ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 325822
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳+摩利支天【黒戸尾根ピストン】

2013年07月26日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
10:25
距離
17.5km
登り
2,480m
下り
2,488m

コースタイム

4:30尾白川渓谷駐車場−5:50笹の平分岐点−7:05刀利天狗−7:35五合目(10分休憩)−8:20七丈第一小屋−9:05八合目御来迎場(5分休憩)−10:05甲斐駒ヶ岳山頂(10分休憩)−10:35摩利支天(25分休憩)−11:30甲斐駒ヶ岳山頂(5分休憩)−12:05八合目御来迎場−12:20七丈第一小屋−12:50五合目(5分休憩)−13:15刀利天狗−14:00笹の平分岐点(5分休憩)−14:55尾白川渓谷駐車場

※ルートは手書きで正確ではありません。
天候 山の神はそこそこご機嫌でした。
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷駐車場
(4時30分の時点で10台以上止まっていました。)
コース状況/
危険箇所等
非常に整備された登山道です。
平日でしたので静かな山歩きを堪能出来ました。

登山口は駐車場の奥(トイレの反対側)の遊歩道から入ります。
少し歩くと竹宇駒ヶ岳神社がありますので、神社の左手脇を進むと吊橋になります。
吊橋を渡れば登山道です。
黒戸尾根登山道と尾白川渓谷道の分岐には道標がありますので、間違いないように進みましょう。

※季節、天候、体調、スキル等により難易度も変わりますが、ここからは私が感じたコース状況です。(参考程度にして下さい。)
まず非常に歩き易く、整備されていて危険なところは無い登山道だと感じました。
理由はザレていないし、浮き石がなく、地面はクッションが効いていて歩き易いからです。
また、急登と言うよりは、標高差2200mをずっと登っている感じです。
(急登の部分には梯子が架かっているので急登を感じさせないのだと思います。)

