【立山】秋と冬のせめぎ合い始まる
- GPS
- 05:20
- 距離
- 10.3km
- 上り
- 1,078m
- 下り
- 1,090m
コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:20
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
交通:アルペンルート |
コース状況/ 危険箇所等 |
【全般】 立山にもついにまとまった雪が降りました。根雪になるかは微妙ですが、凍結は繰り返されることになるため、アイゼンが必要となる時期になります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
靴
ザック
アイゼン
行動食
非常食
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
当初計画では日光白根か高妻山でした。が、前日に大雨となり、そして山(八ヶ岳)では雪がもりもり降ってるという情報もあったので、「これは冬を踏まねばならない」ということで、立山に行ってきました。いやー、なんとか今年も延命できました。(毎年立山行かないと死ぬ)
扇沢発の始発便に間に合わせるべく自宅を出たのが午前4時30分頃で、扇沢についたのが6時50分くらいでした。この時点でチケット売り場には長蛇の列で、「いかん、第一便に乗れないかも」と焦るも、無事に搭乗。臨時→臨時→臨時という流れで、少し早めに室堂入り。屋上に出た瞬間、思わずため息が...どうしようもないほど美しい時期が、ついに来たのでした。
とりあえずの計画で浄土山→立山→別山の黄金コースでしたが終電の時間も考えないのといけないのと、そこそこ観光客が多かったので終電+間際の座席が保証できない感じなので、「まぁ真砂岳まで踏めればいいや」っていう感じの緩い感じでした。実際別山までは行かず、真砂岳を踏んでトラバースを戻って大走りから雷鳥沢を目指し下山という感じです。別山まで行っても終電には間に合う自信はあるのですが、乗れる保証がないので、やっぱりこの山は一泊で考えないとダメな感じですね...。
はてさて、浄土山からとりついてしばらく歩くと、雪上に「ヤツ」の足跡が...あるんですが、探してみても見つからず。割と浄土山は遭遇確立が高い感じなんですがねー、ここ最近はなかなかガチャが当たらない...。それはそれとして、踏みしめる雪の脆さ、不安定さ、そして美しさは1年ぶりであり、なつかしさとうれしさで歩は軽かった感じです。
少しばかり太陽が隠れてしまいましたが、風もそこそこ穏やかで、浄土山からの下りも忍ばせておいたチェーンスパイクのおかげで爆速で駆け下り、立山本峰に取付きました。足元は踏まれてるせいか、凍結も多く、スパイクがバシバシ決まって気持ちよかったです。そんな立山の登りをルンルン駆けあがっておりましたら目の前にバサァ!っと黒い影が...。ホシガラス君が夢中で餌を漁り始めました。そして私も夢中でシャッターを切り始めました。かつてないほどいい感じのホシガラス君ブロマイドをゲットできたので、満足しました。可愛いすぎかよこいつ...。
無事に立山(雄山)を踏んで、さらにその先へと歩を進めました。吹き溜まりも多く、深いところでは膝下ぐらいの積雪もあり、思った以上にはペースは出なくなりましたが真砂岳で降りることを許容している身かれすれば焦ることは一切なく、自分の呼吸音と、心地よい稜線の風と、現実離れした眼前の景色こそが全てでした。いやー、本当に最高の空間でした...。
真砂岳を踏んで大走りから下山を開始し、道中、まだ残っている秋(紅葉)と冬(雪)の境界らへんでシャッターを切りまくり、いつもの橋を渡ってみくりが池で鏡立山を撮るべく粘ってみたりしてました。そんな時、ふとみくりが池から室堂に至る途中、茂みのあたりで動く影が...雷鳥君でした。3羽ほどおり、ほとんど真っ白に染まった可愛いケダマちゃんを、ついに見ることができました。が、場所が微妙に悪く、写真を撮ることはかなり難しい感じで、雷鳥君ブロマイドは次回に持ち越しとなってしまいました...。ホシガラス君とのめぐりあわせはやけにいいのに...。
行くかどうかも迷った登山でしたが、結果として最高の1日となり、来て間違いはなかったと、強く思える登山でした。
このコースで歩けたらいいね!
その時は宜しくです
ちょっとだけ鍛えれば、体力的にはそんなに難しくはないはずですよ。
ただ、富士の折立からの真砂岳稜線への下りは高所恐怖症だとキツイかな?
さぶう〜〜、関東も寒いですが、いよいよ雪シーズンですか。
寒がりの私はまだ、秋を探しています。
短い秋も終わりで、気が付けば冬です。
谷川岳あたりはまだ頑張れるんじゃないですかねー、赤城・榛名とかも。(人が多いでしょうけれども...)
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