記録ID: 3143877
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖
日程 | 2021年05月03日(月) ~ 2021年05月04日(火) |
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メンバー | |
天候 | 3日晴れ 時折風強し 夕方少し雪 4日晴れ |
アクセス |
利用交通機関
尾盛駅からアプト。これがかなり楽しめる。ゆっくり進み、アプト気動車接続まである。途中湖上駅で🍺いただく。洒落たカフェができてます。
電車、
バス
尾盛駅では着替えなどさせていただき、ウエットタオルで綺麗に。ほぼパンイチの時に臨時列車が来てびびった。 駅は箒がけ🧹させていただきました^_^
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 9時間42分
- 休憩
- 35分
- 合計
- 10時間17分
- 2日目
- 山行
- 4時間45分
- 休憩
- 30分
- 合計
- 5時間15分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 前日の雪、霰の影響で踏み跡が追えず苦戦。 当エリア初のバリエーションルート。下りから入るのは難しかった。やはり初ものは登りからかもしれない。 強風予報の為、テンパク場所をどこにするか、尾盛駅への到着時刻など、プラン作成に苦労した。 地図上では難しく考えていた三方嶺、三方窪、こっぱ沢の頭周辺は、なんとかなります。どんな迷っても標準CTプラス1時間みておけばよいです。 大無間山からの下りは激しいです。 ピークからの下山道をみつけたとしてもその高さに驚きます。手がかりは少なからずありますが、春先は浮石も多いです。特に枝は注意。ボキッと折れます。 ピークからの下りは必ずGPSで現在位置、足跡、進行方向を確認!枝尾根で気づかず進むとツミます。 →私の足跡みてください。3度大型ルートミスあります。 崩落地や小ピークは巻ける場合もあるから左右確認を。無駄に細尾根を藪漕ぎする羽目になり危険です。 バリエーションルートであっても人の手足だけで進めるルートがあります。この下りは難しくない?と感じたらそれはルートではありません!今一度ルートの確認を! エスケープルートはありません。 |
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その他周辺情報 | 朝日岳山荘泊。 |
過去天気図(気象庁) |
2021年05月の天気図 |
写真
感想/記録
by k-pingu
大無間山と風イラズ、気になっていたが今回チャレンジする機会にめぐまれた。
一ヶ月前からかなり調べた。水場がない為4L以上あげねばならぬ。装備はUL化した。お陰で山と道、シックスムーンデザインズ、ハイカーズデポなど、以前は聞いたことないブランドやお店のアイテムが増えた。
最近のULの進歩は凄ましい。
毛嫌いせず見てみるのも一興。
前日の朝日岳登山の影響なし。体調万全。
寸又峡→千頭ダム
右岸林道途中熊の気配あり。怖かった。
→ULの熊よけ鈴、小さいすぎて意味ない。ダム付近はスマホ音量全開。
夢の吊り橋渡らなくてよい。無駄に疲れた。
千頭ダム→造林小屋
取り付きからいきなり急坂。トラバースもなかなかの高度感。破線ルートなのよね。
展望台からも急坂。このエリアはどこもいきなり急坂なのか?
造林小屋→こっぱ沢の頭
ここから笹原が広がる。樹林帯と笹原が交互にでてくる。トレースはたくさんあるし方角が正しければどこ歩いてもオケ。
こっぱ沢の頭→三方窪
おそらくこのルートを目指すものがとても心配する箇所その一。私も沢山のレポをかくにんさせていただきました。当日もまだ不安がありましたが、直進で行くときめていきました。しかし倒木が邪魔でルートが定まりません。でも行けます。おそらくは倒木の無いトラバースルートの方がスムーズで早いと思います。
三方窪→三方嶺
初日の苦戦箇所です。三方窪のランドマークの立ち枯れ巨木は何本もあります。そしてルート的には意味がないかも。
皆さんの足跡を辿る感じでゆくも、倒木が邪魔でなかなか定まりません。取り敢えず四つん這いでも強制的に尾根を目指せばよいです。
ストックは必須かな。私はレキカーボンブラック1本使いです。
きっと正解なルートはあるのでしょうが完璧を望んでも倒木や草木の成長などコースが変わる外部要因が多すぎます。仲間がいたらいたで話がまとまらないかもしれません。
どう行っても目的地には着くよ
そのくらいの気持ちでゆけばよいです。もっともこの境地、一度体験しないと理解できないでしょうが。
で、目的の尾根の道ですが、、、昨日の雪に覆われて踏み跡がわからない。。。かなり時間をかけて登りました。
三方嶺近くにくると道は鮮明になりなんの問題もありません。ただ最後は急坂ですし足元崩落注意です。
三方嶺→大無間山【ここまで破線】
