山ガールもどき? と行く! 晴天の丹沢大縦走!!



- GPS
- 31:50
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,025m
- 下り
- 2,037m
コースタイム
焼山登山口 08:00
焼山 10:00
避難小屋 11:25 昼食 12:15
姫次 13:15
蛭ヶ岳 15:15
4日
蛭ヶ岳 07:45
丹沢山 09:35
塔ノ岳 10:50 休憩 11:30
鍋割山 12:35 昼食 13:13
二俣 14:40
大倉バス停 15:50
天候 | 3日、晴れのち曇り、少し雪 4日、快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
タクシー 三ヶ木→焼山登山口 2510円 バス停近く、神社の裏にトイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
焼山登山口〜焼山 登山道らしい道幅で、良く整備されておりとても登りやすいです。 ここで標高差700m近くを登ります。 登山届けを出そうと思って ポストを探したが見つける事が出来なかった。最初からないのかな? 山地図にもポストらしき表記なしだからね・・・・。 焼山〜姫次 ここは快適な尾根道、アップダウンが少なく、緩やかに登る感じです。 姫次〜蛭ヶ岳 グーンと下って登り返します。頂上手前の木道を登るのは一苦労です。 ここは北斜面なので最初の階段部分付近はアイスバーンになっており 注意が必要でした。安全の為アイゼンを付けて通過しました。 蛭ヶ岳〜丹沢山 途中難所の「鬼ヶ岩の頭」では雪の影響でコンディションが悪くないか心配でしたが 雪の影響もなくとても良い状態でした。その他は気持ちの良い尾根歩きが出来ました。 丹沢山〜塔ノ岳 ここも問題ありません。危険な所もありません。 塔ノ岳〜鍋割山 雪が溶けてドロドロの登山道が沢山あり、歩きにくい所がありました。 鍋割山〜大倉 二俣までは所々、泥道で歩きにくい所もありましたが、後半は林道歩きで 快適に歩くことが出来ました。 |
写真
感想
今回は職場のYちゃんとその友達のHちゃんが同行してくれた。
行きの電車の中でお互いどれがユニ○ロかの暴露合戦!(笑)
山ガールファッションは値段が高いの話で盛り上がり、
「私達は山ガールもどきだね」と大笑い。
関連日記 → http://www.yamareco.com/modules/diary/8412-detail-44338
さて、問題はバスだ。私だけ始発の電車に乗ってもJR橋本駅6:20発のバスに乗れないのだ。
これに乗らないと1日1本の三ヶ木〜焼山登山口の乗り換えバスに乗れないのだが
乗り換えバスは諦めて次のバス6:53三ヶ木行きのバスに乗る事になった。
終点の三ヶ木バスターミナル到着するも予約していたタクシーが来ない!!
昨日予約の電話をしたばかりなのに・・・(怒)
タクシー会社に電話すると「あーーーっ、あっ、あっ、今行く、行くところです〜♪」
えっ?、忘れてたな! 蕎麦屋の出前か!! ストレッチをしながら待つこと
10分、ようやく到着し無事に焼山登山口バス停に到着しました。
バス停近くの神社裏にトイレがあるので、ここで出発準備をし、いよいよ登山開始!
ここから焼山までは標高差約700m、ここで一気に半分近い高さを稼ぎますが、
急登という感じはしません。とても登りやすいです。気温も高く着ている物を
どんどん脱ぎました。ここから黍殻山(きびからやま)までは緩やかな登りの
尾根歩き、とても歩きやすかったです。しかし、この登山道はバス便が不便
なので行き交う登山者は全くと言って良いほどいませんでした。
黍殻山近くには、広場があり避難小屋、トイレ、ベンチがあり、またくぼ地
なので風の影響がなく、快適な休憩場所でお勧めです。我々はここで昼食休憩に
しました。
このまま滑らかに登るのかと思ったら、姫次からグーンと下がりまた登り返しの
登山道、木道手前50m位から雪が多くなり、北側斜面なのでとうとう
アイスバーン状態になってしまった。
空を見るとどんより黒い雪雲が・・・・ あれ? 白く小さな粉が目の前を
チラチラ・・・・、仲間に「雪かな?」と聞くと「雪ですね!」と返事。
どうり寒いはずだ。アイゼンを付けて降りてくる登山者がいたので安全のために
アイゼンを装着して歩き始めたが、木道が多く、陽が当たる部分はアイスバーン
はなく、アイゼンを付けていると木道が歩きにくいので300m程度歩いたらアイゼ
ンを外してしまいました。
蛭ヶ岳山頂手前の木道階段は長く急なので、休みながらの登りとなりましたが、
いつもの重たいザックなので登りが辛かった〜! 山頂に到着すると登山者が
数人いる程度、景色はガスだらけで何も見えない。
蛭ヶ岳山荘で受け付けを済ませ、ストーブの前で休憩。自炊室でコーヒーを作り
おやつを食べながら、他の登山者と雑談になった。婚約中のカップル、一人登山者
の女性や男性、年配者のグループと一通りおしゃべりをして楽しんだ。
夕食は17時30分から名物?のおでんをつまみにキリンのラガー、3人で乾杯!
