西穂高岳〜焼岳 3年ぶりの北アルプスはロープウェイ早朝便利用で
- GPS
- 09:43
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,802m
- 下り
- 2,759m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:43
天候 | 西穂高岳はガス、焼岳は晴れた |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
しらかば平駅からのロープウェイ早朝便は7時発です。当日は6:30頃駅について(鍋平登山者用駐車場から徒歩20分程)、並んだ順は20番目くらいでした。券売機はクレジットカードも利用出来ます。運行日はホームページを参照ください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・西穂山荘〜西穂高岳 個々に難しい場所はありませんが、西穂高岳山頂直下の岩場は足がかりが少ないためルートの見極めは慎重に。人がたくさん登るルートのため、落石注意です。 ・西穂山荘〜焼岳小屋 この縦走路は、樹林帯で視界がなく泥濘が点在しておりアップダウンも多いため、結構時間がかかります。危険な場所はありません。 ・西尾峠〜中尾温泉 最初は大きな岩のギャップが多く、足への負担が大です。後半とても大きなブナの倒木があり、結構難儀しました。林道に出て少し歩くと、林道の痕跡がなくなるくらいの大崩落地があります(写真参照 普通であれば完全にアウトな状態)。沢に降りて対岸へ渡り少し歩くと焼岳登山者用駐車場があり、そこには通行止めの標識がありますが、中尾峠にはそのようなお知らせはありませんでした(私としてはお知らせがなく、結果強行突破することになった今回のパターンの方がありがたかったですが。。) |
写真
装備
備考 | ・飲み物は3.0リットル持ち2.5リットル消費しました ・山行中の食事は以下の通り 西穂高岳の山頂でランチパック1つと菓子パンを1つ 焼岳の山頂で調理パンを1つと菓子パンを1つ |
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感想
8月までずれこんだ梅雨明けと同時にヤマ友の北アルプスの山行が目に留まるようになり、久しぶりに北アへ行ってみようと気持ちが動きます。で、何処へ?予報を見ると東側の山(燕や常念など)の方が天気のリスクが低そうですが、日帰り圏内でまだ登っていない100名山である焼岳を中心に考えることにしました。
新穂高ロープウェイは夏から秋にかけて7時発の早朝便が設定されている日があります(ホームページを参照ください)。この1時間はなかなか大きく、新型になったばかりの2階建てロープウェイは早く快適で7時15分には西穂に向けて歩きだしていました。計画時にちょっと気になっていた天候のリスクは現実となり、標高2500メートル付近からガスに突入します。登りはロープウェイに乗車していた中では先頭で、山小屋から登る人のピーク時間は過ぎているため、寒いくらいの天候の中で快適に登って行けました。槍穂などの絶景は心眼で。。山小屋方面への戻りはまあたくさんの方とすれ違います。ロープウェイがあり便利なためか、岩岩の道に慣れていない人もたくさん登っている模様。個々に見るとそれほど難易度の高い場所はありませんが、すれ違いは気を使います(この戻りで結構疲れた。。)。西穂山荘から焼岳へ向かう縦走路に入ると、樹林帯で視界はほぼなく、泥濘が点在する我慢の道が続きます。結構大きめのアップダウンも多く距離の割に体力を削がれる道でした(視界があまりなく花も少ないので気持ちの問題が大きいかもしれません)。縦走路の途中、すれ違った方と「ようやっと人に会った」なんて話をしながら情報交換すると、焼岳はガスの中だったとのこと。う〜ん、今日は最後までダメなままか。。とペースもダウンしたような。しかし、焼岳小屋に到着すると焼岳がしっかり見えており、体力も戻ってきたような(笑)
焼岳へは急で足場の悪い道を標高差で350メートル程登ることになります。そのため、山行の後半だと結構シビレますが、視界は常に火山特有の眺めの中ですし、今回は槍穂や笠ヶ岳の代わり?に霞沢岳を見ながらのいい感じのフィナーレになりました。やはりガスのない山頂はよいですねえ。下山後は別のフィナーレ(4時間半の運転。。)が待っていますが、次の遠征は何処がよいかなあなんてことも考えながらの中尾温泉への下りでした(この下りルートも標高差がありますし結構足にきます)。
youtaroさん、こんばんは。
久しぶりの北ア、いかがでした?
焼岳が未踏というのも意外でした。
独標までは行ったことがあるのですが、
西穂までは、いつかは行ってみたいと思っていました。
西穂山荘から中尾峠を経て下る道。
樹林帯で花もなく、がまんの道。そのうえ、
倒木やら崩壊やらとか、すごい状況ですね。
中尾峠の時点で「通行止め」と言われても困りますので、
結果オーライなんでしょうかね。
ロープウェイで登ってから、下るというのも含めて、
赤線繋ぎとしても興味深いです。
satfourさん、こんばんは。
本来、北アらしさを感じることが出来るであろう
西穂までのルートがガスの中で、中盤は泥濘の多い樹林帯
歩きとなったため北ア??という感じでした
焼岳は繋げて考えにくいお山なので、残ってしまった
感じです。それにしても、後半の焼岳で雲が取れてよかったです。
倒木ですが、かなり太い木だったためちょっと手間でした。
登山道から林道に出て、あとはお気楽に舗装路を歩くだけと
おもった矢先の崩壊場所は、ちょっと目を疑いましたね 。
(沢を渡るのが見た目より容易だったので助かりました 増水して
いたらどうしようもなかったかもしれません)
中尾峠で通行止めの案内があった場合はかなりテンションを
下げながら上高地へ向かったと思いますので、結果オーライです。
新穂高からの入山するパターンは上高地からより
頻度が高かったのですが、ロープウェイを利用したのは
初めてでした。八方尾根とは違い、ルートのバリエーションは
作りにくいですが、一度やってみるのはいいと思います。
youtaroさん、こんばんは
どこに行かれたかと楽しみにしていましたが、未踏の焼岳でしたか!
以前もコメントしましたが、これだけ山に登られているyoutaroさんが
焼岳未踏とは驚きです
私は新中尾峠〜西穂山荘が未踏区間となっているので、
いつかはと思っていますが、なかなか触手が延びません。
焼岳小屋まで来ると体力が戻ってきたような?とのコメントには、
思いっきり共感できました
私は展望の有無で体力が大きく変わってきます。
私も新穂高のロープウェイは乗ったことがありません。
新穂高温泉へのドライブは遠いですね
hirokさん、こんばんは。
楽しみだなんて、ありがとうございます
北アだと後立山連峰方面に偏りがちで。。上高地もバスなど
面倒なので、あまり頻度が増えません。新穂高は遠いですが
沢渡から30分程度なので、どちらかというと新穂高起点の方が
気楽だったりします。
あと一つ、近場(ではないですが。。)の100名山として雨飾山
が残っていますので、来年の花の時期かなあ?と思っています。
hirokさんの焼山の記録で優先度が上がりました
西穂山荘、中尾峠間の道は結構長く感じます。再訪はないルート
かなあと思っています (とかいいつつ行ったりすることがありますが)
焼岳小屋で焼岳が見えなかった場合、下山が1時間近く遅れたかも
しれません。結構気持ちの影響は大きいですよね。
新型になったロープウェイはこの夏から運行開始したばかりなので、
一度乗ってみるのもよいと思います。
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