秋の気配を感じた岩菅山と裏岩菅山

2020年08月28日(金) [日帰り]

• GPS: 07:00
• 距離: 13.3km
• 登り: 1,041m
• 下り: 1,033m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 1:05
• 合計: 6:57

7:18 岩菅山登山口（聖平登山口）
7:32 7:32 小三郎小屋跡
8:00 8:00 アライタ沢出合
8:43 8:44 岩菅山中間点
9:19 9:19 ノッキリ
9:59 10:11 岩菅山
10:55 11:05 裏岩菅山
11:45 12:20 岩菅山
12:49 12:49 ノッキリ
13:11 13:11 岩菅山中間点
13:40 13:47 アライタ沢出合
14:09 14:09 小三郎小屋跡
14:15 岩菅山登山口（聖平登山口）

天候

晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

8/28 7:17

聖平　
10台くらい駐車可です

8/28 7:18

登山口

8/28 7:18

注意書きがたくさん　
観光地なので観光気分で登ってしまう人がいるのかな

8/28 7:22

8/28 7:26

8/28 7:28

大ブナ　
直径1m以上はあるな

8/28 7:30

上条用水路に出た

8/28 7:31

用水路沿いなのでしばらく平坦な道が続く

8/28 7:33

岩の下から水が湧きだしてました

8/28 7:37

ネット情報によれば、江戸末期から明治初期に作られた用水路だそうです

8/28 7:47

サラシナショウマ

8/28 7:48

ヤマゼリ

8/28 7:52

武右エ門沢

8/28 7:53

用水路管理に使用したのか一輪車の残骸

8/28 7:57

ミソガワソウ

8/28 7:57

アライタ沢

8/28 7:58

ダイモンジソウ

8/28 7:58

まさに「大」の字です

8/28 7:58

8/28 7:58

ナメ床は青緑色　
グリーンタフです　
その昔、海底で堆積した凝灰岩などが海底火山の熱水で変色したものだそうです

8/28 7:59

ここが上条用水の取り入れ口　
用水路も落ち葉などはなく大事に管理されているようです

8/28 8:00

アライタ沢を渡ると急登がはじまる・・

8/28 8:01

ゴゼンタチバナの赤い実

8/28 8:16

8/28 8:21

登山路脇は猛烈なネマガリタケのヤブ　
6月にこんなところをヤブ漕ぎしたなぁ

8/28 8:29

階段が続くけど花が癒してくれる　
いたる所に咲いてたアキノキリンソウ

8/28 8:30

ハナイカリ

8/28 8:42

ガスがでてきたなぁ

8/28 8:42

登山路沿いに群生するアカモノの実

8/28 8:42

やっと中間点

8/28 8:54

8/28 9:04

ツルリンドウ

8/28 9:12

こちらはオヤマノリンドウ

8/28 9:18

ノッキリ到着

8/28 9:18

東館山からの道が合流

8/28 9:20

ノッキリを過ぎると木々が低くなってくる

8/28 9:21

ウメバチソウ

8/28 9:21

まさに梅の形

8/28 9:25

ハイマツが出てくると高山に来た感があるなぁ

8/28 9:28

オヤマノリンドウは花弁が全開しないが、それをこじ開けてマルハナバチがもぐり込んでいました

8/28 9:31

オニアザミはもう終盤

8/28 9:35

ツガザクラはもう葉っぱだけ

8/28 9:37

山頂部はガスってます

8/28 9:39

8/28 9:43

安山岩の板状節理　
諏訪地方では鉄平石と呼ばれている

8/28 9:47

ネバリノギランもすっかり秋です

8/28 9:48

ヒゲノカズラ

8/28 9:51

ハクサンオミナエシもすっかり実になっている

8/28 9:52

風も強いです

8/28 9:57

やっと岩菅山山頂です

8/28 9:58

山頂標識

8/28 10:01

何とか雲が取れました　
うっすら長野盆地方向

8/28 10:01

焼額山

8/28 10:02

とりあえず証拠写真　

8/28 10:03

三角点　
ハクサンシャジンが色を添えます

8/28 10:04

一等です(^O^)／

8/28 10:04

オヤマノリンドウ

8/28 10:05

アキノキリンソウもここまで来るとミヤマタイプ　
コガネギクとも呼びます

8/28 10:06

一段下に避難小屋

8/28 10:06

内部　
きれいに使われてるみたいです

8/28 10:07

小屋脇に季節外れのノウゴウイチゴが咲いてました

8/28 10:09

山頂にはハクサンシャジンがけっこう咲いてました

8/28 10:11

裏岩菅山に向かいます

8/28 10:12

ヤマハハコ

8/28 10:13

ハイマツの稜線

8/28 10:15

ガスガスです

8/28 10:16

イワショウブの真っ赤な実

8/28 10:16

ハクサンフウロがまだ咲いていた

8/28 10:18

タカネヒゴダイ

8/28 10:19

こちらはイワショウブの花

8/28 10:20

ぽつんと古い石仏がありました

8/28 10:21

ハイマツに埋もれる道標

8/28 10:21

登山道にリンドウの青が映える

8/28 10:34

