黒戸尾根のあとは、編笠山、権現岳ですね

2013年07月23日(火) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 11.0km
• 登り: 1,360m
• 下り: 1,412m

コースタイム

GPSのログは、実際の時間と異なります。
特に最後、なぜか、電池切れで、途切れています。

観音平7:42−8:16雲海−8:44押手川8:50−9:48編笠山9:53−
10:13青年小屋10:18−10:39のろし場−11:16赤岳キレット分岐地点11:40−
11:44権現岳11:50−12:20三ツ頭12:25−12:57木戸口公園−
（八ケ岳横断歩道）−14:02観音平

総合時間:6時間20分、歩行時間:5時間29分

天候

曇り/晴れ、ガス、通り雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道20号線を目指して、小淵沢へ。
道の駅こぶちさわ　から、観音平は近い。

コース状況／危険箇所等

(観音平〜雲海〜押手川)
問題ありません。
雲海を過ぎると岩が多くなり、少し歩きにくくなります。
段差もあります。

(押手川〜編笠山)
岩が多く、歩きにくいです。
傾斜もきつくなり、頑張りどころです。
押手川では青年小屋へのルートの分岐でもあり、
一度山頂に行くのに、青年小屋への巻き道に入ったことがあります。
行き先を良く見て。
樹林帯でガスが出るとルートを見失いそうなところもあります。
晴れていれば、問題ないと思います。

(編笠山〜青年小屋)
泥濘があります。
また、道が狭く、ちょっと歩きにくい部分ですね。
岩も多いので、ぶつけたりしないように。
しばらくすると大きな岩伝いに下るようになります。
矢印に沿って、下りるのが一番。

(青年小屋〜のろし場)
急な登りで息が上がります。
ガレガレのところも多いです。

(のろし場〜権現岳)
ルートの核心部。
ガレ場で、滑りやすく、そして、トラバースも多くて、危険。
でも実際は、慎重に進めば問題ありません。
鎖は補助程度にして、しっかり、ホールドを確かめて進みます。
岩稜のトラバースをしっかりルートを見極め、基本は、矢印に沿って。
ストックは途中でしまっています。

(権現岳〜三ツ頭)
ガレて滑りやすいところもあり、疲れで、うっかりしないよう、、。
鎖もありますが、危なそうなら、登るときと同じ要領で、下ります。
三ツ頭へは、登り返しとなって、少しつらいです。

(三ツ頭〜木戸口公園〜八ケ岳横断歩道)
ひたすら下る感じです。
右に、編笠山を見て下ります。
八ケ岳横断歩道が近づくにつれ、笹が多くなります。

(八ケ岳横断歩道〜観音平)
最後の最後、アップダウンで、つらいです。

写真

観音平の駐車場。
青空も見えますが、雲もたくさん。
平日ですが、十数台。

気持ちの良い森を歩きます。

シモツケソウ、、でしょ、、

白いお花が笹に映えます。

押手川を過ぎて、標高をあげるとシャクナゲも。

編笠山山頂は、すぐ。
本当にすぐ、、。
青年小屋の宣伝。
カキ氷、ビール、コーヒー、ラーメン、、

森林限界を越え、山頂はすぐです。

ガスガスで、誰もいない編笠山山頂。

南アルプスも上部に雲がかかります。

青年小屋に下り始めると、ギボシなどが見えてきました。

青年小屋に咲くお花。

青年小屋を出発して、のろし場。
その後、三ツ頭まで、たくさんのお花。
これは、チシマギキョウ、、でしょ。

ピンクの可憐なお花。

イワベンケイでしょ、、

こちらは白いお花。

シオガマ、、

登山道は、厳しくなります。

岩に張り付くように、、。

ピンクが目立ちます。

岩場にいろいろなお花。

谷をのぞき

きれいなお花でした。

チシマギキョウはたくさん咲いていました。

権現岳と赤岳キレット分岐の道標。
ガスが切れたところです。

ギボシも見えてきました。

ヤマレコゆかりの道標ですね。

編笠山もガスが切れて見えてきました。

三ツ頭あたり、、

三ツ頭に咲く、チシマギキョウ。

三ツ頭に咲く、チシマギキョウ。

オトギリソウでしょう、、。

三ツ頭下って、ヘリポートあたり。

感想

Y-chan

2012年7月4日以来、編笠山、権現岳の周回をあるきました。
その時の記録。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-204135.html

