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Yamareco

記録ID: 254369
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

雲取山(鴨沢から)

2012年12月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:13
距離
20.7km
登り
1,505m
下り
1,495m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

(3:30 自宅を車で出発 - 5:30 小袖乗越駐車場) [入山準備] - 5:45 登山開始 - 7:30 七ツ石小屋 - 8:00 七ツ石山頂 - 9:30 雲取山頂 - 11:00 下山開始 - 13:30 下山 [帰宅準備] (13:40 小袖乗越駐車場を車で出発 - 16:00 自宅に到着)
天候 天気予報では晴れだったんですがちょっと押し進行だったようです。早朝から午前中はあまり天気が良くなく、山頂付近では風もあり少々雪も降りました。時々雲が切れお日様が顔を見せるので午後からは回復したみたいですね。
気温は風がやや強かったせいか外の体感が低く寒く感じました。標高2,017mの山頂の気温は氷点下4度。避難小屋の中は4度でした。
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桶川北本I.C.より圏央道に入り、青梅I.C.で降ります。そのまま道なりに行き県道5号に合流後、青梅駅前あたりで国道411号に入ります。そのままずっと道なりで奥多摩駅を過ぎ、奥多摩湖の末端まで進むと鴨沢バス停に到着します。
今回、鴨沢バス停前の駐車場ではなく、その先の小袖駐車場まで車で入りました。鴨沢のバス停を過ぎたところ(消防団のところ)に右に入る細い道があるので、そちからら入ると突き当たり近くに小袖まで行ける林道に入ることができます。(反対から入るとカーブできず入れません)
コース状況/
危険箇所等
12月も末に差しかかる時期とは言え、東京都の雲取山ですから昨年と同様そんなに雪もないと思ってましたがそんなこともなく、コース半ばの七ツ石より先はしっかりアイゼンの必要なくらいに氷・雪だらけでした。これら行かれる方は、少なくとも6本爪の軽アイゼン以上を持参することをお勧めします。(簡易アイゼンやチェーンスパイクという感じでもなかろうという印象)

さてコース概況です。登山口は鴨沢から林道を入り、小袖の駐車場を経て林道脇の小道に入ります。雲取山登山口と目立つ案内が立っている(写真あり)ので見落とさないと思います。登山道を入ってからは当分あまり高低差のない緩やかな登山道が続きます。雲取山の特徴で、高低差や険しさがないのでかなり楽にどんどん距離を稼ぐ感じで進めます。

5kmくらい進むと、七ツ石小屋手前の分岐がありますので、ここで巻き道を通り、七ツ石小屋と七ツ石山を経る高低差のあるコース部分をパスして先に進めます。巻き道でゆるやかに行きたい人は「ブナ坂・雲取山」という方向に行きます。私は七ツ石小屋・七ツ石山をきちんと登り経るコースを行きました。巻き道の場合はその途中で、七ツ石山を経るコースであれば七ツ石山の山頂あたりでアイゼンが欲しくなります。私の印象では、どちらも欲しくなったときに装着して問題ないと思います。その先、あったほうが楽なので。七ツ石山とブナ坂コースの合流点あたりでは、アイゼンを装着している人が多数います。

七ツ石から先はおなじみの尾根道(五十人デーロっていうんですね)に入ります。いつもは景観が良く、歩くのが楽しいこの道ですが、アイスバーン化しているので注意が必要です。ヘリポートも過ぎ、奥多摩小屋を経て尾根道を過ぎると、小雲取山手前の2つのちょっとした登りが大変です。決して危険個所ってところはありませんので、足をきちんと前に出し続け、丁寧に登ればわけないと思います。
小雲取山を過ぎると、後は山頂までの美しい景色を眺めながら(今日は景観ゼロで軽い吹雪みたいな様相でしたが)雲取山ピークまでの登りだけになります。本日は天候が悪く、山頂付近では吹雪とはいいませんが風もあり少々雪も降ってましたので風に混ざった細かな雪で顔が痛くなる局面もありました。このあたりで防寒・防風対策の身支度を正して山頂エリア突入という状況でした。
山頂近くになると、時々雲が切れお日様が顔を見せるので山頂と避難小屋が見えました。小雲取山から雲取山頂までは、積雪が15cm〜20cmくらいかと思います。登りきると立派な避難小屋があるので、その裏手に雲取山頂があります。
小袖駐車場。まだ暗い5:30なので空きがありましたが、7割がた埋まっている感じ。
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小袖駐車場。まだ暗い5:30なので空きがありましたが、7割がた埋まっている感じ。
その先の林道脇にある登山口。案内が立っているので見落とすことはないと思います。
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その先の林道脇にある登山口。案内が立っているので見落とすことはないと思います。
登山口から当分は軽い坂といった感じのゆるやかな登山道が続きます。
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登山口から当分は軽い坂といった感じのゆるやかな登山道が続きます。
だんだん明るくなってきました。雲取山の登山道は険しい個所が皆無で本当に楽です。
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だんだん明るくなってきました。雲取山の登山道は険しい個所が皆無で本当に楽です。
七ツ石小屋に到着。手前の近道(紙の看板が怪しいですが)は入ったほうが早いです。
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七ツ石小屋に到着。手前の近道(紙の看板が怪しいですが)は入ったほうが早いです。
七ツ石山への登り。どんどん雪が多くなります。そろそろアイゼンかなぁと思い始める。
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七ツ石山への登り。どんどん雪が多くなります。そろそろアイゼンかなぁと思い始める。
七ツ石山頂。雲取山への尾根(五十人デーロっていうんですね)道が一望に見渡せます。
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七ツ石山頂。雲取山への尾根(五十人デーロっていうんですね)道が一望に見渡せます。
七ツ石先は雪と氷が多くなります。ブナ坂との合流あたりでアイゼン装着する方が多いです。
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七ツ石先は雪と氷が多くなります。ブナ坂との合流あたりでアイゼン装着する方が多いです。
もうすぐヘリポートというところ。空が怪しい感じになってきました。
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もうすぐヘリポートというところ。空が怪しい感じになってきました。
奥多摩小屋に到着。今日はさすがにテント泊の人は少ないです。
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奥多摩小屋に到着。今日はさすがにテント泊の人は少ないです。
小雲取山山頂に到着。登りは大変ですが危険じゃないです。天気はイマイチ。
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小雲取山山頂に到着。登りは大変ですが危険じゃないです。天気はイマイチ。
このあたりで防寒・防風対策の身支度を正して山頂エリア突入という状況でした。
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このあたりで防寒・防風対策の身支度を正して山頂エリア突入という状況でした。
一瞬の雲の切れ間に山頂と避難小屋が見えた瞬間。予報は晴れはずなのにこの天気は残念。
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一瞬の雲の切れ間に山頂と避難小屋が見えた瞬間。予報は晴れはずなのにこの天気は残念。
時々雲が切れお日様が顔を見せるので午後からは回復するのか?
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時々雲が切れお日様が顔を見せるので午後からは回復するのか?
山頂の立派な避難小屋。屋外の気温は氷点下4度。避難小屋の中は4度でした。
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山頂の立派な避難小屋。屋外の気温は氷点下4度。避難小屋の中は4度でした。
今回の山頂カット(自分撮り)。風も強く雪も降り寒そう。当然景観も期待なんかできない状態。
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今回の山頂カット(自分撮り)。風も強く雪も降り寒そう。当然景観も期待なんかできない状態。
雪もこんなに。アイゼン無いとだめです。まだ12月なんですけどね。
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雪もこんなに。アイゼン無いとだめです。まだ12月なんですけどね。
避難小屋の裏手はすぐに山頂です。そこに向かう人たち。
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避難小屋の裏手はすぐに山頂です。そこに向かう人たち。
へんな山小屋よりも立派な避難小屋の中。広くて綺麗で布団なんかもある。
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へんな山小屋よりも立派な避難小屋の中。広くて綺麗で布団なんかもある。
山頂の避難小屋でご飯。マルタイラーメンの後おにぎり投入、雑炊たいて2度おいしい。
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山頂の避難小屋でご飯。マルタイラーメンの後おにぎり投入、雑炊たいて2度おいしい。
1時間以上山頂で過ごし下山開始。まだ天候は良くならず。
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1時間以上山頂で過ごし下山開始。まだ天候は良くならず。
ブナ坂への巻き道は帰りに通りました。その様子。結構道が凍ってます
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ブナ坂への巻き道は帰りに通りました。その様子。結構道が凍ってます
雪がないところまで降りてきたら、日差しが綺麗な良い天気に。そういうことは良くある話。
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雪がないところまで降りてきたら、日差しが綺麗な良い天気に。そういうことは良くある話。

感想

カラダ&感覚が鈍るので、いつも通り思いつきで近場でコース距離があるトレーニングに良い場所を物色。結局去年と同じく東京都最高峰の雲取山(2,017m)にしました。行くと今年は雪が多く雲取山じゃないみたい(笑)。天気予報は晴れってことでしたが、結構山頂のほうは風が強く不安定で弱い吹雪になったり。思いのほかちょっとした冬山でした。小学生くらいの子連れの方もちらほらいたけど大丈夫だったかなぁ。記録ではコース距離22km、所要時間8時間で期待していたほどきつくなかったです。

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コメント

taichiさんお久しぶりです。
taichiさんレコありがとう。来春までに関東方面の山へ行きたいと思ってましたので参考にさせていただきます。

雲取山は東京都の最高峰なんですね。いい勉強になりました。
2012/12/24 10:18
コメントありがとうございます
HIDENORI-Tさん。コメント本当にありがとうございます。
1か月以上開きそうだったので、近場でトレーニングがてら行ってきました。思いのほか雪があって面白かったです。
雲取山は東京都の最高峰で、標高はあまり高くないですが山頂までのコースが素晴らしい良い山です。百名山なんで機会があったら是非。
HIDENORI-Tさんは京都だったんですね。
2012/12/24 13:35
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