光岳〜聖岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 34.3km
- 登り
- 3,756m
- 下り
- 3,768m
コースタイム
7/14 4:00光岳小屋-4:2光岳-4:40光岳小屋(テント撤収)6:00-8:00易老岳-9:40喜望峰-10:45茶臼岳-13:00上河地岳分岐13:50-16:00聖平小屋(幕営)
7/15 4:00聖平小屋-分岐-5:00小聖岳-5:50聖岳-7:40聖平小屋(テント撤収)9:45- 10:00分岐13:20-橋-14:40登山口
天候 | 7/13 曇り→雨→曇り 7/14 曇り→強風・ガス→雨→晴れ 7/15 雨・強風・ガス→晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
※ナビで易老渡を目的地に設定したら松川ICで下り、しらびそ峠越えを案内された。飯田ICで下りて152号線利用が早い ※易老渡のゲートが開くのは8:30。ゲートから易老渡駐車場まで30分、落石注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※道の状況 危険個所は特になし。 ただ、聖岳から易老渡への道で、「山と高原の地図」上の1000〜1200m付近「ガレ場」は要注意。超急斜面のトラバースや細い尾根道で、通過に気を遣いました。 |
写真
感想
永野敏夫氏著のある南アルプスの本にこんな文章があります。
「鷹揚として重量感溢れる山体、深く切れ込んだV字谷、主稜線近くまで深く被った原生林、稜線を彩る高山植物。そこには失われた原始の音楽や色彩や香りや感触が残され、野性的な生命感が溢れている。・・・」
今回歩いたルートは、まさにコレを存分に楽しむことができるルートです。
光岳周辺は、聖、赤石、塩見とも全く違う雰囲気で、行ってみて初めて理解できる素晴らしい山です。(地図や本なんか見てると光より北の赤石、悪沢なんかの3千M峰のほうがハデだし、魅力的に感じてしまう気がするので)
山登りをしない人と比べたら、私は山に触れている時間が長いはずだし、山にも慣れているハズですが、それでも今回は「あ〜、いま山の中にいるな〜、これが山か〜」ってしみじみと五感フル活動で体全体で感じてました。
天気は残念でしたが、不思議とそれでも満足感で充ちています。
晴れていたらもっと違う感動があったのだろうけれど、別にどっちでもいい。
今回歩いた3日間はしっかり心に刻まれ、「またここに来たいな」って思う。
それだけで充分すぎるくらい幸せです。
この3連休はちょっとでもお天気がよさそうな南アルプスへ。
去年、同時期に悪沢〜赤石岳を歩きましたが、強風&ガスで展望なし。
今回は同じ南アでもさらに南へ向かってみました。
結果は…
去年の悪天を彷彿とさせる強風&ガス、この時期は天候が安定しないんでしょうか。
でも標高を上げると、苔生す森、シダの大海原、コバイケイソウ畑や雲ノ平のような広々した空間…。
同じ森でも、刻々と違う顔を見せる南アは奥が深い。
楽しみにしていた花もエリアエリアで種類が異なり、
次々現れるニューフェイスに、“久しぶり!!”と声をかけながらご対面♪
それだけでも十分楽しかった。
とはいえ、すっきりした山の姿を見たのは、下山前のテント撤収後のみ。
雨上がりの聖岳の姿はきれいだったなぁ〜。
とても美しいイメージがあったのに、実際に登ると岩と砂の荒々しい感じ。
次は晴れの時にまた歩いてみたいな。
※Utuさんの感想は、は出張中につきのちほどアップ予定です
お二人さん今日は、とっても良さげなルートですね^_^
天気がイマイチで残念ですが、それでも良い感じです。自分も行きたく成りました。最終日の晴れた時の景色って最高ですもんね
それともカメラマンが良かった?
こんばんは
コメントありがとうございました
ここら辺は本当に素晴らしかったです
行ってみて下さい!とおススメすると同時に、もう既に自分も早くまた行きたいなと思ってます
テカリ岳の手前の湿原は南アの雲ノ平のようって書かれてましたね。
先日 山でご一緒した岳人がまさしくそうおっしゃってました。
>>行ってみて初めて理解できる素晴らしい山です
ぜひ行ってみたいと思います。沢のコースのもあるようですし(レコアップされてました)
>>同じ森でも、刻々と違う顔を見せる南アは奥が深い。
ガスに覆われた時間も長かったようですが写真にはできないすごくいい景色もあったのではないかなと思います。
上河内は冬にいくと最高の南アの展望台のようですね。まだいったことないんですが(笑)
ゆっくりとレコをまた拝見させていただきますね
コメントありがとうございます。
今日は槍穂の日でしたでしょうか?
今回のルートはザ・南アというか、
歩いていると突然森の雰囲気が変わって、
どうやったらこんな場所が出来るんだろうって森の神秘に感動しっぱなしでした。
ガスでも色んな感動があってとても楽しかったです。
ぜひぜひFutaroさんもいかれてみてください!
こんにちわ!
コメントありがとうございます。
そうなんです、本当に雲の平みたいで、
日帰りで行ける雲ノ平があるよって喜んでました(笑)。
光岳付近だけではなく、茶臼岳手前の方にも
雲ノ平のアラスカ庭園やスイス庭園みたいな所があり不思議な気分でした。
南アはどっしりして、緑が濃くて北とは全然違う魅力がありますよね
もちろん山の姿も見たかったですが、ガスでも感動一杯でした。
>上河内は冬にいくと最高の南アの展望台のようですね
冬の上河地岳ですか〜、行ってみたいですねぇ。
南アの展望台! そそられますね(笑)。
Utunduさん tamaoさん
3連休の南アお疲れさまでした。
テン泊装備で易老岳の登りは大変ですね。
ここは連休でも比較的空いているのかな?
