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Yamareco

記録ID: 245326
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

秋晴れの丹沢主脈縦走

2012年11月10日(土) 〜 2012年11月11日(日)
 - 拍手
GPS
27:47
距離
25.1km
登り
2,220m
下り
2,227m

コースタイム

一日目
7:20焼山登山口(バス停)-7:30焼山登山口ゲート-8:58焼山9:10-9:50黍殻山-9:56水場10:07-10:12黍殻山避難小屋10:24-11:02姫次-11:13袖平山-11:26姫次12:09-13:29蛭ヶ岳

二日目
6:25蛭ヶ岳-7:07不動ノ峰休憩所7:30-7:58丹沢山8:12-8:52塔ノ岳8:57-9:20花立山荘-9:47堀山の家-10:02駒止茶屋-10:25見晴茶屋-10:34大倉高原山の家-10:46観音茶屋-11:07大倉バス停
天候 一日目:晴れ
二日目:晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
一日目:JR横浜線橋本駅よりバスで三ケ木バスターミナル経由で焼山登山口へ
三ケ木から先はバスの運行が一日二回のみ。

二日目:大倉バス停よりバスで小田急小田原線渋沢駅へ
コース状況/
危険箇所等
道標や道はしっかりしているので迷う事はない。
焼山への道で最近熊が出たらしいので念の為鈴を。
焼山方面から黍殻山山頂へ向かう道は不明瞭で分かりづらく歩きづらい。黍殻山を巻いて行く道は歩き易いしっかりとした道。
黍殻山の先に水場あり。トイレはその先500m程にある避難小屋にあり。この先は蛭ヶ岳までトイレ無し。
蛭ヶ岳付近は最近登山道が整備されたばかりなので歩き易い。朝は霜が降りているので階段や木道で滑らない様に注意。
蛭ヶ岳から丹沢山方面に一カ所鎖場あり。
塔ノ岳から先は人も多く危険箇所無し。