刃渡りを除いた五合目まではあまり変化の無い登りで、忍耐力勝負のけっこう苦しい登りになります。
五合目より上は梯子や鎖場などもあり、変化に富んでいて楽しい登りです。
逆に下りは五合目から先が、非常に長いです。
予約できる山小屋
七丈小屋
尾白川渓谷駐車場にある皇太子殿下甲斐駒ヶ岳御登頂記念碑です。
ここからスタートです。
2013年07月26日 04:31撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 4:31
尾白川渓谷駐車場にある皇太子殿下甲斐駒ヶ岳御登頂記念碑です。
ここからスタートです。
まずは竹宇駒ヶ岳神社にご挨拶です。
神社の脇を左手に進めば吊橋です。
2013年07月26日 04:35撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 4:35
まずは竹宇駒ヶ岳神社にご挨拶です。
神社の脇を左手に進めば吊橋です。
吊橋です。
画像は暗いですが、4時半だとヘッデンが無くても大丈夫です。
2013年07月26日 04:36撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 4:36
吊橋です。
画像は暗いですが、4時半だとヘッデンが無くても大丈夫です。
黒戸尾根登山道と尾白川渓谷道の分岐にはしっかりとした道標があります。
2013年07月26日 04:38撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 4:38
黒戸尾根登山道と尾白川渓谷道の分岐にはしっかりとした道標があります。
明るくなりました。
歩き易い登山道です。
先は長いのでペースを配分に注意しましょう。
2013年07月26日 06:01撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 6:01
明るくなりました。
歩き易い登山道です。
先は長いのでペースを配分に注意しましょう。
急登ではありませんが、刃渡り手前までずっとこんな感じで進みます。
2013年07月26日 06:34撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 6:34
急登ではありませんが、刃渡り手前までずっとこんな感じで進みます。
刃渡り手前から雲海に浮かぶ鳳凰三山。
今日唯一全体像を見ることが出来ました。
(このあとはガスって駄目でした。)
2013年07月26日 06:50撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
2
7/26 6:50
刃渡り手前から雲海に浮かぶ鳳凰三山。
今日唯一全体像を見ることが出来ました。
(このあとはガスって駄目でした。)
刃渡りです。
(安全に渡れますよ。)
2013年07月26日 06:51撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 6:51
刃渡りです。
(安全に渡れますよ。)
刃渡り後の岩稜。
ガスってきました。
2013年07月26日 06:54撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 6:54
刃渡り後の岩稜。
ガスってきました。
まずは最初の梯子です。
2013年07月26日 07:02撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 7:02
まずは最初の梯子です。
登山道は黒戸山のピークを巻いていきます。
2013年07月26日 07:17撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 7:17
登山道は黒戸山のピークを巻いていきます。
五合目に向けて下ります。
登りの黒戸尾根で下っているのはここだけです。
2013年07月26日 07:34撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 7:34
五合目に向けて下ります。
登りの黒戸尾根で下っているのはここだけです。
五合目からこの小ピークに向かう道標は少し分かり難いです。
2013年07月26日 07:36撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 7:36
五合目からこの小ピークに向かう道標は少し分かり難いです。
さっそく梯子の登場です。
2013年07月26日 07:53撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 7:53
さっそく梯子の登場です。
この橋を渡ると、このあとたくさんの梯子が登場します。
2013年07月26日 08:04撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 8:04
この橋を渡ると、このあとたくさんの梯子が登場します。
垂直に設置された梯子。
梯子が無ければとんでもない急登となるのですが、梯子があるので安全に楽させてもらえます。
2013年07月26日 08:09撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
1
7/26 8:09
垂直に設置された梯子。
梯子が無ければとんでもない急登となるのですが、梯子があるので安全に楽させてもらえます。
剣が1本刺さった岩。
ガスって眺望はありません。
2013年07月26日 08:50撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 8:50
剣が1本刺さった岩。
ガスって眺望はありません。
八合目御来迎場。
ずっと登り続けているので心が折れそうになりますが、ここまで来ればあともう少しです。
2013年07月26日 09:07撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 9:07
八合目御来迎場。
ずっと登り続けているので心が折れそうになりますが、ここまで来ればあともう少しです。
ちょっとした岩場のアトラクションを楽しみます。
2013年07月26日 09:17撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 9:17
ちょっとした岩場のアトラクションを楽しみます。
岩場にはしっかりとした鎖があります。
今回は遠慮無く使用させて頂きました。
2013年07月26日 09:21撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 9:21
岩場にはしっかりとした鎖があります。
今回は遠慮無く使用させて頂きました。
2本の剣が刺さった岩が見えてきました。
ガスっていますが、気分が高まります。
2013年07月26日 09:23撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 9:23
2本の剣が刺さった岩が見えてきました。
ガスっていますが、気分が高まります。
2本の剣が刺さった岩。
良く見かける写真です。
2013年07月26日 09:37撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
1
7/26 9:37
2本の剣が刺さった岩。
良く見かける写真です。
雷鳥?!
登山道のすぐ脇にいました。
2013年07月26日 09:52撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7
7/26 9:52
雷鳥?!
登山道のすぐ脇にいました。
やっと山頂が見えてきました。
うーん少しガスってます。
2013年07月26日 09:59撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
1
7/26 9:59
やっと山頂が見えてきました。
うーん少しガスってます。
手前のピークにある駒ヶ嶽神社本社です。
2013年07月26日 10:00撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 10:00
手前のピークにある駒ヶ嶽神社本社です。
そして甲斐駒ヶ岳山頂の祠。
不覚にもちょっとウルッとしました。
