厳冬期の阿弥陀岳（八ヶ岳）

2021年02月11日(木) 〜 2021年02月12日(金)

• GPS: 27:27
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,519m
• 下り: 1,500m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:52
• 休憩: 0:07
• 合計: 2:59

11:49 美濃戸口
12:36 12:36 やまのこ村
12:42 12:47 美濃戸
12:49 12:51 美濃戸山荘
13:39 13:39 堰堤広場
14:48 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 6:07
• 休憩: 1:46
• 合計: 7:53

7:18 赤岳鉱泉
7:45 7:46 中山尾根展望台
7:54 8:11 行者小屋
8:21 8:21 阿弥陀岳分岐
9:17 9:22 赤岳主稜チョックストーン
9:32 9:47 文三郎尾根分岐
10:08 10:16 中岳
10:29 10:34 中岳のコル
11:10 11:38 阿弥陀岳
12:03 12:07 中岳のコル
12:18 12:20 中岳のコル登山道水場
12:31 12:31 阿弥陀岳分岐
12:39 12:56 行者小屋
13:38 13:38 中ノ行者小屋跡
14:26 14:26 美濃戸山荘
14:27 14:30 美濃戸
14:34 14:35 赤岳山荘
15:11 美濃戸口

天候

11日（木）　晴れ
12日（金）　曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口　八ヶ岳山荘　駐車場1日500円（1枚でコーヒー1杯飲めます）

コース状況／危険箇所等

・美濃戸口〜赤岳鉱泉、行者小屋〜美濃戸口　路面凍結があるためチェーンアイゼンが便利
・阿弥陀岳の梯子から上部は急登で滑落注意
・中岳のコルから行者小屋までは沢地形で雪崩の危険があるため雪の状態を確認のこと(ただし自己責任）。文三郎尾根からの下山が安心。

写真

2/11 11:48

お昼ごろですが無事停められました

2/11 11:48

登山届を提出します

2/11 11:50

2/11 12:38

2/11 12:50

美濃戸山荘

2/11 12:50

左の北沢から赤岳鉱泉に向かいます

2/11 13:40

2/11 13:47

これが八ヶ岳ブルー

2/11 14:08

2/11 14:49

アイスキャンディ

2/11 14:50

2/11 14:50

2/11 14:51

2/11 14:51

テント泊もやってみたい。

2/11 14:52

赤岳鉱泉

2/11 15:44

2/11 17:04

夕食は楽しみにしていたステーキ。スープも具沢山でおいしい。

2/12 6:03

朝食は焼き魚でした。

2/12 7:16

アイゼンを装着して出発

2/12 7:54

2/12 8:10

2/12 8:10

2/12 8:55

文三郎尾根

2/12 9:02

2/12 9:02

2/12 9:12

2/12 9:32

2/12 9:38

阿弥陀岳

2/12 9:39

右から横岳、硫黄岳

2/12 10:05

赤岳

2/12 10:08

富士山

2/12 10:08

2/12 10:09

2/12 10:21

2/12 11:11

阿弥陀岳山頂からと赤岳を望む

2/12 11:13

2/12 11:15

2/12 11:16

2/12 11:17

2/12 15:11

あー疲れた

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

Zeus

年末の燕岳以来の雪山登山は、八ヶ岳の阿弥陀岳を登ることにした。夏も含めて阿弥陀岳は初めてとなる。それと楽しみにしていたもう一つの理由が10数年ぶりに新調した冬靴とアイゼンを試してみたいということだった。冬靴はスポルティバのネパールエボ、アイゼンはとグリベルのオーマチックSPである。この冬はハードシェルも買い替えたので総額10数万円の出費は痛かったが、年齢からするとこれが冬山装備の最後の買い物だと思うので致し方ない。初日は、快晴で八ヶ岳ブルーの空と森の木々のコントラスト実に美しかった。部屋は大部屋だったが、新型コロナ対策で仕切りがしてあり安心して休むことができた。夕食は名物のステーキ、サラダ、スープで美味しくいただくことができた。
2日目は残念なことに曇り空だった。文三郎尾根の分岐から中岳を経由して阿弥陀岳に向かうが、山頂直下の急登はかなり緊張する場面だった。ダガーポジションでピックを斜面に刺しながら登り下りしないと滑落する危険がある。ところどころ岩も露出しているのでアイゼンの歯をひっかけないように注意しなければならない。頂上からは富士山、八ヶ岳、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、眼下には諏訪湖という絶景だった。雪山のガイドブックでは雪崩の危険から文三郎尾根から下山することが推奨されているが、雪も安定しているし、トレースもあったので中岳のコルから行者小屋に下山した。ただし、過去には雪崩で死亡者も出ているので自己責任で判断してほしい。冬でも日帰り登られることが多いが山小屋でゆっくり過ごすのも実に楽しかった。