下山後の温泉は小田急鶴巻温泉駅を下車して徒歩1分の弘法の里。平日は800円、土日祝日は1000円。
焼山登山口のバス停から少し先の道路沿いに案内出てます。
焼山登山口のバス停から少し先の道路沿いに案内出てます。
住宅地の細い路地から途中で林道に入り、バス停から10分程度でゲートに。この左側に人が一人通れる幅があるので、そこを抜けます。
住宅地の細い路地から途中で林道に入り、バス停から10分程度でゲートに。この左側に人が一人通れる幅があるので、そこを抜けます。
いざ行かん丹沢へ。
いざ行かん丹沢へ。
石畳の登山道。正直歩きづらいっす。
石畳の登山道。正直歩きづらいっす。
石畳が終わり、つづら折りの細い道を過ぎると少し開けて来ます。
石畳が終わり、つづら折りの細い道を過ぎると少し開けて来ます。
足下はふかふか。この先で登山道を整備中の業者の方から最近熊が出たという情報をゲット。即、鈴を出しました。
足下はふかふか。この先で登山道を整備中の業者の方から最近熊が出たという情報をゲット。即、鈴を出しました。
写真に写ってませんが道は左に。上まで結構あります。
写真に写ってませんが道は左に。上まで結構あります。
ようやく尾根道に再び出たあと、分岐を右へ。
ようやく尾根道に再び出たあと、分岐を右へ。
展望台がデーンと前に現れてました。
展望台がデーンと前に現れてました。
ようやっと焼山の頂上に到着。
ようやっと焼山の頂上に到着。
展望台から都心の方を。真ん中の一際高くそびえるシルエットがスカイツリーですね。
展望台から都心の方を。真ん中の一際高くそびえるシルエットがスカイツリーですね。
目指す頂きはあそこだ! 中央、枝の間にある一番高い所が今日の目的地の蛭ヶ岳です。
目指す頂きはあそこだ! 中央、枝の間にある一番高い所が今日の目的地の蛭ヶ岳です。
良い感じに紅葉してまっせ。
良い感じに紅葉してまっせ。
焼山から先はなだらかな道がずっと続いていきます。
焼山から先はなだらかな道がずっと続いていきます。
クッション、効いてます。
クッション、効いてます。
天気も良いし最高ですな!
天気も良いし最高ですな!
黍殻山への分岐が出て来ました。
黍殻山への分岐が出て来ました。
道どこ〜? ってな具合に踏み跡がわかりづらいです。まぁ、高い方へ進めば山頂着くんで迷いようが無いんですが。
道どこ〜? ってな具合に踏み跡がわかりづらいです。まぁ、高い方へ進めば山頂着くんで迷いようが無いんですが。
途中から登山道らしくなります。
途中から登山道らしくなります。
黍殻山の山頂。雨量計があります。それしかないとも言う。
黍殻山の山頂。雨量計があります。それしかないとも言う。
そこから一気に下ります。結構急です。
そこから一気に下ります。結構急です。
さっきの分岐と合流。
さっきの分岐と合流。
そこから100m程でベンチのある広場に。ここにザックを置いて水場まで降りて行きます。
そこから100m程でベンチのある広場に。ここにザックを置いて水場まで降りて行きます。
想像よりは水が出てました。水1L汲んで戻って来るのに往復5分くらいですかね。
想像よりは水が出てました。水1L汲んで戻って来るのに往復5分くらいですかね。
杉林の中を進むと5分もしないで道標。左の園地避難小屋へ。
杉林の中を進むと5分もしないで道標。左の園地避難小屋へ。
黍殻山避難小屋とその前に広がる園地。ここで一旦トイレ休憩。
黍殻山避難小屋とその前に広がる園地。ここで一旦トイレ休憩。
ちなみに足下フッサフサですよ。
ちなみに足下フッサフサですよ。
また道に戻って進むと足下にリンドウ。
また道に戻って進むと足下にリンドウ。
頭上には見事なグラデーション。こういうの好きなんです。
頭上には見事なグラデーション。こういうの好きなんです。
目の前には明るく歩き易い道。
目の前には明るく歩き易い道。
この辺りはそこそこ傾斜もあり、結構暑くなってきました。日に当たると特に。
この辺りはそこそこ傾斜もあり、結構暑くなってきました。日に当たると特に。
蛭ヶ岳と蛭ヶ岳山荘が見えました。まだまだ先は長い。
蛭ヶ岳と蛭ヶ岳山荘が見えました。まだまだ先は長い。
トレランの方ともすれ違いました。確かにここは走り易そうだ。
トレランの方ともすれ違いました。確かにここは走り易そうだ。
東海道自然歩道の最高地点に到着。
東海道自然歩道の最高地点に到着。
ベンチ! 看板! 大きなブナ! 以上。
ベンチ! 看板! 大きなブナ! 以上。
ちょっと進むと一気に視界が開けます。
ちょっと進むと一気に視界が開けます。
姫次に到着! 結構歩いて来ましたよ。
姫次に到着! 結構歩いて来ましたよ。
目の前にドン! と富士山。
1
目の前にドン! と富士山。
蛭ヶ岳も見えますよ。
蛭ヶ岳も見えますよ。
