お花と絶景北アルプス北ノ俣岳【天使たちの微笑】


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,469m
- 下り
- 1,469m
コースタイム
天候 | くもり![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
北陸自動車道立山インターチェンジ下車 立山方面をひた走り、その途中に立山アルペン村にてセブンイレブンがございますのでお立ち寄りになられる事をオススメいたします。 トイレ&飲料等必要な物の最終チェックをこの場でいたしましょう。 再び立山方面へ走りますとやがて「有峰林道」の表記のある三差路が現れその交差点を右折し亀谷温泉方面(有峰林道小見線)を目指します。 ○有峰林道(有料) 軽自動車も含めた一般車両の往復通行料金は1900円となります。 通行できる時間帯は6時〜20時。 下山時の際には19時までに料金所を出る必要がございます。 有峰林道は片側一車線の走りやすい道でありますが途中一ヶ所だけ道路工事が施され片側交互通行による待ち時間が生じます。 尚、大雨や土砂災害の危険性が伴う場合は通行止めになる場合もあり得ますので事前に道路状況チェックをするように心がけてください。 折立駐車場(400台可)に駐車。 満車の場合は未舗装ですが臨時駐車場もございます。 キャンプ場には炊事場、水洗トイレあり。 登山口前にはトイレ、休憩所、コカ・コーラ商品の自販機などがあります。 登山届は太郎平小屋に提出するよう休憩所の貼紙で記されています。 |
写真
祝日:山の日
薬師岳折立登山口前駐車場
駐車場に到着しましたら既に満車だった。
先着で好ポジションの駐車地をGETしていた車をこっそりと谷底へ放り落としその場をKEEP。
フフン、ヨシ!
「こ!、これはもしや…」。
(誰もが憧れる国産よ)
ボディサイズ抜群の大物!。
ジクが太く笠の肉厚も申し分なくめっちゃ立派やん。
これは我が家にプレゼントって事かしら?
せやけど食欲をそそる永谷園の薫りがしないってのが引っかかるわ。
ここから望む薬師岳であるが…。
今朝からずっとドンヨリしていてテンションはガタ落ちですわ。
まさかこの後に雨が降るのではと最悪のシナリオも頭をよぎる。
高速代に有料林道代まで奮発したのに返してちょうだい!。
(山男にケチが居ないなんてのはガセ)
コチラの草原で一番印象深いお花がチングルマなの。
北陸で真っ先にそのお花を見たければここにおいでってなくらいにお楽しみにしてるわ。
今はフワフワ綿毛が広がり花期が終えても楽しませてくれるから大好きだわ。
グレーの雲がすっかり取れて澄み渡る青空が広がってきた。
今は絵葉書などでよく見る理想的な草原SCENEとなり、今回のTARGETの北ノ俣岳も爽やかに写る。
尚、先ほど口走ったケチ臭い愚痴は無かった事にしといてちょうだい。
ここで先行ブッチギリしていたアスリートハナちゃんからLINEが届いた。
「もう小屋に着いて適当にノンビリと休憩してます」。
エエエ〜ッ!
早くも小屋に着いたってか…。
なんちゅう早さやねん。
ウチらなんかまだココやで。
薬師岳の画像ばかりが量産される。
それぐらい今日の薬師岳は素晴らしい。
草原には今年不発のコバイケイソウの葉がありますけども、これが当たり年だったらスンゲ〜ロケーションとなっていただろう。
贅沢言っちゃいけないが。
本当言えばココから双六岳の後方に北ア最強の槍穂艦隊が見えるハズなんダス。
奇しくもその主役は雲の中…。
でもいいの。
斜面下に広がる白いカーペットが今日のお目当てだから。
「ケルン」
コチラは北ノ俣岳山頂にあるケルン。
ウチらが到着した時には上空の殆どが雲に覆われていましたので貴重かつ素晴らしい写真GETに感謝デス。
ケルン、黒部五郎岳、笠ヶ岳の配列が絶妙ね♪
今回のお目当てはなんつってもハクサンイチゲの大群落よ。
6年前に見た衝撃は今も忘れられないわ。
斜面の下部に至るまで全てハクサンイチゲが敷き詰められているの。
地元白山でもこの壮観なSCENEは見られないわ。
「キャ〜!」。
ん?、なんだ?
ハニーちゃんがチカンを襲ったんでしょうか?
