雲取山(三峰から石尾根縦走、奥多摩駅まで)

2021年05月22日(土) 〜 2021年05月23日(日)

• GPS: 12:18
• 距離: 30.4km
• 登り: 1,892m
• 下り: 2,628m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:47
• 合計: 4:57

距離 10.2km 登り 1,217m 下り 456m

9:51 三峯神社バス停
9:58 10:00 山麓亭
10:07 10:08 三峯神社
10:14 山麓亭
10:31 妙法ヶ岳分岐
11:23 11:24 地蔵峠
11:27 11:28 霧藻ヶ峰
11:32 11:41 霧藻ヶ峰休憩舎
11:52 お清平
12:24 12:25 前白岩山の肩
12:39 12:40 前白岩山
12:57 13:30 白岩小屋
13:50 13:51 白岩山
14:31 大ダワ
14:53 雲取山荘

2日目

• 山行: 8:21
• 休憩: 0:54
• 合計: 9:15

距離 20.1km 登り 722m 下り 2,205m

4:05 雲取山荘
4:30 雲取山
5:14 5:15 雲取山避難小屋
5:27 小雲取山
5:50 ヨモギノ頭
6:20 ブナ坂
6:34 6:48 七ツ石山
7:00 七ッ石小屋上分岐
7:03 7:04 七ツ石山の水場
7:18 七ツ石小屋
7:24 七ッ石小屋上分岐
7:44 千本ツツジ
8:34 巳ノ戸ノ大クビレ
8:45 鷹ノ巣山避難小屋
9:08 9:34 鷹ノ巣山
9:49 水根山
10:10 石尾根城山
10:17 10:24 カラ沢ノ頭
10:34 将門馬場
10:57 10:58 六ツ石山分岐
11:28 11:29 三ノ木戸林道分岐
11:44 11:45 十二天山
12:16 越路ノ杜
12:45 12:48 石尾根縦走路・六ツ石山登山口
12:54 農指山
13:24 ゴール地点

天候

コロコロ変わるてんくらと睨めっこ
最終的には2日ともA判定でしたが、夕方から夜にかけて土砂降り。
幸いにも行動中に雨に降られることはありませんでしたが、終始ガスガスでした。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行きは西武特急ちちぶ号。西武秩父からバスで三峰VCまで。
帰りは、徒歩で奥多摩駅へ。

コース状況／危険箇所等

よく整備されています。
三ノ木戸山近辺まで降りたエリアの樹林帯は、ドロドロ、ズルズルよく滑るので注意…したとしても、どんなに注意しても何度か尻餅をつくのは仕方ない。泥だらけになって帰りの電車で顰蹙を買うのを覚悟するしか無い。

写真

5/22 6:47

西武池袋線特急ラビュー。見てくださいこの近未来的な車体、大きすぎる窓。
社内の椅子はオシャレなイエローカラー、フッカフカでした。山行かずにここでずっと過ごしていたいくらい、居心地が良かった笑
コンセントも標準装備で、これからの旅路を思うと大変ありがたいです。

5/22 9:51

西武秩父駅からバスに1時間半弱揺られて、ビジターセンターまで直アクセス。臨時増発もあり、座って快適に来られました。

5/22 9:54

バスで中途半端に寝てしまって、眠たい。
天気も眠たそう。
コーヒー飲んで無理やり目を覚まします。
エスプレッソマシンのコーヒーを売店で購入。

5/22 9:55

おだんご、岩魚。朝からそそられます。

5/22 10:01

三峯神社に寄り道。

5/22 10:04

山中に突然、荘厳、立派な佇まい。
狛犬がやせ細りすぎていて、とても心配になります。さっきの団子でも食べるかい。

5/22 10:07

こちらが本殿。

5/22 11:22

ゆるゆるとした登りが続いていきます。
ときどき紫色の山ツツジが微笑んでくれます。

5/22 11:27

あせび。花は終わったみたいです。
この先も何度も見かけました。

5/22 11:38

あっという間に休憩ポイント、霧藻ヶ峰。
もう標高を400m稼いでいたらしい。

5/22 11:39

オレンジドーナツを齧って小休止。こちらではビールも買えます。
この先の白岩小屋近くに、たいへん人懐っこい鹿五匹チームがいることを教えて頂きました。会えるといいな。

