ニヤニヤが止まらない快晴🌞西穂高岳


- GPS
- 07:11
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 875m
- 下り
- 890m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 6:00
天候 | 晴れ → 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
濃飛バスは2日パスとロープウェイ往復のセットが1100円ほどおトクな割引セットあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪期の北アルプスですのでそれなりの覚悟がないと危険だと思います。 積雪状況・天候により大きく変わります。今回はかなりコンディションの良い方だと思われます。 独標手前まではピッケル不要と感じました。ストックの方が楽だと思います。 独標を登るのにピッケルは必須かと思います。ここから先はピッケルが使えないと危険です。個人的にはダブルアックスの必要までは感じませんでした。 ※あくまで今回のコンディションの場合の個人の感想です。 |
その他周辺情報 | ホテル穂高がコロナ禍にて日帰り入浴休止中だったため、中崎山荘 奥飛騨の湯 を利用させていただきました。900円でちょっとお高いですが、とてもよいお湯でした。 https://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=3311 |
写真
装備
個人装備 |
ドライインナー
長袖ウールシャツ
フリースミッド
ハードシェル上下
裏地付ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
ミッド予備化繊インサレーション
ネックウォーマー
着替え
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
行動食2
飲料
地形図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ちり紙
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
タオル
ツェルト
カメラ
ミニ三脚
ヘルメット
ダウンパンツ
|
---|---|
備考 | 水分不足、高度順応不調 |
感想
思い立ったが吉日ってことで、急遽計画して西穂高岳へ。
今シーズン大山北壁に行ったことで、雪山へのモチベーションがすっかり上がってしまって、シーズンが短くて消化不良。そこで、まだ経験の無い積雪期の北アルプスを経験しようと、雪崩リスクが比較的少なく、そこそこの難易度で、広島からなんとか1泊2日で行ける山ってことでこちらにしました。
天気予報とにらめっこして、当初(土)(日)で考えていたのですが、いつの間にか、てんくらAが(月)のみになっているじゃありませんか!無理矢理調整して(日)(月)に変更。晴天?快晴の西穂をGETできました〜
初日は6時の新幹線で名古屋、特急ひだに乗り換えて高山、そこからバスにゆられて新穂高ロープウェイへ。びゅーんと一気に高度を上げて、そこから1時間ちょっとの行程。気温はやや低めも晴天で、青空映える樹氷を見上げながらの快適な登山。時折見える西穂の稜線が、否が応でも期待を膨らませます。
しかし久々の2000m越えだからか、一気にロープウェイで高度を稼いだこともあり、息絶え絶え。高度順応がいまいちで、すぐに息切れ。小屋に入ってもなかなか体長が馴染みませんでした。コーヒー飲んで一眠りして、ようやく落ち着いて、晩ご飯食べてすっかり元気に。
この日の晩ご飯は、あじフライとハンバーグとロールキャベツ。特にあじフライがサクサクで旨かったなぁ〜
このあと星空でも見ようと思ってたのに、今度は首というか後頭部辺りがズキズキして軽い高山病?? 早起きして星は見ようと、とっとと布団に横になりました。
翌朝、4時過ぎ起床。星を見に行くもガスっててチ〜ンorz
ま、今回の目的、無事西穂山頂を踏めるかどうかに集中しろって事で。
朝食時間が後半組で5:40だったので、6:30頃の遅めのスタート。まだうっすらガスがかかって御来光もイマイチでしたが登り始めます。
頭痛はすっかり治まったけど、歩き出しからしばらく、相変わらず呼吸がつらくて足も重い。大丈夫か〜(^_^;)
朝のうちは風も強めで寒くて、フードをしっかりかぶっていたものの、徐々にガスが抜け、風も弱まってきて、気温も快適に。それとともに体調もだいぶ良くなって、このまま行けるぞとモチベーションも上がってきました。
ひとまず独標を余裕でクリアしないと西穂山頂は踏めないだろうと予想していたので、順調に独標まで行けたことでひと安心。景色を堪能した後、先のルートを確認して、怖さを感じず自信が持てたので、先に進むこと自体はすんなり決断。独標を後にします。たしかにここの下りは注意箇所です。ピッケルなんて初めて使うよみたいな人は、さすがにこの先はやめといた方が良いと思います。
ここからはいくつかのピークを登ったり降ったり巻いたり。それなりに注意箇所が多く、特にトラバースは要注意と思いました。雪の下に岩が隠れててアイゼンが滑ったりすることもあるので慎重に進む必要がありました。
山頂直下の最後の登りは、個人的には案外たいしたことないなって思いましたが、雪の状態がよく、しっかりトレースが階段ステップになっており、高条件だったからなのでしょう。他のピーク上り下りの方が危ないと思いましたので、慎重に行けばここまで来れた方なら問題ないはずです。
そして無事登頂!
眼前に広がる穂高連峰の雄大さ。
奥穂へ続く常人を寄せ付けない険しい道。
ちょこんと見える槍ヶ岳の穂先のかわいらしさ。
歩いてきた道を振り返ると、その険しさの向こうに広がる、素晴らしい景色。
みな思い思いにシャッターを切って、西穂山頂は多くの登山者で賑わっていました。
そんなに広くないので長居は出来ませんでしたが、これ以上ない快晴の中、無事ここに来れたことに感謝です。
下山も独標を降りるまでは特に慎重に。登ってくるときはガスで隠れていた景色を目に焼き付けながら無事、西穂山荘へ。せっかくなので西穂ラーメンを食べて帰路につきました。
積雪期のアルプスデビューをこれ以上無い高条件の中、無事終えられて、帰りのバス・JRでは安心しきって、にやにやが止まりませんでした。
しばらく写真を見ながら余韻に浸りたいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する