編笠山〜西岳（観音平IN・富士見高原OUT）

2020年10月31日(土) 〜 2020年11月01日(日)

• GPS: 29:29
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,065m
• 下り: 1,402m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:22
• 休憩: 1:11
• 合計: 6:33

10:01 スタート地点
11:03 11:03 雲海
11:56 12:03 押手川
14:21 14:46 編笠山
15:42 16:19 青年小屋
16:26 16:28 乙女の水
16:34 青年小屋

2日目

• 山行: 3:48
• 休憩: 1:19
• 合計: 5:07

10:23 青年小屋
10:27 10:34 乙女の水
11:28 12:32 西岳
13:32 13:32 林道出合
14:16 14:22 不動清水
14:32 14:33 五叉路分岐
15:14 15:14 富士見高原リゾート駐車場
15:28 15:29 八峯苑鹿の湯
15:30 ゴール地点

天候

10/31　青空
11/1　晴れだが昨日より雲多し

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

（行き）新宿〜小淵沢　特急あずさトク10で4,780円
　　　　小淵沢〜観音平　タクシー3,500円位
（帰り）鹿の湯〜小淵沢　タクシー3,500円位
　　　　小淵沢〜最寄駅　3,080円

コース状況／危険箇所等

押手川分岐から編笠山の直登は急登(>Д<)キエーッ
西岳から不動清水までは単調でやや急登
不動清水から登山口まではほぼ林道
★観音平・不動清水にトイレあり
★富士見高原登山口付近の工事現場のトイレも一般開放されてました

その他周辺情報

★青年小屋　テント泊600円
（トイレ１個室のみ・洋式・紙あり）
　水場は５分ほど先の乙女の水、水量豊富
　携帯は小屋・外トイレ付近でつながるが不安定（au）
★「八峯苑鹿の湯」から鉢巻周遊リゾートバスに乗ろうとしたら今年は運休でした…（バカ）
※実際には、登山口に一番近いバス停は「富士見高原花の里」です。
　鹿の湯を利用すれば駅までの送迎バスに乗れますが、急いでたのでタクシー呼びました