一旦荷物を置いて袖平山に向かいます。
一旦荷物を置いて袖平山に向かいます。
丹沢山域の紅葉たち。
丹沢山域の紅葉たち。
カラマツのこの色合いが何とも風情がありますなぁ。
カラマツのこの色合いが何とも風情がありますなぁ。
袖平山山頂。何も無いですが――
袖平山山頂。何も無いですが――
――振り向けば富士。
――振り向けば富士。
アップにすればかろうじて登山道が見えます。肉眼でも見えましたが。
アップにすればかろうじて登山道が見えます。肉眼でも見えましたが。
たぶんここからの富士山が一番綺麗に裾野まで一望できるんじゃないですかね。それくらい良い眺め。
たぶんここからの富士山が一番綺麗に裾野まで一望できるんじゃないですかね。それくらい良い眺め。
堪能したので姫次に戻り、そこから蛭ヶ岳へ向かいます。
堪能したので姫次に戻り、そこから蛭ヶ岳へ向かいます。
ちょいちょい見える富士山。
ちょいちょい見える富士山。
原小屋平まで一旦下り道。
原小屋平まで一旦下り道。
原小屋平。まっ平らで今は何も無いです。
原小屋平。まっ平らで今は何も無いです。
その先で綺麗な紅葉に出会いました。
その先で綺麗な紅葉に出会いました。
丹沢に来たかいがありました。
丹沢に来たかいがありました。
林の中は意外と明るい。
林の中は意外と明るい。
地蔵平。
お地蔵さんはないんですかね?
お地蔵さんはないんですかね?
ちょいちょい見える富士山。
ちょいちょい見える富士山。
半分過ぎましたー。
半分過ぎましたー。
丹沢は国定公園です。動植物並びに石等の採取、焚火、工作物や“テントの設置”は禁止されています。ここ大事なので覚えておいて下さい。
丹沢は国定公園です。動植物並びに石等の採取、焚火、工作物や“テントの設置”は禁止されています。ここ大事なので覚えておいて下さい。
木道が出て来ました。
木道が出て来ました。
色々と考えられてるんだなぁ。
色々と考えられてるんだなぁ。
ここから階段や木道が多くなります。
ここから階段や木道が多くなります。
中央奥のオレンジ色で平らな部分が姫次で、左のピークが袖平山・・・かな?
中央奥のオレンジ色で平らな部分が姫次で、左のピークが袖平山・・・かな?
ちなみに今の場所はこんな階段を登って来たところ。振り返って撮りました。
ちなみに今の場所はこんな階段を登って来たところ。振り返って撮りました。
あと400m! やっとここまで来たか!
あと400m! やっとここまで来たか!
あの頂が蛭ヶ岳。
あの頂が蛭ヶ岳。
残り400mはひたすら階段です。ここが一番しんどかったかも。
残り400mはひたすら階段です。ここが一番しんどかったかも。
長い階段を登り切って遂に蛭ヶ岳の山頂に到着!
長い階段を登り切って遂に蛭ヶ岳の山頂に到着!
デカデカと主張する丹沢最高峰の文字。
デカデカと主張する丹沢最高峰の文字。
富士山と一緒に。
富士山と一緒に。
横浜と東京湾。ホントまっ平らなところだな。
横浜と東京湾。ホントまっ平らなところだな。
南アルプスまではっきりと。
南アルプスまではっきりと。
蛭ヶ岳山荘。今日はここに泊まります。
蛭ヶ岳山荘。今日はここに泊まります。
塔ノ岳。人がうじゃうじゃ居るんですが・・・。
塔ノ岳。人がうじゃうじゃ居るんですが・・・。
塔ノ岳から鍋割山稜。向こうにうっすらと駿河湾。
塔ノ岳から鍋割山稜。向こうにうっすらと駿河湾。
明日向かう丹沢山方面への稜線。鬼ヶ岩ノ頭〜棚沢ノ頭〜丹沢山。その向こうにうっすらと見える相模湾。
明日向かう丹沢山方面への稜線。鬼ヶ岩ノ頭〜棚沢ノ頭〜丹沢山。その向こうにうっすらと見える相模湾。
夕陽が沈むよー。
夕陽が沈むよー。
まだ4時半なのに。正に、秋の日はつるべ落とし、ですな。
まだ4時半なのに。正に、秋の日はつるべ落とし、ですな。
飛行機雲が綺麗だったので。秋は夕暮れ、とはよく言ったもんですな。
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飛行機雲が綺麗だったので。秋は夕暮れ、とはよく言ったもんですな。
東京タワーのライトアップが始まりました。うーん、今回の山行での最大のミスは三脚を持って来なかった事だな、間違いない。
東京タワーのライトアップが始まりました。うーん、今回の山行での最大のミスは三脚を持って来なかった事だな、間違いない。
東京・横浜方面の夜景! 三脚が無かったからまともに撮れてるのがこれくらいしかない・・・。
東京・横浜方面の夜景! 三脚が無かったからまともに撮れてるのがこれくらいしかない・・・。
二日目ー。朝ですよー。
二日目ー。朝ですよー。
雲が山の稜線を舐める様に滑り落ちて行くところ。「あぁーすげぇなー」としか言葉が出ない。
雲が山の稜線を舐める様に滑り落ちて行くところ。「あぁーすげぇなー」としか言葉が出ない。