雪で登山道、踏み跡わかりにくい。いや、わからない。
三方池から登る際に、この日初のそして全行程で唯一の登山者に会う。今日はあざみ沢のコルまで行くらしい。6本詰アイゼン装着。私はトレランシューズ。。。 彼の付けたトレースをたより大無間山へ。
大無間山→三ツ合山【ここからバリエーション】
雪で踏み跡わからない。目星をつけて降りるが絶対ルートじゃなかった。ちょっと危険を感じた。
または当日初の急な下りに気持ちがついていけてなかった。どちらも問題だけど。
そのあとも何度か支尾根に迷い込み、少し下りて危険を感じて戻るの繰り返し。木の根掴みながら必死だった。
低木バキバキで這いながら迷い箇所に戻るの繰り返し。メンタルをかなりやられた。。。
踏み跡が見えない恐怖は初めて。
これがバリエーションかと思った。
途中でコンパスを使いルートをこまめに確認、下降点で必ず見るようにした。
それでも踏み跡か獣道かわからずまた軽く迷う。
強風予報のため風イラズ手前でテンパクする予定だったが、↑ルートミスがかなりタイム的にもメンタル的にも響いただめ少し早めに宿営。
三ツ合山→風イラズ【2日目】
テントの周りは動物が沢山で夜中何度も目覚めた。
コレもバリエーションならではか。
相変わらずリボンはないが踏み跡は少しある。
ちょっとしたミスはあったが支尾根に注意しコンパス方向をかくにんしながら進む。
風イラズまでは問題無くすすむも、ピークからの下降がどこもここもエグイ。当然、ロープも鎖も無い。
またルート間違えたか?と何度か思ったが、ルートミスし断崖をみて呆然とした経験から、あ、ここだな ここは違うという感覚はかなり掴んだ。
で、風イラズからの下降、油断してピンテ見逃してまた別ルートへ。これはなかなか強烈な間違いだった。薄く弱々しい踏み跡が消えて、、、、トラウマになるわ。
まさに右往左往して戻るとピンテ発見。。。
私は傾向として右へ逸れる癖があるようだ。
風イラズ→黒枯山
ルートはやや鮮明になる。雪も消えた。
しかし相変わらず下降はえぐい。
ただ改めて思うが、南尾根でもストック(1本)をたたむことはなかった。
黒枯山→尾盛駅降下点
相変わらず誰にもあわない。風イラズまでは人気ではなかったのか?人が恋しい。
ルートのえぐさはほぼなくなる。普通の登山道だが、ロープや鎖は皆無。油断せずすすむ。
尾盛駅降下点→尾盛駅
尾盛駅下降点はやたら賑やか。バリエーションルートではない。地元の方の当ルートへの愛すら感じる。
ピンテ大バーゲンな状態。調子に乗ってドンドンいくといつの間にか足跡を大きく外してる。一瞬焦ったがピンテを信用し進むとピンテはいきなり消える!
が、林業作業道に乗っておりこちらを進むと足跡に合流する仕掛け。
杉林はドンドン降れますが、枝打ちした枝に足をひっかけると危ないので注意です。
最後は普通の登山道な下りとなり、線路下部のトラバースなどで尾盛駅です。
このルートは下り専用だと思います。登り大好きなわたしも杉林の登りが嫌です。
当然ですが、電車の時間は確認のこと。
このルート、尾盛駅からは電車でしか移動できません。
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コメント
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大無間の西尾根
13:10(2110m地点)でお話したMUMMUTメット(オレンジwb)です。
ご無事で何よりです。3日は風強かったですね。
アザミ沢のコルも、夕方に小雪が舞いました。
私も翌日に大根沢山を登頂し、無事下山する事が出来ました。
k-pinguさん,こんばんは。はじめまして。
ボクも5/3〜4に同じようなコースを歩いてました。
三方嶺より少し三方窪のほうに下がったあたりからでしょうか,
うっすらと積もった雪に足跡があるのに気づき,
その日,ボクよりも先に歩かれている方がいることに心強くなりました。
ボクが幕営した三隅池よりもっと先へ行かれたようだったので,
「大無間山の山頂でテン泊かな」と思ってました。
ところがところが,その日のうちに三ツ合山まで行かれてたんですね
翌日も雪に残ったk-piguさんの足跡を追いかけて,
大無間山から風イラズへと歩きました。トレースありがとうございました。
また,どこぞのお山でお目にかかるのを楽しみにしています
Mfyyg173さま 今回の山行で唯一の会合者さんでお話しできて本当に勇気づけられました!以降大無間山まで雪道のトレース感謝です!
hushiyamaさま コメントありがとうございます!
足跡は本当に有難いものだと私は今回初めて知りました。
しかし私の足跡は迷ってるやつもあったので逆に混乱させていなければよいのですが。。。
今年の秋は寸又峡から黒法師→バラ谷の頭→寸又峡の周回を計画しておりhushiyamaさんのレポを参考にさせていただきますね!私も何処のお山で会える事を楽しみにしています!
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