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Yamareco

記録ID: 3184240
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

京都北山/愛宕山から滝谷を登って45年ぶりに地蔵山へ@ちゃあ6歳になりました

2021年05月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:51
距離
18.8km
登り
1,543m
下り
1,549m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:19
休憩
0:31
合計
6:50
7:59
9
清滝駐車場
8:08
8:08
7
8:15
8:15
69
9:24
9:24
7
9:31
9:32
47
10:19
10:21
26
竜ヶ岳登り口
10:47
10:47
58
滝谷出合
11:45
11:54
31
滝谷二俣
12:25
12:32
45
13:17
13:17
4
13:21
13:25
4
13:29
13:29
14
13:43
13:43
24
14:07
14:10
20
14:30
14:35
6
14:41
14:41
8
14:49
清滝駐車場
天候 くもり時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
清滝駐車場1200円
※高いけど、JRや京都バス(公共交通機関)に乗るのがためらわれます
コース状況/
危険箇所等
○芦見谷の下り/源流部は倒木多いが避けて通るルートはできている。竜ヶ岳登り口より下流は部分的に荒れていてルートを見失いやすい。
○滝谷/踏み跡と呼ばれるものはほとんどない。水流部分で遡上可能。10m滝は左岸高巻き。
○滝谷二俣より地蔵山反射板/最初はロープの急登、のちルート見失いやすい。全般に踏み跡程度。
○愛宕ケーブル跡/下って行くと進入禁止柵あり。5号トンネルは通行不可。今回はその下部分は歩いてないので状況は不明。
○5合目ジープ道折り返し部から大杉谷道ヒグラシの滝入口まで/明瞭なトラバース道だが谷横断箇所は倒木崩壊。ロープで谷に直下降そして少し谷を登ると登りロープがある。その先2箇所ほど厄介な倒木は上部に巻く。
○ヒグラシの滝道
大杉谷道からの分岐は目印なくわかりづらい。年々荒れてくる感じで、細いトラバースあり。1箇所ロープあり。
清滝川を渡る
2021年05月15日 08:02撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 8:02
清滝川を渡る
ベニヒガサかな?(ピンぼけです)
2021年05月15日 08:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 8:20
ベニヒガサかな?(ピンぼけです)
ヒメダイダイタケかな?(ピンぼけです)
2021年05月15日 08:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 8:27
ヒメダイダイタケかな?(ピンぼけです)
キランソウ
2021年05月15日 08:43撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 8:43
キランソウ
大杉谷道の新緑
2021年05月15日 08:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/15 8:47
大杉谷道の新緑
(ピンぼけです)
2021年05月15日 08:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 8:47
(ピンぼけです)
フジ
2021年05月15日 08:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/15 8:50
フジ
タニギキョウ(ピンぼけです)
2021年05月15日 08:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
3
5/15 8:55
タニギキョウ(ピンぼけです)
ウツギ
2021年05月15日 08:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9
5/15 8:55
ウツギ
スジオチバタケかな?
2021年05月15日 09:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5
5/15 9:11
スジオチバタケかな?
京都市内を望むが遠くは霞んでいます
2021年05月15日 09:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 9:34
京都市内を望むが遠くは霞んでいます
芦見谷上流の様子
2021年05月15日 09:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/15 9:57
芦見谷上流の様子
芦見谷中流域の谷と道
2021年05月15日 10:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 10:19
芦見谷中流域の谷と道
芦見谷中流域の谷と道
2021年05月15日 10:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 10:19
芦見谷中流域の谷と道
エンレイソウ
2021年05月15日 10:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 10:21
エンレイソウ
芦見谷川
2021年05月15日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 10:27
芦見谷川
クリンソウが数株だけ
2021年05月15日 10:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
10
5/15 10:31
クリンソウが数株だけ
クリンソウ
2021年05月15日 10:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5
5/15 10:34
クリンソウ
クリンソウ
2021年05月15日 10:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 10:35
クリンソウ
右岸支流の滝(ピンぼけです)
2021年05月15日 10:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/15 10:46
右岸支流の滝(ピンぼけです)
フタリシズカ
2021年05月15日 10:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5
5/15 10:47
フタリシズカ
滝谷入口より下流を見る
結構荒れていますね
2021年05月15日 10:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 10:49
滝谷入口より下流を見る
結構荒れていますね
滝谷出合
2021年05月15日 10:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 10:49