2013年07月26日 10:03撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
2
7/26 10:03
そして甲斐駒ヶ岳山頂の祠。
不覚にもちょっとウルッとしました。
仙丈ヶ岳方面の眺望です。
こちらはガスっていません。
2013年07月26日 10:05撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 10:05
仙丈ヶ岳方面の眺望です。
こちらはガスっていません。
真田丸のような摩利支天。
摩利支天といえば真田信繁では無く、山本勘助ですが、、、。
これから向かいます。
2013年07月26日 10:14撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 10:14
真田丸のような摩利支天。
摩利支天といえば真田信繁では無く、山本勘助ですが、、、。
これから向かいます。
北岳方面の眺望です。
こちらは少しガスっています。
2013年07月26日 10:14撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 10:14
北岳方面の眺望です。
こちらは少しガスっています。
摩利支天に向かって砂礫のザレたルートを下降中。
2013年07月26日 10:18撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 10:18
摩利支天に向かって砂礫のザレたルートを下降中。
特に問題なくトラバースぎみに歩けるのですが、通常ルートを歩いた方が良いでしょう。
(帰りは無難に通常ルートです。)
2013年07月26日 10:29撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 10:29
特に問題なくトラバースぎみに歩けるのですが、通常ルートを歩いた方が良いでしょう。
(帰りは無難に通常ルートです。)
摩利支天です。
是非こちらにも寄ってみましょう。
2013年07月26日 10:38撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
2
7/26 10:38
摩利支天です。
是非こちらにも寄ってみましょう。
摩利支天に向き合う私。
2013年07月26日 10:42撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
3
7/26 10:42
摩利支天に向き合う私。
仙丈ヶ岳方面。
(摩利支天から)
2013年07月26日 10:44撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 10:44
仙丈ヶ岳方面。
(摩利支天から)
北岳方面。
(摩利支天から)
2013年07月26日 10:45撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 10:45
北岳方面。
(摩利支天から)
そして甲斐駒ヶ岳。
(摩利支天から)
2013年07月26日 11:03撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
1
7/26 11:03
そして甲斐駒ヶ岳。
(摩利支天から)
もう一度甲斐駒ヶ岳山頂に戻ってきました。
山頂標識は人が写らないようにアップにしました。
2013年07月26日 11:33撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 11:33
もう一度甲斐駒ヶ岳山頂に戻ってきました。
山頂標識は人が写らないようにアップにしました。
いちおう三角点も。
さて、下山開始です。
2013年07月26日 11:33撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 11:33
いちおう三角点も。
さて、下山開始です。
下山を開始するとガスが晴れて鋸岳方面の眺望も堪能出来ました。
2013年07月26日 11:40撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 11:40
下山を開始するとガスが晴れて鋸岳方面の眺望も堪能出来ました。
八合目御来迎場。
もう山頂も遠くなりました。
2013年07月26日 12:05撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 12:05
八合目御来迎場。
もう山頂も遠くなりました。
鎖はしっかりしていますので安全に下降出来ます。
2013年07月26日 12:23撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 12:23
鎖はしっかりしていますので安全に下降出来ます。
垂直の梯子を上から。
それほど高度感は無いです。
2013年07月26日 12:32撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 12:32
垂直の梯子を上から。
それほど高度感は無いです。
新しい梯子もあります。
(整備の方には感謝です。)
雨等で濡れていなければ危険な下降ではありません。
2013年07月26日 12:35撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
1
7/26 12:35
新しい梯子もあります。
(整備の方には感謝です。)
雨等で濡れていなければ危険な下降ではありません。
こんな感じで多くの梯子を下っていきます。
2013年07月26日 12:36撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
1
7/26 12:36
こんな感じで多くの梯子を下っていきます。
五合目からの最後の登り返しです。
調子が良いので、一気に登ります。
2013年07月26日 12:58撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 12:58
五合目からの最後の登り返しです。
調子が良いので、一気に登ります。
あとは下るのみです。
ここまでは意外過ぎるほど順調です。
2013年07月26日 13:03撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 13:03
あとは下るのみです。
ここまでは意外過ぎるほど順調です。
刀利天狗です。
2013年07月26日 13:16撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 13:16
刀利天狗です。
刃渡り手前の岩稜。
往路よりガスが晴れて周りの景色も良く見えました。
2013年07月26日 13:26撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 13:26
刃渡り手前の岩稜。
往路よりガスが晴れて周りの景色も良く見えました。
刃渡りの下りの左手側(北側)です。
2013年07月26日 13:27撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 13:27
刃渡りの下りの左手側(北側)です。
足は重いが、心は軽い。
刃渡りから先の下りは非常に長く感じ、、、。
やっぱり精神的にも疲れる下りです。
2013年07月26日 14:12撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 14:12
足は重いが、心は軽い。
刃渡りから先の下りは非常に長く感じ、、、。
やっぱり精神的にも疲れる下りです。
やっと吊橋が見えてきました。
2013年07月26日 14:45撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/26 14:45
やっと吊橋が見えてきました。
最後に竹宇駒ヶ岳神社にご挨拶です。
充実した山行有難う御座いました。
2013年07月26日 14:48撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
1
7/26 14:48
最後に竹宇駒ヶ岳神社にご挨拶です。
充実した山行有難う御座いました。
撮影機器:

