次男の山デビューは赤岳、ブロッケン現象に遭遇！
airemania
その他2人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,273m
- 下り
- 1,256m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
621展望荘 725~733行者小屋 922~940美濃戸山荘 944八ヶ岳山荘P
| 天候 | 土曜は曇り＆晴れ 日曜は行者小屋より上は小雪、下は小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
美濃戸山荘に登山者カードはあるのですが、登山ポストは無し。 登山者カードのそばの重しに挟んで置いて行きます。 温泉はもみの湯が近いです（500円）。 |
写真
ここから階段が始まります。階段のステップには木の板がネジで止めてあるのだが、板が無くなってネジだけが残っているものがある。靴を引っ掛けると大変危険です。
階段のステップには木の板がネジで止めてあるのだが、板が無くなってネジだけが残っているものがある。靴を引っ掛けると大変危険です。
大変な作業です。
ここから人力で運ぶのもたいへんです。
受付をして荷物を置いて軽くなって頂上を目指します。
東側は雲が湧いています。西側は晴れています。
このおかげで上り下りともブロッケン現象が何度も起きました
何度も来ているのですが、気がつきませんでした。
手を動かすとちゃんと動きます。
尾根で背中に太陽の直射光を受けると反対側の雲（ガス）に映ります。
これでバイキングの半分の種類くらいです。牛肉のすき焼き風、キノコ、ブロッコリーと人参のサラダ、たらの芽？の天ぷら、豆もやしのサラダ。
コーヒーはカップを貰って滞在中は飲み放題。
1
牛肉のすき焼き風、キノコ、ブロッコリーと人参のサラダ、たらの芽？の天ぷら、豆もやしのサラダ。
コーヒーはカップを貰って滞在中は飲み放題。
薄味で美味しいです。
これもバイキング。
おでんだけでも某山小屋の夕食以上。
写ってはいませんが夕食朝食とも味噌汁もあります。
雪はあまりありません。
アイゼンは必要ありません。
感想
最初は友人と青年小屋で待ち合わせる予定だった。
友人は観音平から直接、僕は県界尾根から赤岳に登り、キレット越えをして。
ところが予約の電話をかけると、青年小屋では「ほうとう祭り」というイベントがあり、満員で泊まれないというでした。
そこで宿泊場所を赤岳展望荘に変更した。
ここは友人が毎年年越しをしている小屋で、僕も一度は泊まってみたいと思っていた。
今回は高校1年の次男が山に行きたいと言う事で連れて行くことにした。
ということで、小屋待ち合わせでなく、3人で一緒に美濃戸口から登ることにした。
美濃戸口から美濃戸山荘までの車道は単独の時は歩いているのだが、体力に自信がないと言う友人と、未知数の次男がいるので車で行くことにした。
しかも「八ヶ岳トレッキングガイド」には展望荘宿泊者は駐車無料とある。
ところがこれが誤情報。
駐車場の人によれば、昨日もそう言う人がいたということです。
「買ったばかりの本に書いてあった」と言われたそうです。
駐車場の人に「説明するのが面倒だからインターネットかなんかにこのことを書いておいて」と言われました、で今書いてます。
赤岳展望荘に泊まっても美濃戸山荘の駐車場は無料になりません！
歩きやすい北沢コースを歩きます。
順調に赤岳鉱泉着。
アイスキャンデーはまだできていません。
小屋のスタッフがデッキ部分にベニヤ板を敷き詰めています。
アイゼン対策なのでしょう。
ここでコーヒーブレイク。
次男はカレーを食べました。
天気が良かったら硫黄岳から横岳を縦走して赤岳に向かう予定だったのですが、硫黄岳方面がガスっていたので、直接赤岳を目指すことにしました。
このやる気のない決定がサプライズを引き起こします。
中山展望台にちょっと寄り、行者小屋へ。
展望荘に荷物を置いて空身で赤岳に登れるように、地蔵尾根を使います。
下りてくる人で1人だけアイゼンを付けた人がいらっしゃいました。
「朝は凍っていてけっこう滑った。今は練習で付けて歩いている」とのことでした。
下部に雪は残っていますが、階段部分より上には雪はほとんどありません。
主稜線に出ると、東側は雲が湧いてまったく視界がありません。
県界尾根から上がって来なくて正解でした。
西側は権現岳、西岳まで見渡せます。
展望荘にチェックインし、荷物を置いて赤岳目指して登り始めたのが15時。
日は西に傾き始めています。
尾根の東側はガスが湧いて何も見えません。
右半身に直射日光を浴び左を振り返ると、ブロッケン現象が起きています！
初めて見ました。
新田次郎の「槍ヶ岳開山」で播隆上人が笠が岳で見たのはこれなんですね。
手を振るとちゃんとわかります。
次男と重なって動くと、EXILEとか先手観音のようです。
太陽が雲に隠れると見えなくなるので、登り、太陽が出たらまたブロッケン現象を楽しみました。
下りでもブロッケン現象は楽しめました。
初めての登山でこんな珍しい事に出合えた次男はラッキーです。
僕は基本的に午前中にピークに着く日帰り登山をしているのでブロッケンには出合えないわけです。
稜線にいて東側にスクリーンとなるガスがあり、日が西に傾いている事が必要なのです。
稜線の小屋に泊まる人は御来光だけでなく、ブロッケン現象に出合う確率も高い訳です。
展望荘は噂どうりの良い小屋でした。
食堂は広く、談話室もあり、個室もきれいです。
バイキングも予想以上でした。
明日は大荒れになると小屋番さんが言われたので、翌日は5時半に朝食を取ってすぐに下り始めました。
小雪＆やや強い風で、無事行者小屋まで下りました。
今日は南沢コースで戻ります。
やはり北沢コースの方が歩きやすいです。
期待していたニホンカモシカには会えず（時間が早すぎたのでしょう）美濃戸山荘に到着。
僕はここの営業中に通ったことがありません。
甘いもの好きの友人と次男に付き合いソフトクリームを食べました。
次男の山デビューは、普段なら日帰りのところを小屋泊まりにしたおかげでブロッケン現象に出合え、非常に印象の強いものとなったようです。
ちょっと高山病っぽくなったようですが、鼻孔を広げるテープを張ったら楽になったようでした。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
赤岳の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する