滝谷出合
滝谷の小滝
1〜2m位の滝がいっぱい
2021年05月15日 10:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/15 10:52
滝谷の小滝
1〜2m位の滝がいっぱい
ヒメレンゲが多く見られます
2021年05月15日 10:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/15 10:56
ヒメレンゲが多く見られます
滝谷の小滝
2021年05月15日 11:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 11:03
滝谷の小滝
滝谷の小滝
2021年05月15日 11:06撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 11:06
滝谷の小滝
滝谷の小滝
2021年05月15日 11:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/15 11:07
滝谷の小滝
ヒメレンゲの群落
2021年05月15日 11:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
3
5/15 11:07
ヒメレンゲの群落
滝谷の小滝
2021年05月15日 11:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 11:09
滝谷の小滝
滝谷の小滝
2021年05月15日 11:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6
5/15 11:10
滝谷の小滝
滝谷の小滝
2021年05月15日 11:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/15 11:13
滝谷の小滝
滝谷の様子
2021年05月15日 11:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 11:15
滝谷の様子
奥に10m滝が見えてきました
2021年05月15日 11:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/15 11:16
奥に10m滝が見えてきました
滝谷最大の10m滝
2021年05月15日 11:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
8
5/15 11:18
滝谷最大の10m滝
正面から
2021年05月15日 11:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 11:19
正面から
上部の流れをアップで
2021年05月15日 11:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7
5/15 11:19
上部の流れをアップで
横顔も
2021年05月15日 11:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5
5/15 11:20
横顔も
10m滝の上流にも小滝がいっぱい
2021年05月15日 11:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/15 11:28
10m滝の上流にも小滝がいっぱい
まだまだ続きます
2021年05月15日 11:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/15 11:30
まだまだ続きます
苔むした岩の斜面
2021年05月15日 11:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
3
5/15 11:30
苔むした岩の斜面
美しい谷です
2021年05月15日 11:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 11:31
美しい谷です
さらに滝谷の小滝
2021年05月15日 11:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 11:34
さらに滝谷の小滝
新緑もちょうどいい時期です
2021年05月15日 11:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/15 11:34
新緑もちょうどいい時期です
滝谷のナメ滝
2021年05月15日 11:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/15 11:41
滝谷のナメ滝
これを越えると滝もなくなります
2021年05月15日 11:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 11:45
これを越えると滝もなくなります
滝谷二俣
ここより谷を離れて地蔵山に登る踏み跡を辿ります
2021年05月15日 11:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 11:47
滝谷二俣
ここより谷を離れて地蔵山に登る踏み跡を辿ります
最初はロープが設置
2021年05月15日 11:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 11:57
最初はロープが設置
ミツバツツジがまだ咲いています
2021年05月15日 11:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/15 11:57
ミツバツツジがまだ咲いています
急登が終わると反射板が近い
2021年05月15日 12:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/15 12:12
急登が終わると反射板が近い
反射板から地蔵山を見る
2021年05月15日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/15 12:19
反射板から地蔵山を見る
反射板から愛宕山を見る
2021年05月15日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/15 12:19
反射板から愛宕山を見る
地蔵山山頂
2021年05月15日 12:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 12:28
地蔵山山頂
反射板まで戻ってきました
2021年05月15日 12:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/15 12:42
反射板まで戻ってきました
亀岡方面に視界が開ける
2021年05月15日 12:43撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 12:43
亀岡方面に視界が開ける
亀岡方面をアップで
2021年05月15日 12:44撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/15 12:44
亀岡方面をアップで
いい感じの道です