朝は超寒かったですよ。当然ながら霜が降りてました。
朝は超寒かったですよ。当然ながら霜が降りてました。
姫次方面へと早くも出発する関西からの団体さん。前から二番目のおじいさんとは、昨日の昼過ぎに二時間くらいお話ししました。
姫次方面へと早くも出発する関西からの団体さん。前から二番目のおじいさんとは、昨日の昼過ぎに二時間くらいお話ししました。
だいぶ明るくなって来ました。
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だいぶ明るくなって来ました。
雲海がキレイです。
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雲海がキレイです。
山頂のベンチも霜で真っ白。
山頂のベンチも霜で真っ白。
ふじさん。
ふじさーん。
塔ノ岳方面でも雲が山の斜面を滑り降りて行きました。幻想的。
塔ノ岳方面でも雲が山の斜面を滑り降りて行きました。幻想的。
I was impressed by seeing "GORAIKO".
I was impressed by seeing "GORAIKO".
Oh...It's so wonderful!
Oh...It's so wonderful!
朝食をいただいて6時25分頃、出発します。
朝食をいただいて6時25分頃、出発します。
蛭ヶ岳から見えていた通り、多少のアップダウンこそあるものの、基本的には良く整備されていて歩き易い道です。
蛭ヶ岳から見えていた通り、多少のアップダウンこそあるものの、基本的には良く整備されていて歩き易い道です。
途中の鬼ヶ岩という場所に鎖場もありますが、どうという程でもない感じ。
途中の鬼ヶ岩という場所に鎖場もありますが、どうという程でもない感じ。
そこからは姫次・焼山方面が良く見える。
そこからは姫次・焼山方面が良く見える。
反対側は富士山。
反対側は富士山。
鬼ヶ岩ノ頭から先はほとんど標高も変わらない道をてくてくと。
鬼ヶ岩ノ頭から先はほとんど標高も変わらない道をてくてくと。
蛭ヶ岳の南面と臼ヶ岳方面の紅葉。山荘の方も言ってたんですが、この辺りは真っ赤になる木があんまりないそうです。
蛭ヶ岳の南面と臼ヶ岳方面の紅葉。山荘の方も言ってたんですが、この辺りは真っ赤になる木があんまりないそうです。
柳沢ノ頭を経て不動ノ峰休憩所へ。近くに水場があるそうなのでちょっと行ってみます。あ
柳沢ノ頭を経て不動ノ峰休憩所へ。近くに水場があるそうなのでちょっと行ってみます。あ
結構急な斜面をそこそこ下ります。
結構急な斜面をそこそこ下ります。
やっと到着した水場は岩清水という感じの水場。1分で3、400mlくらいですかね。流れる水はうどんよりも少し太いくらいの量です。夏場はもっと量が流れてるんだろうなぁ。
やっと到着した水場は岩清水という感じの水場。1分で3、400mlくらいですかね。流れる水はうどんよりも少し太いくらいの量です。夏場はもっと量が流れてるんだろうなぁ。
下った分は当然戻る。面倒臭い感じの道を登り返して休憩所へ。
下った分は当然戻る。面倒臭い感じの道を登り返して休憩所へ。
丹沢山まで残り400mくらいですれ違った団体さんを振り向いてパシャリ。道も狭いし危ないので、「おはよーございまーす」と連呼しながら皆さんが通り過ぎるまでのんびり待ちました。「待たせちゃってごめんなさいね」なんて声かけてくれる方も居ますが、そんな方には「いえいえ、別に急いでないんで焦らないでゆっくり行ってもらって大丈夫ですよー」と笑顔で答えます。ホントダヨ、ウソジャナイヨ。
丹沢山まで残り400mくらいですれ違った団体さんを振り向いてパシャリ。道も狭いし危ないので、「おはよーございまーす」と連呼しながら皆さんが通り過ぎるまでのんびり待ちました。「待たせちゃってごめんなさいね」なんて声かけてくれる方も居ますが、そんな方には「いえいえ、別に急いでないんで焦らないでゆっくり行ってもらって大丈夫ですよー」と笑顔で答えます。ホントダヨ、ウソジャナイヨ。
残り300mの道標を過ぎてかーらーのー、階段。
残り300mの道標を過ぎてかーらーのー、階段。
残り100m!
かーらーのー、階段。
かーらーのー、階段。
そんなこんなで丹沢山。で、「さわ」の字は「沢」と「澤」のどっち使えばいいんですかね? 
そんなこんなで丹沢山。で、「さわ」の字は「沢」と「澤」のどっち使えばいいんですかね? 
みやま山荘にかかってた温度計。ただいま4℃でございます。それでも風が無いので動いてるとあまり寒く感じません。
みやま山荘にかかってた温度計。ただいま4℃でございます。それでも風が無いので動いてるとあまり寒く感じません。
みやま山荘全景。ちょうど掃除の時間で閉まってたのでバッジは買えず。