今日一日を振り返り、明日のコースの検討に入った。最初は塔ノ岳、
ヤビツ峠、大山の神社でお参りの提案をしたが、距離が少し遠く登り返しが多い
ので却下。 鍋割山で鍋焼きうどんコースに決定となった。
窓越しに外を見ると噂に聞いていた横浜方面の夜景、美しさにビックリ!
女性陣は「きれーい」の連発!! 空を見上げるとガスはすっかりなくなり
綺麗な星空でした。その後は、ワイン飲んだり、おしゃべりであっという間に
消灯の20時になるが、寒くて寒くて・・・使い捨てカイロを足に貼ったり、
ダウンを着込んで布団と毛布を余計に掛けて寝ました。寒かったけど心地よい
疲れが手伝ってぐっすりと眠れました。
目が覚めたのは4時頃、8時間の睡眠時間だから充分眠れたね。トイレに行く
ついでに外に出て空を眺めた、月が出ている、うーん、残念だが期待していた
星空撮影を諦め、夜景撮影をした。三脚持って来なかったので、山荘の手摺りに
カメラを置いて手で押さえつけてスローシャッターを切った。薄いフリースの
手袋をはめてカメラを操作したが、それでもあまりの寒さに指先の感覚がなく
なってしまった。指先が痛い! 我慢が出来なくなり15分程度の撮影時間で
終了。部屋に飛び込み布団の中に潜り込む、う〜〜寒い、隣のYちゃんは寝息を
立てながら頭まで布団をかぶり熟睡状態〜zzz。
6時なるとスタッフがストーブに火を付けたがなかなか暖まらない。温度計を
見るとマイナス2度!(笑)、朝食は6時30分、外を見ると夜明けが近いのか
水平線近くが朝焼けで真っ赤になっている。景色が良いよ! 早く朝食を食べ
ようと女性陣をたたき起こした。 日の出は6時50分頃だ。6時30分には
朝食を食べ終わり、防寒着を着込んで日の出を待った。
西には富士山が綺麗な姿をして夜明けを待っていた。山頂部を見ると先に朝日を
浴びるのか、すでに雪面が紅く染まっていた。こちらももうすぐだろうと待っていると
「あっ 来た〜」と登山者からの声がした。 美しい! 丸い太陽が登って
きた〜!我々を紅く染める!! 山荘も真っ赤に染まる。
しかし寒い!寒い!! 山荘スタッフの話では外の気温はマイナス11度に
なったそうだ。記念写真を撮り終わると早速出発準備、今日のルートは丹沢山、
塔ノ岳、鍋割山だ。景色はバッチリでお天気は快晴、朝日を浴びながら気持ちの
良い尾根歩きは楽しくて仕方がない。時々振り返って見る富士山は絶景だ。
心配していた鬼ヶ岩のアイスバーンは全くなく、すんなりと通過、これから先は
木道と景色が良い尾根歩きの連続だ。丹沢山で記念撮影だけでさっさと通過、
塔ノ岳では、カメラ撮影、トイレ、おやつでなんと40分も休憩した。
鍋割山に向かって歩き始めると南斜面で登山者も多く、登山道が泥だらけに
なって歩きにくかった。暫くアップダウンを繰り返し、鍋割山荘に到着、
名物の鍋焼きうどんを食べた。
ここからの下山は下がるだけ、二俣からは林道歩きとなり、緩やかな下り坂が
大倉のバス停まで続きました。バス停に到着すると臨時便が待っており、
そのまま乗り渋沢駅へ、東海大の駅で降りて、温泉「さざんか」で汗を流し、
そのままビ〜〜ル and 夕食で本日を締めました。
今年の丹沢の登り初めは、綺麗な御来光と好天でスタートが出来て大変嬉しかったです!
最高〜! 今年も宜しくお願いします。
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