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Yamareco

記録ID: 2469938
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

苗場山:小雨下で祓川から元橋へ。(祓川→苗場山→赤湯→元橋)

2020年08月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:20
距離
25.4km
登り
1,969m
下り
2,242m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:21
休憩
1:51
合計
12:12
6:14
6:16
75
7:31
7:31
23
8:02
8:07
13
8:20
8:24
4
8:31
8:32
9
8:41
8:48
8
8:56
9:07
54
10:01
10:09
3
10:31
10:32
14
11:00
11:10
38
11:48
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67
12:55
13:00
36
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26
14:02
14:13
17
14:30
14:39
4
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14:50
23
15:13
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15
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16:03
4
16:07
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12
16:19
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16:33
14
16:53
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40
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24
17:58
18:02
6
18:08
18:08
2
18:10
ゴール地点
● コースタイム
祓川駐車場 556 ― ゲート 600 ― 和田小屋 615/616 ― 雨具準備と雨伺い 629/643 ― 六合半 714 ― 下ノ芝740 ― 中ノ芝 804/808 ― 上ノ芝 820 ― 小松原分岐 829 ― 股スリ岩 831 ― 神楽ヶ峰 844/848 ― 富士見坂 858 ― 雷清水 902 ― お花畑 909 ― 九合目 928 ― 山頂部955 ― 山頂分岐958 ― 苗場山山頂 1001/1010 ― 苗場山自然体験交流センター 1013 ― 小赤沢・赤湯分岐点 1019 ― 小赤沢・赤倉山分岐点 1029 ― 苗場山神社 1032 ― 小赤沢・赤倉山分岐点 1033 ― 小赤沢・赤倉山分岐点 1047 ― 頂上部からの降り口 1059 ― 急崖下 1116 ― 1853m標高点 1147 ― 深穴岩 1153 ― 見晴尾根(八合目) 1207/昼食/1223 ― 七合半 1236 ― 七合目 1256 ― 水場 1321 ―サゴイ沢の橋 1354 ― 赤倉山旧道分岐点 1405/09 ― 赤湯1号橋 1424 ― 赤湯温泉山口館 1431/37 ― 赤湯2号橋 1441 ― 赤湯3号橋 1443 ― 見返りの松 1511/1518 ― 鷹ノ巣峠 1531 ― 鷹ノ巣峠2合目1557 ― 棒沢橋 1603 ― 渡渉点 1607 ― 林道・赤湯温泉道の分岐 1623 ― 小日橋 1633 ― 林道・元橋登山道分岐点 1648 ― 渡渉点 1655 ― 林道横断 1727 ― グラウンド前横断 1732 ― 浅貝川の橋 1734/1740 ― 火打峠(無線中継所前) 1802 ― 元橋入口標示 1804 ― 国道17号分岐点 1806 ― 平標山登山口駐車場 1808

● 行動時間 12:12
天候 小雨、霧、曇り、晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
●今回の移動
7/31(金):家 = 越後湯沢(泊)
8/1(土):宿 = 祓川 ― 苗場山・苗場山神社 ― 赤湯 ― 元橋 ― 平標山登山口P = 宿 = 家

●登山道へのアクセス
○祓川
・タクシーまたは自家用車でのアクセス。越後湯沢駅から約30分か。今回は一部通行止め迂回をしたため、時間はよくわからない
・ネット情報によると駐車場収容は約40台とのこと。料金収受あり500円
・トイレあり

○元橋
・越後湯沢駅からバス便あり。南越後観光バス。600円。
・一日10往復。運転間隔がまばらであり、今回はうまく利用できなかった

○小日橋
・赤湯温泉山口館へのもっとも近い進入点。苗場プリンス付近を経由して続く林道を行く
・橋の手前に駐車するが、置ける台数はごく少数
(2020.8現在)
コース状況/
危険箇所等
○祓川コース(祓川〜神楽ヶ峰〜苗場山)
・全般にコースは明瞭。道標も多数。
・峠までは、雨天時には沢状になる部分が多く、泥道であることと合わせて歩きにくいところが多かった
・山頂部は穏やかな起伏の中に木道が続く

○昌次新道(苗場山〜赤湯)
・山頂部は木道。それ以降は踏み跡道。細道が多く、斜面のへつりもあまり手が入っていないためか、痩せている場合が多く、歩きにくいだけではなく何度となくスリップダウンしかけた
・山頂下急崖の下降からトラバースにかけてにはネマガリタケや笹の踏み倒し道もあるが、斜面に笹竹の踏み倒しとは厳しい。雨の中ではツルツル滑るので歩きにくいどころではなく大変苦労した
・道標は合目と合目半が建てられている

○赤湯温泉道(赤湯〜小日橋〜元橋)
・赤湯までは人が入るであろうに、整備状態は昌次新道と同様。へつり道は(特に雨天時には)慎重さが求められる
・林道からさらに元橋方面へと進んだが、アップダウンが激しく、疲れた足にはつらい道。元橋行きの場合には、最後の火打峠への上りは最後ほど急激
(2020.8時点)
その他周辺情報 ●買う、食べる
○コンビニエンスストア
・越後湯沢駅裏、湯沢町市街の国道17号沿いなどにあるが、一旦祓川やみつまた方面に進んでしまうともうない。

○食事
・祓川や元橋には食事の出来るところはない
・国道17号沿いでも、苗場スキー場近辺に行くか、二居まで行くとあるようだ

●日帰り温泉
・赤湯は日帰り入湯可能。500円
・下山後も、苗場スキー場付近、二居、その先の湯沢町方面には数軒があるようだ
(いずれも2020.8現在)
(振り返って撮影しています)ここから出発です。和田小屋が営業休止中のため、タクシーもこの駐車場までしか入れません【祓川駐車場にて】