写真

10/31 9:40

タクシーで4年ぶりの観音平へ

10/31 9:41

バックに編笠山が聳えてます

10/31 9:41

正面は南アルプスの展望台

10/31 9:42

八ヶ岳横断歩道を歩くのも楽しそう

10/31 9:44

きただけかいこま〜♪

10/31 9:48

ここにずっといたい感じ（まだ出発もしてないのに…）

10/31 9:48

富士山もくっきりです

10/31 9:51

さっそくですが行動食を紹介します。メインはからし明太子入りかまぼこです

10/31 9:59

やっと出発します

10/31 10:01

快適な道です

10/31 10:08

最初は傾斜がゆるいです

10/31 10:14

これたぶん上から見たら黄色の絨毯だったとこだ

10/31 10:15

ずーーーーむ！

10/31 10:15

樹林帯だけど、明るい

10/31 10:18

いえ〜い

10/31 10:20

黄色

10/31 10:21

赤

10/31 10:24

石が出てきた

10/31 10:33

てんきがよくてこうようきれい

10/31 10:36

青空に黄色が映える

10/31 10:40

ふじさん

10/31 10:42

もうすぐ稜線に出そうな雰囲気（※出ませン）

10/31 10:55

空は青いな大きいな

10/31 10:57

岩に矢印が書いてある

10/31 10:59

写真撮りすぎですね

10/31 11:00

最初のポイント、雲海です

10/31 11:01

雲海が見えるほど開けてないが

10/31 11:05

富士は見えますよ

10/31 11:07

黄金！

10/31 11:09

さぁまだまだこれからですよ

10/31 11:25

岩が邪魔になってきた

10/31 11:42

ゆっくりですが、まだ順調です

10/31 12:07

押手川分岐に到着！ここから未踏の直登ルートに進みます

10/31 12:43

気のせいか足が遅くなってきました

10/31 12:50

(;￣Д￣)ハァハァ

10/31 13:04

じゃがいも？

10/31 13:07

おぉっ、これは、もうすぐ山頂ではないかっ？

10/31 13:09

南アルプスも見えるけど、やはり独立峰は主役の顔をしていますね

10/31 13:12

あれ？また暗い道に…

10/31 13:18

急登だよう

10/31 13:25

ひいぃぃぃ

10/31 13:37

ハシゴがある！たぶんもうすぐ山頂だ！

10/31 13:44

振り返る。急でしょ？

10/31 13:46

ま、まだなの…

10/31 13:53

うわ〜芸術的（？）

10/31 13:57

急だよぅ

10/31 13:57

あそこ何だろう？形がくっきり

10/31 13:57

黄色い絨毯〜♪

10/31 14:02

今度こそもうすぐだろう！

10/31 14:04

やっぱり富士山

10/31 14:06

おお…

10/31 14:06

まだ山頂ではない

10/31 14:07

おおお…

10/31 14:14

こんなこと書いてありますが

10/31 14:14

登っても登っても…

10/31 14:20

まだ着かない…（遠いわけではなく私がのろいだけ）

10/31 14:20

マジ急坂だったわ！

10/31 14:20

あそこで終わりだ！

10/31 14:21

遮るものがない

10/31 14:25

南アルプスを望む

10/31 14:25

富士山

10/31 14:27

お隣は三ツ頭？（違ってたらゴメン）

10/31 14:30

とにかく、やっと山頂に到着です！こんにちは八ヶ岳

10/31 14:31

蓼科山だいすき

10/31 14:31

おんたけさーん？

10/31 14:32

こっちも黄色い絨毯

10/31 14:32

山頂の私

10/31 14:38

この辺は北アルプス？

10/31 14:44

ずっとここにいたいけど、そろそろ下りましょう

10/31 14:44

もっとハッキリ見えると嬉しいンだけどな。でも十分か

10/31 14:46

西岳

10/31 14:49

青年小屋へ向かいます。さっきの看板によると、山頂から15分…

10/31 14:54

しかしこの道は私にはくせものです。前回来た時はコースタイムの2倍かかったからね（←お前だけだ！）

10/31 14:58

ながめよし

10/31 15:11

石とかあってさ、段差もあってさ、めんどくさいの

10/31 15:19

けっこう急ですし

10/31 15:28

最後はこんなだし

10/31 15:42

や、や、やっと、本日のゴール…(T_T)落涙

10/31 16:27

水場はテント場から5分ぐらい。早く行かないと日が暮れちゃう！

10/31 16:28

乙女の水は絶好調です！一時は枯れた？かのように少なかったらしいけど

10/31 17:25

さて今回の食料です。すでにおしるこ食べちゃいましたが

10/31 17:43

あおさと焼き豚入りうどん。コッヘルが小さくて卵が入れられませンでした。せっかく持ってきたのにぃ

11/1 6:28

翌朝のマイテントです。このテントにはおかしい所があります。さてどこでしょう？

11/1 6:30

お世話になった外トイレ

11/1 7:04

朝はワンタンスープにしました。子供の頃はなんで餃子の皮だけ食わにゃならんのだと思ってたが

11/1 9:53

今日も快晴のあみかさやま

11/1 9:53

今日もナイスバディな富士山

11/1 9:54

いつか登るからね・・・

11/1 9:54

青年小屋の辺りは乙女平というらしい。知らなかった。たぶんまた来ます！

11/1 10:31

源治新道で西岳へ

11/1 10:31

西岳を望みつつ

11/1 10:32

ここ、下りの人は気をつけてね

11/1 10:42

デカ岩が好き

11/1 10:50

平坦な道もけっこうある

11/1 10:52

ほいほいほーい

11/1 10:57

へいへいへーい

11/1 10:58

WAO!

