記録ID: 29077
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
日程 | 2007年10月19日(金) 〜 2007年10月20日(土) |
---|---|
メンバー | , その他メンバー1人 |
天候 | 19日・・・曇り雪 20日・・・晴れ |
アクセス |
利用交通機関
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
19日;8:17広河原-10:19日二俣-12:13小太郎尾根-12:41北岳肩の小屋
20日;6:12肩の小屋-6:32北岳頂上7:00-10:24間ノ岳-11:44北岳山荘12:30-13:16分岐-16:30広河原
20日;6:12肩の小屋-6:32北岳頂上7:00-10:24間ノ岳-11:44北岳山荘12:30-13:16分岐-16:30広河原
過去天気図(気象庁) |
2007年10月の天気図 |
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写真
感想/記録
by ojyo
今回は、1ヵ月前から縦走を想定して金曜日から日曜日までの三連休を組んだ。久し振りにヒロちゃんとの山行だ。 彼とは去年の7月、雨の槍ヶ岳以来で、金曜日を休んで参加した。
北アルプスの蝶ヶ岳〜常念岳〜大天井のコースも検討したが、降雪の可能性の少ない南アルプスの北岳〜間ノ岳〜農鳥岳のコースを選んだ。朝4時にさいたま市を出発、夜叉神峠の駐車場に6時半到着した。
ここから登山口のある広河原まで30分バスで移動する。広河原からは、甲斐駒・仙丈への登山口がある北沢峠へのバス待ちの登山者数人ほどが、そして残りの十数人が北岳への登山口に向かう。野呂川に掛かる吊橋を渡り、
大樺沢の上流沿いに二俣へ向かう。時折、紅葉を楽しみながら、高度を上げていく。およそ2時間で二俣の分岐点に到着、
予想通りの曇りで、雨の気配を感じながら、右股コースを選び20キロのザックの重さを背中に感じながら急登をゆっくりと進む。
ガスの切れ間から右の遠景に鳳凰山が、左を見上げると北岳が迫ってくる。
樹林帯が切れ、草原状の斜面を登りきると、小太郎尾根の分岐に・・。
北岳の山塊すぐそばに、そして12時半に肩ノ小屋に到着した。
予定より早かったので、昼飯を食べながら、北岳をやって向こう側の北岳山荘に泊まるかを検討した。
その後、急にガスが北岳を覆って風も出てきて、ダウンジャケットを着込む。
雪が降ってきた!
答えは決まった。泊まりはここだ。
中に入り小屋の主人に泊まりを告げ、熱いお茶を戴くが、ストーブには火が無く、寒い。小屋もそろそろ撤収なので、薪が無いようだ、しばらくして外を見ると、雪が積もってきている。10センチの積雪になった。
単独行の男性、ロシア語を交わすバルトの男性と女性のカップル、テント泊の若者が、そして6人の秋田からのパーティーがヤッケを濡らして入ってきた。
この秋田からのパーティーは六郷町登山協会の猛者たちで、40年近い伝統ある協会で70人ほどの会員がいるという。
農鳥岳まで縦走して行くという、彼らと消灯までの間二次会に参加して、楽しいひとときを過ごした。
翌日3000メートルの景色は快晴だ。
初冠雪の北岳を目指す、風が思ったよりきつい。山頂も凍っている。
高校生の時以来2度目の北岳だ。美しい北岳と青空と雲に感動。
そして富士山、このあと北岳山荘に立ち寄り、農鳥岳の往復タイムと天候情報をもらい、間ノ岳の往復に予定を変更する事にした。 右からの風が更に強くなり、西側の道はアイスバーン状態で、切れ落ちているところは慎重に越えていく。北岳山荘にザックを置かしてもらい、ほぼ空身で間ノ岳へと向かう、
遠くに秋田六郷会のパーティーが見事に一団となって登っていく、処女雪で隠れた道を付けながら・・・。無事大門小屋までたどり着いてもらいたい。