2020年08月01日 05:56撮影 by  ,
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8/1 5:56
(振り返って撮影しています)ここから出発です。和田小屋が営業休止中のため、タクシーもこの駐車場までしか入れません【祓川駐車場にて】
駐車場には立派なトイレもあります【祓川駐車場にて】
2020年08月01日 05:56撮影 by  ,
8/1 5:56
駐車場には立派なトイレもあります【祓川駐車場にて】
さて、出発【祓川駐車場にて】
2020年08月01日 05:59撮影 by  ,
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8/1 5:59
さて、出発【祓川駐車場にて】
舗装路はここまで。この写真の左手に和田小屋があります【和田小屋にて】
2020年08月01日 06:15撮影 by  ,
8/1 6:15
舗装路はここまで。この写真の左手に和田小屋があります【和田小屋にて】
これが和田小屋です。今年はお休み中【和田小屋にて】
2020年08月01日 06:15撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
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8/1 6:15
これが和田小屋です。今年はお休み中【和田小屋にて】
木段整備の区間はまだいいのですが、沢のようになっている所も多数【和田小屋〜中ノ芝】
2020年08月01日 06:21撮影 by  ,
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木段整備の区間はまだいいのですが、沢のようになっている所も多数【和田小屋〜中ノ芝】
六合半とのこと。「半」まであるのは珍しいかと【和田小屋〜中ノ芝】
2020年08月01日 07:14撮影 by  901SH, SHARP
8/1 7:14
六合半とのこと。「半」まであるのは珍しいかと【和田小屋〜中ノ芝】
大正4年は読めますが…【和田小屋〜中ノ芝】
2020年08月01日 07:37撮影 by  901SH, SHARP
8/1 7:37
大正4年は読めますが…【和田小屋〜中ノ芝】
下ノ芝付近です。広がりと樹林帯を繰り返します【和田小屋〜中ノ芝】
2020年08月01日 07:40撮影 by  901SH, SHARP
8/1 7:40
下ノ芝付近です。広がりと樹林帯を繰り返します【和田小屋〜中ノ芝】
この辺りは、水たまり状態【和田小屋〜中ノ芝】
2020年08月01日 07:54撮影 by  901SH, SHARP
8/1 7:54
この辺りは、水たまり状態【和田小屋〜中ノ芝】
中ノ芝で一息【中ノ芝にて】
2020年08月01日 08:04撮影 by  ,
8/1 8:04
中ノ芝で一息【中ノ芝にて】
残念ながら遠くは見えません【中ノ芝にて】
2020年08月01日 08:04撮影 by  ,
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残念ながら遠くは見えません【中ノ芝にて】
キンコウカ【中ノ芝にて】
2020年08月01日 08:04撮影 by  ,
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8/1 8:04
キンコウカ【中ノ芝にて】
ニッコウキスゲの咲き残りです【中ノ芝にて】
2020年08月01日 08:09撮影 by  ,
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8/1 8:09
ニッコウキスゲの咲き残りです【中ノ芝にて】
と思ったら、こんなに咲いていました【中ノ芝にて】
2020年08月01日 08:10撮影 by  ,
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と思ったら、こんなに咲いていました【中ノ芝にて】
上ノ芝も同様の造りです【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
2020年08月01日 08:20撮影 by  ,
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上ノ芝も同様の造りです【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
小松原分岐に到着しました【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
2020年08月01日 08:29撮影 by  901SH, SHARP
8/1 8:29
小松原分岐に到着しました【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
「股スリ岩」。確かに股をするほどに大岩の下降です【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
2020年08月01日 08:31撮影 by  901SH, SHARP
8/1 8:31
「股スリ岩」。確かに股をするほどに大岩の下降です【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
オニアザミ【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
2020年08月01日 08:41撮影 by  ,
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オニアザミ【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
花は…わかりません【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
2020年08月01日 08:41撮影 by  ,
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花は…わかりません【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
2020年08月01日 08:42撮影 by  ,
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【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
ホソバコゴメグサ【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
2020年08月01日 08:43撮影 by  ,
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8/1 8:43
