初冬の南八ヶ岳テント泊周遊(硫黄岳~横岳~赤岳)
- GPS
- 12:41
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 2,067m
- 下り
- 1,517m
コースタイム
◆10/30
10:00 美濃戸口
10:50 美濃戸(休憩)
11:00 美濃戸
11:45 堰堤広場
12:40 赤岳鉱泉
14:30 赤岳鉱泉
15:45 赤岩の頭
16:00 硫黄岳(休憩)
16:15 硫黄岳
16:25 赤岩の頭
17:05 赤岳鉱泉
◆10/31
05:40 赤岳鉱泉
06:50 赤岩の頭
07:10 硫黄岳
07:25 硫黄岳山荘
08:15 横岳
08:25 三股峰
09:00 赤岳展望荘(休憩)
09:40 赤岳展望荘
10:15 赤岳(休憩)
10:30 赤岳
11:30 行者小屋(休憩)
11:45 行者小屋
12:05 赤岳鉱泉
13:15 赤岳鉱泉
13:45 堰堤広場
14:10 美濃戸
天候 | 10/30 快晴 10/31 曇ときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
(1)新宿→茅野 あずさ。9:08茅野駅着。『とくだ値』で3,670円 (2)茅野→美濃戸口 タクシー。約30分。5100円。 【復路】 (3)美濃戸口→茅野 車。14:45茅野駅着。 当初は15時美濃戸口発のバス(15:37茅野駅着。900円)で帰る予定でしたが、北沢の下山ルートで美濃戸まで自家用車で来ていたご夫婦と遭遇し、ご好意で駅まで乗せて頂けました。感謝感激です! ・バス時刻表 http://www.alpico.co.jp/access/suwa/ →11/4まで。平日は2往復/日 (4)茅野→新宿 あずさ。16:20茅野駅発。『とくだ値』で3,670円 【備忘】 アルピコタクシー 0266-71-1181 中山タクシー 0266-72-7181 第一交通 0266-72-4161 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コースの参考】 以下のサイトを参考にしました。 http://www.japanesealps.net/yatsugatake/index.html 八ヶ岳だけでなく北ア、南ア等のコース情報が満載で参考になります。 【道の状況】 ※注意点のみ ◆赤岳鉱泉〜硫黄岳 赤岩の頭までは霜が降りている程度で積雪凍結は有りませんでした。 赤岩の頭からは部分的に凍結がみられますが危険な程ではないです。但し稜線が風が強いので充分な防寒が必要です。 ◆硫黄岳〜横岳〜赤岳天望荘 鎖や梯子が連続しますが、いずれも気をつけれ危険度は低いです。 但し鎖や岩は凍結部分が結構多かったのでスリップ注意です。 ◆赤岳天望荘〜赤岳 数センチの積雪がありました。また登山道は踏み固められて凍結していた為、6本の軽アイゼン+ストックを使用しました。 ◆赤岳〜行者小屋 文三郎尾根にでるまでは高度のある鎖場が連続します。積雪・凍結はそれ程でもないので軽アイゼンは途中で外しました。 が、マムート階段から行者小屋直前まで結構凍結部分が多く、注意が必要です(何度かすっ転びました・・・) 【登山ポスト】 美濃戸口、美濃戸にあります。 【下山後の温泉】 どっちかで入ろうかと思いましたが結局入れず。。 美濃戸口でバス乗るまでに・・・八ヶ岳山荘 茅野駅で電車乗るまでに・・・アクアランド茅野 http://www.city.chino.lg.jp/kbn/03010271/03010271.html 【お土産屋】 山のおみやげ店 http://yamaomi.ocnk.net/page/2 茅野駅西口のロータリー沿いのビル(ベルビア)1Fにあります。 お願いすると購入した野沢菜を切ってくれます。電車での酒の肴に是非! |
写真
感想
毎年10月は所用でなかなかお山に行けないんです。
紅葉は満喫できなかったけど、完全な冬山になる前に久々にソロテント泊で標高の高い山に行きたいなー
っと思っていたところ、幸運にも平日に連休を取れる機会に恵まれました!
昨年の11月に権現岳に登った時にはギリギリ雪は無かったなと思い、色々調べた結果、前々から行きたいと思っていた赤岳は雪が少ないことが分ったので硫黄岳からぐるっと回ろうと計画しました。
30日。あずさ1号とタクシーを乗り継いで10時前に美濃戸口に到着。美濃戸近辺では紅葉が綺麗でした。もう終わっているとばかり思っていたので嬉しい誤算でした。
紅葉をみつつ静かな山歩きを楽しんだ後、程なく赤岳鉱泉に到着。シーズン中は盛況な赤岳鉱泉のテント場も平日だけに自分含めて2張りだけでした。あまりにも場所が選び放題なのでかえって迷っちゃいましたw
30日は抜群の天気。翌31日は少し雲が出る予報だったので、できれば30日のうちに赤岳に登りたかったのですが、時間がなくて断念。しかし折角の快晴。テント場でじっとしているのはモッタイナイ!翌日は結構時間がタイトで日の出前に出発する必要があったので、道や所要時間の下見も兼ねて硫黄岳に登りました。
ひろーい硫黄岳の山頂を独占し、360度の天望を存分に満喫できました!道に危険箇所がなく、コースタイムより早く歩けることがわかりましたし、翌日は予報通りガスったので、結果として初日に登っておいて大正解でした。
翌31日はまさかの1時間の寝坊・・・最終のバス15時までには下山しないといけなかった為、とにかく時間に追われました。。硫黄岳から赤岳に周遊後、テントを撤収してバスの時刻までに下山する為に、9時までに地蔵の頭に着けなければ赤岳は断念して地蔵尾根から下山しようと考えていました。何とか寝坊の時間をカバーして時間切れを免れて赤岳まで登れました。そう考えると結果ガスってたけども大満足ですw
下山時には途中であったご夫婦の車に、幸運にも美濃戸途中から同乗させて頂けました。しかも当初美濃戸口までの予定がお二人のご好意で茅野駅まで送って頂いてしまいました!
車中、今回は年賀状用に赤岳を撮影に来たがガスっていて写真が撮れなかったこと(一日早ければ・・・)やご夫婦で月に数回山に登られていること等、色々お話させて頂きました。素敵なご夫婦と出会えてとても暖かい気持ちになれました(ありがとうございます!)
雪山入門者の自分にとっては今年最後の高山でしたが、平日に静かな山歩きが出来て満足な山行でした!
------------------------
【備忘メモ】
ウェアリング
全行とおしてベースレイヤーはフラッドラッシュスキンメッシュ+化繊(Capilene2)、ズボンはソフトシェルパンツ
◆美濃戸口〜赤岳鉱泉
・上着はなし。グローブはなし。
→少し肌寒いが汗かかない。汗冷え少ない。
◆稜線まで(美濃戸口〜赤岩の頭、文三郎分岐〜行者小屋)
・上着はソフトシェル。グローブは薄手インナーグローブ、寒くなるとソフトシェルのグローブ。
→体は少し肌寒いが冷え少ない。手はギリギリ寒くないです。
◆稜線
・上着はソフトシェル+ハードシェル、赤岳だけはソフトシェルの代わりにフリース。グローブは薄手インナーグローブ+ソフトシェルのグローブ
→体は少し肌寒いが冷え少ない。手は赤岳の登りは寒くて痛かったです・・・
◆テント
・上着はフリース+薄手ダウンジャケット+ダウンパンツ。グローブは薄手インナーグローブ。シュラフはモンベルのU.Lスーパースパイラルダウンハガー#3
→就寝前はヌクヌク。就寝後は寒くて一度目が覚めました。。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する