夏の西穂高岳〜落石遭遇〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 1,628m
- 下り
- 0m
コースタイム
天候 | 曇り→晴れ→曇り(下界は晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
夜勤の次の日が、晴れの天気予報でとにかく山に行きたい気持ちが盛り上がってきました。疲れているからとか、気合いで吹き飛ばしました。コンビニで、モンスタードリンク購入、夜間移動も集中できました。
寝ている時間がありません、このまま弾丸登山です。
5:30頃到着、深山荘無料駐車場は満車。第一ロープウェイ下の駐車場は渋滞の列。
仕方なく鍋平に向かいます。有料駐車場500円でした。
ロープウェイは定期の8時より、早く臨時便がありました。
天気の方は、西穂山頂からの下山時、一気にガスって来て、後から来られた方が気の毒に思えました。これも運でしょう。
表題の通り、落石の恐怖に遭いました。
独標の下りで渋滞に遭い、鞍部に近づいた時、上部から「ラ〜ク!!ラ〜ク!」と叫び声が聞こえてきました。パッと、上を見ると音を立てて、猛スピードで小児頭大の岩が飛び跳ねて落ちてくるではないですか!
一瞬で、「死ぬ」...戦慄が走りました。
すぐに身を屈めました。バウンドで、こちらに軌道を変えるかもしれません。岩は、私と後ろの方の間をビューンと猛スピードで飛んで行きました。
すぐに頭に浮かんだのは、「ヘルメットいる、絶対!」真剣に思いました。あんな岩が頭部に直撃したら、もう命は無いでしょう。
今回の山行でヘルメットの着用率は、あの混雑ぶりで数人程度。
私は、西穂から奥穂間ではヘルメット着用は、当たり前だと思っていましたが、
西穂山頂迄なら、とくに必要無いだろうと...。
認識が甘かったです。アルプスでは、どこでも落石が発生する可能性が十分にあります。
自然に落ちる岩、人が落とす岩...。
若い頃から、何度も北アルプスに来ていますが、落石に遭ったのは、実は初めてなのです。
この記録を眼にした方、是非、かっこいいヘルメットを購入してから、アルプスに出かけて下さい。
また、自分が落石を起こして、加害者にならないように細心の注意が必要です。
不注意で、落石を発生させてしまった際は、出来る限りの大声で「ラ〜ク!
ラ〜ク!」と、周囲の登山者に知らせて下さい。
山で、死にたくないですね、落石に限らず、滑落、雷、等の危険があふれています。
登山は、命がけの趣味ということを再認識した山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する