ホソバコゴメグサ【中ノ芝〜神楽ヶ峰】
山頂らしくない風情ですが、標示の脇から登る道があり、最高点に立つことが出来ます【神楽ヶ峰にて】
2020年08月01日 08:44撮影 by  ,
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8/1 8:44
山頂らしくない風情ですが、標示の脇から登る道があり、最高点に立つことが出来ます【神楽ヶ峰にて】
コオニユリです。神楽ヶ峰の最高点付近にありました【神楽ヶ峰にて】
2020年08月01日 08:46撮影 by  ,
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8/1 8:46
コオニユリです。神楽ヶ峰の最高点付近にありました【神楽ヶ峰にて】
タテヤマウツボグサでしょうか【神楽ヶ峰〜お花畑】
2020年08月01日 08:49撮影 by  ,
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8/1 8:49
タテヤマウツボグサでしょうか【神楽ヶ峰〜お花畑】
遭難碑です【神楽ヶ峰〜お花畑】
2020年08月01日 08:57撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
8/1 8:57
遭難碑です【神楽ヶ峰〜お花畑】
「富士見坂」とのこと。ここから見えるようには思わないけど…【神楽ヶ峰〜お花畑】
2020年08月01日 08:58撮影 by  ,
8/1 8:58
「富士見坂」とのこと。ここから見えるようには思わないけど…【神楽ヶ峰〜お花畑】
モミジカラマツでしょうか【神楽ヶ峰〜お花畑】
2020年08月01日 08:58撮影 by  ,
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8/1 8:58
モミジカラマツでしょうか【神楽ヶ峰〜お花畑】
【神楽ヶ峰〜お花畑】
2020年08月01日 09:01撮影 by  ,
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8/1 9:01
【神楽ヶ峰〜お花畑】
【神楽ヶ峰〜お花畑】
2020年08月01日 09:02撮影 by  ,
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【神楽ヶ峰〜お花畑】
【神楽ヶ峰〜お花畑】
2020年08月01日 09:04撮影 by  ,
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8/1 9:04
【神楽ヶ峰〜お花畑】
【お花畑にて】
2020年08月01日 09:06撮影 by  ,
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【お花畑にて】
ミヤマシャジン【お花畑にて】
2020年08月01日 09:06撮影 by  ,
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ミヤマシャジン【お花畑にて】
タカネナデシコでしょうか【お花畑にて】
2020年08月01日 09:07撮影 by  ,
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8/1 9:07
タカネナデシコでしょうか【お花畑にて】
ミネウスユキソウでしょうか【お花畑にて】
2020年08月01日 09:07撮影 by  ,
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ミネウスユキソウでしょうか【お花畑にて】
シモツケソウ【お花畑にて】
2020年08月01日 09:09撮影 by  ,
8/1 9:09
シモツケソウ【お花畑にて】
ミヤマシシウド【お花畑にて】
2020年08月01日 09:09撮影 by  ,
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ミヤマシシウド【お花畑にて】
なるほど、この辺りが「お花畑」なんですね。どうりで花いっぱいな訳だ【お花畑にて】
2020年08月01日 09:09撮影 by  ,
8/1 9:09
なるほど、この辺りが「お花畑」なんですね。どうりで花いっぱいな訳だ【お花畑にて】
【お花畑にて】
2020年08月01日 09:10撮影 by  ,
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【お花畑にて】
イワオトギリ【お花畑にて】
2020年08月01日 09:10撮影 by  ,
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イワオトギリ【お花畑にて】
ナナカマドの葉でしょうか【お花畑にて】
2020年08月01日 09:11撮影 by  ,
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ナナカマドの葉でしょうか【お花畑にて】
ヤマホタルブクロ【お花畑にて】
2020年08月01日 09:12撮影 by  ,
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ヤマホタルブクロ【お花畑にて】
ミヤマアキノキリンソウ【お花畑にて】
2020年08月01日 09:13撮影 by  ,
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8/1 9:13
ミヤマアキノキリンソウ【お花畑にて】
ハクサンフウロでしょうか【お花畑にて】
2020年08月01日 09:14撮影 by  ,
8/1 9:14
ハクサンフウロでしょうか【お花畑にて】
【お花畑〜苗場山】
2020年08月01日 09:23撮影 by  901SH, SHARP
8/1 9:23
【お花畑〜苗場山】
【お花畑〜苗場山】
2020年08月01日 09:28撮影 by  901SH, SHARP
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8/1 9:28
【お花畑〜苗場山】
【お花畑〜苗場山】
2020年08月01日 09:28撮影 by  901SH, SHARP
8/1 9:28
【お花畑〜苗場山】
【お花畑〜苗場山】
2020年08月01日 09:40撮影 by  901SH, SHARP
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8/1 9:40
【お花畑〜苗場山】
山頂部に出ましたが、ガスに包まれています。遠くは霧の中【お花畑〜苗場山】
2020年08月01日 09:57撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
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8/1 9:57
