ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2625722
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

ようやく行けた!涸沢カールの紅葉

2020年10月03日(土) 〜 2020年10月04日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:41
距離
30.2km
登り
1,383m
下り
1,385m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:56
休憩
0:36
合計
5:32
距離 16.2km 登り 946m 下り 164m
5:39
9
5:48
36
6:24
5
6:29
38
7:07
7:10
3
7:13
14
7:27
44
8:11
8:35
18
8:53
40
9:33
9:42
34
10:16
15
10:31
35
11:06
2日目
山行
5:12
休憩
0:47
合計
5:59
距離 14.0km 登り 444m 下り 1,235m
6:08
67
7:15
7:21
12
7:33
7:39
18
7:57
8:04
77
9:21
9:22
38
10:00
11
10:11
10:36
2
10:38
38
11:16
11:17
4
11:21
34
11:55
7
12:02
12:03
4
天候 10/3晴れ、10/4曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:深夜高速バス(さわやか信州号グリーン車)
帰り:
・上高地BT⇒新島々駅:バス
・新島々⇒松本:松本電鉄
・松本⇒新宿:あずさ
予約できる山小屋
横尾山荘
ここからこの旅が始まる
2020年10月02日 22:10撮影 by  iPhone 8, Apple
1
10/2 22:10
ここからこの旅が始まる
上高地に着き、準備して歩き出す。薄暗いバスターミナルを振り返って。
2020年10月03日 05:35撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 5:35
上高地に着き、準備して歩き出す。薄暗いバスターミナルを振り返って。
夜明けの河童橋
2020年10月03日 05:39撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 5:39
夜明けの河童橋
空が少し赤い
2020年10月03日 05:39撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 5:39
空が少し赤い
山が近くに見えてワクワクしてくる
2020年10月03日 05:40撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 5:40
山が近くに見えてワクワクしてくる
木々の間から明神岳
2020年10月03日 06:13撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 6:13
木々の間から明神岳
額縁効果を狙ってみた
2020年10月03日 06:14撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 6:14
額縁効果を狙ってみた
横尾まではほぼ平坦。ゆっくりゆっくり歩いていく。
2020年10月03日 06:14撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 6:14
横尾まではほぼ平坦。ゆっくりゆっくり歩いていく。
案内版と
2020年10月03日 06:23撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 6:23
案内版と
やっぱり最南峰がかっこいいですな。
2020年10月03日 06:23撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 6:23
やっぱり最南峰がかっこいいですな。
梓川を挟んで左にずっと見えているので、しばしば立ち止まってしまう。
2020年10月03日 06:37撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 6:37
梓川を挟んで左にずっと見えているので、しばしば立ち止まってしまう。
7時過ぎ、徳沢のテン場はまだ賑わってる。
2020年10月03日 07:11撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 7:11
7時過ぎ、徳沢のテン場はまだ賑わってる。
帰りはここでカレーライスだ、と心に誓う
2020年10月03日 07:14撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 7:14
帰りはここでカレーライスだ、と心に誓う
横尾のテン場も華やか
2020年10月03日 08:08撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 8:08
横尾のテン場も華やか
横尾でおにぎり休憩して、8時半過ぎ。さて、これから山に入ります。
2020年10月03日 08:34撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 8:34
横尾でおにぎり休憩して、8時半過ぎ。さて、これから山に入ります。
橋を渡りながらモードを変えていく。
2020年10月03日 08:36撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 8:36
橋を渡りながらモードを変えていく。
屏風岩。帰りにあれを超えていくのがどれだけ過酷かは、まだ知らない。
2020年10月03日 08:57撮影 by  iPhone 8, Apple
2
10/3 8:57
屏風岩。帰りにあれを超えていくのがどれだけ過酷かは、まだ知らない。
本谷橋でひと休み
2020年10月03日 09:35撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 9:35
本谷橋でひと休み
ここ休んではいけません、早く通り過ぎなきゃ。でもいい眺め。
2020年10月03日 10:15撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 10:15
ここ休んではいけません、早く通り過ぎなきゃ。でもいい眺め。
ヒュッテと小屋の分岐の手前のとこ。紅葉と山が迫ってきます。
2020年10月03日 10:48撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 10:48
ヒュッテと小屋の分岐の手前のとこ。紅葉と山が迫ってきます。
テン場に到着!
2020年10月03日 10:55撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 10:55
テン場に到着!
朝やかな赤
2020年10月03日 10:56撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 10:56
朝やかな赤
テント設営後の眺め
2020年10月03日 11:26撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 11:26
テント設営後の眺め
ヒュッテでおでんにありつくための列。このとき屏風岩パノラマコース方面にヘリがホバリングしているのが見えた。あとで知ったのだが、滑落があったようだ。
2020年10月03日 11:43撮影 by  iPhone 8, Apple
2
10/3 11:43
