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Yamareco

記録ID: 278128
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

残雪の丹沢主脈縦走(焼山・黍殻山・姫次・蛭ヶ岳)

2013年03月16日(土) 〜 2013年03月17日(日)
 - 拍手
MDLclimber その他5人
GPS
22:43
距離
27.2km
登り
2,164m
下り
2,063m

コースタイム

初日10:00鳥居原ふれあいの館
10:25越路トンネル上への登山口取り付き
12:30柏原ノ頭(昼食休憩)
16:20焼山
17:20黍殻山
17:50黍殻山非難小屋着(泊)
翌日6:00朝食を済ませ非難小屋出発(重い荷物などは小屋にデポ)
6:50姫次
7:20原小屋平
8:50蛭ケ岳
10:40姫次
11:40非難小屋 昼食後非難小屋最寄の青根分岐から下山
15:00東野バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
初日JR横浜線橋本駅〜神奈中バス2番乗り場:鳥居原ふれあいの館行き(土曜ダイヤ)乗車、終点下車
2日目 津久井神奈中バス東野バス停:やまなみ温泉行き乗車、終点下車し、神奈中バス藤野駅行き乗車、終点下車〜JR中央線藤野駅
コース状況/
危険箇所等
越路トンネルから始まる焼山への登山道は、途中随所で登山道崩落があるため、現在廃道(通行禁止)となっているが、敢えて通行する場合、崩落箇所は迂回ルート(表示あり)を進む。
東海自然歩道に合流する直前には文字通り登山道が崩落により途切れている斜面を数mトラバースする必要があるため、通行は自己責任にて。
よってこの廃道コースは一般向けではないのでお勧めしない。
東海自然歩道に出てしまえば、そんな危険箇所は無いが、黍殻山避難小屋から姫次までは、この季節残雪も溶け、随所で道は田んぼ状態の所あり。
朝は泥濘道も凍結しているので問題ないが、昼前後には田んぼ状態になる。
姫次から蛭ケ岳までは、随所に整備された真新しい木道が設置されているので、問題ないが、一部残雪が凍結している斜面もあり、要注意。
黍殻山非難小屋〜蛭ケ岳へのピストンでは、この時期もうアイゼンは必要ない。
JR橋本駅からバスに揺られ終点で下車。ここが出発地点
2013年03月16日 09:46撮影 by  DSC-HX9V , SONY
3/16 9:46
JR橋本駅からバスに揺られ終点で下車。ここが出発地点
明日登頂を目指す蛭ケ岳を望む
2013年03月16日 09:46撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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3/16 9:46
明日登頂を目指す蛭ケ岳を望む
歩き出して間もなくキジを発見!
2013年03月16日 10:13撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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3/16 10:13
歩き出して間もなくキジを発見!
ここが越路トンネル上に向かう取り付き
2013年03月16日 10:25撮影 by  DSC-HX9V , SONY
3/16 10:25
ここが越路トンネル上に向かう取り付き
越路トンネルに程近い鉄塔下で小休止
2013年03月16日 11:04撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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越路トンネルに程近い鉄塔下で小休止
平戸焼山線に向かう自然林を抜ける廃道。このあたりは歩いていて気持ちが良い
2013年03月16日 12:00撮影 by  DSC-HX9V , SONY
3/16 12:00
平戸焼山線に向かう自然林を抜ける廃道。このあたりは歩いていて気持ちが良い
間もなく登山道崩落箇所に
2013年03月16日 12:05撮影 by  DSC-HX9V , SONY
3/16 12:05
間もなく登山道崩落箇所に
焼山までのルートは通行止めなので迂回ルートに回る
2013年03月16日 12:06撮影 by  DSC-HX9V , SONY
3/16 12:06
焼山までのルートは通行止めなので迂回ルートに回る
アップダウンがきついので、随所で小休止
2013年03月16日 13:50撮影 by  DSC-HX9V , SONY
3/16 13:50
アップダウンがきついので、随所で小休止
東海自然歩道に出る直前にある崩落箇所。覚悟してトラバースする
2013年03月16日 15:39撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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東海自然歩道に出る直前にある崩落箇所。覚悟してトラバースする
漸く自然歩道に出た。一寸戻って焼山へ
2013年03月16日 16:11撮影 by  DSC-HX9V , SONY
3/16 16:11
漸く自然歩道に出た。一寸戻って焼山へ
焼山山頂から登ってきた道を振り返る。宮ケ瀬湖の虹の大橋が見える
2013年03月16日 16:27撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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焼山山頂から登ってきた道を振り返る。宮ケ瀬湖の虹の大橋が見える
本日最後の黍殻山を目指すが、両側が切り立った尾根を進む
2013年03月16日 17:11撮影 by  DSC-HX9V , SONY
3/16 17:11
本日最後の黍殻山を目指すが、両側が切り立った尾根を進む
黍殻山山頂にはアメダスが設置されていた
2013年03月16日 17:25撮影 by  DSC-HX9V , SONY
3/16 17:25
黍殻山山頂にはアメダスが設置されていた
本日の宿、黍殻山非難小屋
2013年03月16日 17:52撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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本日の宿、黍殻山非難小屋
夕食のメインディッシュの豚汁
2013年03月16日 18:21撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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夕食のメインディッシュの豚汁
非常食の五目御飯と豚汁。身体が温まる!
2013年03月16日 18:50撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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非常食の五目御飯と豚汁。身体が温まる!
食後は珈琲にウイスキーを垂らしていただく
2013年03月16日 19:21撮影 by  DSC-HX9V , SONY
3/16 19:21
食後は珈琲にウイスキーを垂らしていただく
蝋燭の灯りで暫し団欒後就寝
2013年03月16日 20:16撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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蝋燭の灯りで暫し団欒後就寝
翌朝の朝食は非常食の赤飯と卵スープ
2015年04月30日 23:24撮影
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翌朝の朝食は非常食の赤飯と卵スープ
姫次では残雪ならぬ巨大な霜柱が迎えてくれた
2015年04月30日 23:24撮影
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姫次では残雪ならぬ巨大な霜柱が迎えてくれた
姫次から眺める朝日を受ける富士山!
2015年04月30日 23:24撮影
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姫次から眺める朝日を受ける富士山!
アップで!
2015年04月30日 23:24撮影
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アップで!
これから向かう蛭の山頂を望む。山荘も見える
2015年04月30日 23:24撮影
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これから向かう蛭の山頂を望む。山荘も見える
今はなき原小屋の跡地
2015年04月30日 23:24撮影
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今はなき原小屋の跡地
原小屋平から先は所々残雪あるも、トレースには雪無し
2015年04月30日 23:24撮影
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原小屋平から先は所々残雪あるも、トレースには雪無し
凍結した残雪の斜面が一箇所あったが、アイゼン無しで渡れる
2015年04月30日 23:24撮影
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凍結した残雪の斜面が一箇所あったが、アイゼン無しで渡れる
鹿に遭遇
2015年04月30日 23:24撮影
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鹿に遭遇
蛭への最後の登り
2015年04月30日 23:24撮影
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蛭への最後の登り
蛭ケ岳山頂!ここからの富士山を見たかった!
2015年04月30日 23:24撮影
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蛭ケ岳山頂!ここからの富士山を見たかった!
ズームで!
2015年04月30日 23:24撮影
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ズームで!
更にズームで!
2015年04月30日 23:24撮影
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更にズームで!
山頂到着後間もなく下からガスが昇ってきた
2015年04月30日 23:24撮影
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山頂到着後間もなく下からガスが昇ってきた
小休止の後ピストンで小屋に戻る復路へ
2015年04月30日 23:24撮影
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小休止の後ピストンで小屋に戻る復路へ
再度姫次。この頃既に霜柱は溶け田んぼ状態に
2015年04月30日 23:24撮影
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再度姫次。この頃既に霜柱は溶け田んぼ状態に
最後の富士山は既に雲がかかってきていた
2015年04月30日 23:24撮影
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最後の富士山は既に雲がかかってきていた
小屋に戻る途中でまたもや鹿に遭遇
2015年04月30日 23:24撮影
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小屋に戻る途中でまたもや鹿に遭遇
非難小屋に戻り荷物をまとめ、暫し昼食
2015年04月30日 23:24撮影
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非難小屋に戻り荷物をまとめ、暫し昼食
青根に向かう下山ルートは沢まで一気に下りる
2015年04月30日 23:24撮影
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青根に向かう下山ルートは沢まで一気に下りる
終点東野のバス停
2015年04月30日 23:24撮影
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終点東野のバス停
バス停前の食堂で食べたラーメンが旨かった!
2015年04月30日 23:24撮影
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バス停前の食堂で食べたラーメンが旨かった!
撮影機器:

