雷鳥の庭だった鹿島槍ヶ岳
- GPS
- 31:04
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,468m
- 下り
- 2,461m
コースタイム
八つ見ベンチ 8:29
石垣ケルン 8:55
種池山荘 11:44-12:24
爺ヶ岳 南峰 13:06
冷池山荘 14:20-14:34
テント場 14:44
テント場 4:41
布引山 5:20
鹿島槍ヶ岳南峰 6:05
鹿島槍ヶ岳北峰 6:40
テント場 8:29-9:56
冷池山荘 10:04-10-12
爺ヶ岳中峰 11:12
種池山荘 11:52-12:22
駐車場 14:46
天候 | 22日 ガス〜小雨 23日 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
柏原新道 駐車場〜2100m付近まで夏道で問題なし。〜種池山荘までは残雪あり。トラバースに残雪がありますが、綺麗に切ってあるので通行には問題なし。当日はアイゼンは出しませんでした。ただしいつも整備されている保証はないので最低限の備えは必要だと思います。雨と気温の上昇で落石の危険があります。当日も頭大の石が音も無く目の前を通り過ぎてゆきました。またあちらこちらで大きな落石の音がしていました。 種池山荘〜冷池山荘 種池山荘近辺に残雪はありますが、斜度が無いので問題は無いと思われます。当日はガスが出ていたのでポールがきちんと立っていて有難かったです。その他は問題なし テント場 残雪なし テント場〜鹿島槍ヶ岳 テント場から暫くは残雪あり。少し歩くと残雪は切れ快適な夏道が鹿島槍ヶ岳まで繋がっています。特に問題は無いと思います。 結局アイゼンは使いませんでしたが、軽アイゼン程度は持参したほうが良いと思います。 |
写真
感想
梅雨の合間を縫い、束の間の晴れ間を利用して鹿島槍ヶ岳に行ってきました。
当日の天気予報は、
土曜日 明け方まで雨、後に曇り時々晴れ
日曜日 晴れ
しかし、土曜日は見事に一日中雨でした。
予想はしていたけど、やっぱりと言う感じでした。
雨を嫌って出発を遅らせて7:50スタート。駐車場には我々以外には3台しか止まっていません。メジャールートなのにこの台数はちょっとビックリでした。道中も同一方向で出会った人は二日間を通して0人。すれ違いは流石に何組かありましたが、雨と言うコンディションもあったけど、静かな名峰を堪能できたのはこの季節だからこそ?我々はとってもラッキーでした。
初めて通る柏原新道は、とても歩きやすく遊歩道かと思いました。しかし2100mを超えると残雪が残り、トラバースと何より落石が目の前を通り過ぎたのもあり、パートナーと安全を確保しながら種池小屋まで向かいました。
種池小屋に着く頃には雨も小康状態になり、気持ちを切り替えて冷池のテント場を目指します。所どこと残雪は残るものの快適な登山道です。何より悪天候は雷鳥ウオッチングには最適なコンディション。道中に4羽もの雷鳥に遭遇できました。今年は一回も遭遇したことが無かったので嬉しかった。
テント場に着くと貸し切りかと思いきや、やっぱり居ました先人が。学生風の4〜5人のパーティーでしたが挨拶を交わし我々の場所選び。良くも悪くも選び放題なので帰って悩んでしまいましたが、一昨年前に張った同じ場所に設営。展望も無いのでそのままテントで一夜を過ごしました。
翌朝、4時起床。全く期待してなかったが外を覗くとなんと朝焼けしてる立山が目に入ってきました。もう昨日からの低〜いテンションが一気に上昇し、軽食を口に放り込み、慌てて身支度を整え出発。しようと思ったのですがあまりの綺麗な景色にしばし撮影タイムとなりました。
テント場から暫くは残雪の上を歩くと、目の前には朝焼けしている鹿島槍がそびえていて、もうテンション上がりまくりでした。お互いに「着て良かった〜!」の連呼。
無事に南峰に到着し、北峰のピークを踏み登り返す。今度は八つ峰キレットだと心に誓ってテント場に引き返す。道中にまたしても雷鳥が現れ今度はつがいです。バタバタとしているのはどうやら求愛行動?初めて見ることが出来ました。
テント場で確りと食事をとり下山。
段々とガスが上がってきてしまいましたが、種池山荘までは周りの景色を堪能しながら歩くことが出来て、本当に恵まれた二日目の復路でした。
umasou さんコンバンワです。
柏原新道経由で行かれましたね、爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳。
一日目の天候はちょっとしたお湿りで気持ちを落ち着かせ、二日目で倍返しの天気と展望で締めくくりました。
何時眺めても大変良い縦走路ですよね。
次回は針ノ木雪渓経由・針ノ木・赤沢岳・岩小屋沢岳・種池・柏原新道の周回コースは如何でしょか?
こんばんは
地の利を生かして素敵な山行ですね。
山のスケールがやっぱり違います
こちらでは、地元の低山をゆっくり楽しんでいます
kintakunteさん、
いつもコメントをありがとうございます。
はい!
お陰さまで今回もお日様を拝むことが出来ました。
山はやっぱり晴れている時が一番ですね。
針ノ木〜赤沢岳の区間は、今年針ノ木も登っているだけに未走破のその区間、ぜひ機会を見つけてチャレンジしてみたいと思います!!
churabanaさん
コメントをありがとうございます。
周りにある山は皆大きな山ばかりで、
自分の拙い技術に日々意気消沈してます(笑
折角の環境なので、対応できるスキルアップに励んでます
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