ヒュッテでおでんにありつくための列。このとき屏風岩パノラマコース方面にヘリがホバリングしているのが見えた。あとで知ったのだが、滑落があったようだ。
ビールが待ち遠しいよう
2020年10月03日 11:45撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 11:45
ビールが待ち遠しいよう
やっとありつけた!
2020年10月03日 12:07撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 12:07
やっとありつけた!
熱々をいただきます!
2020年10月03日 12:07撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 12:07
熱々をいただきます!
ヒュッテの靴脱ぎテラスからの眺め
2020年10月03日 12:53撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 12:53
ヒュッテの靴脱ぎテラスからの眺め
ふむふむ
2020年10月03日 13:00撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 13:00
ふむふむ
ド定番の構図で
2020年10月03日 13:00撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 13:00
ド定番の構図で
テント受付小屋あたりから
2020年10月03日 13:03撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 13:03
テント受付小屋あたりから
絵になるなぁ
2020年10月03日 13:06撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 13:06
絵になるなぁ
きちんとした道がついてます。ペイントもあるし。
2020年10月03日 13:07撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 13:07
きちんとした道がついてます。ペイントもあるし。
「紅葉と何か」を写すのがいいんだ、と分かってきた
2020年10月03日 13:10撮影 by  iPhone 8, Apple
1
10/3 13:10
「紅葉と何か」を写すのがいいんだ、と分かってきた
しかし涸沢小屋、いい位置にあるなぁ。
2020年10月03日 13:13撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 13:13
しかし涸沢小屋、いい位置にあるなぁ。
まさにパノラマ
2020年10月03日 13:15撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 13:15
まさにパノラマ
気づくと小屋をとってしまう
2020年10月03日 13:15撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 13:15
気づくと小屋をとってしまう
足元にはこんなのも
2020年10月03日 13:16撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 13:16
足元にはこんなのも
あそこのテラスで生ビール飲むぞ
2020年10月03日 13:17撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 13:17
あそこのテラスで生ビール飲むぞ
紅葉越しの涸沢槍。尖ってるなあ。
2020年10月03日 13:26撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 13:26
紅葉越しの涸沢槍。尖ってるなあ。
涸沢小屋テラスからの眺め
2020年10月03日 14:30撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 14:30
涸沢小屋テラスからの眺め
テン場にズーム
2020年10月03日 14:30撮影 by  iPhone 8, Apple
1
10/3 14:30
テン場にズーム
涸沢小屋のテラスから
2020年10月03日 14:37撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 14:37
涸沢小屋のテラスから
振り返ってテントと小屋と北穂と青空と
2020年10月03日 15:31撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 15:31
振り返ってテントと小屋と北穂と青空と
前穂に陽が当たってカッコイイ!
2020年10月03日 15:33撮影 by  iPhone 8, Apple
10/3 15:33
前穂に陽が当たってカッコイイ!
やっぱり青空が映える
2020年10月03日 15:36撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 15:36
やっぱり青空が映える
テントは下の方に設営
2020年10月03日 15:52撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 15:52
テントは下の方に設営
夕食は味噌ラーメン
2020年10月03日 16:16撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 16:16
夕食は味噌ラーメン
明日のパノラマコースへの分岐を偵察
2020年10月03日 16:57撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 16:57
明日のパノラマコースへの分岐を偵察
次々とテントが増えていく。この夜は950張だったとのこと。
2020年10月03日 17:18撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 17:18
次々とテントが増えていく。この夜は950張だったとのこと。
テントからの眺め。贅沢〜
2020年10月03日 17:30撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/3 17:30
テントからの眺め。贅沢〜
翌朝、テントも撤収していざパノラマで下山。
2020年10月04日 05:53撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 5:53
翌朝、テントも撤収していざパノラマで下山。
前日の夕方と同じ構図で
2020年10月04日 05:59撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 5:59
前日の夕方と同じ構図で
ヒュッテのテラスでパノラマ写真
2020年10月04日 06:01撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 6:01
ヒュッテのテラスでパノラマ写真
気を引き締めて、いざパノラマ!
2020年10月04日 06:09撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 6:09
気を引き締めて、いざパノラマ!
涸沢の全体が見渡せる
2020年10月04日 06:13撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 6:13
涸沢の全体が見渡せる
少し登ったら、足場が不安定な急な感じが始まる
2020年10月04日 06:19撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 6:19