山頂部に出ましたが、ガスに包まれています。遠くは霧の中【お花畑〜苗場山】
木道が整備されています。前方にうっすらと道標らしきものが【お花畑〜苗場山】
2020年08月01日 09:57撮影 by  ,
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8/1 9:57
木道が整備されています。前方にうっすらと道標らしきものが【お花畑〜苗場山】
ワタスゲでしょうか。水濡れでわかりにくくなっています【お花畑〜苗場山】
2020年08月01日 09:57撮影 by  ,
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8/1 9:57
ワタスゲでしょうか。水濡れでわかりにくくなっています【お花畑〜苗場山】
左手はまっすぐ自然体験センター、右手は山頂標柱です【お花畑〜苗場山】
2020年08月01日 09:58撮影 by  ,
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8/1 9:58
左手はまっすぐ自然体験センター、右手は山頂標柱です【お花畑〜苗場山】
山頂標柱に到着しました【苗場山山頂にて】
2020年08月01日 10:02撮影 by  ,
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8/1 10:02
山頂標柱に到着しました【苗場山山頂にて】
(振り返って撮影)来た方向を見ています【苗場山山頂にて】
2020年08月01日 10:08撮影 by  ,
8/1 10:08
(振り返って撮影)来た方向を見ています【苗場山山頂にて】
奥は大赤沢新道へと続きます【苗場山山頂にて】
2020年08月01日 10:08撮影 by  ,
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8/1 10:08
奥は大赤沢新道へと続きます【苗場山山頂にて】
山頂にある三角点です【苗場山山頂にて】
2020年08月01日 10:08撮影 by  ,
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8/1 10:08
山頂にある三角点です【苗場山山頂にて】
自然研究センター兼山頂ヒュッテに到着しました。日帰り客は入れないなど、コロナ対策を張りめぐらせていらっしゃいます【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:12撮影 by  901SH, SHARP
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自然研究センター兼山頂ヒュッテに到着しました。日帰り客は入れないなど、コロナ対策を張りめぐらせていらっしゃいます【苗場山山頂部にて】
小赤沢方面へと進み、苗場山神社を目指します【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:16撮影 by  901SH, SHARP
8/1 10:16
小赤沢方面へと進み、苗場山神社を目指します【苗場山山頂部にて】
おや?見渡しが利くようになりました。でも小雨は降り続いています【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:18撮影 by  ,
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8/1 10:18
おや?見渡しが利くようになりました。でも小雨は降り続いています【苗場山山頂部にて】
振り返ると小屋も全景が見えます【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:18撮影 by  ,
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8/1 10:18
振り返ると小屋も全景が見えます【苗場山山頂部にて】
モニュメントがあります【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:18撮影 by  ,
8/1 10:18
モニュメントがあります【苗場山山頂部にて】
小赤沢方面へと下降していきます【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:22撮影 by  ,
8/1 10:22
小赤沢方面へと下降していきます【苗場山山頂部にて】
小赤沢・赤倉山分岐点です。赤倉山方面を見ています。目の前の木立に入ってすぐに神社があります【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:30撮影 by  ,
8/1 10:30
小赤沢・赤倉山分岐点です。赤倉山方面を見ています。目の前の木立に入ってすぐに神社があります【苗場山山頂部にて】
苗場山神社です【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:31撮影 by  ,
8/1 10:31
苗場山神社です【苗場山山頂部にて】
戻ってきましたが、またもやガスってきました【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:46撮影 by  ,
8/1 10:46
戻ってきましたが、またもやガスってきました【苗場山山頂部にて】
もう龍ノ峰は殆ど見えなくなりました【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:46撮影 by  ,
8/1 10:46
もう龍ノ峰は殆ど見えなくなりました【苗場山山頂部にて】
分岐まで戻り、赤湯を目指して舵を切ります
2020年08月01日 10:47撮影 by  ,
8/1 10:47
分岐まで戻り、赤湯を目指して舵を切ります
こちらの道沿いは、大きな池塘が目立ちます。ここは深さもありそう【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:52撮影 by  ,
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こちらの道沿いは、大きな池塘が目立ちます。ここは深さもありそう【苗場山山頂部にて】
これまた広い【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:56撮影 by  ,
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8/1 10:56
これまた広い【苗場山山頂部にて】
流れに対しても段差工が施されています。やはり土砂流出が認められるのでしょうか【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:58撮影 by  ,
