蓮華岳


- GPS
- 09:45
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,731m
- 下り
- 1,730m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日の午後、日光から移動して午後8時に扇沢の無料駐車場に到着。到着時点で駐車率80%ぐらい。とりあえず無料駐車場に停めることができて一安心。そのまま車中泊で朝4時半にでるつもりが少し寝坊をしてしまい5時前の出発に。駐車場から少し進んで川を渡り、そこからはたまに枝を漕ぎながら右岸を進みます。100mぐらい前に先行者がいたので未踏のこの部分は助かった。堰堤を二つ通過したところぐらい(夏道に出る橋があるところ)からは3年前に歩いているので大丈夫。右岸をずっと進むと右に大沢小屋が見え、道も広く歩きやすくなる。前方100mぐらいにデブリが見えてきたあたりで先行者が休憩していたので追い越して先頭になりました。先頭と言っても登山者の先頭で、スキー、スノボの方が2組先行していました。3年前はしっかりと階段みたいにトレースがついていた針ノ木雪渓でしたが、今回は先頭で自分がラッセルしながら進みました。3年前に結構きつい印象だったので気合を入れて一歩一歩前へ。それでもまあ体重が3年前からすると10キロは違うので今日はラッセルで体力消耗はするけども体が軽いのでまずまず好調に歩けている。2か月前の3月4日から始めた禁酒&ダイエットの成果、今日でちょうど2か月目になるが、昨日測った結果、体重は11kg減で目標の10kgをクリアしている。無理しない程度にもう少し続けてみようと思う。さてさて、少し左寄りにルートをとってマヤクボ沢の分岐を右手に見ながら通過、前方にはスノボを担いだ4人組がジグザグとスキーのトレースをつけて登っていきます。飛行機雲と青空の景色、あと少しが長い針ノ木雪渓は3年前と同じでした。スキーのトレースを縫うようにズバッと真っすぐ上がって、やっとこさ針ノ木小屋に到着です。ここでボードの4人組とソロのスキーの方から、登山一番乗りですね。ごくろうさま〜って声をかけていただきました。ここで北アルプスの山々にこんにちは!なのです。今日も3年前の針ノ木岳への山行の時と同様、遠くまでよく見えます。山座同定しながら大休止、ここでストックをピッケルに持ち替えました。寒さは昨日の寒波の中を歩いた日光の太郎山の方がよっぽど寒かったとやっぱり想像どおりでした。ソフトシェルだけで全然大丈夫で手袋外して写真もたくさん撮れました。ボードの方たちが先行して蓮華岳方面へ上っていきました。それにおくれ私も蓮華岳へ向かって出発しました。最初の急坂の雪面が固かったので、これは下り怖いやろと思ったのでたくさん蹴って耕して足場をしっかり作りながら慎重に上りました。ここをクリアするとあとは緩やかでもうビクトリーロードって感じです。(1時間ぐらいはかかりましたが…)北アルプスの山々を見ながら蓮華岳山頂へ向かって進めます。東には八ヶ岳も見え、南に餓鬼岳や燕岳、ずっと西には穂高、槍、赤牛岳に薬師岳、後ろには立山、針ノ木岳、剱岳、後立山連峰と、ぐるっと360°、とてもいい景色です。山頂手前の雪紋の景色が綺麗で、誰もいない山頂を一人占めのいい時間でした。三角点にタッチしてその下で座って燕岳方面の景色を見ながらランチ休憩をしました。休憩後は山頂標まで戻って写真をとり、下山開始です。ちょっと怖かった急なところは雪が緩んでいたので全然問題なく下ることができ、あとは針ノ木雪渓を一気に下ります。デブリの終わりぐらいまではいい調子で下ってこれたのですが、ここからの右岸歩きが長く、緩んだ残雪で踏み抜いたり、滑ったりで結構疲れました。これで2021年のGW山行は無事終了。いい思い出になりそうです。
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