奥丸山〜槍ヶ岳〜南岳 〜膝痛にもマケズ絶景鑑賞〜

2025年08月22日(金) 〜 2025年08月23日(土)

• GPS: 16:44
• 距離: 29.3km
• 登り: 2,737m
• 下り: 2,735m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:08
• 休憩: 1:11
• 合計: 11:19

距離 16.9km 登り 2,662m 下り 765m

5:17 新穂高温泉バス停
5:25 5:32 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:49 お助け風穴
6:03 6:04 中崎橋
6:13 笠新道登山口
6:23 わさび平小屋
6:39 小池新道入口
9:08 9:34 奥丸山
11:38 11:43 千丈乗越
12:43 12:54 槍ヶ岳山荘
13:24 13:37 槍ヶ岳
13:49 13:55 槍ヶ岳山荘
14:15 飛騨乗越
14:34 14:35 大喰岳
15:20 15:21 中岳
16:10 天狗原分岐
16:29 南岳
16:36 南岳小屋

2日目

• 山行: 5:19
• 休憩: 0:06
• 合計: 5:25

距離 12.4km 登り 75m 下り 1,970m

5:52 南岳小屋
6:22 南岳新道 救急箱
7:03 7:07 槍平小屋
7:44 7:45 藤木レリーフ
7:48 滝谷避難小屋
8:51 白出沢出合
9:51 穂高平小屋
10:46 小鍋谷ゲート
11:09 11:10 新穂高温泉駅
11:13 中崎山荘 奥飛騨の湯
11:17 新穂高温泉バス停

　訪れる人の少ない静かなる山頂「奥丸山」とメジャー所の3000m峰「槍ヶ岳」「大喰岳」「中岳」「南岳」を味わえるルート。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高第2駐車場：
　登山届所やトイレのある新穂高センター前にあり便利。
　1200円/24時間

コース状況／危険箇所等

左俣林道：
　ただの林道。主に笠ヶ岳や双六方面に行く人の道。
奥丸山登山口〜奥丸山：
　巨樹多く、深山の雰囲気で好きな雰囲気。
奥丸山〜千丈乗越：
　熊笹が茂るルートだが、足もとに踏み跡は確認できる。
　不明瞭な箇所や、切れ落ちたトラバース箇所もありワイルド。
千丈乗越〜槍ヶ岳〜南岳小屋：
　森林限界の岩の世界。アップダウンで膝にダメージで辛かった。
南岳小屋〜槍平小屋(南岳新道)：
　登山道や見える景色に変化のあるルート。
　笠ヶ岳や黒部源流の山々、大キレットを見ながら下山できる。
右俣林道：
　ただの林道。

その他周辺情報

平湯の湯：
　源泉かけ流しの露天風呂の日帰り温泉。鉄分を含んで黄土色。
　入浴料：志で300円程度で良いとのこと。
奥飛騨茶屋　寂-SABI-：
　古びた趣のある茶屋。囲炉裏や熊の毛皮などあり雰囲気がgood。