風はとどまる事なく更に強く吹き荒れ、1時間半で間ノ岳山頂に到着した。
戻る途中、女性3名とすれ違う。三山縦走し奈良田に降ると言う。逞しい。再び北岳に向かい山荘へ戻る。
結局、予定を繰上て下山することにし、帰りは八本歯のコルから左股コースを経て広河原に戻ることにした。
コルから左へ降ると、いくつものハシゴが連続してかなりの勾配を一気に落ちる。雪があるので、慎重に一段一段と時間をかけて足を運ぶ。
最終の5時前に、広河原に着いた足は、急勾配の影響で、パンパンだ。
関わった皆さん無事だろうか。やはり冬山は怖い。
北アルプスの蝶ヶ岳〜常念岳〜大天井のコースも検討したが、降雪の可能性の少ない南アルプスの北岳〜間ノ岳〜農鳥岳のコースを選んだ。朝4時にさいたま市を出発、夜叉神峠の駐車場に6時半到着した。
ここから登山口のある広河原まで30分バスで移動する。広河原からは、甲斐駒・仙丈への登山口がある北沢峠へのバス待ちの登山者数人ほどが、そして残りの十数人が北岳への登山口に向かう。野呂川に掛かる吊橋を渡り、
大樺沢の上流沿いに二俣へ向かう。時折、紅葉を楽しみながら、高度を上げていく。およそ2時間で二俣の分岐点に到着、
予想通りの曇りで、雨の気配を感じながら、右股コースを選び20キロのザックの重さを背中に感じながら急登をゆっくりと進む。
ガスの切れ間から右の遠景に鳳凰山が、左を見上げると北岳が迫ってくる。
樹林帯が切れ、草原状の斜面を登りきると、小太郎尾根の分岐に・・。
北岳の山塊すぐそばに、そして12時半に肩ノ小屋に到着した。
予定より早かったので、昼飯を食べながら、北岳をやって向こう側の北岳山荘に泊まるかを検討した。
その後、急にガスが北岳を覆って風も出てきて、ダウンジャケットを着込む。
雪が降ってきた!
答えは決まった。泊まりはここだ。
中に入り小屋の主人に泊まりを告げ、熱いお茶を戴くが、ストーブには火が無く、寒い。小屋もそろそろ撤収なので、薪が無いようだ、しばらくして外を見ると、雪が積もってきている。10センチの積雪になった。
単独行の男性、ロシア語を交わすバルトの男性と女性のカップル、テント泊の若者が、そして6人の秋田からのパーティーがヤッケを濡らして入ってきた。
この秋田からのパーティーは六郷町登山協会の猛者たちで、40年近い伝統ある協会で70人ほどの会員がいるという。
農鳥岳まで縦走して行くという、彼らと消灯までの間二次会に参加して、楽しいひとときを過ごした。
翌日3000メートルの景色は快晴だ。
初冠雪の北岳を目指す、風が思ったよりきつい。山頂も凍っている。
高校生の時以来2度目の北岳だ。美しい北岳と青空と雲に感動。
そして富士山、このあと北岳山荘に立ち寄り、農鳥岳の往復タイムと天候情報をもらい、間ノ岳の往復に予定を変更する事にした。 右からの風が更に強くなり、西側の道はアイスバーン状態で、切れ落ちているところは慎重に越えていく。北岳山荘にザックを置かしてもらい、ほぼ空身で間ノ岳へと向かう、
遠くに秋田六郷会のパーティーが見事に一団となって登っていく、処女雪で隠れた道を付けながら・・・。無事大門小屋までたどり着いてもらいたい。
風はとどまる事なく更に強く吹き荒れ、1時間半で間ノ岳山頂に到着した。
戻る途中、女性3名とすれ違う。三山縦走し奈良田に降ると言う。逞しい。再び北岳に向かい山荘へ戻る。
結局、予定を繰上て下山することにし、帰りは八本歯のコルから左股コースを経て広河原に戻ることにした。
コルから左へ降ると、いくつものハシゴが連続してかなりの勾配を一気に落ちる。雪があるので、慎重に一段一段と時間をかけて足を運ぶ。
最終の5時前に、広河原に着いた足は、急勾配の影響で、パンパンだ。
関わった皆さん無事だろうか。やはり冬山は怖い。
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