霊仙山〜ダイラ〜鈴北岳☆月明かりのピークから錦繍の県境尾根へ
- GPS
- 14:24
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 2,853m
- 下り
- 2,802m
コースタイム
- 山行
- 2:17
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 2:20
- 山行
- 9:16
- 休憩
- 2:32
- 合計
- 11:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
下山後は山行の後半でご一緒していただいたmacchinaさんの車で南彦根駅まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
妛原から笹峠まではバリエーション・ルート 阿曽谷分岐からダイラまでは登山道はなく沢の下降となる |
写真
感想
【1日目】
今回の山行の目的はダイラで開かれる某ネットサークルのオフ会に参加することであったのだが、
霊仙から三国岳との間を歩いて見たいと思っていたので、この区間を繋ぐ格好の機会と考える。もちろん霊仙の避難小屋に泊まることが前提となる。
この日、絶好の快晴が朝から続いている。午前中、本来は10時までの予定だったweb会議が1時を過ぎても終わらない。ようやく会議が終了すると、すぐさま出発の用意を整えて京都駅に向かう。霊仙の避難小屋に向かう経路を柏原からの北尾根を辿ることを考えていたが、南彦根駅からの愛のりタクシーに間に合う時間の東海道線に乗ることが出来るので、京都駅から電話をしてタクシーを予約する。
東海道線を東に向かうと、琵琶湖の上には雲ひとつなく、限りない蒼穹の下には鈴鹿、伊吹山、比良、湖北の山々が綺麗に見えている。
南彦根で下車し、行動食を入手するために駅前のコンビニに立ち寄るのだが、驚いたことにコンビニの棚にはおにぎりが一つもない。手に入れることが出来たのは小さな稲荷寿司と納豆巻きが一つのみであった。
駅前で待つとすぐに愛のりタクシーが到着する。この愛のりタクシーというのは近江タクシーが運行しているが、実質的にはオンデマンド・バスであり、過疎化に伴い廃止になったバス路線をカバーすべく、多賀町が近江タクシーに運行を委託しているものだ。
運転手が行く先を訪ねるので終点までとお願いする。終点はホームページでは山女原と書かれているが、実際の地名は妛原であり、あげんばらと読む。知らなければ読めない超難読地名の一つだろう。この妛原の集落は既に廃村になっている筈ではあったが、道路沿いの民家には車が停まっており、人がおられた。
車を下車し、すぐ後ろからテン泊の重装備の男性が現れる。男性は権現谷に入って行くようだ。ご挨拶して、どちらまでとお伺いすると御在所まで縦走されるらしく。五僧峠から稜線に入られる計画らしい。廃屋の裏手に尾根の取り付きがあるのだが、私がどこに行こうとしているのか男性は怪訝に思われたようだ。ここから笹峠に至る尾根が続いていることを説明すると驚かれるが、
取りつっきの急登を登ると、すぐにも尾根に自然林が広がるようになる。西陽が樹林の中に差し込むと、所々で樹林の中の黄葉が鮮やかに輝く。痩せ尾根にさしかかると南側に眺望が開け、権現谷の彼方に御池岳が見える。
笹峠の手前にさしかかると近江展望台のガレた南西斜面が樹林越しに目に入る。素晴らしいのは、この斜面手前の欅(けやき)の樹林の紅葉だ。樹林に入った途端、高い梢から溢れ落ちるような黄金色の光に包まれる。繊細な樹影は欅に独特のものだ。
樹林を抜けると橙色に染まるカレンフェルの間を縫って草木のない斜面を登ってゆく。カレンフェルトの急登になる。振り返ると夕陽を浴びて赤銅色に輝く欅の樹冠を眼下に見下ろす。彼方に広がる琵琶湖の湖面が夕映えの空を反射して一面に赤橙色に染まる。琵琶湖の北湖のあたりでは湖面は浅葱色が入り混じったような金属的な色を見せるのだが、この微妙な色彩は残念ながら写真では再現できないもののようだ。
