ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 299176
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木岳 マヤクボ沢BC

2013年05月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:49
距離
12.4km
登り
1,514m
下り
1,515m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:00駐車場-7:00大沢小屋横-8:30分岐-11:10マヤクボコル11:30-12:00針ノ木頂上-12:50マヤクボコル13:25-14:25滑走終了-14:53駐車場
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
まだシーズンでないので無料駐車場も余裕ある
コース状況/
危険箇所等
上りは上に行くほど傾斜がきついので、登山者のステップ使えるなら、シートラの方が楽だと思う。
雪渓下部はデブリがひどい。帰りはスキーは履いたままで林道まではいけた。
駐車場は空いていた
駐車場は空いていた
登山口だが登山道は使わず、すぐ横の林道に入って、
登山口だが登山道は使わず、すぐ横の林道に入って、
ここから河原に下りて、
ここから河原に下りて、
右岸を歩く
堰堤を、
いくつか越えていく
1
いくつか越えていく
大沢小屋横を通過
1
大沢小屋横を通過
最後の堰堤を越えて、
最後の堰堤を越えて、
ここからはシールと、最初からクトー(スキーアイゼン)をつけて歩く
3
ここからはシールと、最初からクトー(スキーアイゼン)をつけて歩く
先は長い
途中の左手の沢
振り返ると爺が岳
1
振り返ると爺が岳
下部の雪は汚れている
1
下部の雪は汚れている
けっこう先行者がいる
1
けっこう先行者がいる
歩いていれば高度は上がる
1
歩いていれば高度は上がる
小休止してどうするか考えて、
小休止してどうするか考えて、
安易にマヤクボコルを目指す
1
安易にマヤクボコルを目指す
振り返る
針ノ木峠を目指す人も
1
針ノ木峠を目指す人も
鹿島槍が見えた。レンズに水滴
鹿島槍が見えた。レンズに水滴
しんどい。既にシートラ(ツボ足)
しんどい。既にシートラ(ツボ足)
爺。横を見て気を紛らせる
2
爺。横を見て気を紛らせる
鹿島槍。同じく
頂上直登の人もいる
3
頂上直登の人もいる
コルに着いた
剱、立山
コルから滑ることとし俺も針ノ木岳にピストン
コルから滑ることとし俺も針ノ木岳にピストン
ずっといい眺め
後立の稜線が続く
3
後立の稜線が続く
ほぼ夏道が出ている
ほぼ夏道が出ている
頂上に着いた
北ア中南部のスターたち
3
北ア中南部のスターたち
五色ヶ原から薬師へ
3
五色ヶ原から薬師へ
白馬に向かう稜線
1
白馬に向かう稜線
すぐ隣の蓮華
白馬方面アップ
龍王から五色ヶ原
1
龍王から五色ヶ原
富士山も
奥の方に鷲羽
妙高山、火打、焼山
妙高山、火打、焼山
下りよう
何回でも撮りたくなる
4
何回でも撮りたくなる
さあ滑ろう
スバリ岳と、
針ノ木岳の、
鞍部から滑る
滑るとあっという間に下りてくる
1
滑るとあっという間に下りてくる
これから登って来る人も
1
これから登って来る人も
集団がいた
滑落停止の訓練をしていた
滑落停止の訓練をしていた
スキーらしいスキーはこの辺まで
1
スキーらしいスキーはこの辺まで
ここでスキーをはずして、
ここでスキーをはずして、
林道歩き
トロリーバス道の横を通って、
トロリーバス道の横を通って、
無事下山
新緑がきれい
薬師の湯は空いていた
薬師の湯は空いていた

感想

この時期の北アの眺めとスキーを楽しもうと思い、眺望絶佳の針ノ木岳に行くことにした。
夜20時過ぎに、さいたま市の自宅を出て、扇沢の無料駐車場に0時半過ぎに着いた。
ものすごい星空だった。駐車場は空いていた。すぐにシュラフに潜る。
テントで騒いでいるパーティーがある。若者だろうか、まあいいか。

18日(土)
5時前に起きる。当然、もう明るい。いい天気だ。外を見ると彼方此方からBCスキーヤーが出動している。
自分もそうしたかったが、起きれなかった。昨晩騒いでいたテントのほうを見ると、熟年3名が出てきた。
準備を済ませ6時過ぎに出発。登山口の横から林道をしばらく歩いて河原に下りる。沢の右岸の雪の上を歩き、堰堤をいくつか越す。
最後の堰堤を越したところで、シール登高となる。クトー(スキーアイゼン)も最初からつけておく。針ノ木岳ははるか遠く。
淡々と高度を上げる。振り返ると爺が岳。マヤクボ沢出合付近(標高2226m)で大休止。けっこうキツい。とりあえずマヤクボコルに向かう。
下から見ると緩そうだが、傾斜は段々とキツくなる。右手の石の出ているところを使って、シートラ(スキーを担ぐ)に切り替え、アイゼンをつける。
これが正解、登山者のステップ跡を使えば、楽に高度を稼げる。とはいえ、しんどいけど。直登で喘ぎ、最後長いトラバースを凌いで、
何とか、針ノ木岳とスバリ岳の鞍部、マヤクボコルに到着。剱、立山とその下の黒部湖の眺めが最高。ここで小休止。
このままスキーを担いで針ノ木岳の頂上まで上がろうかとも思ったが、このままコルから滑ることにし、針ノ木岳はカラ身でピストンすることにした。
アイゼンをつけたま上がる。針ノ木岳へは夏道がほとんど出ていたが、一か所、雪のトラバースがいやらしかった。30分弱でたどり着いた頂上は絶景だった。北に続く後立山の稜線、剱立山から薬師への稜線も素晴らしいが、針ノ木からの北ア南部の眺めが好きだ。
餓鬼岳から燕岳への稜線、すぐ隣の蓮華岳から烏帽子・野口五郎に続く稜線、黒部湖から読売新道を経て赤牛・水晶に続く稜線が並び、
その奥に槍穂高が控え、手前に高瀬ダムのグリーンの水面が美しい。360度の山々の眺め。
個人的には、野口五郎岳と針ノ木岳が2大眺望の山と思う。山頂ではスキーヤー、ボーダー、登山者が寛いでいた。
眺めを堪能してコルに戻るが、スキーには頂上直下からの斜面も楽しそうだった。
準備を済ませ、さあ滑ろう。斜滑降で様子を見るが雪はシャリシャリだ。ターンは問題ない。大きなジャガイモがたくさん転がる。
あっという間に高度を下げる。もったいないので大きなターンでいく。頂上付近からのラインと合流し、雪渓の上部まではまあまあだった。
雪渓の中ほどまで来ると雪も汚れ、デブリを避けながら滑る。登りの時よりも荒れた感じがする。
最後雪を拾いながら、堰堤を越し、スタート地点に戻って滑走終了。林道を歩いて戻る。トロリーバス5、6台が満員の乗客を乗せて戻ってきた。
大町温泉郷の薬師の湯で汗を流す。登山シーズンもまだのせいか、いつもより空いていた。帰りの上信越道、関越道も空いていて順調に帰宅した。






お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1250人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
針ノ木岳(残雪期・マヤクボ沢経由)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
マヤクボ沢・針ノ木峠周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら