ビックリするほど静かな白峰南嶺縦走の旅（奈良田IN 雨畑OUT）

2020年08月12日(水) 〜 2020年08月15日(土)

• GPS: 35:49
• 距離: 60.3km
• 登り: 5,542m
• 下り: 6,060m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:06
• 合計: 4:47

5:40 スタート地点
5:45 5:45 奈良田バス停
5:56 5:56 奈良田駐車場
6:15 6:16 奈良田第一発電所
6:18 6:18 大門沢ゲート
7:00 7:04 森山橋
7:55 7:56 早川水系発電所取水口
10:27 大門沢小屋

2日目

• 山行: 10:20
• 休憩: 1:35
• 合計: 11:55

3:32 宿泊地
6:57 7:08 大門沢下降点
7:38 8:07 広河内岳
9:20 9:22 大籠岳
10:04 10:07 白河内岳
11:16 11:52 笹山北峰
12:03 12:14 笹山 南峰
14:11 14:13 ピーク横の小さなコル
14:43 14:44 白剥山
15:27 宿泊地

3日目

• 山行: 9:03
• 休憩: 1:01
• 合計: 10:04

4:00 宿泊地
5:23 5:23 広場
5:52 5:54 オシャリ山
6:57 6:57 伝付峠展望台
7:13 7:13 伝付峠
7:21 7:42 伝付峠水場
7:52 7:52 伝付峠
10:20 10:20 天上小屋山
11:28 12:06 生木割山
13:31 13:31 椹島下降点
14:04 笊ヶ岳

4日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 2:04
• 合計: 8:55

5:34 笊ヶ岳
6:35 6:37 布引山
7:48 8:09 桧横手山
8:53 8:53 ４本桧の肩
9:35 9:37 山ノ神
10:06 11:37 広河原
12:14 12:15 タケ沢吊橋
13:03 13:04 老平駐車場
14:22 14:28 大島バス停（早川町乗合バス）
14:29 ゴール地点

天候

8月12日(水)晴れのち曇り
8月13日(木)晴れのち曇り
8月14日(金)晴れ
8月15日(土)快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

《アクセス》
中部横断自動車道・下部温泉早川ICより38キロ・所要時間50分ほど。
※さいたま市自宅より200キロ・所要時間4：30ほど。

《駐車場》
大門沢登山口のゲート前に5台くらい駐車可能。
当日は既に埋まっていたが、奈良田橋〜ゲート間に路肩駐車できるスペースがあり数台停まっていた。
今回は車の回収を考え、笹山ダイレクト尾根への登山口に向かう吊り橋の近くにある大駐車スペースに停めました。

《コンビニ》
R52沿いのセブンイレブン身延下山店が最終コンビニ。

コース状況／危険箇所等

《コース状況》
【全体的に・・】
全体を通して際立った危険箇所はないが、奈良田越から先の林道は一部崩壊しているので要注意。
また踏み跡はあるものの笹山〜奈良田越あたりはややルートが分かりづらく、ある程度のルートファインディング力が必要。
大門沢降下点より先、山小屋は一切なく水場も限られているので、この時期歩くならば水は多めに持ち歩くことが必須。

【奈良田〜大門沢小屋〜大門沢降下点】
奈良田から登山口の直前に一度沢を渡渉することになるが、靴を脱がないと渡れなかった。
また大門沢小屋に至るまでに何度か渡渉するが、一部橋が半壊している箇所もあるので慎重に。
大門沢小屋から先で沢筋を2度通過するので、大量の水はそこで補給した方が良いと思う。

【大門沢降下点〜広河内岳〜笹山】
広河内岳から先、だだ広い尾根となるので濃霧時は分かりづらいように感じた。
また白河内岳〜笹山はバランスの悪いゴロゴロ石地帯も通過するので滑落転倒注意。
アップダウンも緩やかで展望も素晴らしく、とても気持ちの良い稜線。

【笹山〜奈良田越〜伝付峠〜笊ヶ岳】
上記の通り、笹山〜奈良田越間は踏み跡はあるもののマーカーやテープも少なく、ややルートを見失いがちなので要ルート確認。
また奈良田越からは林道となるが一部道が崩壊しており、通過には注意が必要。
特に広場から先の崩壊地は高巻きの道を行くことになるが、そちらもかなりガレガレで少し危険だと思った。　

【笊ヶ岳〜広河原〜老平】
布引山から先はなにしろ終始急な下りとなるので、滑落転倒要注意。　
また広河原まで全く水場がないので、この時期水分は多めに持っていないと厳しい。
尚、広河原も靴を脱がないと渡渉できない状況だった。

《キャンプ地》
〇大門沢小屋
約30張ほど幕営可能。この日は全部で5張ほどだった。
2020/8/15現在営業休止中ではあるが、テン場および避難小屋として利用可能。
水場：テン場内にあり。
トイレ：外トイレを利用。
https://www.daimonzawa.com/

〇奈良田越
笹山から南下していくと最初に訪れる好立地。
奈良田越から伝付峠間は林道のため幕営適地多数。

〇笊ヶ岳山頂
かなり狭いが1〜2張幕営可能。
北側に5分ほど下った場所にも2〜3張、南側に15分ほど下れば3〜4張幕営可能。

※他にも張れそうなスペースは多々あったが、生木割山はかなり快適そうだった。
また今回の宿泊地の標高はいずれもそこまで高くなくこの時期気温が高いので、防寒着があればシュラフカバー+インナーシーツで十分眠れたと思う。

《水場》
大門沢小屋、大門沢上部、伝付峠下、椹島下降点手前(未確認)、広河原付近の沢(要浄水器)

《車の回収》
〇14:05雨畑⇒14:20大島（角瀬タクシー）
運賃　200円
※0556-45-2062に前日午後7時までに予約連絡が必要。

〇14:35大島⇒15:15奈良田温泉（はやかわ乗合バス）
運賃　600円（+手荷物料200円）
https://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/people/taffic.html

その他周辺情報

《温泉》
奈良田の里温泉　女帝の湯
営業時間　10:00〜18:00
日帰り入浴　550円
源泉かけ流し
https://hayakawakankou.jp/archives/spot/naradanosato/

写真

8/12 5:42

《1日目》
午前6時、山梨県早川町奈良田。

8/12 5:43

今年のお盆はなにしろ人が少ないところへ。
その答えが白峰南嶺じゃ〜

8/12 6:08

大門沢登山口ゲートの駐車スペースは狭いため、途中の路肩スペースに数台停まっていた。

8/12 7:18

右往左往してしまったが、ここは右手に進もう。

8/12 7:36

そしてこの沢を渡渉するしかないみたい。
いきなり靴を脱ぐことになるとはね(^-^;

8/12 7:44

なぜだか写真上の橋がバリケードで封鎖されているためです。

8/12 7:58

この吊り橋は記憶にあったけど、ここまでの道ちょっと変わったよね？？

8/12 8:12

なにはともあれ南アルプスの美しい森へGO！

8/12 10:22

むむむ、既に雲行きがあやしい？

8/12 10:22

途中何度か渡渉するけど、一部半壊した橋もあるので要注意。

8/12 13:06

CT4：30ほど。なんと本日の山行終了です(^-^;
ここへ上がって来たのは初めてだな。

8/12 11:19

今年はテン場や避難小屋は解放されいるよう。
何気にここのテン場に来るのも初めて。

8/12 11:11

大して歩いてないけどお疲れちゃん。

8/12 11:56

犯罪的だ〜キンキンに冷えてやがる〜

8/12 13:10

超のんびりする時間があったので大門沢でまったり。

8/12 13:09

明日に備えて昼寝しよう。

8/12 17:56

本日の我が家は・・

8/12 18:18

富士子ちゃんを一望できる抜群のロケーション♪

8/12 17:39

恒例の松屋の牛丼温泉卵ぞえ。
というか、自宅の料理もこの程度よ(^-^;

8/13 3:10

この日はペルセウス座流星群が見れたらしい。

8/13 4:42

《2日目》
午前5時、大門沢。
まさかの一時間半もゴーカイに寝坊(^-^;

8/13 4:44

小屋から大量の水を担いできたけど、途中の沢でくめばよかったわ〜

8/13 5:02

この空の焼け方、きっと素晴らしい朝なんでしょう。

8/13 6:35

む〜背中の荷がいつになく重い。

8/13 6:46

大門沢降下点まであと少し！

8/13 6:50

元気印のウサギギクに励まされながら頑張ります！

8/13 7:04

よしっ！
ん？なにこの重い感じの空は(^-^;

8/13 7:13

なにはともあれここからは未踏区間、まずは広河内岳へ！

8/13 7:15

この稜線、常に塩見岳が旅のお供♪

8/13 7:31

農鳥岳を振り返り〜

8/13 7:36

鳳凰三山揃い踏み。
一番左は去年歩いた高嶺かな。

8/13 8:09

百高山の一つ、広河内岳に到着♪

8/13 8:01

いつかこの尾根を下って、池ノ沢池に行ってみたい。

8/13 8:05

こちらは今年歩く予定だった仙塩尾根。
バックの中アは雲の中だな。

8/13 8:22

この風、この快適な稜線こそ山行よ！

8/13 8:58

ここを歩くのが一番の楽しみだったから、とりあえずガスガスじゃなくて良かったな♪

8/13 8:59

この区間を歩くのは初めてだったけど、個人的には白峰三山ルートより好きかも。

8/13 9:18

大籠岳に到着。
今回3座歩く百高山の一つ。

8/13 9:20

この景色は外国みたいだなあ。

8/13 9:28

アップダウンも少なくなにしろ快適だし。

8/13 9:38

地味ながら蝙蝠岳の存在感が半端ないね。

8/13 9:51

今振り返ると、カンカン照りじゃないのが逆に助かった。

8/13 10:06

白河内岳が百高山でないのは何故？？

8/13 10:24

お次は半分ガスに侵食されている笹山へ。

8/13 10:43

山と高原地図にある通り、笹山手前はハイマツがややうるさい。

8/13 11:18

最高峰の笹山北峰にて。
展望が少しでもあって良かった。

8/13 11:21

この旅のターミナルポイント・笊ヶ岳も遠く視界に捉える。

8/13 11:59

こちら南峰は山梨県なんだね。
山頂は広く多数幕営できそう。

8/13 12:04

ここからは破線区間へ。
いきなりこんな感じじゃ先が思いやられるわ(^-^;

8/13 12:20

笹山からの下りはしっかりルートを見極める必要あり。

8/13 12:39

いったいどこを歩いてきたのやら。

8/13 13:11

ほ〜れ〜倒木祭じゃあ〜

8/13 13:40

ただでさえ最近体重が増えたのに、7．5キロも背負っているので肩がおかしくなってきたぞ。

8/13 14:42

白剥山の手前で幕営する予定だったけど、このあたりルートを外しやすいので、結果的には先へ進んで正解だった。

8/13 16:44

超快適な奈良田越が本日の宿泊地。

8/13 16:26

久しぶりにアルファ米を食べたけど、やっぱり微妙だなあ。
カレーは美味しいのに。

8/13 18:41

空と雲だけね。
きっと奇麗な夕陽が見れたんじゃないかなあ。

8/14 4:27

《3日目》
午前4時、奈良田越を出発。
なぜここにカーブミラーって感じの(^-^;

8/14 4:51

山と高原地図にあるスポットにて、奥秩父の山々をのぞみながらご来光待ち。
一番左の山は小川山だったんだと初めて知った。

8/14 5:11

おはよーございます(^^)/

8/14 5:14

ガレ場も照らされてイイ感じ(*^^*)