「何でや!、失礼ね」。
北アルプスと言えばライチョウじゃない。
もうこのサプライズはマンモス激震よ(⋈◍>◡<◍)。✧♡。
今日は微笑みをいっぱいもらえました。
「今日はもうこれで充分満足」と、休憩しながらジーンとなって感動に浸っていたら最後にスーパーゲストさんとお会い出来ました。
それはレコユーザーのNishidenさんとsinmonさんよ。
感想
皆様こんにつは。
ご機嫌いかがかしら?
今回もフレッシュなネタを2週間遅れの半額販売でご提供させていただきます。
皆様、どうぞご了承のほど宜しくお願いいたします。
これより本題よ。
世の中連休デスネ〜。
やっぱりアレですか。こういったまとまった休みなどが続きますと10泊11日ぐらいの日程で太平洋から日本海まで一筆書きでつなぐ3桁の国道(酷道)を縦走する計画でもお有りなんでしょうかね〜。
(そんなの歩いてやる人いる?)
私もね、その昔に中古の50ccバイクでサザンの江の島湘南海岸からぶんぶんボウルの松任徳光海岸まで1日でやっちゃった事がありますわ。
17時間掛けて、途中ガソリン給油6回、昼食代込みで3000円で出来ました。
今思えばあの頃は今よりもバカだった。
さて今日は祝日の山の日ですね。
ホント言えばですよ、夢のお泊り縦走なんてのも盛大にやってみたいのでありますけども、今回も我が家の身の丈に合わせた日帰りプランで最大限楽しんでみたいと思います。
今回はちょいと趣向を変えてみたいと思いますわ。
「ウチらもGo To キャンペ〜ンやろうゼ!。たまには県外の空気を吸おう!」。
大袈裟な事を言っていますが今はコロナ禍。
そして今も尚感染者数が増えてまいりました。
あまり人が多いところはリスクが伴いますからチョイスする場所は慎重に選ばざるを得ない。
白山で言えば週末バス規制がやはりネックで躊躇せざるを得なくなっているのも本音であります。
って言うか他地域のメジャー山域が閉鎖され益々人が増えているようにも感じるの。
公共性の乗り物やロープウェイやゴンドラなどを使わず、なるべく密にならない高山を楽しみたい。
アクセスが良いメジャーどころはやっぱり今でも大人気ですから、それらを避けた方向性で吟味してみよう。
久しく北アルプスに行っていないから(って言うか県外のお山にずっと行っていないなぁ)たまには行ってみたいなぁ。
4月には恒例の残雪期立山弥陀ヶ原を計画していたんだけどコロナで外出自粛のためパ〜になったってのも悔しかった。
だからホントに出かけてみようと思ったのは今回が初めて。
「はぁ〜い!」。
ハニーちゃんが挙手。
「私、またハクサンイチゲの咲く北ノ俣岳に行きた〜い!」。
北ノ俣岳かぁ、確かに圧巻の大群落が見られる素敵なところだったなぁ。
あれは6年前の8月初旬、折立から日帰りで楽しんだ事があった。
本来折立からATTACKする日帰りハイカーさんは殆どが薬師岳を目指す。
ウチらも運動能力とモチベーションを備えていれば勿論そうしたでありましょう。
だがウチらは力量のMAX超えで挑むスタンスをとっていないので標高差も距離も安易な北ノ俣岳をチョイスした。
まぁ結果的にはこの選択が好い運命をもたらしたわ。
北ノ俣岳山頂前の草原ではまだ残雪が残り、ようやく春を迎えたFreshなお花たちで賑わっていた。
そんなお花たちを楽しんで進んでいたらやがて度肝を抜く圧巻なシーンが目の前に広がった。
一面真っ白なお花が埋め尽くす大草原に感動した。
「うわぁ〜、こりゃスンゲ〜や!」。
斜面を埋め尽くしていたお花は地元白山でもおなじみの大好きなハクサンイチゲだったの。
確かにお花の種類やボリューム感で言えば白山は国内でもダントツだと思うねん。
だけど単一種類でこのスケール感は白山では見られないわ。
いったいどこまで広がっているんだろ?ってなくらい壮観とさせられ魅了される。
「ただ…」。
ウチらが夏期に折立を訪れたのが2回なの。
(残雪期では私一人で黒部五郎岳をやった事が2回あるけどね)
その2回とも昼前後から雨に降られたの。
まぁこれは折立が悪いのではなくて夏期の北アルプスでは覚悟の上と思うべしなんだよね。
昼前からガスるなんてのは夏期ではどこのお山でもあり得る事。
実際太郎平小屋に着く前辺りからガスり出し眺望は不発、北ノ俣岳山頂前でハクサンイチゲに感動していた時は雨の真っ只中だった。
