絶景を堪能できスリルも味わえる御座山!


- GPS
- 05:57
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,231m
- 下り
- 1,241m
コースタイム
※御座山は、休憩時間に加え、山頂の先にある小ピークの往復時間も包含している
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※長者の森オートキャンプ場の駐車場は、4月下旬からが営業期間とのことで無料でお借りした(営業期間中は無料か不明) |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪長者の森コース登山口〜前衛峰≫ 特に危険個所は見受けられなかった。 ≪前衛峰〜御座山≫ うだの沢のトーミ(コル)から御座山までの山道は、ほぼアイスバーンなので軽アイゼンが必要。 特に下りでは、一旦滑ると数mは止まらない(経験則)。 ≪御座山〜小ピーク(バリエーションルート)≫ ルートは、地図上にないが確立しているように見受けられる。 両側が切れ落ちている箇所はクサリなどは無く、また掴む岩も脆かったりするので細心の注意が必要。 |
写真
さっ、下山するとするか!
うだの沢のトーミまで上り以上にコケて手足は擦り傷だらけ(泣)
まっ、その程度で済んで良かったと思おう(汗)
この写真はうだの沢のトーミの先の尾根歩きを撮ったもの
感想
地図とにらめっこしながら今週の山を探すものの、近場でなかなかこれだ!という山が見つからない。
(基本的に自身が踏破したことがない山を最優先に探している)
西上州の地図を見ていると、隅っこに御座山があるのに気付き、情報収集を重ねると山頂からの景観はもちろんのこと、山頂付近が岩稜となっているようで面白そうなので今週の山に決定!
最近の山歩きは10km程度であったため、距離をもう少し延ばして長者の森コース登山口から上り、白岩コース登山口に下るルートにする。
ほぼ計画通りの5:30に長者の森登山口を出発し、山歩きを開始するっ!
山道は倒木などがあるものの全体的に整備されていて森林浴を堪能しながらハイキング気分で歩いていく♪
あまりにも気持ち良く上っていったせいか、あっという間に赤白の鉄塔、白岩コースとの合流地点を通過する。
が、見晴台の手前から急登が始まり、また少しではあるがちらほらと山道に残雪が出始め、さっきまでのハイキング気分はどこへやら…
息も絶え絶えになりながら、見晴台に到着する(汗)
ここからは蓼科山を始めとする北八ヶ岳やこれから向かう前衛峰が良く見える。
見晴台から先も急登は続き、黙々と上っていくと前衛峰に到着する。
あっ、見晴台から先に石楠花のトンネルがあって、適期にはめっちゃ綺麗な感じ♪
前衛峰から先は一旦下りうだの沢のトーミ(コル)から急坂を上り返す。
しかも、山頂付近にある避難小屋まで全面アイスバーン。
軽アイゼンを持ってきたものの横着をして装着しないで上っていくが、そんな自分をあざ笑うかのように容易に上ることを許さず何度もコケる(泣)
時には山道を外れてアイスバーンを避けたり、時には近くにある木々につかまりながら上っていき、やっとの思いで避難小屋に到着する。
避難小屋にザックをデポして早速山頂に向かう。
避難小屋から先はすぐに岩稜が現れ、進んでいくと山頂に到着っ!
山頂からは360度の展望があり、いや〜絶景かな絶景かな♪
特に八ヶ岳はすばらしい!
ふと目を下にやると岩稜が続きその先に小ピークがある。
地図を見ると小ピークに行くルートは無いが、見た目はルートがあるように見えたため、行ける所まで行ってみることにする。
山頂の右側から一旦下り、石楠花の群生を越えるとヤバそうな岩稜が現れる。
ま、まぁ行けるところまで…
いきなりナイフリッジがあり、少し進んでみるとその先は切れ落ちていたため断念する。
もう一度辺りを見回すと、ナイフリッジの左右は切れ落ちているが足場が無いわけでもないので、トラバースするように進んでみることにする。
小ピークに向かって左側を選択するが、ナイフリッジの岩が脆くて掴む部分をしっかり確認した上で先に進む。
ビビりながらどうにかクリアでき、その先の岩稜をクリアすると小ピークに到着する。ホッ
小ピークからの展望も御座山山頂と同じく絶景が広がる。
絶景を堪能して御座山に戻ることにする。またあのナイフリッジを通るのか…
復路は往路と逆(小ピークに向かって右側)をトラバースする。
そんなこんなで無事に御座山に戻ってくる。
御座山に到着してから1時間程度居座ったため、下山することにする。
うだの沢のトーミ(コル)までは転倒しっぱなしでもう最悪…
(というか軽アイゼンを装着しない自分が悪い)
うだの沢のトーミ(コル)から先は軽快に下っていき、やがて白岩コースと長者の森コースとの分岐に到着し、白岩コースを下っていく。
白岩コースはなだらかな山道で非常に歩きやすく、あっという間に登山口に到着する。
ここから先は農道&車道歩き。まぁ、たまにはいっか。
農道を黙々と下っていき、やがて民家が現れてくるとその先で車道に出る(三寸木)。
加和志湖を通過し、木次原の集落を越えると、やがて長者の森入口に到着し、さらに歩いていくと駐車場に到着する。
今回、ハイカーとはどなたにも会わず、ちょっと寂しい気持ちもあったが、景観は絶景で、またスリルも味わえたので楽しい山歩きとなった。
めでたし、めでたし…
yamabeeさん、おじゃまします。
御座山に行かれたんですね〜。
八ツをはじめ、素晴らしい展望だったようで羨ましいです。
私も昨年の晩秋に行ったんですが、生憎分厚い雲に覆われ、八ツの麗しいお姿を拝見できませんでした…。
それにしても山頂から見えるあの小ピークまで行かれたんですか?!
びっくりです…。
あそこまで行けるなんて発想自体、私にはありませんでした。
瑞牆山頂から見える大ヤスリ岩みたいなモンです。
山頂から見えた茂来山や天狗山、男山も気になってたんで、また行きたい山域です。
gaiaさん、こんにちわっ!
いつもご覧になってくださりありがとうございます。
御座山は「佐久の幽巒」と呼ばれていたんですね〜
ハイカーなどどなたともお会いすることなく、ちょっと寂しくも独り占めできた山歩きで、「幽巒」と言われる由縁が垣間見えました。
ご教示頂きました茂来山や天狗山、男山は更に八ヶ岳に近いので八ヶ岳の景観に期待の持てる山々ですね〜
yamabeeさん、初めまして。
今頃になってのコメントで失礼します。
gaiaさんコメントにもある通り、頂上のその先の小ピークまで行かれたとは・・・びっくり!
拙者も、昨秋、栗生ルートを往復し登りましたが、その時、頂上にいた多数のハイカーは、小ピークに行くなんて誰も考えていなかったと思います。
みんな、絶景を堪能して、十分に満足状況でしたから。
拙者は、その前日に茂来山にも登りましたが、やや小粒ですが、やはり眺めはよかったですよ。
男山・天狗山の縦走も素晴らしいと聞いています・・・拙者もいつか登ってみたいと思ってます。
YamaBeerYu
YamaBeerYuさん、はじめましてっ!
コメントを頂き、ありがとうございます。
またお返事が遅くなってしまい、ごめんなさい
私も御座山山頂からの景観で十分満足できましたが、「小ピークにいつ行くの? 今でしょ!」的な発想が頭をよぎったので探検気分で行ってみました
皆様がお勧めする茂来山や男山、天狗山にも機会を見つけて行ってみたいと思います
ありがとうございましたっ!
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