8/14 5:17

紅く染まる荒川岳。

8/14 5:37

広場〜西別当代山の区間に崩壊地があるが、ここは高巻いて通過する。

8/14 5:43

けっこーおっかない。

8/14 5:48

そのあたりから昨日歩いた笹山を振り返る。

8/14 6:38

笊ヶ岳もかなり近くなったのう。

8/14 6:45

こちらは2年前に歩いた徳右衛門岳。
こんな貫禄のある山だったことにビックリ。

8/14 7:04

ようやく伝付峠に到着♪
展望台から南ア南部の巨匠を望む。

8/14 7:24

水場は伝付峠から新倉方面に5分ほど下る。
ここで10リットル補給。

8/14 7:55

伝付峠で保利沢から上がってきた方に出会った。
というか広河内岳〜笊ヶ岳間で出会った登山者はこの2人だけ。

8/14 7:59

林道だけどなかなか雰囲気も良かったな。

8/14 9:51

天上小屋山手前は西側が開けていたが・・

8/14 10:24

天上小屋山頂は天上感も山小屋もなかった。

8/14 10:57

山と高原地図によるとこの辺りの森が南アルプス屈指の美しさらしいが、正直よく分からん(^-^;

8/14 11:29

この旅で一番しんどかった生木割山。
平らな場所が多く幕営するには超快適だと思う。

8/14 12:26

笊ヶ岳まであと少し！
・・と思ったらガスに侵食されていく〜

8/14 12:26

上河内〜茶臼岳方面はこんなに天気が良いのにね。

8/14 12:27

生木割山の先にザレ場があり。

8/14 12:27

今回の旅で両足の小指に豆ができてしまった。

8/14 13:09

椹島下降点の手前に水場があるようだが、ピンクテープもあり問題なさそうだった。

8/14 14:03

笊ヶ岳の最後の登り。
南側よりも北側の方がしんどかったな。

8/14 14:02

今、6年ぶり2度目の笊ヶ岳山頂へ(^^)/
ついに白峰三山と笊ヶ岳が繫がりました。

8/14 15:44

テントも6年前と寸分たがわぬ場所に張ってやりましたぜ。

8/14 15:46

2日目に見た塩見岳とは全然違う山に見える。
それだけ長い距離を歩いてきたということか。

8/14 16:45

最後の晩餐はたらこスパゲッティだす。

8/14 18:16

楽しみしていた夕陽は雲が多くて残念だったけど・・

8/14 18:12

まさかのブロッケン with 富士子。

8/14 23:03

夜中目が覚めて星空撮影。
この日はピークじゃなかったけど、何度か流星に出会えた♪

8/14 23:07

今回当然のように寝袋を持ってきたけど、結果的にはシュラフカバー+インナーシーツで全然いけたと思う。

8/15 4:33

《4日目》
午前4時半、笊ヶ岳。
今日も奥秩父を眺めながらご来光待ち。

8/15 3:46

時間があったので久しぶりに朝食にラーメンを作りました。

8/15 5:05

本日も快晴なり〜
この構図はやっぱりスゴいね。

8/15 5:04

いちおね(^-^;

8/15 5:13

今年の春に歩いた丹沢の山々。

8/15 5:15

南アBIG3最高の展望台は間違いなくここ。そんな中・・

8/15 5:28

2度歩いて2度とも雨に降られた赤石岳。
次回は3度目の正直になって下さい。

8/15 5:28

光に照らされて気づいたんだけど、荒川中岳山頂の避難小屋を発見！！

8/15 5:22

白峰三山と写真中央に笹山が遠く。

8/15 5:27

さらば笊ヶ岳！！
でももう一回来なきゃならんのよ(^-^;

8/15 5:38

まずは降下地点の布引山へ。

8/15 6:36

布引山頂にはテントが一張あった。

8/15 6:44

南西の展望は抜群、2年前に歩いた光岳〜上河内岳。

8/15 6:44

ごちらは今、モーレツに気になっている大無間山(中央奥)。

8/15 6:47

泣く泣くthe下山！！

8/15 9:55

前回は嬉しい出会いがあったけど、今回はただただ地獄の下り(^-^;

