南アルプス南部周回（悪沢・赤石・聖）

2020年10月31日(土) 〜 2020年11月03日(火)

• GPS: 42:11
• 距離: 68.1km
• 登り: 6,379m
• 下り: 6,056m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:59
• 休憩: 0:23
• 合計: 12:22

5:03 畑薙ダムゲート前
6:02 6:02 青薙山登山口
6:55 6:55 中ノ宿吊橋
8:52 8:52 聖沢登山口
9:23 9:23 牛首峠
9:35 9:35 滝見橋
12:34 12:34 小石下
15:14 15:14 蕨段
15:26 15:26 見晴岩
16:26 16:49 駒鳥池
16:57 16:57 駒鳥池駐車場
17:25 千枚小屋

2日目

• 山行: 11:58
• 休憩: 1:08
• 合計: 13:06

5:32 千枚小屋
6:20 6:40 千枚岳
7:53 7:58 丸山
8:34 8:54 悪沢岳
10:05 10:05 荒川中岳避難小屋
10:49 10:51 中岳
11:01 11:08 前岳
11:33 11:33 お花畑（荒川前岳南東斜面）
12:44 12:46 荒川小屋
13:18 13:19 大聖寺平
14:31 14:32 小赤石岳の肩
14:53 14:56 小赤石岳
15:06 15:06 赤石岳・小赤石岳間分岐
15:35 15:36 赤石岳
15:38 15:38 赤石岳避難小屋
15:47 15:48 赤石岳
15:50 15:55 赤石岳避難小屋
18:38 百間洞山の家

3日目

• 山行: 8:08
• 休憩: 0:39
• 合計: 8:47

5:49 百間洞山の家
6:56 7:01 中盛丸山・大沢岳間分岐
7:26 7:26 中盛丸山
8:31 8:32 小兎岳
9:55 10:18 兎岳
10:22 10:24 兎岳・避難小屋
12:48 12:54 聖岳
13:34 13:35 小聖岳
14:12 14:12 薊畑分岐
14:33 14:34 聖平小屋分岐
14:36 聖平小屋

4日目

• 山行: 8:59
• 休憩: 0:14
• 合計: 9:13

4:57 聖平小屋
6:23 6:25 滝見台
7:09 7:09 乗越
7:50 7:52 造林小屋跡
8:29 8:31 聖沢吊橋
10:17 10:25 聖沢登山口
11:51 11:51 中ノ宿吊橋
12:50 12:50 青薙山登山口
14:10 畑薙ダムゲート前

小屋は全て冬季小屋があり、どれもよく整備されています。
聖平小屋の水場は、晩秋には涸れるとのことでしたが、実際に既に涸れていました。
その他の水場は山地図通りにあり、特段の問題はありませんでした。

天候

晴→風雪→晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沼平ゲート

コース状況／危険箇所等

登山道は全般としてよく整備されたコースです。特に危険個所はありません。聖岳からの下山で、登山口の直前の出会所小屋付近で登山道の崩落があるようで、尾根を高巻く登山道が付け替えられていました。この部分のみかなり不明瞭です。下山直前の急登は、体力よりもメンタルに効きました。