感想

今回の蛭ケ岳登山は、これまで数回に分けて歩いて来た相模川の分水界ウォークの終点という意味合いもあった。

分水界ウォーク一回目(本厚木〜上三増)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-245582.html

2回目(三増峠〜宮ケ瀬ダム)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-251210.html

2回目で最終と書いたが、最終ではなく、今回の蛭ケ岳が相模川分水界の最終地点となった。

と言うこともあり、今回の丹沢主脈焼山までのルートは、無理をして廃道を辿る道を選んだが、蓋を開けてみれば東海自然歩道とは比べ物にならないほど険しいルートだった!(汗)
特に焼山に辿りつくまでは宿泊登山用の水や共同装備を入れた16kg程のリュックの重みが身に応えたが、宿となる非難小屋に全員無事たどり着いた!(大汗)

私としては初の小屋泊であり、皆で作った暖かい夕食や、お酒を飲みながらの食後の団欒は忘れられない思い出となったが、残雪は殆ど無いとは言え、明け方の寒さは強烈で、薄いシュラフでは身が持たず、3時には起き出して小屋の巨大なストーブの焚き付けに挑んだ。

冷え切った巨大ストーブが目を覚ますには2時間ほどを要したが、漸く太い薪にも火が回り、安定した熾き火状態に!(嬉)
その頃には小屋内も十分暖まっていたが、着火用の小枝の煙が目に沁みて・・・(涙)

暖かい朝食ですっかり目も覚め、いざ蛭ケ岳へ!

昨日は少し霞がかかり、遠方の景色も霞んでいたが、一夜明けた朝はすっきりと晴れ、姫次からは見事な富士山の雄姿が見られた!

姫次から蛭までのルートは、大抵右手に富士山を眺めながらの登りなので、気分も良く、道も殆ど整備された木道が連なっているので、歩きやすい。

途中鹿にも挨拶しながらいよいよ最後の木の階段を登り詰め蛭ケ岳の山頂へ!

ここでも360度さえぎる物がない景色を楽しめたが、我々が到着した直後に下からガスが上がってきて、程なく富士山も雲に隠れ始めた。

朝6時に出発した甲斐があって、山頂での眺望にも恵まれ、復路を辿って小屋に戻り、青根へ下山。

予定時刻より早く下山できたため、バス停前の食堂でラーメンを食べたが、これが旨かった!

全員無傷で下山でき、良い山行だった!

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