8/15 10:21

ごめん、広河原にダイブしちゃった(笑)。

8/15 11:07

気付けば1時間以上遊んじまいました(^-^;

8/15 11:40

THE 緑一色！！

8/15 12:09

今回も濡れまくったけど、暑かったからちょうど良かった。

8/15 13:05

今回も無事の下山で何より。

8/15 13:21

全部で5本購入。
久しぶりに自販機で大人買いしたな(^-^;

8/15 13:27

雨畑〜大島間のバスは前日の午後7時までに要連絡！

8/15 13:41

連絡しないとこうなります(^-^;

8/15 14:12

この時期この天気で4キロの車道歩きはしんどいね。

8/15 14:24

なんとか大島のバス停に到着。

8/15 4:38

この旅で心に残ったこと。
水に恵まれている山がいかに快適かということと、自分の体重は1キロでも軽い方が良いよ(^-^;

撮影機器：

COOLPIX AW120 ニコン

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

kamasennin

今年のお盆はいつもとは違う夏。
当初の予定では同じ南アルプスの仙塩尾根を歩く予定だったけど、このエリアの山小屋は休業状態で断念せざるおえなかった。
そんな状況だから今年は北アルプスに人が集中するだろうと思い、3密を避けるべくなにしろ人が少ないところへ。
そんな折前日の予報では、今年は珍しく南アルプスの方が比較的天気が良さげということもあり、未だ歩いたことのなかった白峰南嶺にお邪魔してきました。
山小屋の営業状況にはほとんど影響を受けない計画だったから、今の状況にはうってつけのルートでした。

ちょっと地味なルートだから当初は私一人で歩こうと思っていたし、もしも歩くならば普通にバスで広河原まで行き白峰三山からの白峰南嶺！の予定だったけど、北岳は登山禁止ということで今回は大門沢から上がるルートで臨みました。
白峰三山縦走の際は立ち寄るだけの場所だったけど、大門沢小屋はロケーションが素晴らしくまったりできる小屋なんだなあと見方が変わりました。
ただし標高が低いため、大量の水を担いで翌日1000m強上がるのは本当にしんどかった。
今回の旅で痛烈に感じたことだけど、水に恵まれた山がどれほどありがたいことか。
この旅を通じて最初から最後まで痛感した。

翌日は馴染みのある大門沢降下点の鐘を鳴らし、広河内岳を目指し未踏区間へ。
白峰三山も南アには珍しくアルペンっぽい好ルートだと思っていたけど、広河内岳〜笹山もそれに負けず劣らず。いや、むしろ個人的にはこちらの方が好みかもしれない。
アップダウンも緩やかで南ア南部を間近に歩く感じが新鮮だったし、何より人が少なく静かなことが一番だった。
それにしても、大門沢降下点から笊ヶ岳までの間で出会った登山者が、たったの一組だったことには本当にビックリした。

笹山からさき笊ヶ岳までは標高も低くちょっと微妙なルートかなあと思っていたけど、林道の雰囲気もなかなかだったし、時折のぞむ西側の展望が素晴らしかった。
同じ山でも見る角度によっては全く違う山になる。
とりわけ一番印象的だったのは、向かい側の蝙蝠尾根にそびえる徳右衛門岳。
2年前に歩いたこの山がこんなにも迫力のある山容だとは知らなかった。

白峰三山と笊ヶ岳がついに繋がり、6年ぶりの山頂は天気にも恵まれ感無量の時間を過ごすことが出来た。
最終日、布引山からの下りは倒木も増えてさらにパワーアップしていたけど、最後までケガやトラブルもなく旅を終えることができて何より。
それにしても、この暑い時期に笊ヶ岳へのあの鬼急登をテント泊装備で上がってくるってちょっとスゴいね(^-^;
来年こそは仙塩尾根を歩きたいなあ。
新型コロナが早く収まってくれることを心よりお祈りしております。