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8/1 10:58
流れに対しても段差工が施されています。やはり土砂流出が認められるのでしょうか【苗場山山頂部にて】
(振り返って撮影しています)山頂部に限っては木段整備がなされていました【苗場山山頂部にて】
2020年08月01日 10:58撮影 by  ,
8/1 10:58
(振り返って撮影しています)山頂部に限っては木段整備がなされていました【苗場山山頂部にて】
ここをゲートとして下降に移ります。この降り口は、山頂部の水も出ていきます【苗場山山頂部からの下降点にて】
2020年08月01日 10:59撮影 by  ,
8/1 10:59
ここをゲートとして下降に移ります。この降り口は、山頂部の水も出ていきます【苗場山山頂部からの下降点にて】
この先の尾根は左手かと思いますが、その前に、足下が見えないくらいの絶壁です【苗場山山頂部からの下降点にて】
2020年08月01日 10:59撮影 by  ,
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この先の尾根は左手かと思いますが、その前に、足下が見えないくらいの絶壁です【苗場山山頂部からの下降点にて】
急崖を降りきってから振り返って撮影しています。写真の壁は下降出来ないので、写真左手の壁を降りてきたようです【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 11:16撮影 by  ,
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急崖を降りきってから振り返って撮影しています。写真の壁は下降出来ないので、写真左手の壁を降りてきたようです【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
シダ類の成長過程でしょうか。ひょろひょろです【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 11:22撮影 by  ,
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シダ類の成長過程でしょうか。ひょろひょろです【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 11:23撮影 by  901SH, SHARP
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【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 11:23撮影 by  901SH, SHARP
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【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
「深穴岩」とのこと。岩に深い裂け目が生じています【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 11:53撮影 by  901SH, SHARP
8/1 11:53
「深穴岩」とのこと。岩に深い裂け目が生じています【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 11:54撮影 by  901SH, SHARP
8/1 11:54
【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
八合目、見晴尾根とのこと。見晴がないのが残念です。ここで昼食にしました【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 12:21撮影 by  ,
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八合目、見晴尾根とのこと。見晴がないのが残念です。ここで昼食にしました【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
目の前の木には「昌次新道」と書かれた張り物も。所要時間も書かれていますが読み取れません【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 12:21撮影 by  ,
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目の前の木には「昌次新道」と書かれた張り物も。所要時間も書かれていますが読み取れません【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
その木の根元からロープ場です。このあと数カ所にロープがありました【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 12:21撮影 by  ,
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その木の根元からロープ場です。このあと数カ所にロープがありました【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
七合半。ご丁寧に「半」がありますが、それだけ合目間が長いです【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 12:36撮影 by  901SH, SHARP
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七合半。ご丁寧に「半」がありますが、それだけ合目間が長いです【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
七合目「フクベの平」です【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 12:56撮影 by  901SH, SHARP
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七合目「フクベの平」です【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
七合目と六合目の間に水場があります【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 13:21撮影 by  901SH, SHARP
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七合目と六合目の間に水場があります【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