少し登ったら、足場が不安定な急な感じが始まる
視界が開けると絶景、の繰り返し。
2020年10月04日 06:21撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 6:21
視界が開けると絶景、の繰り返し。
写真で見ると、おとなしそうな道なんです。でも実際は緊張感ある。
2020年10月04日 06:25撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 6:25
写真で見ると、おとなしそうな道なんです。でも実際は緊張感ある。
少しひらけたところで本谷橋に向かう道を見下ろす
2020年10月04日 06:27撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 6:27
少しひらけたところで本谷橋に向かう道を見下ろす
山頂あたりに雲。だけどその上は青空。
2020年10月04日 06:28撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 6:28
山頂あたりに雲。だけどその上は青空。
本谷橋に向かうコースを見下ろす
2020年10月04日 06:28撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 6:28
本谷橋に向かうコースを見下ろす
木々の間から涸沢
2020年10月04日 06:40撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 6:40
木々の間から涸沢
この道は特に高度感あったなぁ
2020年10月04日 06:46撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 6:46
この道は特に高度感あったなぁ
梓川側に出ました
2020年10月04日 07:05撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 7:05
梓川側に出ました
屏風のコルから来た道を振り返る
2020年10月04日 07:05撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 7:05
屏風のコルから来た道を振り返る
ズーム。まだヒュッテが見える
2020年10月04日 07:13撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 7:13
ズーム。まだヒュッテが見える
2020年10月04日 07:13撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 7:13
屏風の耳の三角点
2020年10月04日 07:36撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 7:36
屏風の耳の三角点
屏風の頭方面
2020年10月04日 07:38撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 7:38
屏風の頭方面
はるか下に横尾が見える
2020年10月04日 07:45撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 7:45
はるか下に横尾が見える
他の方もコルにザックデポして屏風の耳へピストンしてました
2020年10月04日 08:00撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 8:00
他の方もコルにザックデポして屏風の耳へピストンしてました
迷いそうなところだけに表示がある。
2020年10月04日 09:16撮影 by  iPhone 8, Apple
1
10/4 9:16
迷いそうなところだけに表示がある。
ようやくほぼ平坦な道に。そして林道に出たら「右」です。
右は登っているように見えるんだけど右が正解です。
2020年10月04日 09:46撮影 by  iPhone 8, Apple
1
10/4 9:46
ようやくほぼ平坦な道に。そして林道に出たら「右」です。
右は登っているように見えるんだけど右が正解です。
ここを曲がって
2020年10月04日 09:57撮影 by  iPhone 8, Apple
1
10/4 9:57
ここを曲がって
橋が見えて来た
2020年10月04日 09:57撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 9:57
橋が見えて来た
山から下界への境界線みたいに感じたなー。
2020年10月04日 09:58撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 9:58
山から下界への境界線みたいに感じたなー。
乗り越えて来た屏風岩を振り返る。ふう、今後はきちんと横尾、本谷橋を回り込みます。
2020年10月04日 09:59撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 9:59
乗り越えて来た屏風岩を振り返る。ふう、今後はきちんと横尾、本谷橋を回り込みます。
徳沢園でカレーとスーパードライ、はい、今回の登山は終わりでーす。
2020年10月04日 10:16撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/4 10:16
徳沢園でカレーとスーパードライ、はい、今回の登山は終わりでーす。
ホントに多くの人がここで休憩してたなー。ここまでくれば、そりゃ休みたくなるさ。
2020年10月04日 10:35撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 10:35
ホントに多くの人がここで休憩してたなー。ここまでくれば、そりゃ休みたくなるさ。
木々の奥に徳沢ロッジ。いい雰囲気。
2020年10月04日 10:40撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 10:40
木々の奥に徳沢ロッジ。いい雰囲気。
みんな近づいて写真撮ってたけど、大丈夫かな。
2020年10月04日 11:04撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 11:04
みんな近づいて写真撮ってたけど、大丈夫かな。
河童橋に戻った頃には雨がポツリときたので、お風呂はやめてバスを前倒しして帰ることに。
2020年10月04日 12:03撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 12:03
河童橋に戻った頃には雨がポツリときたので、お風呂はやめてバスを前倒しして帰ることに。
上高地から新島々駅まできて、ここで松本電鉄に乗り換え。着替えたり、コーラ飲んだり。
2020年10月04日 13:56撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 13:56
上高地から新島々駅まできて、ここで松本電鉄に乗り換え。着替えたり、コーラ飲んだり。
松本に到着。ローカル線もたまにはいい。
2020年10月04日 14:36撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 14:36
松本に到着。ローカル線もたまにはいい。
ありがとう!
楽しい時はいつも知らないうちに過ぎてしまう。
2020年10月04日 14:36撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 14:36
ありがとう!
楽しい時はいつも知らないうちに過ぎてしまう。
撮影機器:

