記録ID: 260099
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ハイキング
丹沢
箒杉沢-丹沢山南西尾根(みやま新道?)-棚沢ノ頭 Uncharted #2
2013年01月12日(土) [日帰り]



体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:54
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 1,968m
- 下り
- 1,961m
天候 | 晴れ 主脈のみ西風が強い、 主脈でも上空から下に吹き付ける風であって、熊木沢あたりの下の沢から吹き上げて来ていないので、他の場所では風はあまり感じられなかった。 ■気温 玄倉ゲート前駐車スペース0℃、箒杉沢4.8℃、丹沢山2.1℃、棚沢ノ頭2.2℃、弁当沢ノ頭3.1℃、熊木沢4.6℃、玄倉ゲート前駐車スペース5.2℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
30台以上駐車できます。 マップコード:732 039 419*61 ■自転車利用で1時間短縮 玄倉ゲート前P←→熊木沢(ユーシン渓谷)の林道部分は往復17.0kmありますが、 この往復に、今回は約3時間かかっています。 2012/5/5の私の記録だと熊木沢→玄倉ゲート前Pまで、片道早歩きで2時間2分かかっていますが、今回の自転車利用でゆっくり走って約1時間で来れましたので、下りで半分の時間、約1時間の短縮になっています。 登りは、20インチの折りたたみ自転車では私には困難で、もう少し大きいサイズのオフロードMTB系の自転車だと登りも自転車が利用できそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
====================================== ★重要 箒杉沢-丹沢山の経路は、 一般登山道ではなく、国土地理院の地形図にも記載がありませんのでご注意願います。 通行には様々なリスクが生じます。 Uncharted Trailです。(いわゆるVRです。) ====================================== ★様々なリスクを十分承知の上、完全自己責任においてUncharted Trailの通行を考える場合 ・初めての場合、登りで使うのが鉄則です。そもそも下りには適さない場合も多いですし、 下りで使うのは、登りよりも道迷い、滑落、落石など、更に危険度が増します。 ・積雪、降雨、強風などの天候条件によっても、更に危険度が増すことがあります。 ・コンパス、詳細な地形図(山と高原地図では不可)、進むべきルート参考資料など持ち、 現在位置やルート、地形などを度々確認しながら通行するのが原則です。 コンパス、詳細な地形図を持たずに通行するのは非常に危険な行為です。 ・Uncharted Trailを使う場合でも、登山計画書は必ず最寄の登山ポスト等に提出願います。 ・私有地で立入禁止、入山禁止の表示がある場合、通行は止めるべきです。 ====================================== ■沿面距離、行動時間 GPS元データの沿面距離は28.7km、行動時間は9時間54分です。 熊木沢基点ですと沿面距離11.7Km、行動時間6時間47分です。 ■ルート注意点 【ユーシン渓谷、熊木沢まで】 林道は、大きな石、尖った石などありますので、自転車利用なので注意しました。 地面凍結の箇所があります。 今日確認できたのは3箇所で治山工事が行われています。 (工事はたぶん2013年3月末まで) 【熊木沢-箒杉沢】 治山事業資材運搬路に土砂が堆積している場所があります。 この場所は現在も崩壊していますので、素早く通り過ぎました。 【箒杉沢-丹沢山南西尾根取り付き】 河原に出て治山事業資材運搬路沿いに歩きます。 途中、数箇所渡渉がありますが、水量は少なかったです。 さらに堰堤の脇を登っていきます。 【丹沢山南西尾根】 国土地理院の地図ではunchartedなルートです。 箒杉沢のメインの沢「本谷」から右に枝沢(堰堤)「左俣」があります。 写真のとおり2本の枯れ木を目標に登っていきました。 参考資料によると、みやま新道と言われていますが、出典を確認できませんでしたので、丹沢山南西尾根と書いておきます。 西丹沢頂稜河川土地名称図で見ると、箒杉沢から本谷を登っていき、右側に「左俣」と堰堤が見え、その左右にルートがあります。今回通ったのは左の破線ルートにあたります。 【丹沢山-棚沢ノ頭】 主脈です。 木道には積雪はありません。 霧氷が落ちた霜がうっすら積もっていますが、滑り止めのアイゼン等は使っていません。 【棚沢ノ頭-熊木沢】 国土地理院の地形図に載っている登山道です。 「東丹沢登山詳細図」では棚沢ノ頭尾根ルートと記載があります。 棚沢ノ頭から少し降りていくと、トゲトゲの植物がありますので、スパッツ等があると良いでしょう。登山道は少し崩壊している場所がいくつかありますが、少し気をつけて歩きました。 ■参考資料 (1)大滝新道、市原新道全般 yamajinnさんの2012/7/24の記録 みやま新道・丹沢山 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-209804.html (2)shiroさん、雲のような日々 http://shiro77.cocolog-nifty.com/kumo/ みやま新道 http://shiro77.cocolog-nifty.com/kumo/2011/07/post-0245.html (3)西丹沢頂稜河川土地名称図 Doubletのちょっとピンボケ http://d.hatena.ne.jp/doublet/ 西丹沢頂稜河川土地名称図(神奈川県松田警察署三保駐在所管内図) 第一回調整 昭和20年12月、第二回 調整昭和35年12月 http://d.hatena.ne.jp/doublet/20110718 Doubletさんが駐在所で撮影したもので、上記の拡大写真も掲載されており、見やすいです。 今回のルートの場合、玄倉川上流域を参照して下さい。 (4)googleでの検索 みやま新道 http://goo.gl/GqV5x |