2021年05月15日 12:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 12:45
いい感じの道です
奥は愛宕山
2021年05月15日 12:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/15 12:46
奥は愛宕山
アセビのトンネル道
満開の時期は壮観でしょうね
2021年05月15日 12:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 12:47
アセビのトンネル道
満開の時期は壮観でしょうね
ヤマツツジがポツポツと
2021年05月15日 12:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/15 12:49
ヤマツツジがポツポツと
きょうはよく見かけました
2021年05月15日 12:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/15 12:49
きょうはよく見かけました
ジープ道が近づいてきたところにある大杉
2021年05月15日 12:59撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 12:59
ジープ道が近づいてきたところにある大杉
道を外れ草原を歩きます
テントが張られてますね
2021年05月15日 13:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/15 13:04
道を外れ草原を歩きます
テントが張られてますね
草原歩き
2021年05月15日 13:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/15 13:05
草原歩き
ヤマツツジがきれいだったのですがピンぼけです
2021年05月15日 13:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 13:05
ヤマツツジがきれいだったのですがピンぼけです
滝谷左俣源頭部におります
2021年05月15日 13:06撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/15 13:06
滝谷左俣源頭部におります
滝谷左俣源頭部
2021年05月15日 13:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 13:07
滝谷左俣源頭部
ジープ道より京都市内を望む
朝よりよく見えます
2021年05月15日 13:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 13:16
ジープ道より京都市内を望む
朝よりよく見えます
幾重にも連なる北山の稜線
2021年05月15日 13:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
3
5/15 13:18
幾重にも連なる北山の稜線
今日は愛宕神社には行きません
にわかに人が増えてきました
2021年05月15日 13:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/15 13:21
今日は愛宕神社には行きません
にわかに人が増えてきました
社務所前の自動販売機でジュースを買う
きょうは結構汗をかいたため、渇いたのどにしみ入るうまさです
2021年05月15日 13:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/15 13:25
社務所前の自動販売機でジュースを買う
きょうは結構汗をかいたため、渇いたのどにしみ入るうまさです
表参道は人が多いので脇道を下ります
2021年05月15日 13:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/15 13:32
表参道は人が多いので脇道を下ります
満開のヤマツツジ
2021年05月15日 13:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5
5/15 13:42
満開のヤマツツジ
ケーブル駅舎に立ち寄り
2021年05月15日 13:44撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 13:44
ケーブル駅舎に立ち寄り
駅舎を下から
2021年05月15日 13:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/15 13:45
駅舎を下から
そのままケーブル跡を下ります
2021年05月15日 13:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/15 13:46
そのままケーブル跡を下ります
苔むしていい感じです
2021年05月15日 13:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/15 13:48
苔むしていい感じです
奥に比叡山
2021年05月15日 13:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/15 13:49
奥に比叡山
こんな上も通って行きます
2021年05月15日 13:51撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/15 13:51
こんな上も通って行きます
6号トンネルを潜る
2021年05月15日 13:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/15 13:52
6号トンネルを潜る
5号トンネルは内部崩落で通行不可
鹿が巻き道はこちらと案内してくれます
2021年05月15日 13:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5
5/15 13:55
5号トンネルは内部崩落で通行不可
鹿が巻き道はこちらと案内してくれます
その後はケーブル跡は辿らずヒグラシの滝に寄り道
2021年05月15日 14:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7
5/15 14:11
その後はケーブル跡は辿らずヒグラシの滝に寄り道
端正な姿の滝です
2021年05月15日 14:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/15 14:11
端正な姿の滝です
滝壷より見上げて
2021年05月15日 14:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/15 14:11
滝壷より見上げて
大杉谷道を下り清滝に帰ってきました
2021年05月15日 14:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/15 14:50
大杉谷道を下り清滝に帰ってきました
きょうは、ちゃあの6歳の誕生日。早く帰るからと約束したので早めの下山でした。
2021年05月10日 23:28撮影 by  iPhone 6s, Apple
5
5/10 23:28
きょうは、ちゃあの6歳の誕生日。早く帰るからと約束したので早めの下山でした。