みやま山荘全景。ちょうど掃除の時間で閉まってたのでバッジは買えず。
塔ノ岳方面へ。木の階段や木道もちょくちょく出て来ます。
塔ノ岳方面へ。木の階段や木道もちょくちょく出て来ます。
その道中で見かけたテント。丹沢は指定の場所以外ではテント禁止なんですけど・・・。全く、ふてぇ野郎だぜ。
その道中で見かけたテント。丹沢は指定の場所以外ではテント禁止なんですけど・・・。全く、ふてぇ野郎だぜ。
やって来ました塔ノ岳。
やって来ました塔ノ岳。
風が強くてちょっと寒かったですね。
風が強くてちょっと寒かったですね。
正面に相模湾が見下ろせます。これで天気がもうちょっと良ければ・・・。
正面に相模湾が見下ろせます。これで天気がもうちょっと良ければ・・・。
尊仏山荘。天気が微妙なのでここから先はどこにも寄らずに降ります。
尊仏山荘。天気が微妙なのでここから先はどこにも寄らずに降ります。
下の大倉まで7km。先は長い。
下の大倉まで7km。先は長い。
真っ赤じゃないけどそれなりに色付いてる木々。
真っ赤じゃないけどそれなりに色付いてる木々。
金冷し。特に何も無い分岐点です。
金冷し。特に何も無い分岐点です。
この辺からしばらく足下が石だらけに。
この辺からしばらく足下が石だらけに。
花立山荘。特製とん汁やおしるこに惹かれつつも先へ。
花立山荘。特製とん汁やおしるこに惹かれつつも先へ。
相模湾を正面に見ながら階段をせっせと降りて行きます。
相模湾を正面に見ながら階段をせっせと降りて行きます。
その途中で道端に咲いていたリンドウ。山の中でこれだけキレイに開いてるリンドウはあまり見かけなかった気がします。
その途中で道端に咲いていたリンドウ。山の中でこれだけキレイに開いてるリンドウはあまり見かけなかった気がします。
枝葉の生い茂った木々が多くなってきました。もう海は見えません。
枝葉の生い茂った木々が多くなってきました。もう海は見えません。
こんな感じの平らな道もちょいちょいありますが、基本的にひたすら下ります。
こんな感じの平らな道もちょいちょいありますが、基本的にひたすら下ります。
堀山の家をスルーしてサクサク進みます。でもまだ2.8kmしか歩いてない……。雨が降る前に何とかバス停まで行きたい所です。
堀山の家をスルーしてサクサク進みます。でもまだ2.8kmしか歩いてない……。雨が降る前に何とかバス停まで行きたい所です。
写真にはあまり写ってませんが、結構な人数とすれ違ってます。確かに今日は日曜だけど、こんなに人登りに来るんだ、ってくらい。
写真にはあまり写ってませんが、結構な人数とすれ違ってます。確かに今日は日曜だけど、こんなに人登りに来るんだ、ってくらい。
駒止茶屋。外のテーブルで何組かがお茶してました。
駒止茶屋。外のテーブルで何組かがお茶してました。
一本松という場所。昔は松の木が一本しかなかったんでしょうけど、今は何十本と生えてます。
一本松という場所。昔は松の木が一本しかなかったんでしょうけど、今は何十本と生えてます。
見晴茶屋。どこの山小屋もお客さんが居ますねぇ。
見晴茶屋。どこの山小屋もお客さんが居ますねぇ。
見晴茶屋の名前通り、景色は良いです。晴れてれば。
見晴茶屋の名前通り、景色は良いです。晴れてれば。
その見晴茶屋のすぐそばで発見。今回の山行のBESTマムシグサ。
その見晴茶屋のすぐそばで発見。今回の山行のBESTマムシグサ。
またテント。
でもここはいいんです。大倉高原山の家のテント場は、丹沢唯一のテント場なんです。
でもここはいいんです。大倉高原山の家のテント場は、丹沢唯一のテント場なんです。
小屋前からの景色。近くのベンチではガイジンさんが数名談笑してました。
小屋前からの景色。近くのベンチではガイジンさんが数名談笑してました。
大倉高原山の家。20円で水を好きなだけ汲めます。
大倉高原山の家。20円で水を好きなだけ汲めます。
手入れの行き届いた杉の森の中をテクテクと。
手入れの行き届いた杉の森の中をテクテクと。
大倉尾根で一番低い位置にある山小屋、観音茶屋。ここからバス停まで1.5km、もうすぐです。
大倉尾根で一番低い位置にある山小屋、観音茶屋。ここからバス停まで1.5km、もうすぐです。
遂に電柱が現れました。
遂に電柱が現れました。
未舗装路から舗装路へ。
未舗装路から舗装路へ。
大倉尾根の始点に到着。
大倉尾根の始点に到着。
丹沢主脈縦走達成! 無事に帰って来れて良かったです。
丹沢主脈縦走達成! 無事に帰って来れて良かったです。
大倉バス停。洗い場で靴の汚れを落としてる最中にバスが来て焦りました。この後は鶴巻温泉で汗を流してから帰宅。
大倉バス停。洗い場で靴の汚れを落としてる最中にバスが来て焦りました。この後は鶴巻温泉で汗を流してから帰宅。