感想

『山の神にお会いしに』

山を登る人にとって、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根を日帰りでピストンするのは、やはり特別なのかもしれません。
例に洩れず、遠出することが面倒な私でも、いつか歩いてみたいと思っていましたしたが、なかなか機会が合いませんでした。
また、山の神にお会いするのにグタグタになって登るのは自分自身に納得がいかないので、しっかり準備をしてからと考えていました。

ちょうどここ1ヵ月仕事が落ち着いているので、7月末の平日に黒戸尾根に行くとして、1ヶ月前から4回の体力UP山行を計画しました。
(普段は適当で計画などまったくしないのですが、今回だけは特別でした。)
・標高差を気にせず、30km程度の長めの距離を歩く
・急登/急降の尾根を歩く
・3000m以上の高山に登って高度に慣れる
・累計標高差2500m以上でアップダウンが多く木の階段があるコースを歩く
人それぞれの山行スタイルと楽しみ方があるので何とも言えませんが、私はこの4回の山行があったので、今回の山行を楽しむことが出来たのだと思います。
(私自身、1ヶ月でこんなに山に行ったのは初めてです。)

前置きが長くなってしまいましたが、ここからがスタートです。
、、、の前に、今回の一番の難所から。
遠出すると毎回なのですが、今回は尾白川渓谷駐車場を見つけるのに大苦戦しました。
「道の駅はくしゅう」までは良かったのですが、そこから先で迷ってしまい深夜2時過ぎに駐車場を探して走り回ること20分、、、。
焦ってもしょうがないので、見晴らしの利きそうなところに車を止めて、他の車が入ってこないか様子を伺います。
すると1台、1本向こう側の道路を走って行くので、その車の後を追うように進んで行くと、標識も出てきて無事駐車場へ到着しました。
(カーナビは使えない、地図は見ない、、、、相変わらずの適当っぷりです。)

4時過ぎまで体を休めようと思っていましたが、他の登山者が4時ぐらいからヘッデンを点けて続々とスタートして行きます。
(何も競争する訳では無いのに、4時半スタートと考えていた私は焦ってきます。)
居ても立っても居られず、今までの山行では使用したことのないヘッデンを準備して身支度を整えます。
気が付いたら4時半になっていて、結局ヘッデンを使用しなくても何となく歩ける明るさになっていました。

