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記録ID: 243226
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ハイキング
丹沢

鍋割南西崩壊地〜鍋割山〜小丸〜尊仏ノ土平〜素掘りトンネル

2012年11月09日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:37
距離
15.1km
登り
1,625m
下り
1,634m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:45 寄大橋
09:25 鍋割南西崩壊地
10:30 鍋割山
10:55 小丸北尾根分岐
11:45 鍋割沢
12:35 熊木ダム(素掘りトンネル)
14:40 鍋割峠
16:20 寄大橋
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
柄にもなく、丹沢の紅葉でも愛でようと、
これまた嬉し恥ずかしの鍋割山周辺を歩いてみた。

ただ、静かに歩きたいので、
人の気配がなくて
当然、
挨拶する必要のない
訳のわからん処がほとんどです。

寄大橋Pへ駐車。
しばらくは一般登山道を雨山峠に向けて歩く。寄コシバ沢へ下りる左へのカーブが見えたら、曲がらないで、まっすぐ小尾根に取り付く。
寄大橋Pへ駐車。
しばらくは一般登山道を雨山峠に向けて歩く。寄コシバ沢へ下りる左へのカーブが見えたら、曲がらないで、まっすぐ小尾根に取り付く。
ひと登りすると、鍋割南西崩壊地が現れる。登山道だけを歩く人には知る由もない大ガレだが、一見の価値はある。夢みるぞ!?
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ひと登りすると、鍋割南西崩壊地が現れる。登山道だけを歩く人には知る由もない大ガレだが、一見の価値はある。夢みるぞ!?
足元すくわれっぱなしで、とにかく登りにくい。
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足元すくわれっぱなしで、とにかく登りにくい。
一連のど根性○○もすごいけど、崩れたら一巻の終わり状況下で、このしたたかさ。しかも、しっかり秋してる。
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一連のど根性○○もすごいけど、崩れたら一巻の終わり状況下で、このしたたかさ。しかも、しっかり秋してる。
上部では崩壊際の岩を登った。しかし、岩はボロボロ、息はタエダエでちっとも上が近づかない。
上部では崩壊際の岩を登った。しかし、岩はボロボロ、息はタエダエでちっとも上が近づかない。
周りを見る余裕はないが、下ばかり向いていたので、小さなセンブリの花を見つけた。
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周りを見る余裕はないが、下ばかり向いていたので、小さなセンブリの花を見つけた。
崩壊地を登りきり、ポッカリ空いた草地が見えたら、ここでザックを下ろし、目の前に広がる景色を楽しもう。
雨山、檜岳、後方に今日はやや薄い富士山。
崩壊地を登りきり、ポッカリ空いた草地が見えたら、ここでザックを下ろし、目の前に広がる景色を楽しもう。
雨山、檜岳、後方に今日はやや薄い富士山。
鍋割山山頂。
人を怖がる日陰者のようにペコペコしながら小屋前を通らせてもらう。
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鍋割山山頂。
人を怖がる日陰者のようにペコペコしながら小屋前を通らせてもらう。
小丸までは登山道を使用。
さすが一級国道、こんなビューポイントが用意されていた。蛭ヶ岳への丹沢主脈と眼下にこれから向かう鍋割沢、箒杉沢。束の間の癒しだ。
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小丸までは登山道を使用。
さすが一級国道、こんなビューポイントが用意されていた。蛭ヶ岳への丹沢主脈と眼下にこれから向かう鍋割沢、箒杉沢。束の間の癒しだ。
小丸少し手前で鹿柵が現われたら、それに沿って下っていく。小丸北尾根だ。
小丸少し手前で鹿柵が現われたら、それに沿って下っていく。小丸北尾根だ。
尾根は上等。
大概に急だが焦ることはない。道など無いのだから好きな所を自由気ままに下っていこう。
尾根は上等。
大概に急だが焦ることはない。道など無いのだから好きな所を自由気ままに下っていこう。
稜線ではほとんどの木々が葉を落としていたが、尾根から眺める山の中腹はまだまだ色彩の点描画、真っ盛りだ。分かりにくいが、中最奥に塔ノ岳の尊仏山荘が見える。
稜線ではほとんどの木々が葉を落としていたが、尾根から眺める山の中腹はまだまだ色彩の点描画、真っ盛りだ。分かりにくいが、中最奥に塔ノ岳の尊仏山荘が見える。
少し移動してバカチョン(デジタル望遠24x)で撮った。
少し移動してバカチョン(デジタル望遠24x)で撮った。
鍋割沢と鍋割コシバ沢(寄コシバ沢と区別すること)の出合に下り立った。俗に尊仏ノ土平と呼ばれている処だ。ここには「尊仏さん」の名を借りた賭博の親分衆の陣取りがあって、両岸には簡単な小屋掛けがあったそうだ。
鍋割沢と鍋割コシバ沢(寄コシバ沢と区別すること)の出合に下り立った。俗に尊仏ノ土平と呼ばれている処だ。ここには「尊仏さん」の名を借りた賭博の親分衆の陣取りがあって、両岸には簡単な小屋掛けがあったそうだ。
熊木ダムの素掘りトンネルをくぐらず、右から巻くようにトンネル上に出て尾根に取り付く。
オガラ沢を行く手もあったが、出合で一人の方が入って行かれたので、最初の計画通り、素掘りトンネルから取り付くことにした。
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熊木ダムの素掘りトンネルをくぐらず、右から巻くようにトンネル上に出て尾根に取り付く。
オガラ沢を行く手もあったが、出合で一人の方が入って行かれたので、最初の計画通り、素掘りトンネルから取り付くことにした。
尾根は鉄砲沢右岸尾根の合流点までヤセてはいるものの、総じて美尾根である。
写真は蛭ヶ岳と熊木沢。
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尾根は鉄砲沢右岸尾根の合流点までヤセてはいるものの、総じて美尾根である。
写真は蛭ヶ岳と熊木沢。
初めてと違って複数回来ていると、余裕が出てくるのか、より深く紅葉を楽しむ事ができる。それより何よりRFの心配がないことが一番気が楽。物見遊山にRFは必要ないからね。
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初めてと違って複数回来ていると、余裕が出てくるのか、より深く紅葉を楽しむ事ができる。それより何よりRFの心配がないことが一番気が楽。物見遊山にRFは必要ないからね。
ブナの親子。
オガラ沢ノ頭付近はブナの生木に赤ペンキで書かれた指標をよく目にする。まるでブナが血を流して悲鳴をあげているようだ。いい加減にしてほしいよ。
オガラ沢ノ頭付近はブナの生木に赤ペンキで書かれた指標をよく目にする。まるでブナが血を流して悲鳴をあげているようだ。いい加減にしてほしいよ。
鍋割峠の馬頭観音。
頭の上に何かのっているが、馬頭と決めつけるには、あまりにも月日が流れ過ぎたようだ。しかし、その昔、ここが峠道であったことを考えれば馬頭観音と考えるのはごく自然なのであろう。疑問符をつけてる方もいられるが・・・。
ここからは通常の寄コシバ沢コースで帰った。
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鍋割峠の馬頭観音。
頭の上に何かのっているが、馬頭と決めつけるには、あまりにも月日が流れ過ぎたようだ。しかし、その昔、ここが峠道であったことを考えれば馬頭観音と考えるのはごく自然なのであろう。疑問符をつけてる方もいられるが・・・。
ここからは通常の寄コシバ沢コースで帰った。