サゴイ沢を渡る橋が現れます。最初の橋です【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 13:54撮影 by  901SH, SHARP
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サゴイ沢を渡る橋が現れます。最初の橋です【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
橋の上より川を見ます。水がきれい【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 13:55撮影 by  901SH, SHARP
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橋の上より川を見ます。水がきれい【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
上り返しには分岐があります。ここからは赤倉山への旧道とのこと【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 14:08撮影 by  ,
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上り返しには分岐があります。ここからは赤倉山への旧道とのこと【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
ついに赤湯1号橋が現れました【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 14:21撮影 by  901SH, SHARP
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ついに赤湯1号橋が現れました【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
渡ってから河原を行きます。振り返ると1号橋が見上げられます【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 14:24撮影 by  ,
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渡ってから河原を行きます。振り返ると1号橋が見上げられます【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
河原を伝っていきます。岩場におなじみの「○」や「⇔」が導いてくれます【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 14:24撮影 by  ,
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河原を伝っていきます。岩場におなじみの「○」や「⇔」が導いてくれます【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
岩上ではなく、本当に砂地に降りていきます【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
2020年08月01日 14:28撮影 by  ,
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岩上ではなく、本当に砂地に降りていきます【苗場山山頂部〜赤湯山口館】
そして山口館に到着【赤湯山口館にて】
2020年08月01日 14:30撮影 by  ,
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そして山口館に到着【赤湯山口館にて】
赤湯温泉山口館とあります。このコースの5合目とのこと【赤湯山口館にて】
2020年08月01日 14:31撮影 by  ,
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赤湯温泉山口館とあります。このコースの5合目とのこと【赤湯山口館にて】
(振り返って撮影)下降の場合には、こちら向きに出発【赤湯山口館にて】
2020年08月01日 14:32撮影 by  ,
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(振り返って撮影)下降の場合には、こちら向きに出発【赤湯山口館にて】
下降側に露天風呂があります。河原側に降りていくようです【赤湯山口館にて】
2020年08月01日 14:40撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
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下降側に露天風呂があります。河原側に降りていくようです【赤湯山口館にて】
赤湯2号橋の上から。河原の露天風呂が見えます【赤湯山口館〜小日橋】
2020年08月01日 14:41撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
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赤湯2号橋の上から。河原の露天風呂が見えます【赤湯山口館〜小日橋】
赤湯2号橋を振り返ります【赤湯山口館〜小日橋】
2020年08月01日 14:42撮影 by  ,
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赤湯2号橋を振り返ります【赤湯山口館〜小日橋】
赤湯3号橋も渡ります【赤湯山口館〜小日橋】
2020年08月01日 14:43撮影 by  ,
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赤湯3号橋も渡ります【赤湯山口館〜小日橋】
赤湯温泉道とのこと【赤湯山口館〜小日橋】
2020年08月01日 15:03撮影 by  ,
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赤湯温泉道とのこと【赤湯山口館〜小日橋】
鷹ノ巣峠に向けて高度を上げていきます。最高度辺りに「見返りの松」があります。ここでタクシーを呼びました【赤湯山口館〜小日橋】
2020年08月01日 15:11撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
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鷹ノ巣峠に向けて高度を上げていきます。最高度辺りに「見返りの松」があります。ここでタクシーを呼びました【赤湯山口館〜小日橋】
鷹ノ巣峠に着きました。ここまで一登りしました【赤湯山口館〜小日橋】
2020年08月01日 15:31撮影 by  ,
