予習を怠り反省した雨の朝日連峰縦走、下山したらトラブル発覚


- GPS
- 56:00
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 2,629m
- 下り
- 2,767m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 3:29
- 合計
- 9:18
- 山行
- 11:06
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 12:07
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:57
天候 | 22日(水)晴れ時々曇りのち小雨、23日(木)雨(降ったり止んだり) 24日(金)曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山口:大鳥登山口、泡滝ダム駐車場、無料、約30台 回送を運転代行社に依頼(朝日鉱泉のホームページに記載)、 25000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨天時、石や岩が濡れていて滑りやすかったです。 私は5回転びました。4回は尻餅でしたが、5回目は前につんのめり 1回転しました。右手人差し指と左手の甲に軽い擦り傷を負いました。 以東岳からオツボ峰に向かう下り口に岩場があり、段差が高く難儀した 個所がありました。また、三角峰から大鳥池までの下りが滑りやすいの で要注意です。 |
その他周辺情報 | 泡滝ダムから:山形自動車道庄内あさひIC近くにカタクリ温泉ぼんぼ、 450円 古寺鉱泉から:もちろん古寺鉱泉も入浴できますが、 月山ICの手前5km近くに大井沢湯ったり館、300円 大朝日小屋:22日宿泊者は7人、管理人はいませんでした。水場は金玉水、銀玉水とも離れています。1500円。 竜門小屋:水場はすぐ近くにあります。トイレは水洗でした。100円。 狐穴小屋:管理人さんがいました。23日から8月のお盆までいる予定。 水場はすぐ近く。 大鳥小屋:23日の宿泊者は約50人、管理人さんがいて、場所を指定してくれました。水場は50m位離れていますが、大きな流し状の場所で十数個所から清水が出ていました。1500円。 |
写真
良かったのですが、以東小屋に行くには左の東沢コースを下りなければいけませんでした。
感想
7年前の6月に朝日鉱泉〜鳥原山〜大朝日岳避難小屋(泊)〜大朝日岳〜朝日鉱泉で登ったことがありました。その時、避難小屋の管理人さんから以東岳までの縦走を勧められました。いつかと思っていて、行くなら
ヒメサユリも見たいと思い、6月下旬から天気予報をチェックしていましたが、好天と都合が合わないまま日が経ってしまいました。
19日に登った方のレコでまだヒメサユリが見られそうだったので、数日前まで23日が好天の予報だったので、22日〜24日の2泊3日で計画しました。直前に23日は崩れる予報に変わったのですが、迷いつつ決行することになりました。
朝日鉱泉のホームページで見た運転代行社の方に20日に回送を依頼しました。もしキャンセルする場合は21日に連絡すると伝えましたが、決行した訳ですから、電話は20日の1回限りでした。私は携帯を所持していません。相手は私の自宅の電話番号を聞かなかったので、私に連絡が取れない訳で、一抹の不安がありました。
私は、相手に指示されたように車のキイを預けたりして古寺鉱泉から山に入りました。24日に泡滝口の駐車場に下りて、自分の車で帰宅する予定でした。この日の朝下山すると伝えてありました。8時頃と言ったかもしれませんが、ハッキリ記憶はしていません。不安が的中してしまいました。私の車はありませんでした。
今朝回送している途中で遅れているのかとも思いましたが、その場で待っていても事情が分からないので、どなたか下山した方の車に同乗させてもらい、連絡先と伺っていた朝日屋旅館まで行くことにしました。幸い、すぐ下りてきた方に同乗させてもらい、朝日屋まで行くことができました。公衆電話があったので何度か電話して連絡が取れました。
天気が崩れる予報でキャンセルした方がいたのかもしれませんが、私の
車のことは回送予定には入っていなかったようです。聞いていない、キャンセルしたんじゃないのとまで言われました。
代行社の方は、他の2台の車を古寺鉱泉から泡滝口まで回送中で、3台の車で朝日屋さんに現れました。やり取りがあって、本来は2台の車の回送を終えた2人を同乗させて戻るために来ていた方の車で、私を古寺鉱泉まで乗せてくれることになりました。古寺鉱泉に着いたのは12:15、
泡滝口に下りてから4時間経過していました。とんでもない4時間のロスでしたが、色々な方の親切も受け感謝でした。何より無事解決できたことが何よりでした。
前後してしまいましたが、反省したのは、1年以上前に計画していたので、直前にはルートやコースの下調べを再度していなかったことです。山小屋でもしなかったし、雨だったので、以東岳の山頂でもしませんでした。計画では23日は大鳥小屋まで東沢ルートで下りるつもりでしたが、以東小屋はそのコースの山頂直下にあります。雨が降り続いていたら以東小屋泊りも考えにあり、以東岳ではそのつもりでオツボ峰コースを下りていました。その直下に以東小屋があると思っていたのでした。
なかなか小屋に着かないなと思いながら、オツボ峰の標識まで下りて、
見逃したと思いましたが、後で大鳥小屋の管理人さんなどから東沢ルート上にあると教えてもらいました。大失敗でした。元々の計画で大鳥小屋まで行くことも考えていたので、エネルギー補給をし頭と気力を切り替えて明るいうちに大鳥小屋に着くことができました。ただし、急いだせいか、三角峰の下の沢状の石の多い登山道で滑って転んでしまい、右手の人差し指と左手の甲に軽い擦り傷を負いました。事前の予習は必ずしなければいけないことを肝に銘じました。また、雨でもすぐ地図を出せるようなカバーも用意しようと思いました。
雨の縦走で、自分では物好きだとも思いましたが、憧れのヒメサユリにも出会え、たくさんの高山植物にも出会え、その意味で収穫の多い登山でした。もう1度今度は天気の良い時に訪れてみたいと思いました。
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