興味深いのは、その2012年7月4日の編笠山、権現岳。
6月30日に甲斐駒ケ岳黒戸尾根を登った後の山行きでした。
6月30日の甲斐駒ケ岳黒戸尾根の記録。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-202785.html

ということは、2013年も、図らずも同じパターン。
今回の編笠山、権現岳の前に甲斐駒ケ岳黒戸尾根を登りましたから、、。
その記録。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-322880.html

全くの偶然なんですが、、。
それとも、それほど、私の山行きパターンは類型的？

今回は、前日の夜遅くに決めて、遅くに支度をしました。
編笠山は西岳を合わせて、6月3日にも歩いていました。
その記録。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-306051.html

でも権現岳はしばらく歩いていない、、、。

今年の2月、母親が亡くなって、ヤマレコともご無沙汰のころに、
権現岳山頂に山頂標識が立てられたと、、。
見たい見たいと思いながら、そのままに。

そんなこともあって、編笠山、権現岳。

3:30起床の予定は、C-chanに5:00過ぎに「山に行かないの?」で起こされ、
そのまま山行きやめようかとも思いましたが、
何とか、起き出して、6:20頃自宅発。

前回の山行であった、甲斐駒ケ岳黒戸尾根は、
八ヶ岳から転換して登ったのですが、それは、
甲斐駒ケ岳がとても良く、見えていたからでした。
それに空気も湿気の少ない日でしたし、、。

本日は、空気は、まとわり付くような湿気を帯び、
甲斐駒ケ岳も上部が雲で覆われ、登頂をそそられるような感じではなく、、。

時間も遅いし、予定通り、観音平に向かいました。
途中で、コンビニ寄って、朝食、昼食購入。
歯磨きのにおいが漂っていた道の駅こぶちざわでトイレ。
そして観音平。
既に7:30を回る時間でしたが、これから出発しようとする方々もいました。
そうした方は、ほとんどは編笠山のみ。

編笠山、権現岳と周回する人はもっと早い時間で出立していった様子。
当然です。
天候は不安定という予報。

結局、下山時、八ヶ岳横断歩道でちょっと降られたものの、
レインウェアを身に着けるほどでもなく、、、。
雨はむしろ、自宅付近で土砂降りだった様子。
帰宅時、付近のみ道路が濡れていました。
実は、雨はちょっと心配していたので、良かったです。

さて、今回の山行きは、眺望がほとんどなく、
残念ではありましたが、久し振りに権現岳に登ってご機嫌です。

キレットから来た方々もいて、キレットも久し振りに歩きたいな、、
とも思いました。

時間的には、2012年7月4日とほとんど変わらず。

コメント

youtaro

Y-chanさんならでは
Y-chanさん、こんばんは。

黒戸の後の権現、どちらの山も自宅周辺から
見えていて、良さそうな方へ向かうことが
出来る Y-chanさんならではのパターンなの
ではないでしょうか。で、選ばなかった山は
次の山行を考えるときに頭に残っていて。。。
みたいな

寝坊しても権現。
私の場合、低山が厳しいこの時期はスッパリと
諦めるしかありません

それにしても、思いっきり不安定なここのところの
天候の中、いい感じの隙間登山だったようですね。
これまた、羨ましいです

Y-chan

じっくり登山vs隙間登山
youtaroさん

甲斐駒ケ岳は実は、自宅から見えないんです。
鳳凰山、千頭星山、甘利山に隠れます。
でも編笠、権現は、自宅付近から見えます。

甲斐駒ケ岳は、国道20号線に出て、北杜市に
入るころに見える感じです。

そうなんでしょうね、、
今回も黒戸尾根のときは、本来は、八ヶ岳、、。
そんなことが何となく、、、
昨年と同じパターンへ、、。

相変わらず、持続可能な登山を目指して
おりますから、行ける時にちょこっとでも、、
引き出しを開いてストックから山に登っている感じ。

今回も寝坊で、、
お恥ずかしい、、。

低山は、強烈でしょうね、、。
ほとんど平地を歩いているのと変わらず、、。
やはり2000mは越えないと、、。

それにしても、、、
今日も雨が降って、週末に洗車した車が
また汚くなりました。
また週末ちょこっと洗いますか、、。

じっくり計画登山もよし、、
今回のように隙間でちょこっと、、もよし、、。

あ、、私には、あまり、、じっくり計画の登山がないような、、、気がしますね、、。

Y-chan