木曽駒ヶ岳ー宝剣岳ー空木岳 日帰り縦走


- GPS
- 12:30
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,369m
- 下り
- 3,169m
コースタイム
千畳敷
0:25
宝剣山荘
0:25
木曽駒ヶ岳(区間計0:50)
0:15
宝剣山荘
0:10
宝剣岳(区間計0:25)(累計1:15)
0:25
極楽平
0:40
濁沢大峰
0:45
檜尾岳(区間計1:50)(累計3:05)
1:00
熊沢岳
0:50
東川岳(区間計1:50)(累計4:55)
0:20
木曽殿山荘
1:10
空木岳(区間計1:30)(累計6:25)
0:35
分岐
1:35
林道終点
0:40
菅の台BC(区間計2:50)(総累計9:50)
19:40
天候 | 朝ガスガスのち曇り時々晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
5時前頃からバス待ちが出来、チケット売り場は5時半頃開いた。 菅の台BCからバス、ロープウェイを乗り継いで千畳敷へ。 平日だったが臨時バスが6時頃出て、ロープウェイもすぐに出発し6時45くらいに千畳敷へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはバスセンターチケット売り場(用紙なし)と千畳敷駅(用紙あり)に有 千畳敷ー木曽駒ヶ岳 八丁坂は急傾斜のガレ場なので浮き石、落石と分岐で広いところがあるので濃霧時は注意だが危険個所はない。 宝剣山荘ー極楽平 宝剣岳を通るルートは鎖場多数。ルートは細かくマーキングがしてあるのできちんと確認しながら歩けば間違えることはない。 ホールドもしっかりあり難易度も高くないと感じたが、切れ落ちているところもあるので油断は禁物なのと濡れている時は要注意。 極楽平ー木曽殿山荘 ガレているところも結構あるので落石等注意は必要だが特別危険なところはない。 途中チシマギキョウやコバイケイソウ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイの群落もあり、ルートを通して高山植物が豊富なので景色と花を楽しみながら歩ける。 東川岳から木曽殿山荘への下りはザレている急傾斜で滑りやすい。 木曽殿山荘ー宝剣岳 山荘から稜線を見上げて手前に見えるのは第1ピークでそこまでは急傾斜の登り。 そこからは鎖や梯子が出てきて楽しい! 濃霧時はルートミスに注意が必要だが、特に危険は感じなかった。 宝剣岳ー菅の台BC駐車場 山頂から分岐までは駒石ルート、尻無から池山小屋分岐まではハイキングコース使用。 駒石を過ぎるまでは稜線歩き。樹林帯に入っても前半は緩やかであまり高度は下がらない。 大地獄は鎖場もあるが金属の階段が多く滑りやすい。 尻無からのハイキングコースは腰丈くらいの笹の中をジグザグに下る。 笹で足元が見づらいので段差に注意。 その後、林道終点までと菅の台BCまでの登山道は問題ない。 最後30分くらいは日も落ちて暗い中を歩いたが、登山道も明瞭なので道迷いの心配もほぼ無し。 |
写真
感想
アルプスと言えば、、、
北、南がまず思い浮かび中央は最後という方が多いと思います。
私もその中の一人でした。
しかし、それはいかがなものか!と思い、行って確かめようという事で行って来ました!
日帰りには長いコースですが、木曽駒・宝剣だけでは物足りないし、やっぱり稜線歩きたいでしょ!!
千畳敷に着くとあいにくのガス。
青空に向かってのびるカール見たかったので残念(><)
出だしからのんびりしてる時間もないのでさっさと登りにかかります。
千畳敷はガス抜けてますが、登るにつれて濃くなる一方。。。
乗越浄土で会った方にも「山頂真っ白だった」と言われ…
淡い期待を抱きながら進みます。
途中、中岳で会ったご夫婦も「晴れないねー、ずっと祈ってるんだけど、、、」おっしゃっていました。
あとで再開した時に話したら、なんと79歳!!
毎年来ていたが今年が最後と思っているそうで、、、
足取りもしっかりしていましたし、見た目には10歳は若く見えたので、また来年も登ってほしいなと思い別れました。
山頂に着いてもガスが濃く、先に到着されていた晴れ待ちをしている方々も諦めて下山していきます。
私も宝剣岳へ!
今回のコースで一番の楽しみだった宝剣岳!
尖った山容が魅力的で存在感がありワクワクします(^o^)
宝剣山荘の分岐から宝剣岳方面へ進むとガスの向こうにぼんやり大きな岩が見えてきます。
鎖場はホールドもステップもしっかりあるので、ほぼ鎖を使わずに通過出来ましたが、山頂直下の鎖場は断崖のトラバースになるので注意が必要。
今回、通過時はガスで下が見えなかった為か高感度はありませんでした(+o+)
山頂に着いてもガスが濃く、この天気に稜線歩くなら出直すことにして、周辺をもう少し歩いて下山しようと思い山頂でのんびりしていたら、ガスが一気に晴れていくじゃないですか!!
この瞬間って何とも言えない爽快感です!
テンションも一気に上がり、予定変更の変更で予定通り空木に向かう事にしました。
極楽平まではいくつもの鎖場、岩場を通り、極楽平からは稜線歩き!
スカッと快晴とはいきませんが、それでも気持ちいいです!!
檜尾岳への登り返しはなかなか堪えました。
この手前の下りから登り返しにかけて膝に違和感を覚えます。
ここ2年くらいは違和感があっても痛みが出る事はなかったので、檜尾尾根で下山するか迷ったんですが先に進む事にしました。
しかしこれが間違いだった。。。
その後、熊沢岳に着く頃にはじんわり痛みを感じるようになり、東川岳に着いた時にはもう完全に曲げると痛い状態に((+_+))
ここから木曽殿山荘まで急傾斜の下り、そこから空木まではながーい、きつーい登り返し、さらに池山尾根のながーい、ながーい下り。
しかも、空木岳で写真を撮ったりしていたら黒い雲がモクモク、、、
こりゃまずいと思い早々に下山開始。
駒石を過ぎると雷も聞こえ出し、膝が痛いのに雲と追いかけっこ状態に、、、
池山尾根の下りは長いですね。
大地獄あたりからやっと下ってるという感じを受けれるようになりますが、特に前半はほとんど標高の下がらない道で早く下りちゃいたいのにと思います。
林道終点を過ぎたあたりで日が落ちたので、最後はヘッデン点けて下りました。
初めての道での暗い状況は不安でしたが、道はとても明瞭でした。
今回は雲の多い稜線歩きでしたが、たまに覗く晴れ間と青空がなんとも嬉しく、人が少ないせいか、他の登山者の方とも色々お話させて頂きました。
なんとか雨にも降られず、楽しい山行となりました。
中央アルプス! 高山植物も豊富で、北や南にも負けない素晴らしいところだと思います。
抜けるような青空の下、もう一度歩いてみたいと思います!!
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