今回はその感動をもう一度。
欲を言えば晴天時で絶景と共にお花畑を楽しめたらとの想いもあって決めた。
今回もまたアスリートハナちゃんを迎えまして3人で楽しんでみたいと思います。
準備を整え6年ぶり立つ折立登山口でハニーちゃんは意気揚々としていた。
序盤から汗を掻かない程度のスローリーな歩みで進め、後続からはトレランチームやハイカーたちが次々と追い抜いていく展開となった。
パワフルなハナちゃんにしてみたら、こういったのらりくらりとした鈍足展開と抜かされ続ける屈辱感が我慢ならないようでありますた。
「登山道は迷子に陥る事はないし危険個所もないからハナちゃんのペースで先に行きなよ」。
「そのかわり怪我と水分補給には注意意識を持って動いてね」。
ハナちゃんの闘志に火が点いて瞬時にその場から消えていった。
ハナちゃんのリュックの中には備品の他に飲料2L以上と食料も入っているのでそれなりに重いハズ。
なのにバリバリのトレラン猛者をもぶち抜いていくっつうのだから恐れ入っちゃうわ。
ハナちゃんのスペックからすれば日帰り薬師岳も問題なく可能でありましょう。
だけど何度も申しますが今はコロナ禍、メジャーな薬師岳を目指すより2軍の北ノ俣岳をチョイスした方が静かなハズに決まっている。
安全を最優先にし、癒しとくつろぎを大事にいたしましょう。
ハナちゃんを先行させウチらはマイペースで歩を進めた。
やがて三角点のある休憩ポイントに到着すると、ザックがデカく、ガタイも大きく、そすて汗臭い猛者たちがたくさん休憩されておりますた。
う〜ん、臭い!(コラコラ)
ここからは視界が開けランドマークの薬師岳を仰ぎ見る事ができたのですが、今朝方からずっとドンヨリとした天気となっていて重いグレーの雲が空を支配していた。
「やっぱりウチらは折立と相性が悪いみたいだなぁ」とネガティブな想いを抱く。
天気予報は念入りに見てきたつもりだがこればっかりは読めないのでお花だけでも楽しむゾと太郎平小屋を目指した。
振り返ると海側(富山平野側)は青空が広がっている。
そすて我が郷土の白山も雲海に浮かぶ姿で現れていた。
私は石川県民ですのでどこのお山に登っても「白山はどこかしら?」と探してしまうの。
それは国産ハイカーさんが富士山は見えるかな〜?って想いと同じよ。
運良く見られる事が出来たら今回の思い出は三重マルね♪。
お天気はお昼に向けて悪くなるのを覚悟をしていたが空はみるみる明るくなりだし、更には青空が、そすて太陽が顔を出してくれた。
コールド負け寸前からの逆転劇が始まった。
ハナちゃんの待つ太郎平小屋に到着した頃には山番組の収録にはもってこいの最高のお天気となった。
もう全てがキラッキラ。
お花は潤っているし、空気は澄んでいるし、自慢の眺望を楽しめている私は思いっきり人に自慢したいわ。
ガスらない太郎平は初めて、眺望クッキリな太郎平も初めて、晴れている太郎平だって初めてで3人は笑顔が止まらない。
特に稜線眺望派のハニーちゃんにしてみたらこの上ない展開だ。
ハナちゃんにしましても解放感溢れる広大な緑とお花のフィールドに感動しまくりでありますた。
来て良かった!
だがこの感動はこれで終わらなかった。
北ノ俣岳へ向かう道中でもずっとクリアーな状態が続き最高の北アルプス満歩を満喫できたわ。
そしてお目当ての広大なハクサンイチゲ畑を花期バッチリで御対面。
もうなんも言えね〜デス。
今日ウチに帰ったら日記に書く事がいっぱいあって嬉しくなっちゃう♪
山頂で食事を終えると元気だった青空が雲に覆われ始め見えていた北アの眺望は薬師岳以外ほとんど見えなくなった。
下山時は暑くなるからむしろ曇ってくれた方が助かるねん。
感動の余韻に浸りながら高度を下げ太郎山付近にまでくると…。
「キャ〜!」。
ハニーちゃんの唸り声。
いや、ハニーちゃんの歓喜が響き渡る。
その様子を見るとライチョウの母と子がク〜ク〜言いながら歩いていたのだ。
これぞ北アルプスの醍醐味&最高のサプライズであります。
もうこれは感動の極み、最大限の微笑みをいただけました。
太郎平小屋に到着すると今回の思い出としてこの小屋の名物のラーメンを召し上がろうかと思っていたのですがあまりの人の多さに躊躇し即下山に掛かった。
今日は幸せいっぱい胸いっぱいお腹いっぱい。
お山歩きがこんなに楽しいと思えたのはいつ以来だろうか?