11/1 10:58

編笠山。明るすぎて写りが暗い

11/1 10:58

ほんとなら向こうに登ってるはずでした

11/1 10:59

さらば友よ、また会う日まで（え？友達じゃない？）

11/1 10:59

南ぷす

11/1 11:00

この辺の道好きです

11/1 11:01

振り返る。絵になる景色

11/1 11:02

まだかな

11/1 11:03

まだかな

11/1 11:19

思ったより長い

11/1 11:25

最後の登り？

11/1 11:29

久々に富士山見えた！

11/1 11:29

ばばーん！

11/1 11:31

西岳山頂です！けっこう賑わっています

11/1 11:31

下りはそこからね

11/1 11:31

今日もハッキリしない南ぷす

11/1 11:31

お腹すいたら、少しのんびりしましょ

11/1 12:00

シャウエッセンゆでちゃいます

11/1 12:06

ゆで汁でクリームオニオンスープ。不健康ランチ

11/1 12:25

兄からLINEで母の具合が悪いと聞き、あわてて下山することに

11/1 12:34

さようなら、編笠山＆富士山

11/1 12:36

命に関わるような状況ではないですが、早足で下ります

11/1 12:36

しかし休憩は必要

11/1 12:44

しょぼい飛行機雲

11/1 12:53

けっこう傾斜がありますが、歩きやすいです

11/1 12:57

転ばないように…

11/1 13:03

小広場。標識がありました。ほんとに広場ですが別に何もない

11/1 13:07

まぁこの程度ならスタスタ歩ける

11/1 13:19

微妙に雰囲気は変わるものの、単調

11/1 13:25

落ち葉で踏み跡がわかりにくい所も

11/1 13:29

紅葉（黄葉）が綺麗

11/1 13:30

だいぶ下りてきた感じがします

11/1 13:31

空の色が、昨日に比べると白くてイマイチ

11/1 13:33

でもきれい

11/1 13:34

何度か林道を横切ります

11/1 13:56

この辺きれい

11/1 14:02

足疲れた〜

11/1 14:10

薄情なようですが、歩いてると母のことも忘れて頭空っぽになったりします

11/1 14:10

石がほとんどない道だったので私にしてはスピードが出せましたが

11/1 14:12

延々と…　ほんと単調で長かった

11/1 14:17

おお！きっとあそこが不動清水だ！

11/1 14:19

ベンチがあります

11/1 14:25

不動清水全景

11/1 14:25

なんか標識だらけなンですが

11/1 14:25

う〜む

11/1 14:26

「便所」の存在感…

11/1 14:26

ここが便所。幸い、もよおしてはいませんでしたので

11/1 14:28

編笠岳とは初めて聞いたわ。富士岳は今日も綺麗でしたね

11/1 14:28

晴れてはいるンですが…

11/1 14:28

いまひとつ薄暗い感じですが、紅葉の林道を進みます

11/1 14:30

褪せてる木もありますが、見頃かな

11/1 14:32

うわ〜、あのもみじきれい！

11/1 14:32

今回一番の紅葉！

11/1 14:32

空がもっと青ければ…

11/1 14:32

赤から黄色、実際にはもっと差があって鮮やかでした

11/1 14:33

もっと綺麗に写せないの？

11/1 14:33

うう…写りが暗い…

11/1 14:33

グラデーションがとても綺麗です

11/1 14:34

この赤を見れただけでもこっちのルートを選んだ甲斐がありました

11/1 14:35

ほんとに五叉路ありました（そりゃそうだろ）

11/1 14:36

小径に入ります

11/1 14:38

気持ちのよい道です

11/1 14:41

看板があるので助かります

11/1 14:45

標識があるので助かります。また小径に入ります

11/1 14:46

静かだと思ってたら急に工事車両の音がしてビックリ！今日休みじゃないンだ？

11/1 14:51

あれ、ここまだ登山口じゃないんだ…

11/1 14:52

正面はゲートが閉められていたので入っちゃいけないのかと思い、左に進んでみますが、なんか登ってるし何もないので引き返す

11/1 14:52

紅葉きれいなんだけど、暗いな

11/1 14:59

ゲートの向こう側に標識があった！こっちだ！

11/1 14:59

振り返る。ゲートの脇から通れます

11/1 15:04

なんか暗いな…。富士見高原ゴルフ場に到着。ここからタクシー呼ぶか迷ったのですが、何故か歩く私

11/1 15:17

母は検査の結果、異常なしということでひと安心です

11/1 15:19

道みちの紅葉が綺麗でした★この後八峯苑鹿の湯までバスを求めて歩いて今年度運行休止の文字に撃沈、タクシー呼びました

11/1 16:25

臨時列車のホリデー快速ビューやまなしに乗車。階段の脇だと隣がいないからいいかも

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

装備

備考

長袖ドライレイヤー、メリノウール、ミズノ緑シャツ、秋冬用トレッキングパンツが行動着。テントではさらに防寒アンダー＆タイツ、フリース、ダウンジャケットを着用。#0のシュラフ。

感想

imonee

(￣∀￣)
権現岳を長い間狙っていた私。
でも雪が降ってしまったから今年はもうムリだと思い
奥秩父方面に行く計画を立てていましたが
他人のレコで雪はほとんど融けてしまったことを知り、
今年最後のチャンス！とばかりに急きょ権現岳に変更！
※念のためチェーンアイゼンを持参。無理そうなら撤退で。
ちなみに編笠山＆西岳は登ったことがあります。