感想

隣家との隙間で産まれた一人っ子のチャトラネコ「ちゃあ」が6歳の誕生日を迎えました。地域ネコとして見守っていたところ、3歳の頃から時々家の中に入るようになったのち、徐々に家にいる時間が長くなり、昨年末あたりから外に出なくなり、ようやくうちの子(家ネコ)になりました。
夕方まで寝ていることがほとんどですが、午後4時頃起きると、かまってくれとまとわりつきます。誕生日くらいずっとかまってやってもいいかなと、夕方までに帰ってくるからねと、ちゃあと約束してきょうは山登りに出かけたました。

ずっと行きそびれている愛宕裏の滝谷、なかなか他府県に行きづらいこのご時世なので、ちょうどいい機会でもあり、今回こそはと出かけることに。
清滝の駐車場は土日祝は1,200円と結構高いのですが、JRや京都バスなどの公共交通機関は、乗客が多くて密になるかもしれないのがイヤなので、クルマで清滝へ。
清滝トンネル手前愛宕念仏寺横には駐車スペースがあって、ここなら料金はかからないのですが、この場所には駐めてほしくないという地元の人の話を聞いたことがあるので、料金は高いのですが清滝の青木駐車場に駐めます。

まずは大杉谷道を通って愛宕山をめざします。清滝駐車場やトンネル手前駐車スペースには既にたくさんのクルマが駐まっていたのですが、ほとんどの人は表参道を通られるのでしょうか、こちらのコースではほぼ人に会うことがありません。
きょうは蒸し暑く、日射しがほとんどない割には、久しぶりによく汗が出ます。
第1の目的は滝谷なので、登りは歩くことに専念。あまり周りを見回していなかったこともあるのか、咲く花も少なかったように思います。それでもいくつかのキノコと花を見かけると写真に収めますが、じっくりと撮影に専念していないこともあって、家に帰ってチェックしてみると、手ブレしていたりフレーミングがテキトーすぎたり。でもここにはそんなテキトー写真もアップしちゃいます。

展望所から見る京都の街は、湿度が高い加減なのかモヤがかかってはっきり見えません。
ジープ道を行き、愛宕山三角点登り口から芦見谷へと下りていきます。でもこの下り口、勘違いして通り過ぎてしまったんですよね。竜ヶ岳への分岐まで進んでから、気がつきました。頓馬なことです。
芦見谷源流部は倒木があってルートがあちらへ行ったりこちらへ戻ったり、水際で滑りやすいので注意しながら下っていきます。
下流域の唯一の滝場は右岸を高巻くように道が付けられているので、高巻き道を下りたところから滝を見に行こうと思ったのですが、水際まで下り切ったのがずいぶんと先だったので、じゃまくさくなって、まあいいやと思い先を行くことに。

首無地蔵方面からの谷と合流して芦見谷は水量を増していきます。このところ雨の日が多かったので水量はやや多めだと思われます。
ところどころ倒木や斜面崩壊で道は寸断されていて、ここから林道終点まではルートを見失いやすいのでキョロキョロと道を探しながら進みます。
この間少しだけクリンソウが咲いています。
林道を歩いていると上空にヘリが旋回。遭難でもあったのでしょうか。

そしていよいよ滝谷入谷です。
すぐに谷幅は狭まって、小滝が現れ始め、期待が膨らみます。
新緑の具合もちょうどよく、適度な明るさのある谷で、倒木や流木が詰まった箇所はあるものの、かわしやすく順調に遡行して行きます。
たまに小滝を越える箇所に踏み跡っぽいものはあるのですが、滑らないように気をつけながら流水付近を登る方が速いし面白い。
ヒメレンゲがたくさん咲き、小さいな滝が次から次に現れ、それらを写真に撮りながら遡っていくと、思っていたよりも早くこの谷最大の滝が見えてきました。
滝は素晴らしいの一言。写真撮影に没頭していて気がつくと足が水の中に浸かっているではありませんか。