写真
今日は、車(セダン)に20インチの折りたたみ自転車2台を積んで来ました。
帰りは多くが下りなので自転車のメリットを最大限活用できますが、行きは登りが多く自転車は少しだけしか乗りませんでした。
帰りは多くが下りなので自転車のメリットを最大限活用できますが、行きは登りが多く自転車は少しだけしか乗りませんでした。
堰堤から撮影
箒杉沢のメインの沢「本谷」から、右に枝沢(堰堤)である「左俣」があります。
「左俣」の上には霧氷がついている丹沢山のピークが見えています。
左側の尾根を登って丹沢山を目指します。
箒杉沢のメインの沢「本谷」から、右に枝沢(堰堤)である「左俣」があります。
「左俣」の上には霧氷がついている丹沢山のピークが見えています。
左側の尾根を登って丹沢山を目指します。
富士山にはなれ雲が付いています。
引用「この種の笠雲は,乾燥したシベリア気団内にあって,冬型気圧配置が少し緩み,やや湿潤な気流が流入した時に現れるようです。」
http://goo.gl/w0Jhb
http://goo.gl/9qiGM
引用「この種の笠雲は,乾燥したシベリア気団内にあって,冬型気圧配置が少し緩み,やや湿潤な気流が流入した時に現れるようです。」
http://goo.gl/w0Jhb
http://goo.gl/9qiGM
撮影機器:
感想
冬は丹沢ばかりになってしまうので、通ったことのないルートを検討しました。
というわけで箒杉沢から丹沢山に上がる比較的簡単そうな(渡渉が少ない)ルートを通ってみました。
天気がよく、気温も高め。
箒杉沢の渡渉もeasy。
今日は鼻歌交じりに気楽に行けそう。
でも、あつものに懲りてヘルメットを被る(意外と似合っちゃってる自分)。
箒杉沢の脇の道が終わっているところから尾根に取りつき、丹沢山へまっすぐ進んでいきました。
踏跡ははじめは見当らないのですが、とにかく尾根上をずんずんのぼっていきました。
はじめはかなりよじ登る感じですが、足場のよいところを選べば、身の危険を感じるような場所はありませんでした(ただ、岩はところによって剥がれやすかったです)。
上がっていくに従い、踏跡か獣道かという道がところどころに現れてきます。
急勾配の尾根でしたが、ガンガン高度を稼げるので、「登る」実感が持てました(笑)。
朝方、玄倉から眺めた主脈は霧氷がついて真っ白でしたが、上がってみたらすっかり風で落とされており、とっても残念でした。
近くから見たらさぞかしきれいだったでしょうね〜。
ユーシン渓谷は私のお気に入りの場所ですが、日の長い初夏に行かないと、延々と林道歩きがあり日が暮れてしまうんですよね。
というわけで、今日は初の試みに自転車を導入!
おかげで日の短い冬でも玄倉-ユーシンを通って主脈へ上がることができました。
なんて楽チンなのでしょうか!
また、山あいの道を自転車で走る爽快さったら!
新しい楽しさを発見でした1日でした。
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コメント
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mikipomさん
蛭ヶ岳やユーシンのルートで度々レコを参考にさせて
もらっています。aosanと申します。
“みやま新道”のルート、知り合いのS師匠から
昔のボッカ道だったと教えられたものの、他に情報源が
ほとんど無くて丹沢の最奥地に思えていました。
ちょうど同じ日、丹沢山の看板の所から「ここが
みやま新道かぁ」と恐る恐る見ていましたが、
軽々と登ってきちゃうとは… いや流石ですね
帰り道で棚沢の頭から熊木沢へ降りたのですが、
これを逆に上ってくるのは大変そうだな〜と思いました。
むしろ、丹沢山南西尾根(みやま新道?)の方が楽かもしれません
あ、でも決して「軽々と」ではありませんよ、「ヒーコラ」言いいながら登りました
確かに奥地ですよね〜。自転車の威力を再確認しました
普段自転車に乗らないので変なところが筋肉痛です
ずっと気になっていた丹沢山の南西尾根(みやま新道?)
いつも詳しく書いて頂いてとても参考になります
今回は渡渉もお茶の子さいさいだったようで、ドボンが無くて良かったですね
私も何度か自転車でユーシンまで行きましたけど、登りは半分以上押して歩いてましたね
暗いトンネルもあっという間なので自転車利用はグットな選択です
次は不動の峰南尾根にチャレンジしようかと計画中です。
また山行記録楽しみにしていまーす
はい、ドボンなくてよかったです。
元日の緊迫したハイキングとは一変、楽しく歩けました&走れました。
往路の自転車は乗れるところは少ないですよね。
それでも復路の快適さ、時短はスゴイです。
毎度is5389さんと行くルートがダブらないようにするのが大変なんです
長い距離を歩きましたね。自転車も駆使して。
これからの時期、雪があると滑りやすいので気をつけて下さいね。
ヘルメット ・・・ かなり似合っています。
撮影係さんも被ってたのでしょうか?
いいえ、長い距離は、かなりの部分「走った」わけで
ま、歩いたのはいつもどおりの距離っていうところでしょうか?
ヘルメット、自分でも笑っちゃいましたね
おまけに首タオルがますます「現場」っぽさを醸していましたね。
ニッカボッカを履けばいっちょあがりですよ
ええ、撮影係さんももちろんかぶって頂きましたよ。
ま、わたくしの右には出れない感じでしょうか。
いつかおしゃれなヘルメットを買うかな?
(いや、このままでいいか
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