小淵沢駅に着いたら、リニューアルされていました。
確か目の前にタクシー会社があって、
前回は登山者殺到の中、車が4台しかないため混乱してたけど
今回は普通にタクシー乗り場があり、スムーズに乗車。
女性運転士さんとおしゃべりしながら4年ぶりの観音平へ。
ここからも富士山と南アルプスが望め、写真を撮って10時に出発。

駐車場は満車で路上駐車も多かったもののすでに人影はなく
念のため熊鈴を付けました。まぁ八ヶ岳であんまり熊の目撃はないけど…
登山道は登りやすくほぼ記憶どおりで、カラマツ？の黄色が綺麗。
雲海を過ぎた辺りから登山者と出会うようになり、押手川分岐で熊鈴を外しました。
そして前回は通らなかった、編笠山への直登ルートを進みます。
押手川分岐まではそこそこコースタイム通りだったものの、
どうも私は2時間しか持たないようで、ここから一気にペースが落ちます。
何しろここ、急登なのれす(-_-;)
それでも今日は小屋までだから、2時ぐらいに着けば大丈夫と計算済み。
ゆっくりゆっくり休み休み登ります。
明日の権現岳に備えて編笠山は省くという手もあったけど、
今日は非常にピーカンですし、今日は今日で楽しみたい。
だから頑張って登るのです。

そして…14時過ぎになんとか到着（遅っ)
前回も天気は良かったですが、今日は富士山、南アルプス、北アルプス、蓼科山から南八ヶ岳まで360度の大展望！登って良かったです。
麓の黄色い絨毯も素敵！風もそれほどなく、寒くなかったですが、手は冷えました。
景色を堪能したら、小屋へ。
山頂から15分と書いてありましたが、めんどくさい石（岩？）が邪魔をして、なんと1時間ぐらいかかりましたよ…あり得ない…。
前回は登るのに時間かかった記憶しかない…。
ここの大岩は手強く、高見石とかよりずっと難しかった（←お前だけだ！）

さて、小屋で受付しようとしたら扉に「テントの人は外トイレの巣箱に600円入れてください」と書いてあったのでそうしたけど、いいのかな？
テン場はすいてました。
しかしなぜかテントロープが一本ないっ・・・Σ(;・Д・)
兄に貸してたのですが、奴の仕業か？（疑惑）
とりあえず今日は風がないので大丈夫でしたが、こんな失敗は初めてでした。
これが稜線のテン場だったらかなりまずいよね…。

そして水場に水を汲みに行くと、もう日暮れ。
ほんとは夕飯前にいったん昼寝したかったのにぃ。
あっという間に暗くなり、慌ててうどんをゆでる私。
周囲の人達はすでに夕食を終え、静かになってゆく…。
九州物産展で買った五木のうどんを食べたのですが
そういえば前も食べたけど、これ、私の口に合わないンだった！
関東人の私は、真っ黒でしょっぱいつゆが好きなのです。
コッヘルがちょっと小さいからせっかく持ってきた卵を入れられなかったし（涙）
寒くてお腹空いてたはずなのに、やっぱり山ではあまり食べられず
他、しるこだけ食べて終わりにしました。

でもまだ18時なので、20時ぐらいに最後のトイレに行こうと思い、
寝袋にくるまってスマホでキメツを読みます。
そのうち眠くなってうとうとしてたら、19時頃、ドン！と音が。
花火なのかな？しばらく続いていました。
しかし編笠山に阻まれたこのテン場から見えるわけもなく（たぶん）
でも起きちゃったからトイレ行こうかなぁと思いながら
しばらくウダウダして、20時寸前にやっと外へ。
寒いと思ったら意外と平気でした。
この日は満月で、テントの後ろからまるで街灯のように周囲を照らし、
トイレに行くにもヘッドランプ要らず。
そのぶん星はあまり見えなかったケド。
それにしてもダウンジャケットはあったかいねー。

テン泊の夜は至福のひととき。
普段なら夜8時に寝るなんてあり得ないのですが、
寝るのが大好きな私はたっぷり眠れることが嬉しい。
決して寝心地がいいとは言えない狭いテントの中で、
硬い地面からの冷えを感じながら窮屈な寝袋で丸くなる…。
フリースとダウンジャケットを羽織りながらさらにダウンの寝袋に入って
寒い寒い言いながら寝ることに一体何の意味があるのか。
冬のテン泊、特に雪山テン泊は意味不明です。
寒さを楽しみに行くって感じですかね。寒がりなのに(-_-)
とはいえ、自分一人のテン場ではないため、
いびきにおしゃべり、気になります。
なんか屁みたいな音も聞こえたし、
ツルツルダウンがこすれるキュッキュな音も。
と思ったら、私も寝言みたいな「ウ」とか「ン」みたいな声を出して
お前が一番うるさいやろ！って感じでした。
やっぱ疲れてたのかなぁ？(-_-;)ごめんねみんな…。
勝手に出ちゃうのよこの声。

