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Yamareco

記録ID: 2707670
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無雪期ピークハント/縦走
白山

日本海から白山(MTB利用・観光新道往復)

2009年09月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
11.7km
登り
1,472m
下り
1,475m

コースタイム

日帰り
山行
13:17
休憩
4:03
合計
17:20
23:16
0
手取川河口(右岸)
0:19
0:27
57
白山町南交差点
1:24
1:41
65
道の駅・瀬女
2:46
2:54
67
白峰・緑の村ゲート
4:01
4:16
61
市ノ瀬
5:17
5:34
58
6:32
6:43
59
7:42
7:59
40
8:39
8:39
19
8:58
9:21
36
9:57
10:46
23
11:09
11:27
17
11:44
11:44
27
12:11
12:16
44
13:00
13:04
38
13:42
13:48
9
13:57
13:57
20
市ノ瀬
14:17
14:17
13
白峰・緑の村ゲート
14:30
14:50
34
白峰集落(食堂)
15:24
15:36
55
道の駅・瀬女
16:31
16:44
55
白山町南交差点
17:39
手取川河口(右岸)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2009年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
白山市役所美川支所に駐車しました。
手取川河口から別当出合はMTBです(コース図には歩き区間のみ記載しています)。
白山市鶴来白山町〜白山市木滑は、行きは手取川左岸の県道を、帰りはキャニオンロードを走りました。
コース状況/
危険箇所等
白山登山道は整備されています。
観光新道からは千仭滝が見えます。
観光新道からは千仭滝が見えます。
無事山頂に着きました。一等三角点の点名・白山があります。強風で撮影用の赤鈴が三角点から落ちてしまいました。
無事山頂に着きました。一等三角点の点名・白山があります。強風で撮影用の赤鈴が三角点から落ちてしまいました。
定番ショットの別山と室堂です。奥の山々の名前もわかれば楽しいのですが...。
定番ショットの別山と室堂です。奥の山々の名前もわかれば楽しいのですが...。
ゴール間近、手取川の土手から夕景の白山を見ます。ここから往復してきました。
ゴール間近、手取川の土手から夕景の白山を見ます。ここから往復してきました。
JRの手取川鉄橋が見えればゴールはすぐそこ。夕日に向かってMTBをこぐ感動のフィナーレ(ちょっとクサイ)。
JRの手取川鉄橋が見えればゴールはすぐそこ。夕日に向かってMTBをこぐ感動のフィナーレ(ちょっとクサイ)。

感想

 今年の9月は5連休.連休2日目となる9月20日の予報もよく,念願の「海抜0mからの白山往復」にチャレンジすることとした.初日も天気がよかったが昼寝.夕方から会議.21時頃帰宅し,準備をして22時頃出発.22時には自転車をこぎ出す予定であったが遅れてしまった.予定では自転車(行き)6時間,山頂往復8時間,自転車(帰り)3時間の計17時間.
 別当出合までの自転車では,瀬女高原から手取川ダムまでの急な長い登りが一つ目のポイント.その後白峰まで連続する国道のトンネルの通過が二つ目のポイント,そして体力を消耗した状態での市ノ瀬から別当出合までが三つ目のポイントであろう.別当出合からは砂防新道が無難だろう.予報では北の風が強く尾根上の観光新道ではつらいかも.しかし連休で砂防新道はかなりの混雑が予想される.現地での判断ということで...そして帰りの自転車では交通量が多い時間での連続する国道のトンネルの通過が最大の難関か.北の風で最後にきつい自転車漕ぎを強いられる可能性もある...
 MTBを車のルーフキャリアにのせ手取川河口に着くも,暗くてどこに車を止めたらいいかよくわからない.うろうろして結局白山市役所美川支所に駐車したが...ここから自転車で少し下ると手取川河口の右岸になる.河口の東側に自転車道があり,そこから浜に出られる.