この滝だけは登れないので、左岸を高巻きます。最初こそザレた急斜面の登りで滑らないように注意しなければならなりませんが、トラバース中は特に緊張する箇所もなく通過できます。
途中からも滝の写真を撮ったのですが、帰ってからチェックすると真っ黒。どうしてだったのでしょうか。

この滝の上流にも、まだまだ小滝は続き、本当に楽しい谷歩きができます。
上流が明るくなってくると、滝もなくなり、すぐに二俣に到着です。
ここでランチ。きょうも朝からあった頭痛は、楽しくてすっかり忘れていたようですが、ここでホッコリすると再び痛みを感じてきたので鎮痛薬を飲みます。頭痛持ちはイヤですね。

ここからは谷を離れ地蔵山をめざして急斜面を直登していきます。踏み跡はあって最初はロープも設置されています。登り途中、地形図で南側に緩やかな谷地形があるのを見て、何か面白いものはないだろうかと途中から踏み跡を外れてそちらへ向かったのですが、籔が鬱陶しくて結局元のルートに戻りました。
傾斜が緩やかになるとすぐに反射板のあるピーク。そして尾根道を北上して地蔵山へ。

地蔵山は中学ワンゲル部の例会で訪れて以来なんと45年ぶり。ほとんど記憶に残っていないのですが背丈を超えるササの道だったことだけは覚えています。
地蔵山で折り返して再び愛宕方面へ。途中は両脇が赤い新芽の美しい道で、それ越しに見る深い緑の愛宕の山頂部が離れ島のようにぽっこりと頭を出しています。

ジープ道には出ずに、草原の稜線を歩き、滝谷左俣源頭部に下ります。まだヒメワラビは芽を出したばかりで緑が美しくなる前ですが、開放的で深呼吸したくなります。
竜ヶ岳道分岐でジープ道に合流。愛宕社務所へ向かう途中から見る京都市街と北山の幾重にもなる稜線は、数時間前に見たときよりもずっとクリアに見えています。

きょうは暑くてずっと汗をかきっぱなし。社務所前の自販機で炭酸飲料を購入して一気飲み。一人ですが「クゥ〜」って言ってしまいます。
今までわずか数名の登山者にしか出会っていなかったのですが、さすがにここは人がいっぱい。
表参道を少し下って、人を避け平行に走る脇道へ。そのまま旧ケーブル駅舎へ。
ここで、ケーブル跡を一気に下ろうか、それとも五合目から表参道に出て最速で清滝に戻ろうか、どうしようかと考えたとき、往路の登りのどこかでレンズキャップを落としていたことを思い出しました。それを回収するためヒグラシの滝にも寄り道しながら大杉谷道を下ることにします。

ケーブル跡を下り、途中からヒグラシの滝へ向かうルートに。トラバース道を倒木等で手こずりながら大杉谷道をクロスして一旦ヒグラシの滝へ。滝のしぶきでほてった体が冷めます。
大杉谷道に戻って、レンズキャップを探しながら下るのですが、結局見つけることができないまま清滝に到着しました。

さてさて、ちゃあさん、やっぱり4時頃起きてきて、スリスリ&ゴロンチョ。写真整理してヤマレコアップしたいけどしばらくお付き合いです。
ネコって、人間のことを大きなにゃんこと思ってるらしいと聞いたことがあります。ちゃあは、ぼくはいったいいくつになったら、おっきなにゃんこになれるんだろうか、と思っているのかもしれません。

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コメント

滝谷を遡上されたんですね。
 HB1214さん、こんにちは。
言っておられた滝谷へ行ってこられたんですね。それもロングなルートどり。お疲れ様です。

芦見谷のクリンソウも数輪ながら綺麗に咲いていたんですね。
滝谷の遡上ルートはいかがでした? 難度はいかほどなのかな。一度上がってみたいと思っているんですが、ルートどりを考えちゃいます。滝谷出合いから反射板へ上がられたんですね。二俣からの右俣ルート、左俣ルートともにどうなっているのかな、なんて気にはなっておりますが、難儀しそうで行っておりません。

