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Yamareco

記録ID: 30293
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

木曽駒ヶ岳〜空木岳

2008年10月18日(土) 〜 2008年10月20日(月)
 - 拍手
tamtam その他2人
GPS
47:15
距離
20.9km
登り
1,299m
下り
3,094m

コースタイム

10月18日(土):9:00〜9:30菅ノ台P-10:00〜10:50しらび平-11:00〜11:15千畳敷-11:40極楽平-
11:45〜12:40宝剣岳方面へ-13:35〜14:00濁沢大峰-15:10〜15:20檜尾岳-15:30檜尾避難小屋(泊)
10月19日(日):7:50檜尾避難小屋-8:00檜尾岳-9:45〜9:55熊沢岳-11:10東川岳-11:30〜12:00木曽殿山荘-
12:50〜13:00第一ピーク-13:30〜13:45空木岳-13:45〜14:50赤椰岳方面-15:00駒峰ヒュッテ-15:30空木平避難小屋(泊)
10月20日(月):5:30空木平避難小屋-(5:50〜6:10日の出)-7:40マセナギ-8:05〜8:30池山小屋-9:00タカウチ場分岐-9:30林道終点-10:30菅ノ台P
天候 10月18日(土):快晴
10月19日(日):快晴
10月20日(月):晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2008年10月の天気図
アクセス
ロープーウェイ山頂駅より
ロープーウェイ山頂駅より
千畳敷カール
宝剣方面へ・・・
宝剣方面へ・・・
待ってて空木・・・
待ってて空木・・・
檜尾避難小屋
丘の上の小さな家
かわいい!
檜尾避難小屋
丘の上の小さな家
かわいい!
2日目の夜明け
赤く焼けてます
山のてっぺんから登ったため、
ポコッと登りました。
山のてっぺんから登ったため、
ポコッと登りました。
南アルプスの山並み
南アルプスの山並み
キラキラと光っているのは
駒ヶ根の街です
キラキラと光っているのは
駒ヶ根の街です
避難小屋からの一枚
避難小屋からの一枚
朝晩は冷えました・・・
朝晩は冷えました・・・
ピンクと空色
避難小屋と富士山
避難小屋と富士山
最後までずーっと視界に入り
私たちを慰めてくれた小屋の姿
最後までずーっと視界に入り
私たちを慰めてくれた小屋の姿
3匹の・・・
同じような写真を何枚も・・・
同じような写真を何枚も・・・
奇岩もたくさんありました
奇岩もたくさんありました
熊沢岳より
見上げた空木岳1
見上げた空木岳2
赤椰岳方面より空木岳
赤椰岳方面より空木岳
木曽駒方面とはまた違った姿
木曽駒方面とはまた違った姿
南駒ヶ岳方面
いつか中央三山縦走したい
南駒ヶ岳方面
いつか中央三山縦走したい
3日目日の出
なぜかサバンナのような景色
3日目日の出
なぜかサバンナのような景色
立ち止まってしばらく見とれる
立ち止まってしばらく見とれる
高度を下げると、
紅葉真っ盛りでした
高度を下げると、
紅葉真っ盛りでした
いつか行きます、宝剣
いつか行きます、宝剣
まだ見えました、檜尾避難小屋
まだ見えました、檜尾避難小屋
落ち葉を踏みしめて
落ち葉を踏みしめて
水場もなんだか風情が・・・
水場もなんだか風情が・・・
きれいな紅葉
雲も秋雲
下り道の展望台より
下り道の展望台より
落ち葉も赤色
見上げれば・・・
見上げれば・・・
赤と黄色と緑
最後の林道から
ススキも素敵

感想

ついに、1年あまり思い続けた空木岳へ行ってきましたO(≧∇≦)O
今回は、2泊3日、しかも木曽駒ロープウェイを使うとってもゆとりある日程。
天気は最高、登山客は皆無。
というわけで、ゆったり山を楽しむことができました。
今年のアルプスはこれで終わり・・・最高の山行でした。

1日目、朝発で菅ノ台バスセンターへ。
バス酔いしやすい私は、きれいな紅葉を横目に・・・ちょっと寝る。
ロープウェイは約1時間待ち、登り始めはお昼前となりました。

さすがに山頂駅は紅葉見物客でごった返している。
ちょっと急な登りを極楽平まで。せっかくだから宝剣へ行ってみようということになる。
でも、檜尾の避難小屋は小さいので、泊まれるかが心配。
ロープウェイの待ち時間と、宝剣へ行く道のすれ違いで時間がなくなったので、
途中まで行って、またいつか来るね・・・と戻ることにした。
それでも怖い箇所はあったので、宝剣頂上付近はもっと怖いのかな?
極楽平からは小さなアップダウンはあるけれど、今回はテントがないので荷物が軽い。
ピカピカの天気、そしてどんどん近くなる空木岳に励まされて足取りも軽い。

