休日は奥多摩小屋テント場でマッタリと〜下りは石尾根ひたすらトラバース


- GPS
- 08:48
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 1,978m
- 下り
- 2,384m
コースタイム
10:45小袖乗越駐車場
13:50奥多摩小屋
2日目
7:00奥多摩小屋
7:35七ツ石山
9:10鷹ノ巣山避難小屋9:20
12:25奥多摩駅12:35
13:10鴨沢バス停(バス乗車)
13:40小袖乗越駐車場
天候 | 1日目:晴れ 2日め:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
鴨沢バス停まで奥多摩駅からバスで35分610円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは鴨沢バス停から登り始めてスグの交番の前にあり。 危険箇所は特に無し。石尾根の巻き道はかなり急な斜面をトラバースしていくので落石には常に注意が必要 日帰り温泉、丹波山のめこいの湯 3時間600円オススメ |
写真
感想
東京では桜の満開を迎えたこの日、2日間の休みを使って奥多摩へ。
天気は両日共に晴れ予報、気温は平年並みに戻って涼しいくらいのベストコンディション。雪山にするか前日まで迷ったが、今回はテントでマッタリがしたかったので奥多摩小屋までに決定。
出発の朝もゆっくり、渋滞にハマりながらコンビニで食糧を調達、朝食をとって小袖乗越に着いたのが10:30
準備を整え10:45歩き始める。ん〜、もう昼前で太陽は高く昇ってて杉の木の緑が眩しい。ここ何度かは白い山ばっかりだったのでまた新鮮!多めに買った今晩のビールとつまみ達が肩にずっしりとのしかかる。キレイに手入れされた林の中をゆっくりと石尾根を目指す。しかし前日までの夏日じゃなくて良かった〜、汗だくにならない程度で石尾根分岐まで登り切る。石尾根は相変わらず開放的な明るい尾根で南アルプスまではっきり見えるし、気持ちよくってテンションも上がる。分岐から30分ほどで13:50奥多摩小屋に到着。すでに一張り先客がいらした。
受付を済ませてヘリポートの近くにテント設営、風も無くポカポカ陽気。先のテントの方はサブザックを持って雲取山へ向かったらしい。まだ昼過ぎ、いつもなら自分も山頂を目指すところだが、今回の目的はピークハントにあらず!
テントの入口からフライましで全開にしてシュラフはテントの上に天日干し!中にマットを広げてゴロゴロ昼寝したり本を読んだり、、この季節はなにせまだ虫たちがいない。お腹を出して寝てたって全然平気!眼前には大菩薩嶺、遠くに南アルプスの展望、最高に贅沢な休日の過ごし方だった♪ 日が傾いてくると独り宴会。至福の時を過ごして19:30頃早めの就寝。
22:00頃、フライを叩く風の音で目が覚めた。風は次第にどんどん強まり、明け方まで何度も目を覚まして石で固定しただけのテントが飛ばされるかと不安になった。さすがに飛ばされはしなかったが、フライとインナーがくっついてたところの結露は見事に凍ってた。やはりまだまだ山の夜は寒い。
翌朝5:00まだ暗いうちに起床、朝食を済ませ温かいお茶を飲んで気合いを入れる。外に出ればまだ薄暗いがいい天気になりそう、昨日は見えなかった富士山が姿を見せていた。まだ風は強かったが凍ったテントを撤収、7:00出発。
しかし天気もいいし、このまま下山ではもったいない。予定はしてなかったが石尾根を奥多摩駅まで縦走してみようと決めた。駅からバスを使えば車も回収可能。地図で見る限り距離はあるが巻道もあるし大まかに4時間半くらいと予想。昨日登ってきた鴨沢分岐から七ツ石山へ登り返す。そこが今回の唯一名のあるピークになった(笑)
七ツ石山頂上からは富士山から南アルプス、雲取山から秩父の山々の展望が素晴らしい。ここからは石尾根縦走路に沿って駅を目指す。明るく開けた尾根はどこもかしこも幕営適地、右手にはずっと富士山が居る。巻道もよく踏まれていて歩きやすく、木々に葉が付くまでは明るく展望も良し。一度は歩いてみて損はないと思うオススメルートになった。しかし日当たりが良いため夏は地獄かも(笑)
9:10途中に寄った鷹ノ巣山避難小屋、素晴らしく綺麗に手入れされて広い。ここがタダで泊まれるなら一度は利用してみたいなと思った。トイレも清潔(年季の違いはあるが奥多摩小屋よりも綺麗)そういえば以前一度通った時は東京都の人(?)らしき方が清掃されてたわ。
その先石尾根は巻けるピークは全てスルーで多少のアップダウンを繰り返し、奥多摩駅まで約1300mを下り12:25無事に到着。休憩込みで5時間半くらい、予想よりも時間がかかった。携帯が圏外でバスの時刻は調べてなかったが、鴨沢を通る便はなんと10分後の発車!その後は2時間後でまさに奇跡。田舎のダイヤは侮れん!利用する時は要確認。35分間ゆっくりと歩いた山を見上げながら余韻に浸って13:10鴨沢へ。
車を回収するのに30分ほど汗を流したら13:40小袖乗越駐車場に到着。お疲れ〜!
帰りはちょっと遠回りして丹波山のめこいの湯でゆっくりして帰宅。
この時期の雲取山は初めてだが平日とはいえ人は少なめ、石尾根ルートではすれ違ったのは一人だけ。静かな尾根歩き、イチ押し!
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