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鷹ノ巣峠に着きました。ここまで一登りしました【赤湯山口館〜小日橋】
ナンテンでしょうか。だとすれば木も大きくなっています【赤湯山口館〜小日橋】
2020年08月01日 15:40撮影 by  ,
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ナンテンでしょうか。だとすれば木も大きくなっています【赤湯山口館〜小日橋】
峠への二合目とのこと。どこからどこを数えているのでしょうか【赤湯山口館〜小日橋】
2020年08月01日 15:57撮影 by  ,
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峠への二合目とのこと。どこからどこを数えているのでしょうか【赤湯山口館〜小日橋】
降りてきて、棒沢橋です【赤湯山口館〜小日橋】
2020年08月01日 16:03撮影 by  ,
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降りてきて、棒沢橋です【赤湯山口館〜小日橋】
(振り返って撮影しています)渡渉点がありました。ここから先は道が車サイズになっています【赤湯山口館〜小日橋】
2020年08月01日 16:07撮影 by  ,
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(振り返って撮影しています)渡渉点がありました。ここから先は道が車サイズになっています【赤湯山口館〜小日橋】
(振り返って撮影しています)林道の分岐点です。右手からやってきました。赤湯温泉道と、ここにも標示があります【赤湯山口館〜小日橋】
2020年08月01日 16:23撮影 by  ,
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(振り返って撮影しています)林道の分岐点です。右手からやってきました。赤湯温泉道と、ここにも標示があります【赤湯山口館〜小日橋】
しばらくで小日橋が見えてきました【赤湯山口館〜小日橋】
2020年08月01日 16:32撮影 by  ,
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しばらくで小日橋が見えてきました【赤湯山口館〜小日橋】
橋を渡ったところにゲートがあります。車は橋の手前までです【小日橋たもとにて】
2020年08月01日 16:33撮影 by  ,
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橋を渡ったところにゲートがあります。車は橋の手前までです【小日橋たもとにて】
ここで再び林道を離れます。左手に元橋1時間とあります【小日橋たもとにて】
2020年08月01日 16:48撮影 by  ,
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ここで再び林道を離れます。左手に元橋1時間とあります【小日橋たもとにて】
降りていくと、渡渉点があります【小日橋〜元橋】
2020年08月01日 16:55撮影 by  ,
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降りていくと、渡渉点があります【小日橋〜元橋】
その脇には大岩があり、供え物も見えます【小日橋〜元橋】
2020年08月01日 16:56撮影 by  ,
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その脇には大岩があり、供え物も見えます【小日橋〜元橋】
こんな坂道を登っていきます【小日橋〜元橋】
2020年08月01日 17:03撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
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こんな坂道を登っていきます【小日橋〜元橋】
林道を横切ります【小日橋〜元橋】
2020年08月01日 17:27撮影 by  ,
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林道を横切ります【小日橋〜元橋】
なぜかこんな所にグラウンドがありました。この前も横切っていきます【小日橋〜元橋】
2020年08月01日 17:32撮影 by  ,
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なぜかこんな所にグラウンドがありました。この前も横切っていきます【小日橋〜元橋】
浅貝川の橋を渡ります。渡ったところで最後の小休止【小日橋〜元橋】
2020年08月01日 17:34撮影 by  ,
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浅貝川の橋を渡ります。渡ったところで最後の小休止【小日橋〜元橋】
最後はよじ登って火打峠に到着しました。無線中継所前に出ました【小日橋〜元橋】
2020年08月01日 18:02撮影 by  ,
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最後はよじ登って火打峠に到着しました。無線中継所前に出ました【小日橋〜元橋】
無線中継所から作業道を降りていきます【小日橋〜元橋】
2020年08月01日 18:02撮影 by  ,
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無線中継所から作業道を降りていきます【小日橋〜元橋】
向かいの松手山でしょうか、しっかりと見えています。朝のガスだらけとは異なり晴れています【小日橋〜元橋】
2020年08月01日 18:02撮影 by  ,
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向かいの松手山でしょうか、しっかりと見えています。朝のガスだらけとは異なり晴れています【小日橋〜元橋】
無線施設への作業道に「元橋(赤湯入口)」の標示がありました。標示の少ない区間です【小日橋〜元橋】
2020年08月01日 18:04撮影 by  ,
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無線施設への作業道に「元橋(赤湯入口)」の標示がありました。標示の少ない区間です【小日橋〜元橋】
国道17号に出ました。左手に行けば元橋バス停ですが、右手に進みます【小日橋〜元橋】
2020年08月01日 18:06撮影 by  ,
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国道17号に出ました。左手に行けば元橋バス停ですが、右手に進みます【小日橋〜元橋】