いつもなら長い夜のはずが、思ったより早く時間は過ぎ、
3時、4時になると起きる人も出てきます。
私も権現に登るなら早く起きてメシ食ってクソして出発しないと。
権現に登って三ッ頭経由で天女山に下りたいのです。
難しい所はないものの不安なので出発は少しでも早い方が良い。
しかし、実は私、八ヶ岳の地図を忘れてきてしまいました！
もともとは奥秩父に行く予定だったので、金峰山の地図のまま！
愕然としました(゜ロ゜)←これをバカという
もちろんスマホに地図あるし、ルートは何度も調べたことあるし、
どうせ整備されて標識とかもあるだろうけど、
昨日の編笠山の登りで疲れ切って心が死んだままです。
だから権現岳ピストンして観音平に下ろうかと考えつつも
寒くて寒くて布団から出たくありませぬ。あ寝袋か。
テント内の凍った結露が雪のように降ってくるし。
いろいろ考えた挙句、早起きしたくないという結論に達し、
今日は西岳まで行ってそこから富士見高原に下ろうと決めました。
そうすれば前回と違うルートなので、登った甲斐があることになります。
そのぶん、テントでゆっくり楽しめばいいや！
寒がりの私は早起き出来ないため、テント泊でのがっつり登山は
10月10日までだなと改めて自覚した瞬間でした。

そーして6時過ぎにやっと起きてトイレへ。
周囲の土は見事に霜柱が立ちパリパリ。
何の対策もしなかったプラティパスの水の中には大きな氷が出来てました。
朝ごはんはうどんの予定でしたがワンタンスープに。
やっぱり食欲がなくてかなしいです(；_；)
その後、楽しみにしてた甘いココアを飲んで、また寝たりキメツを読んだり。
ちなみにテン場ではスマホは通じず、小屋前の、トイレの辺りなら何とか。
そうやってウダウダしながら9時過ぎにやっとテントをたたみ、
トイレ行ったりして出発した時は10時をとっくに過ぎていました（遅っ）

西岳への道は人が少なく快適。
いったん下って登る感じで一時間ほどで到着。
西岳山頂は思いのほか賑わっていました。
富士見高原から登ってくる人が意外に多く、ピストンの人もいるようです。
西岳のみっていうのもなかなかしぶいなぁ(＾皿＾)
昨日ほどのピーカンではないものの景色はバッチリ見え、気持ちが良い。
私もお湯を沸かしてうどんでも食べることにします。
しかし、シャウエッセンを持ってきたことに気づき、急遽シャウエッセンに。
山での初シャウエッセンです。しかし6本も食えるのだろうか？
ゆで汁にはクリームオニオンスープを溶かし、不健康な昼食。
シャウエッセンは2本残して袋に入れ、兄にLINEなどしていたら、
なんと！母が救急搬送されたとの知らせが。
深刻な状況ではないですが、慌てて荷物をまとめ、下山することに。
ちょうど登ってきた若い男の子2人組に「写真撮ってもらえますか？」と頼まれ、「ごめんなさい急いでるので！」と断ってしまいました。
ごめんね、でもまだ他に人いたから…(>_<)汗
しかし人のは断っておきながら、自分はそれなりに景色とか撮影します。
これは休憩も兼ねてるので、しかたない。
母のためであろうと自分のためであろうと、体力的に無理なものは無理。
先週面会した時の母は顔色も良かったし（寝てたけど）たぶん大丈夫。
私に虫の知らせがないわけがない。と勝手に思いながら。

富士見高原への下りは最初だけ多少石がありましたが、その後は落ち葉や柔らかい土で歩きやすいものの、単調で退屈、そのくせ傾斜はけっこうあるようで、けっこう足にキました。
林道を3回ほど横切り、ウンザリした頃に不動清水に到着。
ちょうど喉が渇いていたので、お水を頂戴します。
ああ(´ ∀｀)おいしいなぁ
あやしいトイレもありましたが入る気にはならず。
ここから登山口まで30分と書いてあり、やった！もう終わりじゃん！
しかも道は平坦な林道！
と思ったら、途中から林の中の小径に入ったりしますが、遊歩道のようなもの。
工事現場を横目に登山ポストにたどり着き、やった！終わった！と思ったら
まだ登山口ではないようす。
目の前の道は背の低いゲートが閉まっていて右は工事現場へ続く道。
だから左に進んでみましたが、ちょっと登ってるし、なんか違うと思って引き返しました。
そしてゲートの方に行ってみると、左右は通れるようになってたし、少し先に標識があるのを見つけ、安心して進みました。
そしてゴルフ場に至り、さらに先へ。