ミヤマコゴメグサ　
登山道沿いにたくさん咲いてた

8/28 10:38

コバイケイソウはもう黄葉してます

8/28 10:46

シラネニンジン

8/28 10:47

タケシマランの赤い実　
サクランボそっくり

8/28 10:48

白いのはシラタマノキ　
サロメチールのにおいがしますね

8/28 10:50

ショウジョウバカマの花茎はすっかりドライフラワーになってます

8/28 10:51

ミヤマアキノキリンソウ　別名コガネギク
まさに黄金菊といった感じ

8/28 10:54

ガスガス強風です

8/28 10:55

ガスの中に裏岩菅の山頂が見えた

8/28 10:56

裏岩菅山山頂です

8/28 11:01

証拠写真　　
とにかく強風で寒い・・

8/28 11:03

ガスガスでハイマツの向こうは真っ白　
烏帽子岳への稜線見たかったなぁ

8/28 11:03

何んにも見えないし強風で寒いのでさっさと帰ります　
滞在時間10分ほど

8/28 11:09

と、5分ほど歩いたら突然雲が取れてきた

8/28 11:10

魚野川へ落ち込む斜面　
下からガスがどんどん湧いてくる

8/28 11:11

焼額山　
今日一番の展望ヽ(^o^)丿

8/28 11:11

カヤの平方面

8/28 11:12

これから戻る稜線

8/28 11:22

晴れたのは一瞬だけであっという間に真っ白になっちゃった・・

8/28 11:23

風景が見えないと登り返しもつらいなぁ

8/28 11:26

ナナカマドの実

8/28 11:34

道標の地点まで戻った

8/28 11:34

これはガンコウランの実ですね

8/28 11:39

吹き付ける霧がハイマツに付いて水滴になってます

8/28 11:42

ここを登り返せば・・

8/28 11:44

岩菅山頂に帰ってきました

8/28 11:49

メシにします　
寒いのでチリトマト食って温まる

8/28 12:12

メシ食って祠に一礼

8/28 12:13

三角点にもう一度ご挨拶

8/28 12:15

自然石をそのまま積んだような祠

8/28 12:16

秩父宮登頂記念碑

8/28 12:17

下山

8/28 12:26

相変わらずガスが湧き上がってきます

8/28 12:28

青と黄色のツーショット

8/28 12:29

山頂直下の岩場　
岩の間にスゲが多いから岩菅山なのかな

8/28 12:35

白花のリンドウ発見　

8/28 12:35

うっすら青みがかって美しい　

8/28 12:46

こちらはちょっと赤みが差しているシラタマ

8/28 12:48

ノッキリまで戻りました

8/28 13:01

たくさんのアキノキリンちゃんに見送られて下山

8/28 13:02

これは・・外来種のブタナですね　
こんなところにまで進出してきてる・・

8/28 13:11

8/28 13:15

山頂を見上げるも真っ白です

8/28 13:17

なかなかいい感じに立っているダケカンバとコメツガ

8/28 13:35

ひたすら階段下り

8/28 13:38

沢音が聞こえてきた

8/28 13:40

アライタ沢まで下山

8/28 13:41

顔を洗って水を補給しました

8/28 13:47

ミソガワソウはよく見ると面白い形をしている

8/28 13:55

ノブキの花

8/28 14:04

上条用水沿いを戻ります

8/28 14:08

8/28 14:09

木段の影にいたガマ君

8/28 14:14

あとちょっと

8/28 14:15

道路見えた〜

8/28 14:15

今日も怪我なく無事下山(^O^)／

8/28 14:16

山に向かって一礼　
お世話になりました

撮影機器：

COOLPIX A900 ニコン

感想

こたっきー

志賀高原の最高峰、裏岩菅山まで足を伸ばしてきました。
聖平登山口から出発。階段をひと登りで上条用水路。平坦な道をしばらく歩いてアライタ沢。ここからが本格的な登りがはじまります。
思ったより気温が高く、大汗をかきながら我慢の登りが続き、ノッキリで東館山からのルートが合流。木々が少し低くなり、ハイマツも出てきて高山の雰囲気にかわってきます。
足元にはウメバチソウやコゴメグサなどが目立つようになり、もう秋の気配を感じながらガレた登山道をひと登りで岩菅山に到着。ハクサンシャジンやオヤマノリンドウなど、秋を感じさせる花がたくさん咲いてます。ただし山頂はガスっていてあまり展望は得られず、一瞬晴れて焼額山が少し見えたくらい。ちょっと避難小屋を覗いたりしてすぐに裏岩菅山へと向かいます。
しかし、ガスは濃くなり風も強くなる一方。小刻みなアップダウンをいくつか繰り返してハイマツの稜線を辿ると、白い中にポコンとした高まりが見え、そこが山頂でした。美しい稜線が続いているはずだし、展望を期待してきたのに残念。
本来ならここで昼メシを食う予定だったけど、ガスガス強風で寒いので滞在時間10分ほどで退散。
途中、一瞬だけ雲が取れてまわりの景色が見えたけど、それもわずかで、白い中をひたすら歩き、岩菅山まで戻ってお昼。岩陰でカップラを食い、最後に一等三角点にご挨拶して下山開始。直下で白花のオヤマノリンドウを見つけ、ちょっと嬉しい気分で下ります。
来た道をひたすら戻り、アライタ沢に出るとキビシイ下りも終わり、ほっと一息つく。
あとはのんびり用水路沿いの道を歩いて終了。
展望はなかったけど、秋の花も咲いていて楽しい山行でした。