国道17号に出て元橋バス停方面とは逆へ。タクシーとの待ち合わせに指定した平標山登山口駐車場まで来ました。長い長い歩きでした【平標登山口駐車場にて】
2020年08月01日 18:08撮影 by  ,
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国道17号に出て元橋バス停方面とは逆へ。タクシーとの待ち合わせに指定した平標山登山口駐車場まで来ました。長い長い歩きでした【平標登山口駐車場にて】
撮影機器:

感想

 今年の数少ない遠征機会。逡巡した挙げ句、実家の隣県新潟の苗場山へ。山以外は脇目も振らぬ行程で往復した。
 朝、宿までタクシーの迎えを受け、祓川には6時前には到着した。途中、車の屋根をたたく雨音に中止も頭を過ぎったが、到着時点では降り止み。雨具の準備をして出発。山がお好きな運転手さんも、とりあえず登山口まで行って判断しては、とおっしゃって下さったが、そのおかげでなんとか行く気になった。
 実は、苗場山に向かうのはこれが初めてではない。もっとも古くは平成7年9月。そのときは、まだあった寝台特急を使った行程でやってきたのだが、駅を出る気にもならない土砂降りに閉口してやむなく諦めた。その後も計画倒れは枚挙にいとまなく、記録、記憶にあるだけでもこれが5度目の挑戦。天気予報では少なくとも午後からは回復傾向でもあったので、少々の天候不良でも出発するつもりではあった。
 和田小屋までの舗装路を進み、いよいよ登山道へ。木道整備もあるが、ぬかるみも多い。先ほどばかりではなく昨日までの雨も効いているようだ。
 ぽつりぽつりと来るので、大木の下で雨具をフル装備に。そうこうしているうちにもの凄い降りになった。待ってばかりもいられないので、雨音を聞きながら出発。登山道が沢状になっているところが多く、足下が次第に重くなっていく。
 下ノ芝、中ノ芝、上ノ芝とやや広がりのあるところごとに休憩できるベンチなどがある。それらを越えて進む。やがて、小松原分岐。ここからは尾根筋になる。
 神楽ヶ峰は標柱があるものの山頂感はまるでない。よく見ると標識脇から背後の堤を上る踏み跡がある。登ってみると、そこが最高標高点になっているようだった。
 股スリ岩や雷清水といった名称地点を過ぎ、花の広がる一帯へ。お花畑と名付けられた一帯には、色とりどりの花が咲き誇っている。曇った日だけに、花がせめてものなごみになる。
 山頂手前は急登。これより上に湿原が広がっているとは思えぬほどに急坂を登っていく。
 山頂部に着いても霧雨とガスの中、雄大と言われる池塘の広がる山頂風景は望むことも出来ない。山名標から自然体験交流センターへと回る。事前情報通り、宿泊者以外は中には入れないようだ。そこからは、時計との勝負ではあるが、予定通り苗場山神社に足を延ばしてみることに。すると、どうしたことかガスが晴れ、一帯を見渡すことが出来るようになった。竜ノ峰までが見渡せているようで、広い山頂平原が一望だ。池塘の多い独特の景観、昔の人は、苦労して登った断崖の上にこんな楽園のような世界が広がっていたら、さぞかし驚いたことであろう。
 センター手前まで戻り、そのまま赤湯方面へ。しばらくは山頂の景観を楽しみ、突然目の前が切れ落ちたと思ったら、小川と共に急崖へと移行。
 かなりの急角度で落ちた行く斜面をジグザグに降り、へつってこのあとの尾根道へと取り付く。笹や竹が斜面の道上に踏み倒されており、雨の中では滑る。ついには滑落、草木が濃いおかげで一回転ほどで止まったが、そうでなければどうなったことやら。
 尾根に移っても、細道であることに変わりはない。時折現れる「合目」や「合目半」だけが進捗の手がかり。お昼を過ぎた八合目で昼食。八合目には「見晴尾根」と名前がついている。残念ながら、この天候では見晴も何もない。
 その後も天気予報とは異なる霧雨模様の中黙々と高度を下げていく。水場もあるが、ほかに特徴的なものもない。歩きにくい斜面のへつり道が再々現れ、足もいつにない痛みを感じ始める。やがて沢音が大きくなってきたら赤湯に向けての最初の橋が現れた。ここからも100m近くの昇降があり、ようやく赤湯温泉山口館へ。最後は赤湯1号橋を渡り、河原を歩いて温泉へと到着した。ここまで山頂以来誰にも出会うことはなかった。
 山口館は営業しているようだが、静かだ。電車時間も考えて、温泉入湯は諦めることに。お水を頂き再出発。赤湯2号橋から、河原の露天風呂を振り返り、風情をうらやみつつ進む。
 再び高低差200m近くよじ登る。高度を上げきった辺りの「見返りの松」に到着。あらかじめ聞いていたようにここでは電波が通じるので、タクシー会社にTEL。18時10分に平標山登山口にと予約した。あとの電車時間のこともあるとはいえ、細かく指定した以上はその時間に間に合いたい。
 鷹ノ巣峠を越え、棒沢橋へ。予定時間を20分上回っている。これはいかん。そこからの林道区間は早足で進む。渡渉点を過ぎると、明らかに今でも車が入ってこれるような道状態。落石がぽろぽろある以外は歩きやすい。せっせと歩いていくと林道の分岐点。入口のゲート脇には「赤湯温泉道」との標記もある。ここがかつての駐車地点のようだ。
 そこからも林道を進む。時折木々の間から見える清津川は、先ほどまでの澄んだ流れというだけではなく、幅も貫禄も出てきた。
 やがて、車も通れる鋼製橋りょう小日橋が現れた。渡ったところにバリケードが置かれており、一般車はここまでだ。ここには4台駐車しており、温泉からの途上ですれ違った2組も含まれているんだろうが、そのほかは山口館の中にでもいらっしゃったのだろうか。
 ここからは更に整った林道を暫く行く。二段のつづら折りも車のように道に従って進む。やがて、林道からの分岐点。分岐点には元橋まで1時間とある。昭文社が1時間10分、ヤマップが1時間20分となっている。どれであっても概ね間に合いそうだ。よく挽回できた。
 ところが、ここからは再び激しい昇降。沢を越え、大きく登って降りる。途中ではリフト下を過ぎた辺りで道が見えなくなっているところもある。不安を抱きながらも地図上ではルート通りなので先へと進む。林道に顔を出すが、それを横切り更に進む。次の点線道の所にはサッカーグラウンドが現れる。なんとも山中には似つかわしくない。最後は標高差約100mの急登。最後に行くほどに土の急崖となり、手も使うほどの斜面を登り切ったら無線中継施設前。そこからは作業道を降りて、元橋登山口標示。久しぶりに見る道標だ。林道を少々歩いて国道17号に。
 本来はここでおしまい。しかし、車の待合には不適当との思いで平標山登山口駐車場を待ち合わせとしたのでそちらへと向かう。戻るような方向に進んで平標山登山口駐車場。タクシー予約の時間通りに到着できたが、足はすでにヘロヘロで、歩数も記録を採り始めてからでは最大となっていた。
 待っていたタクシーには、お尻も含めて汗と雨で湿っているから云々と伝えると、タオルを敷いてくれた。その上にちょこんと座って宿へ。毎年と比較しても人のでは鈍いようだ。
 どこの登山口も車は少なかった。どうにも普段通りに登れるようには思えない。今年は、なかなか気ままにはいかない。

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