御来光を背中に唐松岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 892m
- 下り
- 880m
コースタイム
八方ケルン 05:50
唐松岳頂上 09:30
八方池山荘 12:00
天候 | 13日:晴れ、14日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラ往復=1600円 リフト300円×4回=1200円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本アイゼンだけでOKですが、前日の降雪でスノーシューがあると 歩きやすい所がありました。わかんではきつかったという参加者が おられました。 山頂付近は風が強く耐風姿勢を何回かとりました。 風で煽られるので、タイトロープすると安心です。 |
写真
感想
本格的な雪山登山をしたく、唐松岳のツアーに申し込んだ。
集合時間は遅く12時45分の白馬駅、車は第3駐車場に止めた。
前日に雪が降った、新雪で柔らかく春スキーには最高のコンディション。
八方池山荘に到着したら明日の唐松岳登山に備えて夕方まで講習が続きました。
アイゼン歩行、スノーシュー歩行、ピッケルの使い方は滑落対応訓練、
耐風姿勢、バケツ作り、タイトロープによる歩行、ロープの結び方、
ハーネス付け方、手袋の説明等、盛りだくさんの内容で大変良かった。
夕食はバイキング形式、同じツアー仲間で山談義、なかなか楽しい、
インストラクターは2月に参加したときと同じ方で、説明内容が結構ダブるかと
思いきやそうでもなく、イントラも4人いて、南極観測隊経験者、ロシアでは
なくソ連の山を登ったとか強者揃い! 幅広い知識と経験に大変関心した。
アルコールとおつまみで、イントラの昔話を聞くのも楽しいが時間は
あっという間に過ぎ、夜9時の消灯時間を迎えた。明日の出発時間は、
5時、早く寝て体調を整えないと・・・
メンバーはさっさと身支度整えて布団に潜り込む。
大部屋なので8人に布団は一人一枚、布団の間隔も広くゆっくりと眠ることが
出来た。 ドコモのアンテナは2本ぐらい立っている。メール通話に支障なし。
起床は3時30分、早いが6時間の睡眠時間なら十分。もっと前に目が覚めた人は、
すでに朝食を食べていた。朝食はおにぎり弁当で食堂の上に置いてあるのを
各自テーブルに座り、温かいお茶をすすりながら食べる。
気温は厳しい寒さではないので助かる。 今日はピストン日帰りの唐松岳、
余計な荷物は山荘に置いて準備万端、夜明けまだだ。 ヘッドライトを点けて
外に出る。うっすらと青空が見える。 今日も天気が良さそうだ。
出発までにはまだ時間があるので写真を撮ったり、スノーシューを付けて
ベルトの緩みが出ないか周辺を歩いたりと準備に余念がない。
出発時間10分前には準備が整ったようだ。インストラクターが本日の注意事項
など説明、5時ぴったりに山荘を出発した。
スノーシューを付けての本格的な登山は初めて、日光の戦場ヶ原のように
簡単ではないし、雪の中に沈まないのは良いが案外重たいので少し疲れる。
登りながら後ろを振り返ると御来光を拝めた。 綺麗だ〜。
登りながらカメラ撮影、もっとゆっくり撮影したいが今回は仕方ない。
カメラを適当に向けてシャッターを押すだけ、登山優先である。
暫く歩き急登を前にするとイントラから「ここからスノーシューを外して
ザックに付けて登ります。」と説明、どうやらアイゼン無しの歩行練習の
ようだ。キックステップで足場を軽く作り確かめながら登る。
その後暫くつぼ足歩行が続くが足下が不安定で体力を使った。
また暫く歩くと今度は、スノーシューを付けてクライミングサポート立てて
登ることになった。おおー!、かかとが上がっているので登りやすい、
これも体験講習のひとつか? イントラの登山スピードが上がる、隊列が
伸びてきた。 どうやらメンバーの体力を見ているようだ。
こんなところで体力使っては頂上まで体力が持たない、無理せず後方を
歩くようにした。
登り始めて3時間ぐらいしたところで、いよいよスノーシュー、ストックを
デポし、ピッケルを持ち、アイゼンを付け、ザイルで結んで登ることになった。
イントラを含めて1班4人編成、4班に分かれて登った。
登りはイントラが前、下りは後ろの配置。子供の頃遊んだ電車ごっこか、
犬ぞりの犬になった感じだ。(笑) 後方を歩いたお陰で最後の班になった。
登山スピードはやや遅めのしっかりしたスピードになったので、後々これは
私にとって幸運となった。写真も撮れるし、疲れない、レンタルのハーネスが
緩んできて歩きにくかったが棄権することなく登れた。
頂上近くになると急に風が強くなった。 何回か耐風姿勢で風が弱まるのを
待つ、風が強いと凍った雪が飛ばされて顔に激しく当たる。「いてて〜!」
目出し帽を正しく付けて顔を保護する。 切り立った稜線部があると、ここを
落ちたらケガではだけでは済まないとちょっと緊張する。
先発隊が頂上から戻ってくるのですれ違いざまに様子を見ると人数が少ない、
急登、登山スピード、強風でついて行けず合計3名ほど途中棄権が出たようだ。
ザイルで結んでいるから安心感があるが風で煽られ、バランスを崩しそうに
なるのを必死にこらえる。 イントラが「後もう少し、頑張れ!」と檄が入り
ザイルを引っ張る。お天気は良いが、かなりの強風、私の後ろに続く女性
二人も休まず必死に付いてくる。頂上は見えている。
確実に慎重に登る。もう少し、標札が見えた。着いた〜〜 頂上だ〜
イントラとがっちり固い握手。良かった〜 着いた〜!!