23:16(9月19日)
【標高0m 手取川河口右岸の海岸発】 手取川河口右岸に自転車道がありそこで記念撮影.そこからすぐ先に浜があり歩いて波打ち際まで行く.深夜の海は怖い.まさか拉致はされるまいが.
 手取川右岸を進むことにする.堤防上の道でもよいが,暗くてよくわからないので,普通の道を進む.国道8号線を横切り,川北町橘,舟場島と進む.今日はタイムレースではないので無理せずゆっくり進む.山歩きだと,出だしにとばすとかえって後半ばてやすくなるように思う.自転車でも同じ?山島台で加賀産業道路を横切り,藤蔵を過ぎて国道157号線に合流.道の駅を過ぎる.鳥越大橋のそば,白山町南交差点で休憩.

00:19〜00:27(9月20日)
【標高120m 白山町南交差点】 コンビニ(ローソン)があるので飲み物とおにぎりを補給.ここからは国道で行ってもよいが,意外にアップダウンもあったように思うので,左岸の道を進むことにする.手取キャニオンロードという自転車専用道(北陸鉄道の線路跡を整備したもの)があるが,暗くてわからないので普通に車道を進む.
 瀬木野町,河合町,上野町,釜清水町と過ぎる.釜清水では白峰は左と記されているが,直進する.下吉谷町,三ツ屋野町と過ぎるともうすぐ.河原山町で対山橋を渡る.再び国道157号線に合流.小さなのぼりをこなし,濁澄橋を渡る.瀬戸野交差点に到着.ここは直進し,すぐに右手に道の駅がある.ここでも休憩しましょう.

01:24〜01:41
【標高320m 道の駅・瀬女】 トイレを済ませ,ここでも飲み物を補給.さてここから白峰までが,急な登り+トンネルの連続で自転車では難所となる.瀬女トンネルを通り,左折し再び国道157号線へ.女原大橋を登って行く.意外にスムースに進んでいける.東二口集落分岐を過ぎ,スノーシェッドを過ぎるとしばらくで急な登りが終わる.一つ目の関門終了.
 ここからは長短あわせて10以上のトンネルの連続.長いものは1kmをこしている.交通量の少ないと思われる深夜にここを通過してしまおうというのが,今回の作戦.もちろん早朝から登り出すためでもある.ダム湖にそったトンネルなのでそんなにアップダウンはないと思ったが,後半のトンネルは意外にも下りになる.ということは帰りは上り...帰りは交通量も多いと思われ不安が募る.行きは予想どおり,全くといってよいほど車に抜かれなかった.
 ようやく白峰の桑島集落.ここからもう少しトンネルをこなすと白峰の集落.国道を離れて市ノ瀬の方へ左に進む交差点の自販機でもう一回補給.小さなアップダウンをこなし,右に御前荘が過ぎると冬期は閉ざされる緑の村のゲート.

02:46〜02:54
【標高510m 白峰・緑の村ゲート】 休憩の度にストレッチを行ってきたがここでも入念に.ポツポツと車が通って行くが少ない.山に来る人は多くないのだろうか.さて出発.ここからは何度か自転車でも通ったことがあるが,久しぶりなのでどうだろうか.気づくと,海を出発した時にはまだ見えていなかったオリオン座が輝いている.百万貫の岩を過ぎ,さらに進む.かなり太ももが疲れている.寝倉谷の発電所を過ぎ,小三谷の橋を渡るとすぐに三谷川.ここから市ノ瀬はすぐなのだが,バテてしまって橋のたもとで小休止.さらに進むとすぐに市ノ瀬に到着.

04:01〜04:16
【標高830m 市ノ瀬】 ビジターセンター前で休憩.車がそれなりに来るようだ.一番バスは5時発なので,休憩もほどほどに出発すればバスより早く別当出合に着けるだろうが... 本当はそのつもりでもう少し早く海を出発するはずだったのだ.休憩なしで進めるほどの状況ではなく,入念にストレッチを行い,エネルギーを補給して出発する.今日の状況なら1時間はかかるだろう.おそらく別当出合の前でバスに抜かれるであろう.
 ここかも何度か通った道なのでおおよその状態は覚えている.市ノ瀬での休憩中に急に寒くなり上着を一枚着たのだが,漕ぎ出すと暑くなったので,釈迦岳分岐のヘアピン(六万ヘアピン)で脱ぐ.さらに進むがやはり日頃のトレーニング不足がたたり,見本林の看板で小休止.さらに進むとS字カーブ.ここまでくればもうすぐだ.バスより早く着ける?と思いながらさらに進むが,S字カーブからしばらく行った所で抜かれてしまった.400m先駐車場分岐の標識の所だった.
 さらに進んでゲートを過ぎ,ようやく別当出合到着.広場にMTBをデポする.第一関門の自転車の部は達成.