感想

久しぶりに崩壊地を見たくなった。
ならば、紅葉もと云う事で、
最近重くなっている腰を一喝あげてみた。

ルートは在庫品だから気は楽だ。
最近、RFがかったるかったのでちょうどいい。
登山道を歩くよかマシだろう。
まあまあ、そんなこんなで在庫品を使ってみた。

だけど、
そのおかげかどうか、繋ぎの林道では
ソロで地道な山登りを楽しんでる方と知り合いになり
一期一会の時間を持つことができた。
在庫品サマサマだよ。

*山を拗ねるknotでもこんな方だったら大歓迎*


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コメント

素掘りトンネルからの道
knotさん、こんばんは。

今回は炭鉱探検ではなかったのですね。

素掘りトンネル上の尾根がオガラ沢ノ頭に続いていることは昔地形図を見て知っていましたが、道が険しいのでまだ踏み入れていません。いつか歩いてみたいと思っているのですが…。

熊木ダムの柵を越えるような感じで取り付けばいいのでしょうか?たしか、ダムの柵の向こうに作業用経路の階段があったと記憶しています。
2012/11/12 20:02
コメント、ありがとうございます
melonpanさん、おはようございます。

久しぶりにのんびりハイキングを楽しみましたが、
どこも一度は歩いているコースなので緊張感に欠けてしまい、
どうせなら、まだ未踏の鉄砲沢を絡める気の利いた
山歩きをすればよかったと後悔しきりです。

鉱山跡巡りはモチコシも含めて改めていくつもりです。

素掘りトンネルですが、
熊木沢出合側に送電線鉄塔の巡視路が巻くように付けてあります。
崩れてなくなったのか、
出だし取付に径路らしきものは見当たりませんが、
上を見るとはっきりとした巡視路が確認できるはずです。
トンネル上からはすばらしい自然林の尾根が続き、
バリを楽しまれる方にはお手軽なコースだと思いますが、
落とし穴はソコココにあります。
お気をつけて行ってらしてください。
2012/11/13 8:09
プロフィール画像
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