草木が一切ないせいか、さすがに風が強い。急速に気温が冷えてゆくが、お陰で急登でほとんど汗をかかずに済むどころか、先ほどの笹峠への登りのせいで汗で濡れたシャツも急速に乾いてゆく。
丁度、近江展望台の手前で太陽が沈む。ピークに登り詰めると霊仙山が大きく目に入る。日が落ちて薄暗くなると山は大きく遠く見えるものだが、この日は山頂はこんなに遠かっただろうかと思うほどに遠く感じられる。
ふと右手に目を向けると東の養老山地の上にかすかに朱く染まった月が登り始めている。一月に2回目の満月なのでブルームーンと呼ばれる月ではあるが、もちろん、だからといって蒼い訳ではない。
霊仙山の山頂を目指してカレンフェルトなだらかな稜線を辿る。先ほどの強い風は有難いことに弱まったようだ。この霊仙の山頂部の優美な丘陵は久しぶりだが、この山の写真を見せるとイギリス人の知人が故郷の風景を想起すると云っていたのを思い出す。私も学生時代に歩いたことがあるイギリスの湖水地方が霊仙と同様のカルスト地形であったことを知るのだった。
秋の夕べはつるべ落としだ。残照の茜色が刻一刻と濃くなっていく一方で、その上には急速に藍色の夜のとばりが降りてくる。最高点にたどり着いたところで、山頂から眺める名古屋や長浜の市街の明かりの光量が増してゆく。
市街の夜景の写真を撮っているうちに、いつの間にこんなに暗くなったのだろうと思うほどに急に足元が暗くなった。ここでヘッデンを取り出す。月明かりが足元を煌々と照らしてくれることを期待していたが、明るくなるには月がもう少し中空高くに登るまで待たねばならないようだ。
三角点のある霊仙の山頂はパスして真っ直ぐに避難小屋に向かうことにする。薄暗い斜面を経塚山を目指して下降するとすぐに足元には明瞭な登山道が現れた。
避難小屋にたどり着くと、中には先客のご夫婦がおられた。小屋の外壁の横板が外れていたらしいがご主人が応急処置で嵌めてくださったようだ。いざ料理をしようとして燃料がない。どうやら家に忘れてきてしまったらしい。ご夫婦にお願いしてアルファ米の白米を柔らかくするためにお湯を沸かさせて頂く。
小屋の外では再び風が強くなったのだろう、風鳴りの音が聞こえる。音を聞いていると到底、小屋の外には出たくないような音だ。狂ったように吹き渡る風の音を聞きながら眠りについた。
【2日目】
翌朝、早朝に起き出して経塚山まで登ってみると、西の空に傾いていた月が琵琶湖の湖面を輝かせている。月は青白いのだが、湖面の反射は赤みがかった金属的な色、いわゆるブロンズ色に見える。
小屋に戻ると東の空が徐々に明るくなり始める。ご主人がお湯を下さったので、粉末のポタージュで体を温めることが出来る。出発の準備を整えると日の出が刻が近づく。東の空から太陽が昇り始めたのを見届けて、避難小屋を出発する。
谷山へと続く尾根には明瞭な踏み跡はないようだ。柏原へと続く登山道を辿りかけるが、鹿のものと思われる踏み跡を辿って尾根に登ると、丁度、尾根の好展望地に出る。背後には朝日を浴びた霊仙山が赤橙色に染まっている。
植林の中に入り最初のピーク、谷山で県境尾根にたどり着く。ここからはいよいよ鈴北岳に向けて県境尾根を南下することになる。
谷山から少し南に下ると東側が広く伐採斜面となり、大きく展望が開ける。避難小屋でご一緒だったご夫婦が途中で好展望地があり、冠雪した白山や御嶽山を望むことが出来たと仰っておられたのはこのポイントと思われる。この日は残念ながら前日と異なり空気が霞んでおり、目を凝らしても白山も御嶽山も眺望することは能わないが、黄金色の朝陽が高塚山やその彼方の養老山地のシルエットを浮かび上がらせていた。
谷山からは五僧峠にかけて尾根は緩やかに高度を下げてゆく。なだらかで広い尾根は西側は植林が続くが、東側は自然林であり紅葉が見頃だ。自然林には下生えも少なく、快適な樹林が続く。朝陽が色づいた葉にあたり林の中に色とりどりの透過光を振りまく。尾根からは随所に展望も開け、東側には錦繍に染まる高塚山の山肌を臨む。以前、リョウシ、コザトを経て霊仙へと辿った尾根からこの尾根を眺めると延々と黒々とした植林が続いていたので、五僧峠までは展望のない植林が続くのかと思っていただが、山は歩いて見なければその良さはわからないものである。
p724からのなだらかな尾根を下降すると左手のなだらかな台地には広々とした美林が広がる。しかしp695を過ぎると尾根は急に痩せ尾根となる。それまでの平穏な尾根とは一転し、岩場の急下降が連続して現れる。小さな鞍部まで下降すると今度はp656にかけて急峻な登り返しが待ち受けている。
P656からは植林の中の急下降を降り、五僧峠にたどり着くと峠は綺麗な舗装路が越えている。峠には五僧峠の歴史を記した立派な案内板があり、それによると美濃から五人の僧がこの地に移り住んだことからそう呼ばれたらしく、かつては近江と美濃を結ぶ交通の要地であったらしい。関ヶ原の戦いで敗れた島津義弘の一行がこの峠を越えて薩摩に逃げ帰ったという逸話も興味深い。戦いの後、東海道が封鎖された状態では甲賀を抜けるにはこの峠を抜けるのが至適なルートとなるのだろう。
五僧峠からは踏み跡も明瞭となる。峠のあたり、標高が600m台になると紅葉にはまだ早いようだが、植林の中の急登を抜けて尾根の上に達すると周囲は一面にタカノツメの鮮やかな黄葉が広がる。尾根から左手には久しぶりに霊仙の山容を望むことが出来る。
東ヨコネのピークには10時前に到着する。もう少し早く到着すればヨコネに往復する余裕があっただろうが、残念ながらヨコネの往復は諦めてダイラの頭に向かう。
ダイラの頭に到着すると三人のパーティーがランチ休憩をされておられる。しばし休憩しているとすぐにも後ろから快足で登ってこられる男性が現れる。macchinaさんである。このオフ会に初参加となるmacchinaさんとここで待ち合わせたのであった。驚いたことに裸足に草鞋という特異なスタイルであり、これまでにお目にかかったことがないものだ。
ダイラの頭と三国岳との間の鞍部に下降すると阿曽谷へと下降する分岐となる。同じくオフ会の会場を目指す二人組がおられる。斜面をジグザグと下降する踏み跡を降りるとすぐにも小さな炭焼き窯の跡が現れる。整然とした長方形の形状をしている。右手の源頭から谷を下降し、左岸になだらかな緩斜面が現れると目的地のダイラは近い。ここでも炭焼き窯が現れるが、やはり長方形の形状をしている。
ダイラは文字通り山中に忽然と現れる平地であり、別天地の趣がある。広々としたた自然林には下生えもなく森林公園さながらの快適な空間が広がる。残念ながら紅葉はまだ始まったところで、あと一週間もすれば林の中は色鮮やかになることだろうが、それでも黄葉のせいで柔らかで透明な秋特有の光が満ち溢れている。
オフ会の輪の中に入れて頂きながら、macchinaさんがアルコール・ストーブを持参して下さったのでベーコンとソーセージと共に舞茸をソテーしてランチを調理する。やはりmacchinaさんの足元のスタイルには皆一様に瞠目される。オフ会は時間の過ぎるのが早く、瞬く間に二時間ほどの時間が流れる。やがて会が終了すると、macchinaさんと共に早々に会場を辞し、一路、鞍掛峠を目指す。
稜線に出ると再びタカノツメの鮮やかな黄葉の世界が広がる。三国岳からは随所に広がる錦繍の山肌と展望を楽しみながら稜線を南下する。やはり錦繍は陽光が当たると一層、鮮やかに見えるようだ。鮮やかな色彩に心を奪われる度に立ち止まってはカメラのシャッターを切るのだが、その度に写真で再現することが難しいことを認識する羽目に陥るのだった。
鞍掛峠に到着したのはほぼ15時。鈴北岳への登りかえしに入ると続々と降りて来られる登山客とすれ違う。皆一様にすれ違う瞬間、macchinaさんの足元に目が釘付けとなる。