馬酔木のトンネルも源谷部もいい感じですよね。シャクナゲも終わってクリンソウも終わっちゃいますが新緑の季節にも歩いてみたいです。
2021/5/16 8:41
Re: 滝谷を遡上されたんですね。
no2さんのお庭にちょっとお邪魔させてもらいました。

上流のクリンソウの群生地から種が流れてきたのか飛んできたのか、ポツポツと咲いていました。滝谷はほぼ踏み跡というようなものはないのですが、巻く箇所は少なく、水際を遡行していくことができます。倒木や流木が重なる箇所もありますが、それほど厄介とは思いませんでした。でも気を付けてはいたのですが数回水没しています。普通のトレッキングシューズで行きましたが、本来なら滑らない靴の方がいいでしょうね。
二俣より上流も気になりました。そのまま源頭の草原に行くのも考えたのですが、久しぶりに地蔵山に登りたい欲が勝りました。

いい季節だと思ったらいきなり梅雨入りですね。ビックリ!
2021/5/16 12:04
滝谷
HB1214さん、はじめまして。
先日の小塩山の南の谷を歩かれているレコでコメントをさせてもらおうかと思っていたのだけど、あれやこれやに追われてしまい、改めてこちらで。

地蔵山と竜ヶ岳の間の滝谷を歩かれたんですね。
僕は2018年4月と2019年4月に訪れていて、少し緊張しながらも、所々に咲くニリンソウを眺めたりしながら楽しく歩きました。
愛宕山界隈の他の谷と比べると、明るい雰囲気で適度に小滝を見ながら進む感じで、名称の由来になったのかなと思われる、あの美しい滝もあり、良い所ですよね。
写真を見比べてみると、今回は水量が多めだったようで、僕だと苦労してしまいそう。
季節の違いでヒメレンゲが咲いていたり、新緑に彩られていたりで、違った魅力があるようですね。
コンデジ任せの僕の写真と違い、現地の雰囲気が良く伝わっているように思います。
また時機を見て、僕も滝谷を再訪したいとの思いが強まりました。

横からになりますが、no2さんなら、滝谷を辿るのは特に問題ないでしょう。
左俣と右俣については、谷歩きとしての難易度は下流よりも低く、倒木への対処ぐらいだと思います。

地蔵山が45年ぶりというのは、すごいですね。
調べてみると、45年前は三木内閣の頃のよう。
良く分からないけど、かなり昔感が漂います?
僕が山歩きを始めてからの期間はまだ短いけれど、それでも山の風景が各所で変化しているのを感じる事は少なくありません。
45年も経つと、やはり大きく変容しているのでしょうね。

初コメントなのに、長々と書いてしまいました。
2021/5/17 21:20
Re: 滝谷
village greenさん、はじめまして

はじめまして、とは言え、以前からvillage greenさんのレコは常に興味深く拝見していましたので、あまりはじめてという感覚ではないような気がします。
今回の滝谷も小塩山の南の谷も、いずれもvillage greenさんのレコを参考にさせていただいています。また、倒木の整備などしていただいているようで感謝しています。

滝谷はとても面白い谷でした。village greenさんもおっしゃってられますが、この近くでは他にない独特の雰囲気の谷ですね。何より終始自然林の中、人の手が加わっていないどころか人の気配はほとんど感じない環境、素晴らしいところです。
水量はやはり多い方でしょうか。village greenさんの写真を見ると確かにそのようです。その加減か数回足を濡らしてしまいました。
ヒメレンゲは多く見られ楽しめました。春夏秋冬それぞれの季節に訪れてみたいところですね。

地蔵山は以前の記憶はほとんど残っていないのですが、終始背の高いササ藪で、藪漕ぎと言うよりもササのトンネルくぐりで歩いていたような記憶だけはあります。どこからも展望はなかったようにも思います。

これからもよろしくお願いします。
2021/5/18 8:12
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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
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