甲武信ケ岳
- GPS
- 29:55
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,029m
- 下り
- 2,030m
コースタイム
2日目 6:00甲武信小屋-7:20西破風山-7:50東破風山-9:00雁坂嶺-9:30雁坂峠-11:30道の駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありません。近丸新道をあえて行ってみましたが、特ちゃん新道の方が楽で緩やかだそうです。 |
写真
感想
今回は甲武信ケ岳へ。
東京から近いのに中々足が向かなかった百名山の中の一座だ。
満員すし詰め状態のスーパーあずさ1号に乗って塩山という駅に向かう。
塩山からはバスで西沢渓谷へ1時間。
早々に準備を整えて、一緒にバスに乗った20数名の方々と登山道へ向かう。
途中で徳ちゃん新道を使われる皆さんと別れて近丸新道を登る。のっけから急登だ。
途中、殆ど誰とも出会わない。あまり賑やかな山行が苦手な僕は少し得した気になるが、
道があまりにも険しく、少し後悔したりもする。
鎖場やガレ場はないが水平6kmの道程を標高1200m一気に登るので中々の急登だと思う。
汗だくになりながら甲武信小屋へ到着して、受付を済ませ、そのまま山頂へ向かう。
富士山の形がとても綺麗だった。遠くに南アルプスと八ヶ岳も望める。
下界はガスっていたが、山頂からの眺めは絶好だった。ありがとう甲武信ケ岳。
翌日は朝6時前から出発する。少し早いけど雁坂峠からのルートは景色を堪能できるので
のんびり下ることにする。道程も14キロ位はある。
破風山を超えて雁坂嶺を越え、雁坂峠へ。
そこで登山道を整備されていた叔父さんに話しかけられる。
武田信玄由来の金山の話や雁坂峠の歴史などについて。
最後に聞くと、雁坂峠小屋の小屋番さんだそうだ。
今度機会があれば、泊まって一晩中お話を聞いてみたいほど楽しいお話だった。
どういう経緯でだか忘れたが、明智光秀と天海同一人物説の話で盛り上がった。
小屋番さんとお別れすると、ジグザグの急坂を広瀬湖の方へ下る。
都会の自宅のエアンの効いた部屋でtvでも見ていればいいものを
こんな苦しい坂道を登ったり下ったり。
このストイックまでのひたむきさが、登山の本当の魅力なんだと最近思う。
山頂からの絶景や小屋での楽しいお酒だけが対価だと、払う労力が余りにも重すぎる。
汗にまみれた登りに少し比べ涼しげだった下りも終盤を迎え、確実に膝に来ている脚を誤魔化しつつ、
所々に開ける景色に見とれながら、今回も楽しい山行だったことに感謝した。
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