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Yamareco

記録ID: 266010
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

厳冬期【赤岳】快晴の地蔵尾根

2013年02月03日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:30
距離
17.4km
登り
1,504m
下り
1,503m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:30
休憩
1:39
合計
10:09
距離 17.4km 登り 1,504m 下り 1,505m
5:40
50
6:30
6:31
6
6:37
6:45
134
8:59
9:33
78
10:51
5
10:56
10:57
41
11:38
6
11:44
12:06
3
12:09
12:11
53
13:04
13:30
90
15:00
15:04
3
15:07
15:08
41
15:49
5:45 美濃戸口を出発
6:30 赤岳山荘
8:45 行者小屋
10:45 地蔵の頭
11:45 赤岳山頂
16:00 美濃戸口

最初に飛ばしてしまい、行者小屋からはかなり失速してしまいました。
のんびり歩くとこのようなタイムになるかと思います。
天候 快晴♪
地蔵の頭〜山頂間は風が強かった
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2013/2/3現在 
小淵沢ICから美濃戸口までは路面凍結あり。
スタッドレス装着車なら走れるかと思います。

小淵沢ICから降りてすぐにコンビニが二件(セブンイレブン・ローソン)があります。

登山届のポストは八ヶ岳山荘前にあります。
この日はポストが登山届で満杯だったのでどうにか隙間に差し込みました。

コース状況/
危険箇所等
美濃戸口-赤岳山荘
林道が凍結しているため滑って転倒しないよう注意が必要。
※入口の看板にもありますがチェーン装着車以外は通行不可。
 今朝は四輪駆動車にチェーンを付けていても登れない箇所がありました。

赤岳山荘-行者小屋
トレースはしっかりとついていますが、外れると太腿位まで潜ってしまいます。
アイゼンは無くても歩けると思うが付けた方が無難。

行者小屋-地蔵の頭
途中から急登になります。
※ピッケル・アイゼン(出来れば前爪付)必携。もちろん使いこなせる技術も。
稜線手前にはナイフリッジ(長さは短い)などもあるため注意が必要。