それでは、スタートです。
まずは竹宇駒ヶ岳神社にご挨拶します。
吊橋を渡って登山道に入って、何を焦っているのか最初の5分はペースを乱してしまい呼吸も乱れます。
先はまだまだ長いので、ここで冷静になって、呼吸を整えながらゆっくり歩くことに専念します。
歩き易い道で特に急登とは感じないのですが、今日は体が重く感じます。
五合目手前は下りになるのですが、五合目まではずっと登りで肉体的より精神的に疲れました。
オーバーペースにならない様に気を付けながら、兎に角歩を止めずに五合目まで歩いてから休憩をしました。
(五合目の道標は少し分かり難いです。)
五合目から先は、梯子や鎖場もあり、変化に富んでいます。
刃渡りもそうなんですが、梯子や鎖場は非常に整備されていますので、危険なところはありません。
さすがに八合目御来迎場までは心が折れそうになる登りです。
(私は足が止まりそうになったら、兎に角ほんの少しの歩幅でも足を前に出して、ゆっくり歩きながら休むことにしています。)
この後、岩に刺さった2つの剣を見て気分も上がり、ここまで来ると山頂が見えてきます。
何とか一定のペースで山頂に到着することが出来ました。
(体力UPの効果ありでしょうか。)
山頂に到着したときは、思いもしなかったことに感動して涙が出そうになりました。

途中ガスっていたので眺望はあまり期待していなかったのですが、山頂は晴れていて絶景を堪能出来て大満足でした。
本当に登って良かったと思える瞬間です。

さて、ここから下山では無く、甲斐駒ヶ岳山頂と同じくらいに行きたかった摩利支天に向かいます。
(黒戸尾根の過去の山行記録を見ると多くの方がそのまま下山されていますが、摩利支天も素晴らしいので是非立ち寄ってみるのも良いと思います。)
私は摩利支天に向かって直進ぎみに砂礫のザレたルートを下降しましたが、滑落等の危険がありますので、通常ルートがあるのでそちらへ進みましょう。

摩利支天では黒戸尾根でお会いした健脚の方と一緒に休憩をして、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
最後はちゃんとしたご挨拶が出来ずに申し訳有りませんでした。
また、どこかの山でお会い出来れば幸いです。

もう一度、甲斐駒ヶ岳山頂に寄ってから下山開始です。
摩利支天でゆっくり休憩したからなのか、非常に体が軽く、順調に下ることが出来ました。
五合目からの登り返しの後の下りは、時間以上にとても長く感じました。
(今までで一番長く感じた下りだったような気がします。)

無事下山出来たので、竹宇駒ヶ岳神社にご挨拶をして駐車場に戻りました。

駐車場に戻ってから、尾白川へ疲れた体を癒しにいきました。
冷たい清流に素足を浸して最高でした。


最後に
さすがに黒戸尾根は重厚で魅力たっぷりのコースでした。
これからは、またゆっくりと静かな尾根や沢を歩こうと思っています。
最後までお付き合い頂き有難う御座いました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1485人

コメント

お疲れ様でした!
はじめまして  甲斐駒ヶ岳黒戸尾根は
やはり登山者の憧れ的な存在ですよね
事前に練習して臨んだ22-20さんは立派ですね
次は早月尾根ですね(笑)
2013/7/28 7:34
Re: お疲れ様でした!
kaikaireiさんコメント有難う御座います。

みなさんの黒戸尾根の山行記録をいつも楽しく拝見させて頂いておりました。
その中でも、kaikaireiさんの「黒戸尾根〜甲斐駒ヶ岳〜仙丈ケ岳」日帰りピストンは、、、凄いとしか言いようがないです。
これからも充実の山行記録楽しみにしています。


私はゆっくりと静かな尾根や沢を歩くことが好きなのですが、やはり黒戸尾根には特別な想いがありました。
普段のひとり気ままの山歩きの延長だと、間違い無くバテると思ったので、ここ4回は少し山行スタイルを変えて体力UPしました。
かなり効果はあった感じで、黒戸尾根を楽しみながら余裕を持って下山することが出来ました。
(おかげで高速道路を使わずに、のんびりと甲州街道をドライブして帰りました。)


どこかの山でお会い出来れば幸いです。
2013/7/28 17:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら