【アルパイン】阿弥陀岳 南稜 、赤岳西壁 主稜
- GPS
- 12:21
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,767m
- 下り
- 2,075m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:18
天候 | 1日目:雨時々くもり 2日目:くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
阿弥陀岳南稜:立場岳の尾根に乗れば踏跡は明瞭。 赤岳主稜:取付きへのトラバースが悪い。浮石多数。 阿弥陀岳御小屋尾根:踏み跡明瞭。 |
その他周辺情報 | もみの湯:コロナの影響で休日はサウナ利用禁止でした。 |
写真
装備
共同装備 |
キャメロット(0.5
0.75
1
2)
|
---|
感想
【山行動画】
後日UP予定
【概要】
どの山域も天候が悪かったため1番まともな八ヶ岳を選択。
ちょうど半年前、冬の赤岳主稜を攻めるも心折れる経験をしたのでリベンジの意味も込めて赤岳主稜を候補に入れた。
※行者小屋-赤岳主稜取付き点までログありません。2日目の時間もおかしいです。
【1日目:阿弥陀岳南稜(P3直登ルート)-中岳沢経由-行者小屋(テント泊)】
広河原を渡渉後、尾根を登り詰めれば足跡明瞭。立場岳までは地味な急登が続く。青ナギを快適に通過すると再び急登を経て無名峰に至る。ここから顕著な岩峰が登場し手前からP1、P2‥という具合で頂上のP5まで岩場が連続する。
核心はP3。ルンゼルートと直登ルートの2種類があり、折角の夏山なので直登ルートを選択。自分がリードさせてもらった。グレードはⅢ+程度で、出だしの立った部分を抜けられたら後は容易であった。以前の記録では中間部にハーケンが打たれていたが今回は見当たらなかった。終了点はリングボルトが1点のみ。奥の岩でバックアップを取り確保したが奥の木々でアンカー構築した方が良いと思います。P3以降はコンテで山頂へ。特に問題箇所は無かった印象。
下山は中岳沢経由で行者小屋でテントを張った。
途中、買い物をで赤岳鉱泉へ向かうと見覚えのある姿が‥大学の先輩カップルであった。軽い飲み会のつもりが話に花が咲き日没直前まで滞在してしまった。
【2日目:赤岳主稜-阿弥陀岳御小屋尾根】
文三郎尾根経由で赤岳主稜の取付きへ向かう。5時頃到着するもガスで取付き先が見えず30分リミットでしばらく停滞。若干ガスが引いたところで取付き開始。ここのトラバースが核心であった。浮石が多く岩も脆いまさに八ヶ岳。慎重に足を進め、なんとか取り付き点下部まで到着。パートナーは別ルートを試みるも状況が酷く、仕切直しも無事取付き点まで来れた。
使用プロテクション(キャメロット0.5、0.75、1)
「1P:ひきた」
出だしのチョックストーンは下が潜れる(夏限定??)。分かってはいたがロープがかなり屈曲し動き辛く、最後のトラバースが怖かったとのこと。難易度的な怖さは無さそう。終了点にアンカーボルト有り。
「2P:自分」
左手の岩場を回り込みフェースを登る。難易度は容易。こちらもロープが屈曲するため気になる場合はランナウトで抜けるのもアリかと思った。終了点:岩に残置の細引き(強度無し)
「3P:コンテ」
脆いリッジ、凹角の岩場、その後の草付きはコンテで登った。終了点にアンカーボルト有り。
「4P:ひきた」
3m程の岩を登り、その先でピッチを切る。
「5P:自分」
凹角の岩場を直登。冬はかなりビビって登った部分も夏は快適であった。終了点にアンカーボルト有り。
「6P:ひきた」
容易。コンテでも問題無いがスタカットで。50mいっぱいまで伸ばした。終了点:ハーケンあり。
「7P:自分」
凹角の岩場を登る。傾斜は緩い。その後リッジを詰めて50mいっぱいまで伸ばす。登攀終了。
以降は北峰北側の登山道と合流し2-3分歩けば赤岳到着。
技術的に難易度が高いところは無いが浮石多数あり神経を使うルートだった。
阿弥陀岳御小屋尾根
下山の出だしは整備された登山道であったが樹林帯に入るやいなや補助の無い急下降の連続。しばらく経つと傾斜も緩くなり快適な下山となる。長く感じた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する