地蔵の頭-赤岳山頂
地蔵尾根に比べると傾斜が緩みます。
どちらかというと東側が切れ落ちているので滑落しないように。

赤岳山頂-行者小屋
岩稜部の通過とトラバースあり。
鎖は以外と出ているので不安がある人は使うと良いと思う。



下山後に道の駅こぶちざわで食べた“鍋焼きうどん”が美味しかったです♪

歩き始めは真っ暗でしたがようやく明るくなってきました。
2013年02月03日 06:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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2/3 6:29
歩き始めは真っ暗でしたがようやく明るくなってきました。
赤岳鉱泉の雪上車といいちこ氏。
2013年02月03日 06:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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2/3 6:32
赤岳鉱泉の雪上車といいちこ氏。
今回は南沢へと進みます。
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今回は南沢へと進みます。
行者小屋へ到着。営業はしていません。背後の大同心が立派です。
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行者小屋へ到着。営業はしていません。背後の大同心が立派です。
こちらはちょっとアップ。
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こちらはちょっとアップ。
赤岳をバックに。
…ん?いいちこ氏の右側にピッケルと傘!?
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赤岳をバックに。
…ん?いいちこ氏の右側にピッケルと傘!?
今日は晴れていて山頂まで良く見えます!
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今日は晴れていて山頂まで良く見えます!
こちらは阿弥陀岳。真っ白です。
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こちらは阿弥陀岳。真っ白です。
地蔵尾根へと進みます。最初は気持ちの良いスノーハイク。
2013年02月04日 19:20撮影
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2/4 19:20
地蔵尾根へと進みます。最初は気持ちの良いスノーハイク。
しかしすぐに急傾斜へとなります。
2013年02月04日 19:20撮影
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2/4 19:20
しかしすぐに急傾斜へとなります。
苦しい登りです。
2013年02月04日 18:52撮影
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2/4 18:52
苦しい登りです。
所々梯子や鎖場が現れます。
2013年02月04日 19:22撮影
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2/4 19:22
所々梯子や鎖場が現れます。
ふと振り返ると中岳・阿弥陀岳。
2013年02月04日 18:52撮影
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2/4 18:52
ふと振り返ると中岳・阿弥陀岳。
疲れを忘れさせてくれるような絶景でした。
2013年02月04日 19:26撮影
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2/4 19:26
疲れを忘れさせてくれるような絶景でした。
恐らく地蔵尾根の核心部分というべき"ナイフリッジ"
距離は短いですが通過には神経を使います。
2013年02月04日 19:23撮影
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2/4 19:23
恐らく地蔵尾根の核心部分というべき"ナイフリッジ"
距離は短いですが通過には神経を使います。
もうすぐ稜線。
これから進む赤岳。
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これから進む赤岳。
赤岳と富士山といいちこ氏。
素人撮影ながら良く撮れたと思い込んでいます。
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赤岳と富士山といいちこ氏。
素人撮影ながら良く撮れたと思い込んでいます。
この辺りはそれほど斜度はきつくありません。
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この辺りはそれほど斜度はきつくありません。
赤岳山頂です。昨年11月に引き続き最高の天気でした。
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赤岳山頂です。昨年11月に引き続き最高の天気でした。
中央アルプスの峰々。
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中央アルプスの峰々。
こちらは北アルプス。
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こちらは北アルプス。
権現岳の後ろに南アルプス。
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権現岳の後ろに南アルプス。
富士山も良く見えます。
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富士山も良く見えます。
山頂から信州在住のkintakunteさんへとコールしましたが届きませんでした。どうもコールの順番を間違えていたようで諏訪在住のOM氏より指摘があり、その後コールサインの交換をしました。
2013年02月04日 18:54撮影
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2/4 18:54
山頂から信州在住のkintakunteさんへとコールしましたが届きませんでした。どうもコールの順番を間違えていたようで諏訪在住のOM氏より指摘があり、その後コールサインの交換をしました。
山頂直下の岩場です。去年に比べると大分鎖が出ていました。
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山頂直下の岩場です。去年に比べると大分鎖が出ていました。
いいちこ氏と御嶽・乗鞍
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いいちこ氏と御嶽・乗鞍
凍結していると緊張するトラバース部とプリンの様な蓼科山。
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凍結していると緊張するトラバース部とプリンの様な蓼科山。
気持ちの良い青空に感動するいいちこ氏。
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気持ちの良い青空に感動するいいちこ氏。
思わずはしゃいでしまいました。
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思わずはしゃいでしまいました。
行者小屋まで降りました。今日は一日通して最高の天気でした。
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行者小屋まで降りました。今日は一日通して最高の天気でした。
撮影機器:

感想

昨年の3月に赤岳に登った時は、美濃戸口から文三郎道のピストン
だったので、今回は地蔵尾根を登りに使い文三郎道を下山に使用しました。
地蔵尾根がどのくらい厳しいのか試してみたい気持ちもありました。


今日の行程は長いので暗いうちに美濃戸口を出発します。

滑りやすい林道を歩き、赤岳山荘手前辺りで明るくなってきました。
阿弥陀岳が良く見えます。

美濃戸山荘前で小休止した後、南沢へと進みます。
トレースがかなり踏み固められているのは入山者がそれだけ多いという事
なのでしょう。

行者小屋手前で横岳と大同心が良く見えました。
完全に凍てついています。
厳冬期の山の厳しさが感じられます。

行者小屋からは前回断念した地蔵尾根へと進みます。
最初は樹林帯の気持ちの良いスノーハイクです。
しかしそれも束の間、すぐに急登になります。
傾斜もきつい上に高度感もあるので高い所が恐い人には辛いかも知れません。
数か所の梯子や鎖場を過ぎると数メートルですが両脇が切れ落ちている
ナイフリッジにさしかかります。
少しくたびれてきたので、間違っても踏み外さないように緊張感を
もって通りました。