感想

一言で言うと、「丹沢、来て良かったなぁ」ですね。

天気は良かったし風は無いし黄葉も紅葉も楽しめたし富士山は良く見えるし夕陽はキレイだし夜景もキレイだし御来光も見れたし。

一泊した蛭ヶ岳山荘に団体さんが来ていた為に、店員45人の山小屋に85人というすし詰め状態。
一つの布団に知らないおじさんと二人で眠りましたが、それもまた良い経験だったと思う事にします。
でも次回この蛭ヶ岳山荘に泊まる時は自炊で。あの食事はちょっと侘しいです……。


・登山口まで
焼山登山口までバスで。
朝晩で二回しか運行がないので注意。
バス停のそばにある諏訪神社の裏手の公園にトイレあり。
まだ7時なので風が無くても寒いです。

・〜焼山
道路をちょっと進むと左手に案内が。
林道を通って橋を渡るとゲートがあり、そこを抜けると右手に焼山への登山口。

若干登り辛い石畳の道をつづら折り気味に登って行くとさすがに暑くなってくるので一旦止まって一枚脱ぐ。
この時後ろから来てた人達5組くらいにサクっと抜かれる。
でも今日は自分のペースを崩さないという目標があるので気にしない。

展望も無い紅葉もほとんどない道を進んで行くと、登山道を整備している業者の方が作業中。
こういう人達が居るから楽しく登山ができる訳ですね、感謝感謝でございます。

挨拶すると、この辺りで最近熊が出たから気を付けて、というありがたいお言葉をいただきました。早速熊除けの鈴を付けてから進みます。
尾根道に出たと思ったらすぐに逸れて再び急なつづら折り。結構しんどかったです。

そこを抜ければ今度こそ尾根道を進み、ようやく焼山の山頂に到着。
ここには10mくらいの展望台が立ってます。
今日は天気が良いので展望台からの眺めは中々の物。
スカイツリーまで見えました。