05:17〜05:34
【標高1260m 別当出合】 一番バスは既に到着しておりすごい人だ.これからの登りに備えて,ここでも入念にストレッチ.水を補給.その間に2番バスも到着しどっと人が押し寄せる.大半の人は砂防新道へと向かっている.これでは...いつもの観光新道を登ることにする.どちらのルートで行っても結局登る標高差は同じだし.急なため上りでは敬遠される観光新道だが,尾根上にあるので眺めもよく,個人的には好きなルートだ.ただ今日に限っては風が心配だ.
 既にヘッドライトは不要.今日はタイムトライアルではなく山頂に立つことが目標なので,抑えぎみに登り出す.はじめにとばすと後からしっぺ返しが来る.すぐ前に先行者がいるが,ほぼ同じペースだ.標高1415mで砂防工事用林道の上を通過.ここで先行者が休憩.こちらはそのまま進む.トラバース道を進む.ここから不動滝が見えるが,何か滝がはっきりしない.崩落でもあって滝が消失?ここから急登が続く.前には親子連れがいて,頑張れ,もう少し,の声がこちらにも励みになる?ようやく稜線へ.

06:32〜06:43
【標高1650m 白山禅定道分岐】 よい眺めだ.別山が大きい.大長山,赤兎山,経ヶ岳がきれい.荒島岳もそびえる.今日は雲海はなし.手前には慶松平.一度足を運んでみたい.ここまで別当出合から2km,殿ヶ池まで2km,室堂まではさらに2kmらしい.あわてず登っていこう.登ってしばらくで,左前方に千仭滝の見えるスポットがある.毎回ここで写真を撮っているが,今回も一枚.千仭滝は立派な滝と思うが,気づいている人はどのくらいいるのだろう.稜線上にはあと数カ所滝の見える所がある.左手には釈迦岳も朝日を受けて輝いている.
 それにしても風が強い.殿ヶ池への登りの途中には,二重山稜的で,大岩が配置された庭園のような箇所があり,これも観光新道の好きな所である.花の季節は終わりだが,タカネマツムシソウやタカネナデシコが所々に見られる.殿ヶ池への最後の登りが長く感じられる.何とか到着.風が強くてすぐに小屋の中へ.

07:42〜07:59
【標高2025m 殿ヶ池ヒュッテ】 小屋には下りの2パーティーと登りの単独行.別当出合ですぐ前にいた人だ.ここでも入念にストレッチを行う.
 殿ヶ池から登ると馬のたてがみと呼ばれる箇所になる.ここは吹きさらしのような所で風が強い.たまにとばされそうになる.パラパラと下ってくる人がいる.振り返ると殿ヶ池ヒュッテからさらにのびる稜線が手に取るよう.蛇塚と呼ばれる小さな塚を過ぎると,斜面は所々色づいて草紅葉となっている.

08:39
【標高2325m 黒ボコ岩通過】 砂防新道からの人,下りの人,で大にぎわい.休まず通過.木道に入ると正面に御前峰がドーンとそびえる.雲一つなくきれい.木道を進む.振り返ると弥陀ヶ原は淡く草紅葉となっており,その先に別山がそびえる.最後の登りを何とかこなしてようやく室堂へ.

08:58〜09:21
【標高2445m 室堂】 トイレを済ませ,入念にストレッチ.最後の登りに備えてエネルギー補給.食堂で何か食べようとも思ったが,飲み物はあるようだが,食事の案内はなし.泊まりの食事以外は提供していないの?ちょっとがっかりして室堂を後にする.
 室堂辺りも淡く草紅葉となっている.右手には御岳が端正な姿を現す.雲のかかる気配はなさそうで,山頂からは北アルプスの眺めが期待できそう.イワギキョウ?もまだ薄紫の花を咲かせている.幸い登山道は御前峰の南面なので,北からの強風はさえぎられて登りやすい.山頂はすごい風だろう.なかなか足が進まないが,何とか登っていく.山頂の白山奥宮が近づいてきた.人も多そう.