稜線へ出ると斜度は緩みます。
しかし風が強い。遮るものがないので当たり前といえばそうなのですが、ちょっと
辛い時もありました。

ほどなく赤岳山頂へ到着。360度見渡せる最高の天気でした。
風はそこそこ強い時もありましたが、寒さはそれほどでもありません。
蓼科山に引き続きkintaさんをコールしましたが届きませんでした。
途中に高い山があるのでしょうか?
なかなか交信出来ません。
前回は150km強離れた茨城県坂東市。今回は諏訪南在住の方と交信しました。
食料補給や無線交信を行ったあと下山にかかります。

行者小屋まで降りると暑いくらいの陽気。
気温もプラスでした。
ジャケットを脱いでも平気です。
うっすらと汗をかいてしまう程。

南沢から赤岳山荘へは雪が解けて緩んでいる所もありました。
間違っても転ばぬように注意しながら通り抜けます。
美濃戸山荘で帰宅してからの楽しみの水割り用に水筒いっぱいに
水を汲んで、最後の林道へと進みます。
途中数台の車に抜かれながらようやく美濃戸口へ着きました。


今回の山行は寸前まで決行するか否かで悩みましたが正解でした。
やはり晴れた冬山は最高です。
ますます魅力に取りつかれてしまいました。
これからも自分の出来る範囲で楽しみたいと思います。

長文のお付き合い、ありがとうございました。











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コメント

赤岳登頂お疲れ様です!
やっぱり山頂から見る風景は格別ですね!

私達が先月に行った時は赤岩の頭手前で撤退して山頂からの風景は見ることができなかったんで・・・

また雪が溶けた頃に赤岳に再チャレンジしようと思っています

またレコの方楽しみにしています
2013/2/5 23:38
ryuu88さん おはようございます
この前の日曜日は、今までの中でこれ以上はない!という程の
快晴 でした

雪が溶けたころの晴れた日に、赤岳!是非再チャレンジ
してください

私もryuu君とseiちゃんのこれからの活躍を楽しみに
していますよー



またお会い出来るといいですね



昨年奥穂に行った時も途中ヤマレコユーザーさんと
挨拶をしていましたが後になって記録を見て気が付きました。
昨年の赤岳鉱泉ではテント・テーブル共に隣り合わせだったのに
早く気が付いていれば!と思うと後悔してしまいます。

バッチかなんかあれば良いのかな〜?
2013/2/6 5:15
やはり素晴らしい風景と山行でしたね。
nyorotan15さんコンバンワです。
いや〜素晴らしい風景に涙が出て来ますね。多分風もそんなになく穏やかな山行だったのではないでしょうか?
原村からのライブカメラからも当日素晴らしい風景が見られたので、山頂からはさぞかし・・・・羨ましい限りでした。
無線は11:30よりスタンバイしておりました。今回もGPと共に八木アンテナを直接八ヶ岳方面に向けて待機&コールを行いましたが、届かず残念でした。会社とは僅か3kmと離れていないのですが、「されど3km」でしたね。

さて、八ヶ岳水の水割りは如何でしたかなぁ、次回波でお会い出来る事を楽しみにしています。
2013/2/7 21:22
今回も交信出来ず残念でした(T_T)
kintakunteさん お世話になっております

ライブカメラの画像でも見えたように、本当に気持ちの
良い青空でしたsunshine
昨年が猛烈な吹雪だったのでなおさら感動でした

赤岳山頂にはちょうど昼頃着いたので、まっさきにコール
したのですが、今回も繋がりませんでした

しかも呼び出し方を間違えていて、145.000Mhz越しに
呼び出し方が違うよ〜と指摘されてしまうし
忘れてしまったとはいえ情けない
再度勉強しないとなりません


蓼科山の時は150km以上離れた局と59状態で交信出来た
ので、ハンディ機でも条件さえ良ければ十分交信可能か

思うのですが、信州方面は難しいのかも知れませんね


八ヶ岳の水割り
美味しかったですよー
水は即重量になるので疲れた体にはきついですが
その後の楽しみを思うと簡単に吹っ切れます


ちょっと急ですが、明日唐松方面へ出掛けるかも知れません。
追って詳細はお知らせします
2013/2/8 6:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
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