記念写真を撮ったら長居は無用と転ばないようにさっさと下りる。
まだ営業していない唐松岳山荘の壁際で風を避けて休憩した。
ここで携帯食料を素早く食べて腹ごしらえ、チョコバーやお湯が美味しい。
ここまで来れば風も強くない、途中何回か休憩し登った道を同じように下る。
最後の班でも予定より30分早い12時に山荘へ到着した。
山荘に置いた荷物を詰めてリフト、ゴンドラと乗り継いで下山、
その後白馬駅近くの食堂でツアー仲間4人で昼食、どこかの山で再会を
期待して皆さんとお別れ、私は温泉で汗を流し、中央高速をかっ飛ばしたが、
大月から大渋滞・・・・
一般道に下りて横浜の自宅に着いたのは21時になった。
風さえ強くなければ頂上でゆっくりと景色が楽しめたのに残念、5月下旬ぐらいに
なればザイル無しでも登れるかな?
今回のツアーで一緒になられた方、もしこのヤマレコを見たら連絡ください。
写真を差し上げます。
皆さんお世話になりありがとうございました。またどこかの山で会いましょう!
mmr-knさん こんにちは、
山に行く大きな理由の一つが朝焼けだと思ってます、
綺麗な素敵な朝日はパワーをもらえると確信してます。
朝焼け 良かったですね。
うらやまし〜い!!
雪の剱岳がバッチリでしたね!
私も夏アルプスに向けてそろそろ復活準備開始かな?
朝日の中を歩くみなさんカッコイイですねーッ!
目ざし帽かぶらないといけないくらいの強風って。。。
内容の濃い素晴らしいレコですね!
夏秋では、どうにか見る機会があるけど、
雪山のモルゲンローとは、こうして見させてもらわないと、お目にかかれないです!
そのなかでも、広範囲での美しさと、日の出の美しさが最高です
tosikkkoさん、こんばんは
山の朝は良いですね〜 ホント綺麗でした。
BCも気持ちよさそうでちょっぴり興味が出ましたが
お金が・・・・・
tonpopoさん、こんばんは
最近山に行くと天気が良いです!
夏山期待して待っています。
その前に横浜辺りで旨い物でも食べに行きませんか?
aky5163さん、こんばんは
日の出は綺麗ですよ〜、これからが本番です!
色々と企画したいので参加して下さい。
鍋割山の参加はありがとうございました。
sanasanさん、こんばんは
今回の目的は、白馬三山のモルゲンロートでしたが
どちらかというと五竜岳の方が角度が良く綺麗に
見えました。雪面の反射色はホントに綺麗でした〜!
夏山では絶対に味わえないです。
今年の夏は白馬に行きたいと思っています。
誰か希望者いるかな〜
こんばんは。ご連絡遅れてすいません。
覚えてますか?
私も一緒に参加して、白馬駅側のレストラン?で4人で食事したものです(隣に座ったものです)。
あの時は、カツカレーを注文して、他の人が定食でラーメンが付いたものを食べられなく、代わりに頂いたものです。思い出しましたか?
あの打ち上げの時は、ありがとうございました。
写真も拝見して、良い景色を思い出しました。
今後も山で会えることを楽しみにしております。
では、失礼いたします。
futowakiさん
おはようございます。
唐松岳はお天気が良くて綺麗でしたね!
カツカレーを食べながらの山談議も楽しく良い思い出になりました。ありがとうございました。
メールでアルバムをお知らせします。
楽しんで下さい。
どこかの山でまた会えることを楽しみにしています。
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