感想

数年計画しては、荒天で延期してきた紅葉の涸沢にやっと行けた。
登山を始めて1年足らずで槍ヶ岳に登りその帰りに涸沢に訪れたのが2014年7月、それから6年を経てようやく紅葉の涸沢をこの目で見ることができた。

★絞り込んで12.6kg
 今年は(今年も)、このあとに下の廊下の計画がある。ザックを背負って7時間近く歩き続ける必要があり、今回はその前哨戦だ。必要なものを厳選してこの重さになった。いつもは15kgを軽く超えるので、かなり絞り込んだ方だ。だが、後半は腰で支えきれずその重さが肩にこたえた。疲れで歩く姿勢がくずれていたのかもしれない。これで黒部を歩けるか、さらに絞り込まねば。
<次回に向けて、持参を検討要のもの>
 日焼け止め、虫除け、マグカップ、ガス(持参を分担する)、ペグ(今回は岩に結んだので、使わなかった)、アームカバー

★紅葉と山と青空と
 今までいくつもの紅葉の山を登ってきたが、青空の紅葉でないと「映えない」し、いまいち盛り上がらない。今回は雲が流れる微妙な天気だったが、夕方には青空が見えて、とても「映える」写真をとることができた。空の色って重要なのよね。

★ビール!ビール!
 本谷橋からの本格的な山登りが始まってからは、ヒュッテや小屋のテラスでのビール、を頭に描いて登り続けた。やっとこさ涸沢にたどり着いて、テント設営していざビールと思ってヒュッテに行ってみると長蛇の列!席確保して並んでビールにありつくまで30分。長かったー。それだけに紅葉と3000m峰を眺めながらのビールとおでんはうまかったなぁ。そのあとパノラマコースを散歩して、涸沢小屋のテラスでも生ビール。ここは、それほど並ばずに買えて快適。テント用の缶ビールも買ってテントで三次会しながらラーメンで締めた。

★パノラマコース(涸沢カール内)
 ヒュッテのテラスで地図見ながらゆっくりビール飲んでも13時半。まだまだ時間があるので、パノラマコースを散歩することに。テン場からザイテングラートに向かうコースを写真とりながら、振り返って絶景にため息つきながら登り、分岐まで登って涸沢小屋に降りる少しハードな散歩道。涸沢カールを堪能したなぁ。

★寒いけどぐっすり
 腹ごしらえしたら、もうやることがない。テントで動画でも見るか、と見始めたのは映画「岳」。小栗旬と長澤まさみのやつだ。漫画でがっちり読んでいるので、映画なんかつまらない、と思いつつ山で見ているから臨場感があるのか、不思議と引き込まれ少し感動してしまった。さすがに寒くなってきたので寝ることに。外を歩いていた格好そのままで寝た。ニット帽を脱いだくらいだ。ネックウォーマー、フリース、ダウン、靴下、今までこれだけ着込んで寝たことなかったが、それでも寒かった。けど、ぐっすり寝られた。さすがに久々のテン泊装備で6時間がきいたか。