檜尾岳から避難小屋へ。去年はお花が満開の時期に来たっけ。。。懐かしい。
小屋の先着は男性パーティー1組のみ。
外で昼間からお酒を飲んで、ゴキゲンに『ひょっこりひょうたん島』を歌っている。
私たちは早速夕ご飯。
8時就寝まで、飲んで食べてしゃべって、あっというまに時間は過ぎていった。
外は満天の星。天の川がとてもきれいだった。

2日目、5時過ぎにノソノソと起き出すと、空が白々している。
外に出て、お湯を沸かしてコーヒーを飲みながら日の出を待つ。
今日も快晴、風もないので快適だった。
6時ちょっと前、山のてっぺんから急に太陽が飛び出した。
ジリジリと上がってくる感じではなく、ポコッ!!ヒューッ!!とあられちゃんのような日の出でした。
日が高くなるにつれて、雲海が、駒ヶ根の街が照らされてキラキラしている。
朝ごはんを食べて、8時出発のノンビリ登山。
男性パーティーは、今日空木から下山するとのことで、7時に出発していった。

熊沢岳、東川岳と小さなピークを超えていく。
岩岩した道は好きだけど、私の小さな手足ではちょっと厳しい岩もあった。
ザックが引っかかりやすいので、ちょっと怖い思いもした。
木曽殿山荘まではかなり下るので、登り返しがきつそうだなぁ・・・。
水がなかったので、義仲の力水を汲みに行く。
見上げれば、空木がどどーんとそびえ立っている。
常念といい、鷲羽といい、空木といい、、、
かっこいい山(私の中では)は、最後にどどーんと登りがあるものなのかしら。

第一ピークを越え、ようやく憬れの空木岳山頂へ到着!
誰もいない山頂で、ドリップコーヒーを飲みながらくつろぐ。
時間があるので、赤椰岳方面からの空木も見てみようと、途中まで行ってみることにした。
木曽駒方面からとはまた違う、空木の姿にため息が出る。
南駒へ伸びる稜線もまた素敵、今度は南駒・越百・空木の縦走でまた来たいな・・・。

空木へ戻り、駒峰ヒュッテへ下りる。
テラスは片付けられていたけれど、小屋もかわいいし、景色もいいし、
夏に来たらここでコーヒーでも飲みたいなぁ。
そのまま、避難小屋まで下る。
そういえば、この日は、登山客に1組も会わなかった。
夕食を食べて、また飲んで食べてしゃべって、満天の星空を見上げる。
今日は本当に周りが真っ暗なので、昨日よりも星がくっきり見えた。
ただ、私たちだけの避難小屋はとても寒かった。

3日目、今日は4時起床で5時半に出発。
周りの木々がなぜかサバンナのようにみえる・・・。
途中で日の出を見て、あとはひたすら下る。
大地獄・小地獄がどんなものかとドキドキしていたら、普通のやせ尾根だった。
きっと、昔より登山道が整備されているんだろう。
今日は下るだけで大きなイベント(?)はないだろうと思っていたら、
高度を下げると山は紅葉の真っ盛りだった。
赤・黄色・緑と空の青、雲の白、どこを見ても素晴らしい景色だった。
そして宝剣が、檜尾の小屋が、私たちが歩いてきた道が視界に入り、
あぁ、歩いてきたねぇと早くも思い出にふける。

最後は林道・・・私は林道が嫌い!!なのだけれど、
この林道は景色がいいので気が紛れてそれほど苦痛ではなかった。
最後はちょっと下りやすい登山道になっていたので、
なぜかトレランとなり、3人で走り出す。
無事、駐車場に到着、朝一番温泉で汗を流し、家路に着いた。

時間に追われずに、ノンビリ景色を楽しめるっていいなぁ。
今年最後のアルプス山行は、本当に最高でした。

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コメント

貸切!?
この時期もう空いてるものなの?

私らが登ったルートも人少なかったです。

宝剣で話をした同じルートでやって来たおやじさんから聞いたけど、宝剣山荘も泊まりはガラガラだと言ってました。

天気はいいし、空は澄んでるし、陽気も申し分ない。
連泊するならこの時期がベストなのかな。
2008/10/25 23:55
平日かと思うほど・・・
本当に空いていました。
木曽殿山荘、駒峰ヒュッテ、終わってました。
中央は小屋が終わるのも早いんですね。
きっと、3連休の後だったから?
それともみなさん、今年最後の北アルプスへ行ってるのかな?
空木の避難小屋から下りてくる道は紅葉の真っ盛りだったし、
本当に、ねらい目かもしれませんね。

11月は八ヶ岳へ行きたかったのですが、
熊情報ありと・・・・うーん。
2008/10/26 19:46
プロフィール画像
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2/5
体力レベル
4/5

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