樹林帯を抜けると色鮮やかな苔が広がる。しかし、ここに来て急に疲労を感じ始めたせいか、明らかに速度が落ちる。どうやら速度が落ちたのは私のみならずmacchinaさんも同様らしい。右手に見える鈴ヶ岳への登り返しが思いやられるところだ。急に雲が広がり、先ほどまで広がっていた青空はいつの間にか姿を消している。風も冷たくなってきた。
鈴北岳に到着したのは15時46分。庭園のような山頂台地に御池岳の山頂がすぐ目の前に見えるが、鈴ヶ岳、茶野を経て大君ヶ畑に向かうには山頂往復を諦めるべきであろう。雲が厚くなり始めたせいか、時間にしては薄暗く感じる。
鈴北岳の好展望の苔の稜線はすぐにも終わり、黄葉の美しいヒルコバの樹林へと下降する。鈴ヶ岳への登りは距離は大したことはないのだが、やはり足取りが重く感じられる。
鈴ヶ岳の山頂を乗り越え、イワヒメワラビの繁茂する草原を下ると突如として下生えのない梢の高い壮麗な自然林となる。ここも林相の美しい尾根だ。樹林に見惚れている余裕はない。
カレンフェルトの茶野の山頂からは遠くの雲の下に琥珀色の空が広がっているのが見える。まもなく日没の時間と思われるが、太陽は雲に隠れてしまっており、夕陽の茜色が広がる気配はないようだ。茶野から尾根を下降すると、雲の彼方で日が沈んだのであろう、先程まで西の空に見えていた琥珀色の空は急速に鈍い鉛色に変わってゆく。
尾根の急下降が始まるところで急速に夜のとばりが降りてくる。ここは急斜面ではあるがメタセコイアの樹林が広がっており、明るいうちであれば頃は美しく紅葉を楽しみながら下降することが出来たところだろう。しかし、ヘッドライトを灯したところで暗闇の中を急斜面のバリエーション・ルートを下降するのはあまり気乗りがしない。右手の斜面をトラバースする送電線巡視路があったことを思い出し、斜面を右に進む。すぐに巡視路の明瞭な踏み跡が植林の暗闇の中から現れた。
トラバースが終わり尾根の端に出ると暗闇の中で一瞬、道を見失う。ここは今年の春先にも長男、次男と共に訪れたところであるが、二重尾根の間を歩いたことを思い出す。尾根の間を探ると明瞭な道を見つけることが出来る。最後は深い掘割の古道となり、ルートファインディングに苦慮することなく登山口に降り立つことだ出来る。マッキナさんが車を停められた権現谷林道の入り口までは歩いてわずかな距離であった。
下山後は南彦根の駅までマッキナさんが送って下さる。今回の私の山旅の後半にお付き合い下さったmacchinaさんに改めて感謝である。それから避難小屋ではご一緒させていただいたご夫婦のご厚意も忘れられない山行となった。下山後、ヤマレコ・ユーザーのmaamaさんとkettiniさんであることを知るのだが、その名前は驚いたことに、つい最近、我が山友のuriuriさんとご一緒に登られた孫太尾根のレコで目にしたばかりだった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
こんにちは
yamanekoさんのレコ楽しみに待っておりました(^^)
正直申しますと、避難小屋で「もう誰も来ないだろう」と確信していた暗くなった頃に、外から物音がしたので、一瞬熊か鹿かの動物かとドキッとしました。
yamanekoさんが入って来られて、良かった!人間だったと安堵したのですが(笑)
その時点では何らかのアクシデントがあって本当に避難のために小屋に来られたのかな?と思っておりました。
(私の脳みそではそれぐらいしか想像出来ませんでした)
すると、予想外なお話を伺ってビックリ!
夕方に出発して妛原から笹峠を経由して近江展望台で日が落ちるのを計算して来られたと仰るではありませんか!そして翌日は五僧峠から御池岳まで行かれると伺い、
私たちの固定観念を覆す山行に驚かされました。
と、同時に私たちとは次元の違う山行をされている方なんだろうな〜と。
後にウリさんのお友達のyamanekoさんだと知って、またビックリ!
本当に人のご縁とは不思議なものですね〜
また、どこかでお目にかかれたらいいな〜と思いますが
とてもとても健脚なyamanekoさんとはご一緒出来そうもありませんので
どこかの避難小屋でバッタリ〜を狙います(笑)
スリーショットの写真を撮ってウリさんに送れなかったのが残念です(^^)
maamaさん 避難小屋では色々とお世話になりました。こうしてレコにコメントを頂けるのは嬉しい限りです。
お二人がいらして下さったお陰でいろいろと助かりました。それから小屋の壊れた外板を嵌めて下さったご主人に深謝です。
到着の際は驚かせてしまい失礼しました。勿論、早くに避難小屋に到着できれば良かったのですが、出発が遅くならざるを得なかったのは感想に書いた通りです。
>とてもとても健脚なyamanekoさんとはご一緒出来そうもありませんので
いえ、そんなことはありません。機会があれば是非、よろしくお願いします。
maamaさんからメッセージで知らせていただき、レコで確認して驚いたのですが、私のよく存じあげる皆さんが霊仙山の避難小屋で偶然の出逢いを果たされたことは、本当に月の引力に引き寄せられたかのようですね。
フルムーンの夜にロマンチックなお話しで盛り上がっておられたことと想像します。
web会議が長引いてソワソワされてるヤマネコさんの姿が目に浮かぶようなのですが、しかし、ま〜た忘れ物をされたのですね〜😁
小屋に心優しいご夫妻がいらしてて、お陰でご飯を食べれてラッキーでしたね。
琵琶湖に映る月の光をはじめ、前日の夕陽と残照、尾根の錦繍など美しい写真をたくさん堪能させていただきました。カメラはお忘れでなくて良かったです😁
それにしましても、いつもながらに健脚を通り越した豪脚ぶりには恐れ入ります。本当に凄いです。
五僧峠から御池を目指すだけなら理解出来る範囲なのですが、何も霊仙をくっ付けなくとも!もはや怪物級ですね。これからはヤマネコさんではなく化けネコさんと呼ばせて頂こうかと言うのは、ちょっと失礼すぎますね。
うりさん コメント有難うございます。
残念ながら、そんなロマンチックなお話はありません。
maamaさんだとわかっていればうりさんのお話で盛り上がったのですが・・・
行動食で済ませようかとも思ったのですが、南彦根の駅前のコンビニにおにぎりの類が全くなかったので行動食も少なかったのでした。本当にご夫妻のお陰で助かりました。
今回の山行の後半で同行していただいたmacchinaさんといい、世の中には凄い人は大勢いらっしゃいます。私は最近はトレーニングをサボっているせいもあり、体力の経年劣化を感じることが多いですが、今回の後半で速度が落ちたのもその現われだと思います。今後はそのことを見越して山行計画を立てなければと考えさせられた山行でもありました。
31日1日と良い天気でしたね〜。
オフ会参加したかったです。
お天気も良くて、、仕事してる場合では無かった、、。
妛原からの尾根は春に妛原からコザト、リョウシ霊仙の周回で、私が降った尾根でした。笹峠の看板が実際の位置と違ってかかっていて、、
なかなか難しい降りでした。(;´・ω・)
それにしても、相変わらず素晴らしい健脚ですね〜。
こういう参加の仕方もあったんだ〜と感心しました。👏
ジオンさん コメント有難うございます。
妛原からの尾根は私も以前にその周回ルートで下降したことがありますが、最後の急下降になると滑りやすくて慎重を要するところですね。でも尾根の上部は広々とした自然林や、好展望の痩せ尾根と変化に富むところで、いいルートではないかと思います。
この日はお仕事だったのですね。でもジオンさんにオフ会でお会いしたかったな〜
最近、ジオンさんの歩かれた己高山〜金糞岳を辿ってきたところでもありますし。
またお目にかかれるのを楽しみにしております。
こんにちは。yukinofurumatiと申します。
最初タクシーを見たときに、今から帰るのだろうと思っていたので、まさか逆に登り始めるとは思ってませんでした。いいルート(妛原から笹峠、県境稜線)があることを教えていただきましたので、機会があれば行ってようと思います。
yukinofurumatiさん コメント有難うございます。
四日間に及ぶ御在所までの長距離縦走お疲れ様でした。縦走の充足感を味合われたことでしょう。
妛原の集落からの尾根の取付きは実に分かりにくいのですが、まさにyukinofurumatiさんとお会いした場所が取付きですので、説明は不要ですね。
感想にも書きましたが、西側から眺めた県境尾根は植林で黒々としていたのですが、尾根の東側は紅葉の綺麗な自然林でした。
以前、リョウシ・コザトを経て妛原に下山したレコがありますので。ご参考になれば幸いです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1766220.html
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する