唐松岳〜花の八方尾根を堪能〜

2013年08月10日(土) [日帰り]

• GPS: 06:59
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,206m
• 下り: 1,203m

コースタイム

08:07　八方池山荘
08:54　八方ケルン
09:39　扇雪渓（〜09:52）
10:54　唐松岳頂上山荘（〜11:17）
11:34　唐松岳（〜11:46）
11:56　唐松岳頂上山荘（〜12:20）
14:22　第2ケルン下のトイレ（〜14:36）
14:59　八方池山荘

天候

曇り時々晴れ。ほとんどガス。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・麓の宿泊場所「パイプのけむり」の駐車場を利用。
・八方アルペンラインは大人往復2,600円。

コース状況／危険箇所等

・八方池までは道も整備され、自然研究路になっているので花の観察には最高です。
・トイレもリフト乗場等にしっかり整備されています。
・八方池から唐松岳間も特に危険箇所はありません。人気の山だけあってよく整備されています。ただし、当然ですが登山装備は必要です。

写真

8/10 7:36

八方駅から7:30にゴンドラリフト「アダム」に乗って出発！乗車時間は8分。

8/10 7:45

アダムを降りてアルペンクワッドリフトの兎平駅へ。

8/10 7:47

アルペンクワッドリフト。乗車時間は7分。空の雲が気になる。

8/10 7:57

最後のグラートクワッドリフト。乗車時間は5分。

8/10 8:02

グラートクワッドリフトを降りると目の前は八方池山荘です。トイレを済ませ、ここからスタート！

8/10 8:14

歩き始めは蛇紋岩がゴロゴロした道を歩きます。乾いていてもツルツル、ピカピカの岩は滑り易いです。

8/10 8:17

一面に咲いている黄色い花はキンコウカでしょうか。

8/10 8:22

少しガスってきました。

8/10 8:32

平らな木道。とても歩き易い。

8/10 8:33

小さな雪渓が出現。

8/10 8:49

タカネマツムシソウ（まつむしそう科）。

8/10 8:52

タカネナデシコ（なでしこ科）。

8/10 8:55

八方池が見えて来ました。意外と可愛らしい池だったのでちょっと驚き。

8/10 8:58

天気が良ければ良く拝見する絶景なのでしょうが今日はこの通り。

8/10 8:58

第3ケルン（八方池）です。

8/10 9:00

ミヤマウイキョウ（せり科）。

8/10 9:00

八方尾根の固有種ハッポウウスユキソウ（きく科）。

8/10 9:02

ここからは本格的な登りです。土曜日だけあって登山者も多く、団体さんも前方に。

8/10 9:13

ダケカンバの樹林帯に突入。ここが「下ノ樺」でしょうか。八方の特殊な地質、植生の逆転現象に納得です

8/10 9:24

樹林帯を抜けて次の「上ノ樺」？へ。

8/10 9:41

再び樹林帯の中です。しばらく急坂が続きます。

8/10 9:54

扇雪渓に到着。休憩ポイントらしく多くの方がここで休憩していました。我々もここで水分と塩分を補給。

8/10 10:07

丸山へ向かう登りです。

8/10 10:16

丸山ケルンに到着。撮影のみで先に進みます。

8/10 10:17

ガスっていなければいい感じの稜線なのでしょうが。

8/10 10:38

チングルマの花畑です。

8/10 10:44

ガスは濃くなる一方。少し荒々しい道になってきました。

8/10 10:45

視界不良で高度感がないせいか、相方もスイスイと歩いて行きます。

8/10 10:46

で、危険箇所も問題なく無事に通過。

8/10 10:48

コバイケイソウ（ゆり科）。

8/10 10:49

イワカガミ（いわうめ科）とアオノツガザクラ（つつじ科）でしょうか？

8/10 10:49

ジムカデ（つつじ科）。

8/10 10:53

ここを抜けると間もなく頂上山荘に到着です。

8/10 11:23

