記録ID: 3112
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沢登り
奥秩父
奥秩父/東沢水系 鶏冠谷左俣
2008年04月26日(土) 〜
2008年04月27日(日)
- GPS
- 12:30
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,176m
- 下り
- 1,185m
コースタイム
4/26(土)
渋沢8:10=11:15西沢渓谷入口
11:45発−13:00鶏冠谷F1−7m(引き返し)
東沢にて仮固定及び1/3システム練習
15:00西沢渓谷駐車場(車中泊)
4/27(日)
4:00起床
5:40発
6:45鶏冠谷出合
12:05鶏冠尾根2177m北部コル
14:50第2岩峰懸垂下降点
17:35鶏冠谷出合
18:15西沢渓谷駐車場
渋沢8:10=11:15西沢渓谷入口
11:45発−13:00鶏冠谷F1−7m(引き返し)
東沢にて仮固定及び1/3システム練習
15:00西沢渓谷駐車場(車中泊)
4/27(日)
4:00起床
5:40発
6:45鶏冠谷出合
12:05鶏冠尾根2177m北部コル
14:50第2岩峰懸垂下降点
17:35鶏冠谷出合
18:15西沢渓谷駐車場
天候 | 4/26 雨 4/27 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
■鶏冠谷左俣 遡行グレード:2級 ・F1−7mは左岸を容易に巻ける(固定ロープあり) ・逆くの字滝は、右岸から高巻き。踏み跡を拾えば落ち口先に降りられる。 (時期的にまだ脆いので一応ロープ出した) ・左俣に入り連ばく帯中段の滝は、右コーナーのぬめった苔を登る。 ・一の沢出合の先の3段滝は左岸から高巻くが、沢床に向かいトラバース する踏み跡が部分的に崩れてやや悪い。 ・三の沢を過ぎて少し行った二俣は最初右へ、次に左へ。 ・1800mくらいから雪渓状を歩く。 ・右側にスラブ状の岩を見送り、雪渓状の樹林を詰めると、それ程の 藪漕ぎもなく鶏冠尾根2177m北部のコルに出た。 ■鶏冠尾根 ・鶏冠尾根はまだこの時期部分的に積雪があり、沢靴では冷たかった。 ・鶏冠尾根はコースサイン(テープ、札)が繋がっている。 もしコースサインがなくなったらルートから外れたものとみてよい。 (特に第一岩峰先から鶏冠谷出合までの下降路) ・第3岩峰迂回路という看板から、そのまままっすぐ(右)登ると 岩峰から20m懸垂下降がある。(リング×2、ハーケン×2、少し 古いロープスリングが5本あり) 左の迂回路に行くと、この懸垂下降をパスし、懸垂終了点に出られる。 (懸垂下降終了点にも第3岩峰迂回路という看板あり) ・その後も5m程度のクライムダウンを要する箇所が2〜3箇所あり。 スタンスを確実に見ながら三点支持をして降りる。 (この辺の技術が未熟な登山者は行かない方がよい) ・第1岩峰を過ぎ、ルートは一旦左側(鶏冠谷側)の樹林帯を数十m下り、 右側へ岩場をトラバースするように続く。 ・1800mあたりからコースサインは見えるが、倒木と崩壊で相当荒れている。 倒木はまだ新しいもので、おそらく2008年に入ってからのものか。 足元も泥状の脆い急な下降で、一般道しか歩かない人には難しい。 ・1600mあたりから、なだらかなしっかりした登山道でほっとする。 ・鶏冠谷出合から20mほど鶏冠谷へ入った所でこのルートは終了。 ■その他周辺の沢 ・鶏冠山から見えた周辺の沢は、上部にまだ積雪が断続的に残っていた。 昨年同時期に東沢の金山沢を遡行したときに比べ、今年の残雪は多い。 釜ノ沢東俣・西俣、迷い沢、金山沢、西のナメ沢、乙女の沢など 中間部もしくは上部はまだ残雪の様相であった。 |
ファイル |
非公開
3112.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
撮影機器:
感想
鶏冠谷はなかなかきれいな沢だった。
赤いヌル苔以外はよくフリクションが効いて、(ゴム底沢靴)快適だった。
大きな滝は巻き道もはっきりついていた。
長い沢で、つめは脆いガレ&雪だったため、結構時間がかかった。
しかし、ヤブコギもなくスムーズに稜線へ出られた。
稜線は雪&石楠花で、(やはり、私は石楠花好きになれないなぁ〜)
足元は雪で滑るし…。石楠花がグサグサバシバシ刺さって、
左肩にたくさん青あざができた。
この鶏冠尾根の各ピークからは甲武信ヶ岳がよく見えて、
なかなか気持ちが良かった。
鶏冠山は山梨100名山というだけあって、かなりの眺望だった。
鶏冠山から鶏冠尾根下降の印象は、
岩場なので天気がよくてよかった。
底の厚い登山靴よりもゴム底の沢靴で行ってよかった。
という印象。(スタンスが小さい)
もっと人に歩かれて、整備されているかと思ったが、
全くひどい崩壊の有様だった。
所々に岩峰があるのでそれを巻くために、尾根づたいに下降できないので
時間がかかった。上部はかなり急な尾根だった。
ながーい行動時間で疲れた。
しかし、充実した1日だった。
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