兄からのLINEで母は特に問題なく、後日改めて診察するものの、
とりあえず施設に戻ったと聞いて安心。
たまたまネットで周遊バスのバス停が15分ほど先にあるのを見つけたので、
そちらに向かいます。
八峯苑鹿の湯にバスが停まっていたのでバス来てる！と思ったら施設の送迎バスでした。
温泉に入れば無料で乗れるケド、
母は大丈夫だったとはいえ早く帰りたいので温泉利用はパス！
目当てのバス停を見つけましたが「今年度の運行は中止」(;￣Д￣)アイヤー
よく考えたらそりゃそうなンですが、バカですねー。
仕方ないのでタクシー呼びましたが、鹿の湯だとシャクなので（？）隣の鹿の池にいると伝えたら、わからないらしく「鹿の湯ですかね」と言われました。
なんか私が鹿の湯を鹿の池と読み間違えてるみたいな微妙な雰囲気に…。

そしてまた女性の運転士さんとおしゃべりしながら小淵沢駅に到着。
改札前の掲示板に書かれた「本日の臨時列車」を何気なくチェックしたら
なんと！1分後にホリデー快速ビューやまなしが発車するというので
あわてて飛び乗りました。ラッキーでした。
全然誰も乗ってない♪と喜んでたら指定席車両だったので慌てて移動。
自由席もまだ空いてました。小淵沢始発だったのかな？
さっき残したシャウエッセンやおつまみを食べ、そのうちウトウト。
立川で降りて南武線で帰りました（当たり前）

というわけで権現岳に登るはずがヘタレ登山になりましたが
そこそこ紅葉も見れたし景色もバッチリで、今回も楽しい登山でした☆
権現岳は青年小屋に2泊して中日に権現岳ピストンするか、
権現小屋に泊まる方がいいかな・・・ヘタレはつらいよ(>_<)

コメント

nando

お疲れ様でした
こんばんはimoneeさん
>このテントにはおかしい所があります。さてどこでしょう？
能力低いので最初からギブアップですｗ
張綱が左側のみに偏ってるとか？

＞テン泊の夜は至福のひととき
これは全くその通りですね〜
夜間や払暁薄暮を山中で迎えるのは結構な贅沢だと思っています
勿体ないので登ったら降りたくない派
お母さまは一安心ですね、我が家にも要介護がいたりでお察しします

imonee

Re: お疲れ様でした
(＾＾) nando さんこんにちは。
>張綱が左側
そうです、というか、テントロープを一本忘れてきたので、後ろの右側はロープ張ってないのです 風のない日だったので助かりました。

とにかくテン泊は夜にしろ昼寝にしろ、
テントの中でぼーっとする時間が最高だと思ってます
人の少ないテン場で風の音や鹿の鳴き声なんかを聞きつつ
うとうとしたり考え事したり（というか何も考えてなかったり）
払暁薄暮って素敵な言葉ですね。

本当は山なんか登ってないで母のそばにいてあげればいいんですけどね。
私だってどんどん老いていくからなぁ

sari-paA

山行の参考にします
こんにちわ、imoneeさん。

関東の方はいいですね、八ヶ岳、思い立ったら行けたりして…。
ずっーと青年小屋、テン泊したいと思い続けてます。蓼科山から縦走して、天狗、赤岳越えて、青年小屋で最後の夜。…ロマンチックでしょう!!
それで下山を観音平にするか、西岳経由富士見平にするか、迷ってましたが、富士見平への道って、良さそうですね。温泉もありそうだし…。

ともかく来年夏です。山行の参考になりました、ありがとうございました。

imonee

Re: 山行の参考にします
(＾＾) sari-paA さんこんにちは。
蓼科山から縦走、いいですよね〜
私にはキレットが難しそうですがやっぱり縦走はロマンですよね。
権現から天女山に下るのもおすすめ（歩いたことないけど）だけど
そうなると西岳や編笠山が登れませんね。
夏に行くなら、アブに気をつけてくださいね〜
私もちょこちょこ八ヶ岳に行くから、どこかですれ違ったりして