09:57〜10:46
【標高2702m 白山御前峰山頂】 ようやく到着.日本海を出てから10時間41分でした.一等三角点にタッチして実感する.早速記念撮影.山頂はかなりの賑わいだ.奥宮にお参り.強風に耐えながら展望を楽しむ.360度の大展望だ.
 北アルプスは北から南までバッチリ.目立つのは三角形の剣岳と大キレットの凹みをはさんで左右に広がる槍・穂高連峰だ.その南には乗鞍岳.乗鞍岳の右奥に見えるのは八ヶ岳か?さらに南に御岳.御岳の左右奥には山塊が連なっているが,手前は中央アルプス,奥は南アルプスのようだ.左に尖るのは甲斐駒ヶ岳か.御岳の向かって右は中央アルプスの南部で,その奥は南アルプスの南部のようだ.山座同定には至らず.さらに右の三角形に目立つのは恵那山?
 別山から北にのびる尾根には油坂の頭があるが,その北には三角点ピークがあり,写真におさめて今後の参考にしておく.さらに右では,恒例の大長山,赤兎山,経ヶ岳があり,荒島岳も見える.その奥には高くはないが峰々が重なっており,写真におさめて帰宅後の楽しみとしておく.
 今日もアマチュア無線のハンディ機を持って来たが,驚くことにこの強風の中,145MHzの3エレ八木アンテナをたてて運用している人がいる.物好きなヒトもいるのですね.そういう自分は,風のあたらない岩陰でのんびりくつろぎながら,ハンディ機でいつもの430MHzで声を出してみる.強風のためかコンディションはイマイチのよう.声を出すと愛知県2局,岐阜県2局と交信.他には,愛知県移動局,大阪府移動局,長野県移動局など聞こえていた.瀬戸内ダクトでも出て遠方が聞こえないかと期待したが無理そうだ.
 休んでいるうちに,風は少し弱まって来た.帰りも長いのでそろそろ出発しますか.無線もしたので少々長居となった.
 続々と登る人がいて,すれ違い待ちに時間を要する.草紅葉とナナカマドの赤と御前峰,そして青い空.登りに比べて足も何となく調子が良い.

11:09〜11:27
【標高2445m 室堂】 暖かい飲み物でも飲もうかと食堂をのぞくと,11時から13時まで食事の提供をしているようだ.そういうことだったのか.早速カレーライス800円を注文.軽量化のためたいした食料を持参していないのでこれは大助かり.
 室堂を後にする.前方の別山にも雲のかかる気配が全くない.風も弱まって来た.すばらしい秋晴れだ.黒ボコ岩手前で御前峰を振り返り見納め.

11:44
【標高2325m 黒ボコ岩通過】 帰路も通過.まよわず観光新道を下山.砂防新道はかなり人が多いと思われるので...登ってくる人が少なくない.ハクサンフウロもまだ咲いていた.意外に花も見れてラッキーだった.

12:11〜12:16
【標高2025m 殿ヶ池ヒュッテ】 風もなく中に入る必要なし.外の木陰で小休止.
 さらに下る.それにしても,砂防新道の甚ノ助ヒュッテの上下は谷の崩落のためか尾根がかなり狭い印象だ.このままではいつか砂防新道はなくなる?帰路にも千仭滝を撮影.ちょうど別当出合と室堂の中間,3kmの地点に大きな岩のコブがある.稜線上の岩の感じも何となくよい.ここから下ると慶松平が見えてくる.徐々に近づき,稜線分岐へ.

13:00〜13:04
【標高1650m 白山禅定道分岐】 ここで小休止.あとは急な下りのみ.一気に下り,砂防作業路の上を通り,さらに下って行く.沢音が近づき,砂防新道の橋が樹間から見えてくるともうすぐ.無事に歩きの部も終了です.

13:42〜13:48
【標高1260m 別当出合】 顔を洗ってさっぱり.バスに乗る人をよそ目に自転車でスタート.一気の下りは爽快そのもの.

13:57
【標高830m 市ノ瀬】 10分かからず市ノ瀬へ.止まらずに通過.