・〜黍殻山〜姫次
ここからはなだらかで広い道が続きます。
落ち葉でクッションが効いてるのも良い感じ。
しっかり登っている筈なんですが、それを感じさせない様な道ですね。
木々も段々と色付いている物が多くなり、紅葉あるいは黄葉がキレイです。
見上げると、青空に赤と黄色が良く映えています。

しばらく進むと右手に道標が立ってます。
黍殻山(きびがらやま)への分岐です。
これ道? こっちあってる? 間違いじゃない?
と心許ない感じの道ですが、赤テープも巻いてあるので信じて進みます。
ちょっと急な斜面をえっちらおっちら登って行くと段々踏み跡も明瞭になり、向こうから降りて来る方も。
そして分岐から10分程で黍殻山の山頂に到着。
無人の雨量計がありますが展望はありません。

山頂からは結構急な坂を下ります。
下った先は先程の分岐から続いていた巻き道と合流。
そのすぐ先にベンチと水場があります。
水場までは10mも下らないと思います、距離的には50mくらいですかね。
水量は結構ありまして、1リットル汲む時間込みで往復5分程度です。
今日泊まる蛭ヶ岳山荘は水が無いので、ここでしっかり汲んでおきます。

水場から5分程で黍殻山避難小屋に到着。
ここには割とキレイなトイレがあるので小休止。
小屋の前には背丈の低い草原という様な園地が広がっていて、足下は草でフワフワというかモッサモサって感じ。
ベンチやテーブルが数台あり、休憩してる人も何人かいました。

先に進み、しばらくするとちょっと傾斜がキツくなってきました。
南側に少し開けているので太陽が照りつけて来るのもあり、結構暑い。
南に見える蛭ヶ岳を眺めつつ、先は長いと思いながら傾斜を登り切るとまたなだらかな道に。
ここでトレランの方とすれ違いました。
確かに道も広くてなだらかで走りやすそうな道ですね。
そのなだらかな道を進むと何やら看板が。
カラマツの話と一緒に、東海道自然歩道の最高地点という事が書かれています。
ふむふむなるほど。

そこから何度かカーブを曲がると視界が一気に開けました。
ここが姫次、そして真正面にそびえる富士山。
おぉーすげぇー。
上の方だけが雪を被ってる、いかにもな富士山です。

姫次には広いベンチがいくつかあるので、そこにザックを置いて袖平山までピストンします。
若干のアップダウンのある道を写真を撮りつつ走って進み、10分程で袖平山に到着。
袖平山の山頂はちょっと分かり辛い場所にありましたが、そこから見える富士山は実に見事な物でした。
周囲のカラマツの橙色も良い感じです。

姫次に戻って来たら昼食と休憩にします。
簡単におにぎりとパンで済ませて一休み。
天気が良くて日差しが暖かく風も穏やか。
30分程休憩したらいざ出発。

姫次から原小屋平までは一旦下り。
その先から森の中を少し登り気味に進み。
葉が落ちている木が多い為陽射しが入り道は意外と明るいです。
その途中ではモミジが真っ赤に色付いていて、これを見れただけでも今日は来て良かったと思える物でした。

20分程で地蔵平に到着。
道標が立っているだけで、お地蔵様は見当たりません。
この先からちょっと登りがきつくなってきます。
階段を登ったりもしながら進むと木道が出てきました。
近くにある看板によれば、踏み荒らし防止のためだそうで。

木道を過ぎるとここから延々と階段が続きます。
階段を登り、ちょっと歩いて再び階段を登る。
そんな道を繰り返して行くと樹林帯を抜けて開けた道になります。
そこでふと後を振り向くと良い景色が。
姫次のカラマツ帯の色付き具合が良く分かります。
富士山も見えますが手前に山があって頭しか見えません。

階段を登り切ると蛭ヶ岳まで0.4kmの道標が現れます。
やったぜもうすぐだ!
そう思って進めばまた階段。
今度はノンストップで400m延々と登り続けます。
ヒィヒィ言いながらもやっとの思いで登り切れば、遂に丹沢の主峰、蛭ヶ岳に到着です。
東に東京湾、南に相模湾、西に富士山。
素晴らしい景色です。





【以下、加筆予定】
〜丹沢山
〜塔ノ岳
〜大倉尾根


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2/5
体力レベル
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