5/22 12:38

三峰の由来と思われる、一つ目の峰。あいにく展望なし。

5/22 13:29

荒廃した白岩小屋に到着。
200m降りると水場があるみたい。
簡易トイレも付いていて、ありがたい場所です。

お昼休憩。アマノフーズ　畑のカレーと持参した白飯をガツガツ。腹ペコすぎて写真撮り忘れてる！
噂の鹿さんチームには会えませんでした。

5/22 13:50

二つ目の峰。ここまでは少しだけキツくて息が上がっています。
本日の標高最高点、1921m

5/22 14:31

分岐の大ダワ

5/22 14:34

スギゴケ鮮やかで美しい

5/22 14:52

雲取山荘のテント場、
今日もやや混み合っていそう。

5/22 14:53

山荘到着です！ほっとします。

5/22 15:16

今日は個室です！豆炭のこたつです！
足を入れた途端にあ゛あああ〜と、意味不明な声が出ます。

5/22 15:31

感染予防対策で、食堂ではお酒を飲めなくなっているので、コタツで頂いてしまいます。

5/22 17:57

今回も定番ハンバーグ。わらびの酢の物。玉ねぎとワカメのお味噌汁。
美味しすぎて瞬殺。

5/23 4:03

2日目の朝です。
3:30起床、4:40頃の日の出に合わせて山荘を出発しました。
夜中は豪雨でお天気が心配だったのですが、明け方には見事に晴れてくれました。

5/23 4:29

雲海をバックにモニュメント。
本当に雲を取れそうな位置にいます。

5/23 4:32

雲海の中、山のてっぺんが島みたいに顔を出しています。静かな朝です。

5/23 4:45

ご来光！

5/23 5:01

朝日に照らされながら、タラコ雑炊を頂きます(アマノフーズの回し者ではありません笑)

5/23 5:17

少し霧が晴れたので、名残惜しいけど山頂を出発。振り返ると避難小屋が小さく見えます。

5/23 5:28

閲覧注意(もう遅いけど)
避難小屋や、道中に、おびただしい数のヤスデが蠢いています。足の踏み場もありませんでした。
7ー8年かけて大人になり、ようやく土から出てきたらしいので、温かく見守ってあげましょう。。
この写真がダメな方は、雲取山には行かない方がいいと思います。ほんとにいっぱいいますので。

5/23 6:01

マルバダケブキとセットで、ワラビがニョキニョキ！

5/23 6:10

一瞬だけ富士山が顔を出してくれました。
あとは終始お隠れだったなぁ

5/23 6:10

南アルプス！

5/23 6:34

七ツ石山と6:30の朝日です。

5/23 6:36

雲が雲取山を隠す前に、到着できました。

5/23 7:06

七つ石小屋に水を汲みに立ち寄ります

5/23 7:14

でんちゃん、久しぶり。

5/23 7:37

七つ石小屋で決心して、鴨沢へ降りずに石尾根を縦走することにしました。
急に人気を感じない、山深い印象へ。緊張します。ひたすらトラバース道を進みます。尾根側にも道はありますが、そちらはアップダウンが激しそうです。

5/23 7:45

ひたすらこんな感じ。

5/23 7:59

ときどき、道が崩れていたり。通過に問題はありません。

5/23 8:29

じっくり見ると苔がたくさんの雫をたたえています。

5/23 8:36

新しそうな避難小屋に到着。鷹巣山に行く前に、トイレ休憩とします。

5/23 9:08

ワラビが群生する山道をジリジリと登り、鷹巣山まで辿りつきました。傾斜はややきつかった。。
本来なら奥多摩三山が見えるはずですが、あいにくこちらは雲の中、なにも展望を得られず。

5/23 9:24

山頂でそうめんを茹でましたが、、塩分強すぎて大失敗。茹で汁を捨てずに、山でそうめんを美味しく食べる方法はあるのでしょうか。

5/23 9:33

塩辛いそうめんを食べる頭上に、今にも咲きそうな白いお花。
名前がわからない！

5/23 10:19

ずっとトラバース道や尾根が続いていたのですが、ここへ来て根っこ地獄。見た目以上に傾斜も厳しく心が折れます。

5/23 11:28

迷うポイント。
三ノ木戸林道に出た方がいいのか？と思ったのですが、ピンクリボンがついている方を選択します。
ドロドロぬかるみ道が延々続き、後で後悔することに。

5/23 13:53

奥多摩駅まで歩いて来られました！
駅上のおしゃれカレーが美味しい！

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

ririmonta

険しかったり、スリルだったりはビビリなので回避したいけど、冒険は大歓迎。
よじ登るような急登は苦しくて好きじゃないけど、尾根歩きは幸せ！
地図上の尾根をつなげて歩いてみたい！
遠くから稜線を眺めたときに、あそこを歩いたなぁって言いたい！

自分が好む山行スタイルが見えてきた今日この頃。
石尾根を歩くのをメインテーマに、半年ぶりの雲取山リチャレンジに出掛けました。
道のり、予想以上に長かった。
けどいつもは痛くなる膝が、シャン！としていて、疲労感も心地よい程度。
お腹がやたら空くので、行動食の補給はいつもよりこまめに。

目的地の奥多摩駅にたどり着いた達成感は、山頂到着のそれを遥かに凌ぎました。
ロングトレイル歩き、ハマりそう！連休は取れなくても、ロングトレイル歩きを数回に分けて、少しずつトライしてみようかな。

雲取山荘のコタツ。最高の居心地でした。コタツに足を入れて寝るという最高の贅沢をしていたところ、夜は暑くて脱出していました。
夜中の豪雨は音からして凄まじく、テント泊だったら怯えて夜を過ごすだろうレベル。山小屋でガッチリ守られる安心感は半端なかった。
山に行くと、アタリマエな色々に感謝したくなりますね。