14:17
【標高510m 白峰・緑の村ゲート】 市ノ瀬からは所々のアップダウンも問題なくこなし,20分で緑の村ゲートへ.帰りは早い.ここも通過.

14:30頃〜14:50頃
【標高480m 白峰集落】 白峰からは危険な国道の連続トンネル.登り返しもある.ということで食堂へ入って腹ごしらえ.汚い格好なので気が引けましたが...
 さて,後方の赤色点滅ライトとリュックにつけた反射材に加え,ハンドル右へりに後方を照らすライトを設置し,準備万端.ひっきりなしに抜かれるという感じではないが,次から次へと車に抜かれて気持ちのよいものではない.気づかずにぶつかってくる車がいたらどうしようかと...はじめのいくつかは登り返しのトンネルだが思ったほどではない.これらをこなし,あとは下りが主となる.最後のトンネルを抜け,スノーシェッドを過ぎると,豪快な下りとなる.下りきって右折し,瀬女トンネルを過ぎ,左折で道の駅に.難関も無事終了.

15:24〜15:36
【標高320m 道の駅・瀬女】 おもわずソフトクリームを買ってしまった.あとは下るだけ,のはずだったが...木滑新で左折し,対山橋を渡る.行きと同じ道でもよかったが,せっかくなので手取キャニオンロードを進む.よく整備された自転車道だったが...向かい風がすごい.下り基調のはずなのに,漕ぐのをやめるとすぐに止まってしまう.かなりストレスフルな下りとなった.
 キャニオンロードの終点近くの金名橋という橋で,手取川左岸から右岸へうつる.紅葉の頃はきれいかもしれない.すぐに白山町南の交差点に着く.

16:31〜16:44
【標高120m 白山町南交差点】 帰路のコンビニはスルーのつもりだったが...あまりにもひどい向かい風で体力も消耗.ということで,ここでも腹ごしらえ.今回は普段以上に食べたり飲んだりが多いです.
 ここからは往路と同様に進む.北から北東の風が主のようで,国道157号線を離れ,川北町藤蔵集落あたりからほぼ真西に進むので,さほど影響はなく助かった.かなり陽が傾いて来た.ちょうど日没頃に海に到着か?振り返ると,色づいた田んぼの向こうに白山が大きくそびえていた.あんな所までよく...
 美川に近づいて来た.せっかくなので手取川の土手に寄って白山の写真を撮る.河口に近づくと釣り竿を持った人が多い.何が釣れるのだろうか.河口右岸の自転車道へと進む.完全な日没までにはもう少しあるようだ.何とか無事に,ようやく帰って来た.

17:39
【標高0m 手取川河口右岸の海岸着】 休憩も多かったが.所要18時間23分.念願達成で感激もひとしおです.海岸まで10mほど自転車を押していき,記念撮影.行きもここで写真を撮ったはずですが,手違い?で記録されていませんでした...

 今回の「海抜0mからの白山」は以前から暖めていた構想,というより念願でした.前日に無理をしないで翌日を休養にあてる(仕事に支障を来さない)ためにも3連休は必要でしょう.年々体力が落ちるのを自覚しているので,この連休はよい機会でした.天気も味方してくれましたが風だけは...ネットでは,同様に手取川河口〜別当出合を自転車を使い,別当出合〜山頂を砂防新道往復した記録も見られます.その方は13時間28分と記されていました.他にも地元の方が成功されているはずです.
 さて,海で感慨に浸る一方,車が無事かどうかも気がかり.役場まで登り返し,駐車場に進むと...何もなかったようでした.よかった.すぐにMTBをルーフに積んで帰路へ.けっこう眠い運転でした.
 人によって「日帰り」の定義は違っているかもしれませんが,今回の山行は自分の中では「日帰り」のつもりです.前夜23:16の出発なので日をまたいでいることは事実ですから,厳密には「日帰り」ではないのかもしれません.しかし「日帰り」を謳い文句に00:00に出発している記録も散見し,これらとは大差ないものと判断しています.どうでもよいことかもしれませんが...

(2020年11月6日にアップロードしました。当時公開していたホームページ(閉鎖)からの抜粋です。)

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