★パノラマコース(涸沢から徳沢へ)
 横尾経由でなく、屏風岩をコル経由で越えて徳沢手前の新村橋に出るコース。こっちもパノラマコースと呼ばれてる。今回のハイライトだ。前日テント受付の方から「パノラマコースは荒れているので、暗いうちに出るのなら気をつけて。6時にはもうだいぶ明るいからその方がいい。」とアドバイスをもらった。そうだよなぁ。崖っぷちを歩くんだものなぁ。ということで助言に素直に従い6時過ぎに出ることに。もちろんヘルメット着用だ。
 涸沢ヒュッテのトイレ行列を横目に見ながら、ヒュッテの下にあるパノラマコースの分岐へ。前日にここまで偵察していたが、ここからは、未踏の地。いざパノラマへ。登り出しは、普通の登山道。こんなもんかなぁと思っていたのもつかの間。トラバース道の山側にロープが張られている道が続く。足元は斜めだったりして安定しない。前日、おでん待ちの列に並んでいる時にヘリがきてパノラマコースの崖付近に何回か近づいてホバリングしていた。このあたりで滑落があったことを後日知った。
 緊張の連続が終わり、梓川側に出て、はるか下の方に川の流れが見える。ようやくこっち側に出たか、と少しだけホッとする。他の方のレコで涸沢からコルまでが難所、とあったのを思い出した。少し歩いたコルにザックをデポして屏風の耳に登り穂高側と梓川側の両方の眺めを堪能。天気がよければ、槍までの稜線が見えるとのことだったが、この日はガスで見えなかった。
 屏風の耳から戻って一息ついて、ここからは、果てしない下りだ。長い下山に笠ヶ岳からの下山を思い出す。が、実は時間は短かった。靴の履き方が悪かったのと、効果的にストックを使わなかったことから、足がついていってないだけだった。やっとこさ、奥又白池との中畠新道分岐に出て、更に少しホッとする。ここからは、少しは傾斜が緩やかになるな。そこから新村橋までは1時間かからなかった。アグレッシブなパノラマコース、満腹です、ごちそうさまでした。次来るときには鍛え直してきます。

★血だらけの・・・
 上高地からバスと松本電鉄を乗り継ぎ、ようやくあずさの指定席に座る。ようし、これから3時間はゆっくりできるぞーっと。リラックスのため靴下を脱いで見ると。。。なんじゃこりゃ!そこには指先血だらけの右足。こりゃ下山の時痛いはずだよ。左足も軽く血まみれだった。道理でくだりの足先が痛かったはずだ。新村橋からは、平地なのでスタスタ歩けるはずが、足が痛くてヨチヨチ歩きだったのもこれが原因だな。
今後は、以下のことに気をつけよう。
・下りは特にしっかりと靴紐を絞める
・途中で靴紐を締め直す
・登山前に爪を切っておく

★あずさもいい
 この調子だと予想より早く上高地に着けそうだ。荷物整理して、風呂セットもって上高地温泉ホテルに向かおう。のんびり入っても15:15発新島々行きのバスには間に合う。実は、今日のこの日に備えて、7月からグリーンカーを予約していた帰りの高速バスだったが、出発の直前に急遽予定変更して、松本からあずさで帰ることにしたのだ。そして上高地着は12時過ぎだ。のんびり疲れを癒せる、と思っていると顔にポツリと水滴の感覚、雨だ。そういえば、午後から崩れるような予報だとさっきカレーを食べていた徳沢で耳にした。雨の中、20分かけて風呂に行くのもなんだなぁ、そうだ、バスを前倒ししてこのまま帰ってしまおう。そう決めたら動きは早い。ネットで14:50松本発のあずさを予約し、その後12:40発のバスに変更した。これだと17:23に新宿に着ける。素晴らしい!!渋滞なしだし。
・高速バス(3列グリーンカー)上高地⇒新宿 10,000円
・バス+電車 上高地⇒新島々⇒松本 2,500
       松本⇒新宿 指定2,450+運賃4,070 計9,020円

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