残雪の丹沢主脈縦走(焼山・黍殻山・姫次・蛭ヶ岳)



- GPS
- 22:43
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,164m
- 下り
- 2,063m
コースタイム
10:25越路トンネル上への登山口取り付き
12:30柏原ノ頭(昼食休憩)
16:20焼山
17:20黍殻山
17:50黍殻山非難小屋着(泊)
翌日6:00朝食を済ませ非難小屋出発(重い荷物などは小屋にデポ)
6:50姫次
7:20原小屋平
8:50蛭ケ岳
10:40姫次
11:40非難小屋 昼食後非難小屋最寄の青根分岐から下山
15:00東野バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
2日目 津久井神奈中バス東野バス停:やまなみ温泉行き乗車、終点下車し、神奈中バス藤野駅行き乗車、終点下車〜JR中央線藤野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
越路トンネルから始まる焼山への登山道は、途中随所で登山道崩落があるため、現在廃道(通行禁止)となっているが、敢えて通行する場合、崩落箇所は迂回ルート(表示あり)を進む。 東海自然歩道に合流する直前には文字通り登山道が崩落により途切れている斜面を数mトラバースする必要があるため、通行は自己責任にて。 よってこの廃道コースは一般向けではないのでお勧めしない。 東海自然歩道に出てしまえば、そんな危険箇所は無いが、黍殻山避難小屋から姫次までは、この季節残雪も溶け、随所で道は田んぼ状態の所あり。 朝は泥濘道も凍結しているので問題ないが、昼前後には田んぼ状態になる。 姫次から蛭ケ岳までは、随所に整備された真新しい木道が設置されているので、問題ないが、一部残雪が凍結している斜面もあり、要注意。 黍殻山非難小屋〜蛭ケ岳へのピストンでは、この時期もうアイゼンは必要ない。 |
写真
感想
今回の蛭ケ岳登山は、これまで数回に分けて歩いて来た相模川の分水界ウォークの終点という意味合いもあった。
分水界ウォーク一回目(本厚木〜上三増)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-245582.html
2回目(三増峠〜宮ケ瀬ダム)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-251210.html
2回目で最終と書いたが、最終ではなく、今回の蛭ケ岳が相模川分水界の最終地点となった。
と言うこともあり、今回の丹沢主脈焼山までのルートは、無理をして廃道を辿る道を選んだが、蓋を開けてみれば東海自然歩道とは比べ物にならないほど険しいルートだった!(汗)
特に焼山に辿りつくまでは宿泊登山用の水や共同装備を入れた16kg程のリュックの重みが身に応えたが、宿となる非難小屋に全員無事たどり着いた!(大汗)
私としては初の小屋泊であり、皆で作った暖かい夕食や、お酒を飲みながらの食後の団欒は忘れられない思い出となったが、残雪は殆ど無いとは言え、明け方の寒さは強烈で、薄いシュラフでは身が持たず、3時には起き出して小屋の巨大なストーブの焚き付けに挑んだ。
冷え切った巨大ストーブが目を覚ますには2時間ほどを要したが、漸く太い薪にも火が回り、安定した熾き火状態に!(嬉)
その頃には小屋内も十分暖まっていたが、着火用の小枝の煙が目に沁みて・・・(涙)
暖かい朝食ですっかり目も覚め、いざ蛭ケ岳へ!
昨日は少し霞がかかり、遠方の景色も霞んでいたが、一夜明けた朝はすっきりと晴れ、姫次からは見事な富士山の雄姿が見られた!
姫次から蛭までのルートは、大抵右手に富士山を眺めながらの登りなので、気分も良く、道も殆ど整備された木道が連なっているので、歩きやすい。
途中鹿にも挨拶しながらいよいよ最後の木の階段を登り詰め蛭ケ岳の山頂へ!
ここでも360度さえぎる物がない景色を楽しめたが、我々が到着した直後に下からガスが上がってきて、程なく富士山も雲に隠れ始めた。
朝6時に出発した甲斐があって、山頂での眺望にも恵まれ、復路を辿って小屋に戻り、青根へ下山。
予定時刻より早く下山できたため、バス停前の食堂でラーメンを食べたが、これが旨かった!
全員無傷で下山でき、良い山行だった!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する