奥丸山 新穂高〜左俣林道ピストン


- GPS
- 09:07
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,431m
- 下り
- 1,416m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 9:07
5:03 新穂高登山者用無料駐車場到着 9℃
5:32 新穂高登山者用無料駐車場出発
5:40 新穂高登山指導センター到着
5:50 双六岳・笠ヶ岳登山口到着
6:07 お助け風穴到着
6:28 笠新道登山口到着
6:38 わさび平小屋到着
6:54 小池新道入口到着
7:03 小池新道入口出発
8:22 中崎尾根・わさび平分岐到着
9:18 奥丸山山頂到着
11:42 奥丸山山頂出発
12:15 中崎尾根・わさび平分岐到着
13:11 小池新道入口到着
13:32 わさび平小屋到着
13:41 笠新道登山口到着
14:03 お助け風穴到着
14:18 双六岳・笠ヶ岳登山口到着
14:34 新穂高登山指導センター到着
14:39 新穂高登山者用無料駐車場到着
平面距離 18.1km
沿面距離 18.7km
記録時間 09:07:07
最低高度 1,041m
最高高度 2,441m
累計高度(+) 1,532m
累計高度(-) 1,494m
平均速度 2km/h
最高速度 11km/h
登り歩行時間
双六岳・笠ヶ岳登山口〜小池新道登山口:1時間4分 5:50〜6:54(小休憩含む)
小池新道登山口〜奥丸山山頂:2時間15分 7:03〜9:18(小休憩含む)
下り歩行時間
奥丸山山頂〜小池新道登山口:1時間29分 11:42〜13:11(小休憩含む)
小池新道登山口〜双六岳・笠ヶ岳登山口:1時間7分 13:11〜14:18(小休憩含む)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新穂高登山者用無料駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
左俣林道の小池新道入口までに1ヶ所渡渉はあるが容易に通過可能 奥丸山稜線途中から一部に残雪があり滑り止め不要だが自分はチェーンスパイクを使用 木の根は滑りやすく注意が必要 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
昨年の6月に初めて山友さんに連れて行ったもらった奥丸山。槍穂高稜線と笠ヶ岳から弓折岳への稜線、西鎌尾根が同時に楽しめる絶景の展望台。
同時期にまた行きたいと先週の蝶ヶ岳山行後から考えていたが、好天予報はすぐにやってきた。
問題はカミさんの承諾を得ることのみ。
たまたま絶好のいいわけが用意出来たので、「行くことにしたから」とLINEを入れるだけでOKになった。
前日に降雨があったので、岩が濡れていて滑りやすくないか、水量が増して渡渉に問題はないか、多少の不安はあったが山友さんに同行することと、昨年は農作業で疲れ果てて寝不足により体調が最悪だったことを思いおこすと、こんな絶好のコンディションはない。
新穂高登山者用無料駐車は5時の時点で10台程度しか駐車されていない。昨年の緊急事態宣言開けで登山自粛が当たり前だった時とあまり変わらない。
秋は満車で駐車場をのぞき見ることさえ出来なかったが、夏前はうそのように空いている。
駐車場で朝食をとっているとスキー板とブーツをザックに付けた2名のパーティーが出発して行った。4月には弓折岳から滑降するBCスキーヤーが多そうだが、今ならどこを滑るのだろうか?
新穂高登山指導センターで上に着ていたパーカーを脱いで長袖Tシャツと長袖シャツに。
左俣林道を歩いている時にソロ登山者に会ったが、奥丸山まで他に会う人はなかった。
小池新道入口でこれからの急登に備えてエネルギー補給をしてから長袖Tシャツのみにして橋を渡り奥丸山へ向かう。
旧林道でコブシ、朝露に濡れて透明になったサンカヨウや下丸沢手前の登山道でギンリョウソウ、コイワカガミ、ミツバツツジ等の花に癒やされる。
急登の木の根は滑るが、注意して避けることでコケることはなかった。
途中で抜戸岳方面や小池新道入口を振り返って小休憩をとりたいところだが、稜線に出る中崎尾根・わさび平分岐まではペースは遅くてもなんとか止まらずに歩こうとふんばる。
山友さんは稜線に出た所で待っていてくれた。
ここまで来れば槍ヶ岳から穂高連峰までの稜線が見え、笠ヶ岳の稜線も見える。
稜線に出るとしばらくなだらかとなるが、笹は登山道が見えにくい程に伸びていて足やストックに絡みつく。
そして、残雪が現れ登山道が分からなくなり、少しうろうろ。
笹に埋もれた登山道探しとなるが、自分には見つけられず山友さんが先に見つけてくれ、ついて行くことに。
雪渓が複数続き、急な部分もあったので自分はチェーンスパイクを装着した。
基本的には稜線を直登するのだが、1つ両側が切れ落ちたやせ尾根を下る箇所がある。
登りで歩いているぶんには切れ落ちている感じも高度感もあまりないが、下りでは随分と下に雪渓が見えて絶壁であることがわかる。
ここから最後の急登を上がって山頂に到着。
山頂手前は槍平小屋のブログで見ていた雪渓があり、くさった滑りやすい雪面になっていた。
早い時間は少し強めの風との予報だったが、ほぼ無風なので写真撮影と空撮をたっぷり楽しんでから昼食をとった。
座って食事をしているとそよ風が当たることもなく、「エアコンを入れて」と言いたい程に暑いので、途中から立ち上がって食事した。立っていると少しは風が当たり気持ちが良い。
途中で槍平方面からソロの登山者がピッケルを手に登って来た。軽くあいさつをしたが、無言で笠ヶ岳方面の眺めを確認したらすぐにまた槍平方面に下山して行った。
20L未満の小さくて使い込んだザックを背負ったベテランの方のようだった。
槍平方面への雪渓は急斜面に長く続いていて、ピッケルがなければよほど注意して下らなければならない様子だった。
どの稜線にも一切のガスは無いが、上空の雲は目がぐるしく変化し、一部を残して明るいグレーになったかと思うと青空になったり奇妙な形の雲が現れたりと、何枚写真を撮ってきりがないくらいだ。
結局2時間半もの間山頂での360度絶景を楽しみ、来たルートを下山した。
登り時に迷った場所では下りでもルートがわからず、地図を見て登りのトレースに合わせて笹原を横に進んでルートに戻った。
日当たりの良い笹原では下山にもかかわらず暑くて汗びっしょり。日陰で時折そよ風に涼しく感じる程度。
中崎尾根・わさび平分岐からはほとんど日差しを受けないのでまだましだが、真夏のような暑さは続いた。
自分は下山開始時から装着したチェーンスパイクを雪渓が無くなってからも急坂の滑り止めとして下丸沢到着まで装着していた。
下丸沢で天然水をたっぷりと体に補給し、小池新道入口に到着。
あとは左俣林道の緩やかな下りのみ。残雪期と違ってなだらかな広い林道歩きは快適。
新穂高登山者用無料駐車場は朝より駐車台数が増え、一番上のエリアはほぼ満車の状態だった。
今日会った人はソロの2組のみ。皆、槍ヶ岳に泊まりなのだろうか?
奥丸山山頂での空撮1
奥丸山山頂での空撮2
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