写真

10/31 9:40

ここまでが長ぇよ。
4時間半ほどで登山口に到着。
これから登るのぉー、と涙目。

10/31 9:42

登山口つり橋からの紅葉。

10/31 10:55

オレンジのペイントがばっちりで、ルートを見失うことはありません。

10/31 11:32

これから登る山の稜線がちらほら見えてきます。
青い空によく映えてます。

10/31 12:36

小石下。
登りの疲れが癒される美しい森です。

10/31 12:37

小石下。非現実的な美しさ。

10/31 14:01

清水平の水場。

10/31 15:27

赤石岳、かな？
明日はあの頂きに登っている、、はず。

10/31 16:47

駒鳥池。
薄暗くなってきました。先を急ぎます。

10/31 17:36

千枚小屋。
小屋正面右を少し登ったところに水が豊富に出ています。
きれいで温かい冬季解放小屋。ゆっくり休めました。

11/1 5:25

2日目、出発です。
富士山の左側が山梨県、右側が静岡県。
駿河湾も見えました。

11/1 6:13

富士の山腹からの朝日。
息をのむ美しさ。日本人で良かったよ。

11/1 6:14

朝日に染まる赤石岳。
今日はあそこまで行くぞぉ。

11/1 6:40

千枚岳到着。

11/1 7:08

千枚岳から丸山に至る稜線。
楽しすぎて疲れません。

11/1 8:52

悪沢岳登頂！
遠くには槍ヶ岳、更には妙高・火打まで望めました。

11/1 9:02

荒川中岳へ歩を進めます。
最高の天気。

11/1 9:24

でかい、楽しい、美しい。
気分アガるよ！

11/1 10:23

中岳避難小屋。とてもキレイです。
塩見からきたお兄さんがいました。中岳の北斜面は、かなり雪が付いていたようです。

11/1 10:50

荒川中岳、でぇーーん。

11/1 10:50

中岳山頂から赤石、聖。

11/1 10:50

中岳から。
白根南嶺の向こうに富士。

11/1 10:59

分岐に荷物を置いて、前岳へ。
これで荒川三山を登頂です。

11/1 11:17

荒川中岳から荒川小屋までの下り道。
アルペン気分満載！

11/1 11:36

赤石が近づいてきます。

11/1 12:41

荒川小屋を出発。ここにもきれいな冬期小屋がありました。
ここではコーヒーを飲んでゆっくり休憩。

11/1 13:00

さぁーて、赤石への登りです。

11/1 13:18

振り返ればこの景色。
荒川三山を一望します。

11/1 14:28

赤石山頂近く。
雪がところどころにありましたが、アイゼンをつける程ではありませんでした。しっかり踏み込みながら歩きます。

11/1 15:25

赤石岳登頂！立派な看板！

11/1 15:27

山頂は風もあり、寒かったです。
でもこの笑顔、この達成感！よくここまで来たねー。

11/1 15:33

御嶽山。

11/1 15:33

中央アルプスから北アルプス。

11/1 15:34

そして富士。問答無用の絶景。

11/1 15:51

赤石岳避難小屋。冬季も開放されています。

11/1 16:23

聖岳の黄昏時。

11/1 16:28

明日歩く稜線。
夕暮れが迫ってきます。

11/1 16:45

百間平の手前で日没でした。

11/1 16:49

11/1 16:50

夕日に染まる赤石岳。

11/1 16:51

11/1 17:58

百間洞山の家。
ここもキレイな山小屋。水は正面の沢からとります。

11/2 6:13

3日目、出発から1時間。
聖岳は雲の中。

11/2 7:01

午前7時頃。
このころ稜線はかなりの風でしたが、雨はまだ降っていません。

11/2 7:43

温かい飲み物がありがたいです。

11/2 8:26

出発から3時間、8時過ぎ。この頃からミゾレが降り始めました。

11/2 9:05

小兎岳を下ったところに水場があります。
聖平には水がないので、ここで6L汲みました。
南アルプスでもボッカ訓練！気合を入れなおしました。

11/2 12:11

聖岳への急登。
風雪が強まります。雪が顔に当たって痛い！

11/2 12:50

風が強くてツラいので、写真だけとって下山。
これでもこの笑顔なんだから、山ってわからない。

11/2 14:13

聖平に到着。小屋まであと少し。

11/2 14:41

聖平小屋。かなり寒かったです。

11/3 6:21

4日目。
下山途中の滝見台。

11/3 7:03

雪の聖岳が見えます。

11/3 7:29

紅葉が美しい。

11/3 7:46

青空も美しい。

11/3 7:59

11/3 8:00

11/3 8:08

あまりの美しさに、下山するのが惜しくなります。

11/3 8:08

11/3 8:24

11/3 8:27

11/3 8:35

時にはこんな場所もありますが、慎重に歩けば問題ないです。

11/3 9:28

登山口直前の出会小屋跡の登山道が崩れているようで、尾根を高巻く新しい登山道がついています。

11/3 9:40

高巻き道は、斜面がキツい上に踏み跡も不鮮明で、疲れた身体には過酷でした。

11/3 10:37

赤石ダム。これから長い林道歩きです。
紅葉に癒されます。

11/3 10:44

トンネルの抜けると、紅葉でした。

11/3 10:47

11/3 10:54

晩秋の3泊4日、最高でした！

撮影機器：

iPhone 7 Apple

HUAWEI P10 lite SIMフリー HUAWEI

α6400 ILCE-6400 ボディ SONY

装備

個人装備

防寒対策は 積雪期とほぼ同じ。

共同装備

冬期小屋が解放していない場合に備えてテントも持参しましたが 使いませんでした。

感想

roymoyotto

晩秋の南アルプス。荒川岳から赤石、聖と周回ルートです。
当初は上河内岳から茶臼岳へ足を延ばす計画でしたが、3日目の風雪が厳しく、聖平から下山しました。
2日目の千枚、荒川から赤石への稜線歩きは、天気もよく素晴らしい眺望でした。
中央アルプス、北アルプス、信越、奥秩父、上州の山々まで見渡せました。
3泊4日で80Km、背負った荷物は20Kg弱。標高差も大きく、久しぶりに燃える山行でした。
共に歩いた仲間二人に、心からありがとう！楽しかったよ、また行こう！！