山荘前でしばらく休憩後、山頂へと向かいます。両脇の斜面には終盤のコマクサも。

8/10 11:28

相変わらずガス、ガスで風も強し。

8/10 11:41

山頂に到着です。ここで相方と記念撮影。

8/10 11:43

久々の三角点タッチ！1年振りの後立山ですが真っ白で眺望ゼロなので早々に下山です。

8/10 12:00

途中で見つけたイワギキョウ（ききょう科）。

8/10 12:19

小屋に戻ってココアを注文。序でに唐松岳の山バッジも購入。いずれも500円也。

8/10 12:25

分岐を八方へと下ります。

8/10 12:33

シナノキンバイ（きんぽうげ科）。

8/10 12:35

危険箇所は慎重に下ります。

8/10 12:42

チングルマ。

8/10 12:44

こちらは綿毛になったチングルマ。

8/10 12:48

コバイケイソウもいっぱい咲いています。

8/10 13:02

丸山へと下ります。

8/10 13:13

振り返って丸山とケルンを。

8/10 13:13

雲が切れ、麓がよく見えてきました。

8/10 13:47

八方池が見えてきました。

8/10 13:53

ハクサンシャジン（ききょう科）。

8/10 13:59

八方池をアップで。こうして見ると小さいながらも中々の池ですね。

8/10 14:07

白馬岳方向は相変わらず雲が覆っています。

8/10 14:07

池のほとりから八方池を。

8/10 14:09

クガイソウ（ごまのはぐさ科）。

8/10 14:11

ニッコウキスゲ（ゆり科）。

8/10 14:13

ミヤマタンポポ（きく科）。

8/10 14:13

ユキワリソウ（さくらそう科）でしょうか？

8/10 14:17

手前が八方ケルン、奥に第2ケルン（息ケルン）とトイレ。

8/10 14:38

第2ケルン下のトイレ。水洗です。ここで休憩。

8/10 14:39

振り返ってパシャリと。

8/10 14:41

イワシモツケ（ばら科）。

8/10 14:43

ハクサンチドリ（らん科）。

8/10 14:59

八方池山荘とリフト乗場が見えてきました。日が指して暑い！

8/10 15:07

ラベンダーとバニラのミックスソフト（300円）。二口ほど食べた後での撮影(^^;)

8/10 15:24

クワッドリフトで快適な下り。行きと違って眺めも良好！

8/10 16:05

八方駅に到着し、本日の山行も終了。この日、ここから宿への坂道が一番きつかったかも。

8/11 10:16

翌日の八方尾根。この天気だと最高の眺めが楽しめたでしょうね〜。残念！

8/11 10:16

白馬方面もご覧の通りでした。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

感想

bbrod

ほぼ1年振りの後立山。
五竜にするか、唐松にするか迷いましたが相方の体調を考慮し、
楽な唐松をチョイス！
しかも麓で前後泊と結構リッチな山行。
ただし、宿泊代は意外と安く済みましたが。

先週末は記録的な猛暑で好天が続いていたのですが、
雨〇がいるせいか、登った日に限ってお山は雲の中（驚）
曇りがちで登り易い陽気だったのと雨には降られなかったのが幸いでしたが、
絶景を堪能することは叶わずでした。

ただ、八方尾根は見どころ満載ですね！
高山植物は豊富で親切な案内板もしっかり設置され、
花を覚えるにはとてもいい所です。
自然研究路というだけあって道やトイレもよく整備されておりご立派です。
さらには、植生の逆転現象に特殊な地質である蛇紋岩も面白いです。
事前にパンフ等で知識を得ておくと面白さ10倍です。

八方アルペンラインで標高773mの八方駅から標高1830mの八方池山荘まで一気に！
季節を変えてまた登ってみたいお山でした。

蛇足ですが、今回で90レコ達成！
残り10、ちょっと控え目ですが年内に100レコを目指したいと思います。

コメント

plater

はじめまして
はじめまして。
私も11日にまったく同じルートを行ってきました。最後の八方池山荘のソフトクリームまで一緒です(笑)
本当、花を覚えるには最適なルートですね。