上記2箇所は、奥飛騨温泉郷平湯民俗館内の施設。

写真

8/22 4:47

新穂高の駐車場は平日でも激戦。何とか有料駐車場に駐車。仮眠して山行開始。

8/22 6:39

左俣林道を黙々と進み、小池新道には行かず、奥丸山方面へ。

8/22 7:02

奥丸山へ登山道は、倒木等も多く、手つかずの大自然の雰囲気。そんなワイルドな登山道で、踏み跡はうっすらと続く。

8/22 7:05

しばらく登り、振り返れば笠ヶ岳の堂々たる姿。

8/22 8:27

濡れ笹をかき分け登っていく箇所、多数。

8/22 8:46

しばらく登り、振り返れば焼岳。後方の乗鞍岳は雲に覆われつつある。

8/22 9:07

そして奥丸山山頂に到着。思ったより手こずった。水分補給をしながら小休止。

8/22 9:38

奥丸山山頂は360°viewを楽しめる山。だが周囲の山はややガスり気味。下には槍平小屋。

8/22 10:35

奥丸山から尾根伝いに槍ヶ岳を目指して出発。藪多めだけどルートはうっすらと分かる。

8/22 10:37

ミヤマホツツジ。

8/22 10:37

トモエシオガマ。

8/22 10:41

サラシナショウマ。奥に飛騨沢。槍ヶ岳は更にその上…。

8/22 11:07

進むにつれ、左手に西鎌尾根の稜線が見えてきた。

8/22 11:09

右手には雄大な飛騨沢のU字谷。

8/22 11:41

千丈乗越に到着。なかなかしんどい。

8/22 12:22

槍ヶ岳まで、まだまだ登らされる。

8/22 12:32

槍ヶ岳、ロックオン。久しぶり。

8/22 12:49

山荘にてジュースを購入し、休憩をしながら槍ヶ岳の混み具合と雲の動きを見てアタックチャンスをうかがう。

8/22 13:02

頃合いを見計らって、いざ山頂へ。

8/22 13:21

山頂到着。写真を撮っていただく。感謝。

8/22 13:20

常念から大天井、そして大天井から西岳、そして東鎌尾根という地形がよく分かる。

8/22 13:21

硫黄尾根。その奥は裏銀座の山々。

8/22 13:17

十分景色を楽しみ、下山。

8/22 14:15

そして次は未踏の大喰岳へ。そこでいつもの右膝の痛みが強くなる。湿布を貼り、膝サポーターを装着。

8/22 14:29

歩き方を工夫して登る。しばらく登り振り返れば、槍の穂先から辿ってきた道。

8/22 14:33

そして大喰岳山頂。神々しい槍の姿。

8/22 14:59

次は中岳へ。3000mの稜線上は荒涼としている。

8/22 15:11

中岳山頂への長梯子を登る。

8/22 15:15

中岳山頂到着。槍ヶ岳は遥か後方となる。

8/22 15:19

さあ、この3000mの稜線を辿り、南岳へ。本日お世話になる南岳小屋も南岳の奥にチラリと見えている。

8/22 16:28

南岳山頂に到着。中岳から思ったよりも長かった。

8/22 16:32

さあ、ガスに包まれそうになっている南岳小屋へ。

8/22 18:24

小屋にてチェックイン。ガスっているので夕景はあまり楽しめず、小屋で疲れをとる。

8/22 17:56

そして夕食をいただく。3000m近い稜線の小屋で本当にありがたい。夕食後は爆睡。

8/23 5:05

朝、起きるとちょうど朝焼けタイム。さあ撮影へ。

8/23 5:08

ピンク色に染まる笠ヶ岳。

8/23 5:09

雲海に浮かぶ富士山や南アルプス。

8/23 5:11

常念の左後方から日の出。美しい夜明け。

8/23 5:13

穂高の朝焼け。

8/23 5:17

槍。奥には黒部源流の山々。

8/23 5:17

大キレット。膝の曲げ伸ばしに心配があるので、またいつの日か。

8/23 5:22

のんびりと朝の絶景劇場を楽しみ、宿に戻る。こんなにのんびりゆったりと朝の景色を見られるのは小屋泊の特権。

8/23 5:33

小屋の朝食。お味噌汁だけ美味しくいただき、弁当は昼食用にリュックに詰める。

8/23 5:42

一晩お世話になった小屋におさらば。

8/23 5:52

さあ下山して温泉温泉。笠ヶ岳の奥には白山。

8/23 6:24

南岳新道のルートは変化に富み、なかなか面白い。西尾根からの景色は絶景。

8/23 6:26

黒部五郎から水晶まで、奥には薬師岳まで見渡せる。

8/23 7:45

涸れ沢を渡る。南沢の上流部？

8/23 8:03

槍平小屋に到着。コーラで小休止。そして新穂高目指して出発。

8/23 8:35

途中、南沢の綺麗な流れを見ながら、南岳のお弁当をいただく。こののんびり感、最高。

8/23 8:45

センジュガンピ。

8/23 9:03

滝谷。稜線には滝谷ドーム。恐ろしく高い。

8/23 10:22

右俣林道の長いこと。夏の楽しみがもうすぐ終わりそうで、哀愁漂う後ろ姿。

8/23 11:22

そして新穂高センターに戻ってきた。ジュースが150円でびっくり。そしてこの謎のビタミン全開というジュースが異様に美味かった。

8/23 12:12

帰り際、平湯の湯に立ち寄る。源泉かけ流しの露天風呂、シンプルに最高だった。

8/23 12:50

入浴後は隣の奥飛騨茶屋「寂」にて、飛騨牛コロッケとアイスコーヒーをいただく。奥には熊の毛皮…。夏の良い思い出になった。本日の山行、これにて終了。

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

JiroDai

　小屋泊でのんびり山々の景色を楽しむことができ、今年の夏の良い思い出になった。膝痛対策は今後もケアが必要かも。