天気がイマイチの様ですが・・・
晴れていたら展望&お花で中々先に進めなそう(笑
最終日は良い青空、日が差すと森の中も良い感じですね。
meta_bomanさん
こんにちは
やはりアソコはみんな「雲ノ平だ!」って思うんですね
沢や藪山大好きな方にも楽しめる懐の深いエリアなんだと思いますのでぜひ(笑)
kankotoさん
こんにちは
この3連休は、北ア北部の天気が良くない感じだったので関西方面の方達が急遽易老渡・便ヶ島に変更ってパターンがあったようで、ここいらにしては混んでいたんだと思います。
(南アの他と比べたら空いていたのでしょうけどね笑)
私は前日、前々日の睡眠不足がたたり易老岳登りの最初の2時間は死ぬかと思いました
3日目の朝の楽しみに買ったミカン缶を登山開始40分後に食べちゃったくらい死にそうでした(笑)
しかし易老岳登りより便ヶ島から聖平小屋に向かうルートを登りにとるほうが100万倍キツそうな感じがしました
お二人様こんにちは。
なんだ〜、意外と天気良い時間もあったんですね〜
聖岳山頂での強風は!(笑)
さぞかし大変だったでしょう
遮るもの、あんまり有りませんものね(*^^*)
でもその分、晴れれば絶景が。。
でも濡れた山野草達は本当に綺麗
寄せ植えみたいな一画は、見つけた者勝ちだ
ヒル。。スゴイところに。。(笑)
お疲れ様でした、ガスっても複数だとより楽しいね(^∇^)
同じ日に同じルートでしたねぇ
テン場でお会いしていたかとも思うのですが、
お顔が判らなないもので、当たり前ですが全く判りませんでした
光のテン場は、「6〜8張しか張れない」と聞いていたので、先着しないと場所がなくなるかと思っていましたが、結構色々なところに張れるスペースがありましたよね。
でも、ここは本当にとても気に入りました!
妻など「毎週行ってもいい!」という位、気に入ったようです (自分としては蛭には再会したくありませんので、西沢渡からはもういいかな、と )
次回は、静岡側から再訪したいです。
今回、イザルガ岳と上河内岳は眺望が望めそうなときにちょうど通りかかりましたので寄ってみましたが、仁田岳はガスガスでしたのでパスりました。
今度は仁田岳にも寄ってみたいですし、茶臼も展望のあるときに行ってみたいです
こんちわ
僕たちも同じように室堂に行こうとしてたんですよ
でも出発寸前、富山に雷注意報がでたのをきっかけに悪あがきをやめて今回のルートに変更しました(笑)
はなから天気はあんまり期待してなかったわりには今回は良かったな、と思ってます
どっぷりな南アルプスの雰囲気、かわいいお花達、聖山頂のすごい風、ヘソの下にいたヒル、などなど随分楽しかったです
こんにちは
本当に!
アプローチが便利だったら毎週でも歩きたいところですよね〜
晴れてなくても十分楽しいところですが、晴れてる時にも来てみたいな〜
写真でみると天気よさげですが、
感覚的には9割ガスってたイメージです(笑)。
でも南アは森が素晴らしいから、ガスでも山にどっぷり漬かった感があってよいですね。
花見てあれやこれや談義も楽しいし。
1年ぶりに高山植物に出会ったら、花の名前がノドまで出掛かって出ない、てなことがたくさんあって、
帰宅して即効花の図鑑で記憶を呼び起こしました(笑)。
今週末もお天気びみょ〜ですね〜。好転しないかな〜
こんにちわ!
ガスでも楽しかったですが、やっぱり南アの大きな山容をみながら稜線歩きもしてみたいですね。
光岳のテント場、思ったより数は多かったですが、
それでもラスト辺りに到着された方は、場所が悪かったのか小屋泊に変更されてました。
今回北アから南に変更された方も多かったでしょうから
いつもよりこんでいたのかもですね。
私もこのルートはとってもお気に入りになりました。
すぐにでも行きたいくらい(笑)。
こんばんは、Utunduさん、tamaoさん
昨年畑薙から聖、上河内、茶臼と縦走しましたが、10月だったので、花の時期の聖を興味深く拝見させていただきました。
眺望の方は恵まれず残念でしたが、花がいいですね。
でも、聞いていたとおり夏は蛭が出るんですね。温暖化の影響と鹿が爆発的に増えて、南部の蛭の生息域が拡大していると聞いていましたが、恐ろしや
昨年は、土砂崩れで易老渡からは行けなかったのですが、今年は復旧したんですね。南アルプスの百名山で光には登りそびれてしまったので、今度は易老渡からのコースで行ってみようと思います。
蛭の活動しない時期に
こんにちは
コメントありがとうございます
ヒルは西沢渡に多いと認識してました
なので、この場所は警戒していたのですがあっさり服の中に入られてびっくりです(笑)
鹿は本当に多いようですね
このあたりのバイケイソウの実はほとんど全部鹿に食べられた跡が見受けられます
先日も兎岳避難小屋の周辺のハイマツやナナカマドの茂みの中から一晩中鳴き声が聞こえてましたよ
こんにちわ!
光岳、地味でなぜ百名山?という気もしますが、周りの雲の平みたいな場所やシダの海原など、森がとても美しいエリアでした。
花もたくさん咲いていましたがどれも小ぶりで、可憐です。
たまたまかもとおもっていたら、光小屋のご主人いわく
光岳付近は花が小さめとのこと。
最南端のハイマツ帯でもあり、アルプスの中でもちょっと
特殊なのかもしれませんね。
ぜひ花の時期にいかれてみてください
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