小太郎河童のチャレンジ!北アルプス・第1弾 烏帽子岳 七倉山荘からピストン カッパの北アデビューを空が祝福


- GPS
- 12:40
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 2,793m
- 下り
- 2,813m
コースタイム
6:45 タクシーで高瀬ダムへ
7:00 ダム横トンネルより開始
7:15 不動沢橋
7:30 登山道取り付き 札所12番
7:43 札所11番
8:02 札所10番
8:20 札所9番 ゴンダ落とし 雨降り始める
8:37 札所8番
8:51 札所7番
9:25 札所6番 中休み
9:42 札所5番
9:58 札所4番 三角点 雨止むがガス
10:16 タヌキ岩
10:26 札所3番
10:39 札所2番
11:10 札所1番
11:23 札所0番 烏帽子小屋 ザックデポ
休憩
12:20 前烏帽子へ出発
13:20 頂上 大撮影会 ピーカンをエンジョイしまくる
13:42 やっと下山開始
14:29 烏帽子小屋
14:34 よせばいいのにまだピーカンをエンジョイ
14:50 ようやく下山開始
17:43 札所12番まで下山
18:05 高瀬ダムにてタクシー呼ぶも撃沈
19:24 トボトボと七倉山荘(真っ暗)に帰投
天候 | 曇り→雨→ガス→晴れ(やった!!)→曇り/小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
http://www.webmarunaka.com/nanakura/access.html 七倉山荘よりアルプスタクシー利用で高瀬ダム(約2000円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に道はよく整備され、降雨時もそれほど気を付ける場所はありません。 烏帽子小屋までは随所にトラロープ+木橋あり。 頂上直下、クサリ場、岩壁トラバースありますので降雨時は特にご注意ください。 水場: 登山道取り付き手前に最終水場がありますが沢水なので要煮沸だそうです。 烏帽子小屋でも200円/Lで消毒済み雨水を買うことができます。 トイレ: 七倉山荘前駐車場にきれいなトイレがあります。 登山届はトイレ前の案内所にて記入、提出します。 温泉: 薬師の湯 http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/ |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
今回は会社のにわか仕立て山岳部4名+山友達1名の5名。
去年から登り始め、初回にいきなり甲斐駒黒戸尾根を制したメンバーがぜひ2度目の登山にも三大急登を、とのことで初の北アルプスデビューは烏帽子岳ブナ立尾根に決定。谷川はこの季節には暑すぎる。
当日は2時に出発、永福ICから安曇野ICまでロングドライブ。
待ち合わせの七倉山荘には6時に到着。先々週の仙丈、先週の笊ヶ岳とご一緒いただいた山友達のTAMA0904さんと合流。「北に行くときはぜひ!」と話していたのが実現しました。
久しぶりの登山というメンバー、残りも全員北アルプス初デビュー、という事で今回は徹底ラクラクプラン。ここは誘惑に逆らわず素直にタクシー使っちゃいます。
15分ほどで高瀬ダム到着。「帰りは17時くらいまでは待機がいるけど、そのあとでも電話くれれば迎え来ますから。」とのことでお礼をし、いよいよ登山道へ。
まずはエメラルドグリーンのダム湖がお出迎え。
あまり寝てないのと、滅多に来ないのとでちょっとしたことでも楽しく大騒ぎ。
公衆電話の場所と公衆便所を確認し、ダム横トンネルに突入。吊橋(不動沢橋)を渡り、濁沢を渡り、いよいよ裏銀座登山口から開始。
いきなりの急登がお目見えするも、よく手入れの行き届いた歩きやすい登山道。
急登が続くかと思えば、適度に平地もあり、息の付きやすい道です。先週の笊ヶ岳がよほどキツすぎたのかTAMA0904さんも「うん?三大急登??」と涼しい顔。
札所10番あたりでポツポツと雨が降り始め、9番あたりで本降りに。
同じように登られるご婦人方もみなさんレインウェアとザックカバーの花が咲きます。
雨具装着のため、思うように身体の冷却ができず、ペースダウン。ゆっくりと登ります。
天気予報によれば今日の天気は悪くない。みんなもまだそれほど消耗してないのでとりあえず小屋までは行ってみることに。
たまに見える眺望も直近の山が見える程度にガスって来て、「涼しくていいね」と強がりながら小屋を目指す。
ここの所の連続晴れ記録が途絶えるか・・・北アルプス、甘くない。などと思いつつも楽しいメンバーとの登りは続く。
幸い雨も止んできたので札所4番、三角点にて雨具を脱ぐ。ガス晴れないかなぁと恨めし気に空とにらめっこ。
だんだん標高も上げてきて、涼しくていい感じ。小屋までどのくらいかななどと思っていると左側に青色のトタン屋根が。小屋だ!!
まだガスってはいるものの青い部分も見え始める。これは期待できる感じがするのでお昼を取りながら回復を待つ。
その間にも頂上方面から空身でもどって来られる方もおり、情報収集。ガスで何も見えない、とのこと。
今日のお昼は味噌トンコツワンタンスープとおにぎり。雑談をしながら待っていると、前烏帽子がクッキリと見え始める。
「今だ!」とばかりに行軍再開。ザックをデポさせてもらい、頂上を目指す。
グングン天気は回復し、日がサンサンと差してきた。幸運にも恵まれ、最高の稜線歩きを楽しむ。
ほどなく頂上が見えてきた。天気のあまりの回復ぶりに大興奮し、大撮影会をしながらゆっくり近づく。ハイライトは頂上直下のクサリ場。ここは慎重に登る。
頂上のオベリスクからは絶景が広がって、立山連峰がクッキリ見えました。カッコいいなぁー。
しばらく誰も来ない頂上を独占し、景色を満喫。
小屋まで戻る途上、登ってくる方がどんどん増えてきた。
みなさん絶好の天気に破顔。お気持ちわかりますー。
小屋までザックを取りに戻ると・・・ん?あれ?何か落ちてる。
あ!何かが隠れてるぞ!
ついに北まで出現、小太郎河童だ!!烏帽子小屋の前でデビュー戦を飾る。
これからは北も河童旋風を起こすことを誓い、下山の途に就く。
下りは順調そのもの。天気もよく気持ちの良い下山を楽しみました。
さて、高瀬ダムまで下りてきて、タクシーで帰ろうとしたが待機がいない。
仕方がないので公衆電話で呼ぼうとすると、「ゲートが閉まってしまうのでもう無理です。」とのこと。がーん。
確かに時計は18時。まだ明るいがゲートが閉まってしまうのはどうすることもできない。頂上で好天に浮かれすぎたか・・・
帰りのタクシーは17:30くらいまでしか迎えに来られないようです。
すっかり意気消沈、高瀬ダムからトボトボと歩いて帰る道中、第四待避所と書かれたトンネルの手前で急にトンネル内のオレンジ電灯が消えて大騒ぎ。
これは結局19時になって自動消灯されたものと思われます。
ちょうど外も暗くなってきたのでヘッデン装着。トンネル内、横壁を照らして顔が見えただの(確かに見えなくはない。)大騒ぎしながら(山の神様ゴメンナサイ)意識的に会話を途切れさせることなく1時間強歩いて七倉山荘に帰投。
楽しみにしていた七倉山荘の日帰り湯も閉店。ホロ苦いデビューとなりました。
帰りに大町温泉郷の薬師の湯に立ち寄り、大急ぎで入浴、家路につきました。
初めての北アルプス、このメンバーで行けて最高でした。また来ます!!
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