとう
2
徳澤へ下山、最後の見納め、ありがとう
妖精ノ池
きれいな黄葉
晴れていると森の中も気持ちがよい
晴れていると森の中も気持ちがよい
若干このルートは黄色くなった個所は少なめ
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若干このルートは黄色くなった個所は少なめ
徳澤園、ここも泊ってみたい
徳澤園、ここも泊ってみたい
徳澤テン場、開放的
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徳澤テン場、開放的
あったかそうめんで腹ごしらえ
3
あったかそうめんで腹ごしらえ
来年はテントチャレンジも要検討
1
来年はテントチャレンジも要検討
秋ならではのしみじみとした風景
3
秋ならではのしみじみとした風景
曇る気配ゼロ
河童橋見えてきた
河童橋見えてきた
上高地へおりても紅葉大満喫
3
上高地へおりても紅葉大満喫
河童橋にて、最高の週末でした
5
河童橋にて、最高の週末でした
温泉に着いたころにはもう真っ暗
温泉に着いたころにはもう真っ暗

感想


秋の素晴らしい紅葉に染まる涸沢の景色が眺めたくて、昨年に続いて屏風ノ耳を経由して
涸沢を周遊するコースを歩いてきました。

金曜に会社から帰って急いで支度し、夜中移動して車内泊することに決断。みどり湖PA到着し、
後部座席で横になるが毛布一枚だったので寒くて熟睡できず。失敗でした。とりあえず予定の
始発バスに乗るべく、4時にPAを出発でき、予定通り5時40分のバスに乗ることができました。

上高地BTからまずは屏風のコルを目指して歩き始めました。夏だとあまり面白くないと思っていた
林道も秋の景色となるとまったく雰囲気が違いました。黄色・赤・橙になる紅葉を眺めながらの
ウォーミングアップは気持ちよかったです。

新村橋を渡ってさあ登山道の始まりといったところで何やら騒々しい・・・。登っていくと猿の
群れが・・・。登山道を通せんぼしていて、その横を通過して行くのはどうも抵抗があった
(引っ掻かれたりしたらイヤだった)ので草むらを回り道することに。すぐ戻れるだろうと
思っていたら道を失ってしまいました。ヤバイ!と思いましたが、冷静になって周りを見渡し、
道を発見できました。こういうハプニングは本当にイヤですね。ハプニングポイント通過後には
猿軍がギャーギャー叫んでいました。ある意味回り道は正解だったと思っています。

屏風のコルまでは人っ気が非常に少なかったです。登りで遭遇したのは道を間違えたと沢上から
降りてきた人のみ。下山してきた人とは約5名くらいでした。あまり人気あるルートではないよう
ですが、紅葉はとても素晴らしかったです。

屏風のコルに到着し、屏風の耳を目指すと背後には昨年同様の抜群の眺めが!今年は昨年よりも
山肌に赤や黄の紅葉が彩られ、さらに真っ青の秋晴れがその色調を強くしていました。屏風の耳で
年配の男性が一人いまして、笑顔で一緒に大パノラマを分かち合いました。その方が先に上高地に
降りられ、屏風の耳を一人占め状態に。コーヒー沸かして大展望を眺めながら一息。最高!!
8月に登った前穂〜奥穂〜涸沢〜北穂がクッキリ見えて大満足でした。

屏風の耳とはおさらばし、涸沢目指してパノラマ新道を行きました。涸沢へ向かうルートは
右手に大パノラマを目にしながら歩くことができて素晴らしいです。一応、危険箇所多く、
一般向けではないと書かれていますが、よっぽどのビビリ症や岩場が苦手ない人でなければ
問題なく歩くことはできると思います。涸沢カールの紅葉は終わり気味でしたが、その下方
にはまだまだ紅葉が楽しめました。

涸沢ヒュッテに着くともう小屋閉めが始まっており、売店やテラスの一部は撤収が
始められていました。恒例のおでんは食べれないかと思っていたら、受付で頼めました。

おでんをつまみ終わったら、北穂途中の水場へ天然水を汲みに向かいました。8月に飲んで
とてもうまかったのでぜひ持ち帰りたかったからです。が、、、なんとも水はチョロチョロしか
出ておらず。なんとか500ペットボトルを斜めにしながら水を組み入れ、涸沢小屋テラスで
ココア作って休憩。横尾山荘予約してあったので何とか暗くなりそうな17時前までには到着
しようと涸沢をあとに。途中の紅葉が素晴らしくて何度も足を止めてしまいましたが、予定通り
に横尾に到着できました。

翌日は横尾より蝶ヶ岳稜線を目指しました。気合いで2時間チョイで稜線へ到着しました。
稜線からの眺めは昨日に続いて真っ青な秋空をバックに「ものスゴイ眺め」でした。言葉を
失いました。

ただひとつ、昨日と違ったのは稜線上をものすごい強風が吹きつけていて寒かったこと。
防寒グッズはいろいろ持っていたのでよかったのですが、カメラのシャッターを押す際には
どうしても手を出さねばならず、右手とても寒い思いをしました。ですが、それをものとも
しない本当に気持ちのよい眺めで、すれ違う人たちはみな笑顔に溢れていました。
昨年の景色よりこの上ない大展望を眺められて、感無量でした。

穂高連峰〜大キレット〜槍の眺めはもちろんよかったのですが、常念方面もとてもきれい
で気持ちのよい眺めでした。来年はぜひ常念〜燕までを歩いてみたいと思います。。

蝶ヶ岳山頂からは長塀山経由して徳沢に下りました。徳沢にて遅い昼休憩。温そうめんを
暖かいポカポカ陽気のもとで作ってすすりました。意外にもテン場はそれほど人も多くなく、
秋の落ち着いた景色にいつまでも昼寝できそうな日和でした。

徳沢からは上高地まで帰ろうとしたら徳沢より10分ほどした箇所でハライタ!やむなく
徳沢公衆トイレに一度戻って、再出発。上高地は午後の日が照らされた黄葉に染まる
森でとても美しかったです。河童橋はさすがにそこそこの賑わい。帰りのBTもバス待ち
になりましたが、10分ほどで乗れたので特に不快な思いもなく、充実した週末を過ごせ
ました。

帰りは日帰り温泉施設「おぶ〜」で汗を流し、高速に乗り込むも定番の中央道渋滞。
双葉SAで仮眠、食事して0時前に無事帰宅できました。

またしてもえらい長文すいません。小屋もそろそろ閉まり始めるシーズンになりました。
2012秋の北アルプスを満喫できるのも残りあと僅か!行かれてない方は、防寒用品
しっかり準備して歩いてみては!?

あいごえ

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