久しぶりの北アルプスは感動の刺激が強すぎたわ。
ルンルン気分で下山時に休憩しているとまた思い掛けないサプライズが起きた。
パワフルかつ軽快な歩みで降りて来られたお二方の紳士と目が合ったの。
「オラオラ〜、誰にガン飛ばしとんのジャ〜い!」。
ではありませんよ。
その御一方に見覚えがあったの。
「あ〜っ!、彼方はNishidenさんやんか!」。
毎年楽しみにしている残雪期の立山弥陀ヶ原では何度かお会いした事があり、楽しい一時をプレゼントしていただける素敵な紳士なのであります。
今回も彼のホームの富山の山で再会する事が出来とても嬉しくなりました。
そすてもう御一方の男性はNishidenさんと共に山スキーを楽しんでいらっしゃるレコユーザーのsinmonさんでありました。
朝方の登山時ではハナちゃんと壮絶なBATTLEを繰り広げたとか。
いやぁとにかく皆様は強者デス。
来年こそは残雪期の弥陀ヶ原を楽しめますようコロナが終息しているといいですね。
微笑みは最後にまたまたいただけました。
ありがとうございました。
今回も遅いレコアップで誠に恐縮であります。
今回の山行はホントにオドロキとカンドウの連続で実に内容の濃い素敵な一日でした。
周りを見渡せば名だたる名峰が揃っていますが、北ノ俣岳には映画の舞台となりそうな素晴らしい場所でありました。
のんびり歩きゆ〜ったりと寛ぐウチらのスタンスにピッタリのお山でした。
8月第1週目から2週目に掛けてが狙い目ですわよ。
アナタの微笑みも見られるイイネ。
おしまい。
こんぱんは ミラーさま ハニーさま
もうっ、最高の北の俣でやんすね。
ままははこ、えっこれが ままははこ つー神写真にまずハート鷲頭神
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ええっと、拍手拍手で何回も「これは拍手ずみだす!!」と出るじゃない。
もぉぉぉぉっ、何回拍手したかわからへんわー
えっと、来週行きたいなー、え、でも金曜日は宴会だ
出発は6時かぁぁぁ。あかん、寝てるわその時間。
いつかは行くのだ北の俣。
去年まで太郎山を北の俣と思い込んでいたホクリクの亜Hondaらーより。
二人して写真を何枚も送ってきてくれた理由が分かりました。
私にも年賀状用の写真ください。73希望
kibakoちゃん、こんにつは。
ありがとうございます。
あれれ?
kibakoちゃん、いつぞや折立起点で人様をスカーっとさせちゃうお泊り企画をいくつかやんなかったかしら?
最後には露天風呂なんぞ入って色っぽくお背中ヌードシーンまで披露したような…。
ワタクシ、その悩ましい姿を見て「ウッ」っとなった記憶があんねんけど…。
果て、私のアルツハイマー型の思い違いだったかしら?
って事は北ノ俣岳はまだ水戸なの?
はは〜ん、kibakoちゃんは大好きなおかずは最後に食べるタイプね。
ならば憧れのクロゴ(黒五)と共にどうぞ御召し上がると宜しいデスワ。
今回みたいにお花の時期はチョー最高だけど、秋も黒五カールのコーヨーがまたチョー素敵で気持ちがコーヨーするわよ。
kibakoちゃんの新たな悩ましい企画で世の男たちの顔を鼻血で染めさせるのよ
ランちゃん、こんにつは。
ありがとうございます。
ここは白山加賀禅定道の天池周辺に似た雰囲気があってねホントにイーところよ。
とても静かでお花がたくさんあって、そんでもって眺望は超一級よ。
歩いていてずっとウキウキしっぱなしよ。
それにね、アップには載せなかったけども稜線に出るまでの森の中には結構な種類のキノコもあったんやで。
ランちゃんもこの環境にはハートが射抜かれると思うで。
今度、この企画もご一緒しましょ
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